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何でもない夕食
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「で?」
「なんですの?」
「はい、光輝、あーん。」
「あーん。」
「人前!あんたら人前やで!!」
「気にしたら敗けだと思うよ、俺は。」
「モグモグ………」
輪炎は思いっきり叫びたい気分になった。
静羅に無理矢理つれてこられ、ついたらくそカップルのくそみたいなラブシーンを見せつけられ、よくわかってないやつらに説明したりなんやかんやで、一週間をコイツらと過ごす雰囲気がもうできてしまった。
別に輪炎は、コイツらが嫌いなわけではない。好きでもないが。
ただ、個々にそれぞれ有能であり力を持つためか自由なのだ。
自由人なのだ。
自由人の集まりと言うのはつまりは、無法地帯と一緒であると輪炎は思う。
自分が自由人でないかと言われたら、人と比べれば自分勝手な部分はあると思うがそんな輪炎でさえ、コイツらは異常だと思うほどの自由人。そんなやつらと一週間。
輪炎はルールが必要だと感じていた。
「共同生活をするに当たって、なんかあんだろ。これだけは守れ的な。」
「んー、光輝に手を出すなとか?」
「泉花に近づくなとかかい?」
「紅茶を買いそろえろとかでしょうか。」
「あー、なんやろ、料理は分けあえとかやろーか。」
「子供には気をつけようじゃない?」
「んー、モグモグ……。」
輪炎は切実に感じていた。ルールが必要だと。絶対的なルールが必要だと。
「………あー、じゃあ、一週間ってことは七日間だろ?今日はもう殆ど終わりだからいいとして、明日からの家事とかの当番とか決めといた方がいいんじゃねぇの?」
「そうだね!!じゃあ、明日から輪炎お願いね!」
「………あ?まて、明日はじゃねぇの?」
「明日からの六日間は、家事は輪炎担当ね!!」
「はぁ????」
「いいですわね。」
「さすが泉花だね。」
「賛成や。」
「いいんじゃねぇのー?」
「モグモグ……賛成ですー。」
「ふざけんじゃねぇ!!!!当番制だろ普通!!」
「ええー。じゃあ、一人だけ選ばしてあげるよ。その人と協力して頑張ってね。」
「なんで、二人で六日間もやらなきゃいけねぇんだよ!!全然バカンスじゃねぇよ!!」
「そうかな?相手次第ではバカンスだと思うよ。俺だったら泉花といればバカンスだからね。」
「黙れ、バカ。」
「ワガママだなぁ、じゃあ、明日は輪炎ね。明後日のは明日の夜に決めよう。」
「……それなら、まぁ。」
「じゃあ、選んで?」
「は?」
「だから、協力者!誰にするの?」
「いいよ、一人でやる。」
「それは大変だからだめ!!早く選びなよ。誰でもいいんだよー?」
泉花と光輝はニヤニヤしながら輪炎を見つめる。輪炎は本当に帰りたくなった。
あまりに見つめてくるので、輪炎は仕方なく口を開いた。
輪炎が協力者に選んだのは…………。
「なんですの?」
「はい、光輝、あーん。」
「あーん。」
「人前!あんたら人前やで!!」
「気にしたら敗けだと思うよ、俺は。」
「モグモグ………」
輪炎は思いっきり叫びたい気分になった。
静羅に無理矢理つれてこられ、ついたらくそカップルのくそみたいなラブシーンを見せつけられ、よくわかってないやつらに説明したりなんやかんやで、一週間をコイツらと過ごす雰囲気がもうできてしまった。
別に輪炎は、コイツらが嫌いなわけではない。好きでもないが。
ただ、個々にそれぞれ有能であり力を持つためか自由なのだ。
自由人なのだ。
自由人の集まりと言うのはつまりは、無法地帯と一緒であると輪炎は思う。
自分が自由人でないかと言われたら、人と比べれば自分勝手な部分はあると思うがそんな輪炎でさえ、コイツらは異常だと思うほどの自由人。そんなやつらと一週間。
輪炎はルールが必要だと感じていた。
「共同生活をするに当たって、なんかあんだろ。これだけは守れ的な。」
「んー、光輝に手を出すなとか?」
「泉花に近づくなとかかい?」
「紅茶を買いそろえろとかでしょうか。」
「あー、なんやろ、料理は分けあえとかやろーか。」
「子供には気をつけようじゃない?」
「んー、モグモグ……。」
輪炎は切実に感じていた。ルールが必要だと。絶対的なルールが必要だと。
「………あー、じゃあ、一週間ってことは七日間だろ?今日はもう殆ど終わりだからいいとして、明日からの家事とかの当番とか決めといた方がいいんじゃねぇの?」
「そうだね!!じゃあ、明日から輪炎お願いね!」
「………あ?まて、明日はじゃねぇの?」
「明日からの六日間は、家事は輪炎担当ね!!」
「はぁ????」
「いいですわね。」
「さすが泉花だね。」
「賛成や。」
「いいんじゃねぇのー?」
「モグモグ……賛成ですー。」
「ふざけんじゃねぇ!!!!当番制だろ普通!!」
「ええー。じゃあ、一人だけ選ばしてあげるよ。その人と協力して頑張ってね。」
「なんで、二人で六日間もやらなきゃいけねぇんだよ!!全然バカンスじゃねぇよ!!」
「そうかな?相手次第ではバカンスだと思うよ。俺だったら泉花といればバカンスだからね。」
「黙れ、バカ。」
「ワガママだなぁ、じゃあ、明日は輪炎ね。明後日のは明日の夜に決めよう。」
「……それなら、まぁ。」
「じゃあ、選んで?」
「は?」
「だから、協力者!誰にするの?」
「いいよ、一人でやる。」
「それは大変だからだめ!!早く選びなよ。誰でもいいんだよー?」
泉花と光輝はニヤニヤしながら輪炎を見つめる。輪炎は本当に帰りたくなった。
あまりに見つめてくるので、輪炎は仕方なく口を開いた。
輪炎が協力者に選んだのは…………。
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