武器・スキルチートで異世界転移

暁の彼方

文字の大きさ
7 / 20

7話

しおりを挟む
 僕たちはハーブの森の向こう、スピリットフォレスト目指して歩いていた。
 スピリットフォレストは歩いて約四時間ぐらい、出発したのが朝九時なので昼一時には着く予定だ。
 食料は、干し肉にパン、魔道具に入っている水だけだ。食料はいつ買ったんだって?防具買いにに行った道中で売ってたからまとめ買いしました。まとめ買いと言っても十日分だけどね。
 水は井戸から汲んで、アランさんが魔道具を持っていたのでそれに入れてきた。魔道具には九十リットル入る。魔道具スゲー!
 後、どうしてスピリットフォレストを目指しているかと言うと、ハーブの森周辺にフォレストウルフがいるのはそこだけだからだ。
 今のところ、僕たちが遭遇した魔物はゴブリンばかりだったが、少し前に、フォレストウルフと遭遇した。今回は四匹ほどだったので、すぐに倒せた。
 レアドロップ?そんな簡単に出るもんじゃないですよ。あの時?あれは運が良かっただけです。はい。
 
「どうしてこんなところにまで、フォレストウルフが来てんだ?スピリットフォレストで一体なにが起きていやがる・・・」
「ここには、通常フォレストウルフはいないんですか?」
「ん?あぁ、ここの森にいるのは、ゴブリンとオークとトレントくらいだな。だから、おかしいんだよ。」

 という事は、やはりスピリットフォレストで何かが起きていることで間違いなさそうだった。
 僕たちは、さらに奥へと進んで行く。
 三時間ほど歩いただろうか?森の中にいるはずなのにだんだんと暑くなってきた。僕の気のせいかなと思ったがみんな暑そうにしていた。
 少し歩くと川があり、ここで涼んでいこうという事になった。ティアラは顔を洗い、アランは豪快に水の中に頭ごと突っ込んでいた。僕は木陰で休みながら水を飲んでいた。
 すると、こんな声が聞こえてきた。

「り・・・でて・・なん・・・・・・」
「俺・・・死に・・・・・だ・・・・」

 そして、僕たちは顔を見合わせ、逃げるかと思いきや、奥へと進んで行った。いったいこの向こうで何が起きているのか確認するためだ。
 だんだん焦げ臭くなり暑くなってきたので、顔をしかめていると、だんだん森が開けてきた。
 しかし、森を抜けた先は地獄絵図だった。地龍がいて、あたりをとにかく燃やしていたのだ。さらに地龍がいた場所にはクレーターができ、何か動く生物を見つけると、それに喰らいつき人であろうが魔物であろうが、食べていたのである。
 周りに残っていたのは、数名の冒険者と何も言わない屍と魔物だけだった。
 僕とティアラはその光景に吐きそうになったが、そんな場合ではなかった。龍がこちらを向いたのだった。
 アランは、覚悟を決めたようで背負っていた大剣を抜く。どうやら僕たちも覚悟を決めなければならないようだ。
 僕はAKが効くか撃つ、アランがすぐ隣から凄く大きな音が聞こえたため、驚いてこっちを見たがすぐ地龍に向き直り突撃していった。
 AKの弾丸は弾かれた。僕は他に何か手はないかすぐに考える。すると後ろの方で「俺がいるじゃないか」と聞こえた気がした。背中に背負っていたM72 LAWに変え、撃つ。そして着弾。その瞬間「ドゴォン」と音がする。
 着弾した部位は鱗が剥げていた。ティアラはその音で我に返ったようで、近くで倒れていて生きてる人だけを森の中に運んでいた。
 どうやら、地龍に効果が一番あるのはロケットランチャーなどの爆発系武器だった。そして、最後に残っていたもう一発を撃つ。また爆発音がするが今回はあまり、効果がない。
 僕は他の人にはあまり見られたくなかったが、武器生成の能力を使う。もちろん生成するのは、もとからイメージしてあるM72 LAWだ。次々に虚空から何かを取り出すのを見て、まわりは驚いていたが気にしない。
 次から次へと撃つ。ただしアランには当たらないようにしてだ。
 そして十発くらい撃った時に地龍が悲鳴を上げる。
 最初はアランを標的にしていたが、こちらを脅威だと感じたようで、ずしん、ずしんと巨体を動かしながら迫ってくる。アランは動き始めたときには、離脱していた。
 僕的にはこちらの方が都合がいい。何故なら頭を確実にこちらに向けてくるからだ。僕は次々に頭に狙いをつけ、撃つ。それを繰り返しながらみんなから離れる。 そして地龍は炎のブレスをはいてきて、危うくそれをかわすとそのまま薙ぎ払ってくる。僕はそのまま首が曲がる限界まで行くと、地龍もあきらめたようでまたこちらに向き追いかけてくる。ところところで炎のブレスを吐きながら。
 生成したM72 LAWはインベントリに入れてあるので、撃ったら出し撃ったら出す。そうして、三十発程度頭に撃った時にまた悲鳴を上げる。僕は鑑定で相手のhpを見る。

 地龍
 hp8000

 八千!?とすると一発当たりどのくらい与えられるんだ?頭の鱗は厚かったけど、今はだいぶ剥がれてきている。という事は結構早く終わりそう?と油断したときに炎のブレスを吐いてくる。これは避けられないと思い、防具で覆われてない顔の部分を守り、そのまま受ける。ダメージを覚悟したが、全然痛みが襲ってこないのを疑問に思い目を開けると青白い半円のバリアのようなものが出ていた。
 それから三十秒後ブレスがとまったので解除と頭で考えると、解除された。
 合計九十発撃ち込んだだろうか?すると、「ドッシン!」と言う音がして、そこには地龍が倒れていた。
 地龍は少しずつ光となり、消えていった。僕は、ほっと息をつく。そして冷静にドロップアイテムを確認しに行く。ドロップアイテムは地龍の鱗・爪・牙・火炎袋・地龍の肉が大量にあり、逆鱗が一個に、カードが一枚あった。
 すると、「おーい!」と、アランの声が聞こえる。こっちも、手を振り返すと、急に疲れが襲ってきた。

「地龍はどうした!?」
「討伐しましたよ。」
「な!?・・・・本当か?どこかに逃げたわけじゃなくてか?」
「はい。ちゃんと素材もありますよ。いります?」
「いや、あいつはほとんど兄ちゃんがほとんど一人で倒したやつだからいらねぇけどよ。兄ちゃん爆裂魔法なんて使えたのか?」
「爆裂?使えませんよ、そんな強そうなの。」
「それじゃ、あの爆発は何なんだ?」
「あぁ、あの爆発はこいつですよ。M72 LAWって言ってロケットランチャーって言う武器ですね。」
「うへぇ、武器であんだけの爆発をおこすなんてすげぇな・・・・・」

 そのあとは、ギルドに報告して、一部素材の提出を求められたりした。それからは、事情聴取とかでその日まるまる一日使ってしまった。

「今日は疲れましたね・・・・」
「そうだね・・・・」

 ティアラは事情聴取と助けてもらった人からお礼をたくさん言われすぎて疲れていたのだ。
 ギルドに所属していた冒険者の被害は死者五十人重軽傷者九十名だそうだ。
 とりあえず、僕たちは疲れたので宿に帰ることにした。
 宿の夕食は、ステーキだった。とてもおいしいソースがかかっていて、ボリュームもあったためかなり満足できた。
 部屋でステータスを確認する前に、あのバリアみたいなのは何だろうと思いスキルを確認した。(新しく増えたスキルのみ)

 スキル

 防壁・人max9
 防壁・龍1
 威圧・龍6
 スピードローダー1

 ユニークスキル

 アイテム生成(制限あり)

 なんか、生成系スキルがまた増えてるし、しかも防壁はわかる。だが龍の威圧ってなんだ!?威圧なんて使った覚えがないぞ?もしかしてだけど、龍を倒したことにより増えたのか?きっとそうだそうに違いない。
 よし次はステータスを見てみよう。

 ステータス
 名前 東亮太 17歳
 レベル92
 hp6209
 mp10908
 str3098
 def3687(6039)
 int13005
 agl2369(958)
 dex5065(1059)
 称号
 龍を討伐したもの
 装備(現代兵器)
 M1911(200)
 AK-47(1050)
 M72 LAW(30000)
 ポイント振り分け 残りポイント635
 str3098(5) def3687(0) int13005(0) agl2369(15) dex3095(15)

 うわ、一気にステータスが上昇したな。しかも称号が増えてるし、これも何か効果があるのだろう、あと防壁・人のボーナスも確認しよう。

 龍を討伐したもの
 スキル 威圧・龍6を覚える。
 効果 龍特効特大
 獲得条件 龍を一人で倒したもの。

 ちょっと待て、アランさんも一緒に攻撃してたよな?つまりアランさんの攻撃は一ダメージも入ってないってことか!?それは・・・・うん。なんも言えないな。
 それで、防壁・人のボーナスは?

 防壁・人9max 防壁と念じるか、声に出すことにより防壁を張ることができる。maxボーナス レベルアップ時にvitに上昇ボーナス。ダメージを受けた時にダメージ減少が発動。

 なかなか使えるんじゃないか?ダメージ減少はどのくらいかわからないが、それでもかなりうれしい。
 他にスキルレベルが上がったものは射撃術と剣術だ。
 射撃術はmaxになり、剣術は八まで来た。射撃術のボーナスはと言うと・・・・

 射撃術6 銃で狙うときの精度が上がる。maxボーナス レベルアップ時にdexに上昇ボーナス。スピードローダーを入手する。

 と言う物だった、スピードローダーはうれしいかなと思った。
 これでひとまずチェックはおわりにしよう。
 おやすみなさい・・・・・
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる

アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。 でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。 でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。 その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。 そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜

シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。 起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。 その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。 絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。 役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。

転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする

ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。 リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。 これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。

30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。

ひさまま
ファンタジー
 前世で搾取されまくりだった私。  魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。  とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。  これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。  取り敢えず、明日は退職届けを出そう。  目指せ、快適異世界生活。  ぽちぽち更新します。  作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。  脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。

黒ハット
ファンタジー
 前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。  

氷河期世代のおじさん異世界に降り立つ!

本条蒼依
ファンタジー
 氷河期世代の大野将臣(おおのまさおみ)は昭和から令和の時代を細々と生きていた。しかし、工場でいつも一人残業を頑張っていたがとうとう過労死でこの世を去る。  死んだ大野将臣は、真っ白な空間を彷徨い神様と会い、その神様の世界に誘われ色々なチート能力を貰い異世界に降り立つ。  大野将臣は異世界シンアースで将臣の将の字を取りショウと名乗る。そして、その能力の錬金術を使い今度の人生は組織や権力者の言いなりにならず、ある時は権力者に立ち向かい、又ある時は闇ギルド五竜(ウーロン)に立ち向かい、そして、神様が護衛としてつけてくれたホムンクルスを最強の戦士に成長させ、昭和の堅物オジサンが自分の人生を楽しむ物語。

処理中です...