失禁怪盗は誘い受け

カルキ酸

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シャワーを浴びて

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 香坂刑事は、怪盗をシャワー室に連れて来た。

「ほら、さっさとシャワー浴びてこい」
 背中をトンと叩き、怪盗をシャワーの前に突き出した。怪盗は、外しにくそうにベルトに手を掛ける。
「ああ。手錠が邪魔だったな。いいよ、脱がしてやる」
 香坂刑事は、手際よく彼のベルトを外してチャックを下ろし、スラックスと下着のふちに指を掛ける。怪盗は、恥ずかしさで下腹部のそれに血液が流れるのを感じて、慌てて冷静になろうとする。

「あ、いや、刑事!自分で脱ぎますから!」
 怪盗は、彼のでこを押し、必死に離れようとする。顔が熱くなっていく。
「ははっ、やっと拗ねるのやめたか。男同士、恥ずかしがるなよ」
ずるっと一気に下着もスラックスも下ろされる。驚いている間に、靴下も下げられ、下半身が露わになる。濡れたワイシャツの裾がぺたりと肌に張り付く。

「ほら、こっち来いって」
香坂刑事は、蛇口をひねり、お湯を出したシャワーを片手に手招きした。
「・・・これ以上にない辱めですね・・・うわっ」
お湯は、股と足を洗い流していく。
「・・・あーあ。結局、上も濡れたな。全部脱げ」
「・・・手錠を外してくれたら脱ぎますよ」
「それは出来ない相談だ。・・・次、後ろな」
 
 怪盗は、ムッとしながらも尻を香坂刑事に突き出す。シャワーが勢いよく洗っていく。不意にぶるっと寒気がして、怪盗は、排水溝に向けてチョロチョロと放尿を始めた。
「・・・どんだけ出るんだよ」
呆れながら香坂刑事は言う。怪盗は耳まで赤くしながら
「それだけ我慢してたんですよ」
と返した。

 シャワーが終わり、バスタオルを巻いてやりながら、香坂刑事はため息をついた。
「はぁ、何だか俺も小便したくなってきたな」
そんな言葉に、
「刑事のおしっこしているとこ、私も見てあげましょうか?」
怪盗はニヤつきながら言う。そして、怪盗は自分の睾丸がぐっと上がってくるのを俄かに感じた。
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