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1章
11.アセリアの覚醒2 「俺の魔力と、君の魔術の知識があれば、何だってできる」
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アセリアとテト。2人が力を合わせて魔術を放った瞬間――
ばきばきばきっ!
すさまじい轟音と共に、竜巻となった風が目の前にあった木々を襲った。
あっという間に、木々は根元から折れ、地面に散らばる。
風はそれでも尚物足りないというように、巨大な竜巻となって空へと昇っていく。
『こ……これは……』
テトは目の前の光景に、信じられない思いで飛び上がった。
『す、すごいぞアセリア! 見たか! 今のが君の魔術だ!』
全身の毛を膨らませて興奮するテトに対し、アセリアはといえば今だ呆然と、へし折れた木々を眺めている。
「……っ」
『おい、アセリア。大丈夫か? おーい。どこか痛むのか?』
呆然とするアセリアの前で、しっぽをふりふりする。
アセリアはそれでもしばらく反応がなかったが、やがてガシッと勢いよく、テトの尻尾を握りしめた。
「ぎゃにゃあっ」
「……今のって……、風魔術? 本当に……私の……」
『お、おう! そうだ。やったな、成功だよアセリア! だからちょっと尻尾は離し……」
「……私の、魔術……」
アセリアは、ふさふさの尻尾に顔を埋めた。
かすかに小さく鼻をすする音が聞こえたので、尻尾を取り戻すのは諦めることにする。
まあ、毛並みが濡れるくらい、後で風呂にでも入ればいい。
「テトが……私に魔力を貸してくれたんだよね」
アセリアの復活は、思うよりも早かった。
どうやら、思わず感極まってしまっただけだったらしい。
『そうそう。だからこれからも遠慮なく使ってくれていいぞ。俺と君は契約してるんだし』
「……でも」
『もし気になるなら、俺が魔術を発動できる方法を考えてくれないか? それでイーブンってことで』
「え……テト、魔術使えないの?」
『うん、だってほら――にゃーお』
猫の声で鳴いたテトに、アセリアは一瞬目をぱちくりとしたあと、花が咲くように笑った。
「ふ、ふふっ、ふふふっ」
『あっ、笑うなよ。これでも結構ショックなんだぞ』
「ふ、ふふっ、ふふ……ごめん。だって、こんなにすごい魔力を持ってるのに、猫だから」
アセリアは、我慢出来なくなったのか、とうとうテトを抱えたまましゃがんでしまう。
ひとしきり笑うとようやく落ち着いたのか、涙のにじんだ目尻を拭って、テトを見つめた。
「ありがとうテト。テトのおかげで、ちょっと楽しくなってきた」
『それは良かった。これからは、忙しくなるな。俺の魔力と、君の魔術の知識があれば、何だってできる』
「そっか、何だってできる……」
そう呟くアセリアの口元に、かわいらしい微笑みが浮かぶ。
その笑顔に、テトは思わず見惚れてしまう。アセリアが心から嬉しそうにしている姿を見るのは、初めてのことだった。
「テト、ありがとう。私、もっといろんな魔術を試してみたくなってきた。今まで発動できなかった魔法も、もしかしたらテトの力を借りれば使えるようになるかもしれない」
そう言ってアセリアは立ち上がると、テトを頭に乗せて、魔術を次々と放ち始める。
「テト、次」
『はいはい。えー、風よ』
「ストップ、そのまま。詳細指定しないまま繋がりを開いて」
『ん? えーっと?』
「大丈夫、そのまま。何もしないでいてくれたらいい。私が繋げる」
(うおおおお!? す、すすす吸い取られるるううう)
さすが天才少女。
アセリアは早速コツを掴んだらしく、テトといちいち魔法の発動を合わせずとも、魔力を引き出し放題にしてしまった。
「ふふ、ふふふふっ、あはははははっ、んふふふふふふっ、行け! 風よ! 」
(おーおー、こりゃすごい)
風が渦を巻き、土煙が舞い上がる。その狂乱の風の只中で、アセリアは生き生きと笑っていた。
(そうか。アセリアは魔術が好きなんだな)
端から見れば、笑いながら魔術を乱発するという、狂気を宿して見えるアセリアに、当事者のテトはといえばしみじみと微笑ましさを覚えていた。
風属性という不遇の才能に嘆き、自分の力のなさに絶望しながらも、アセリアは王宮にある魔術書を全て読破してしまうほど、魔術を愛していたのだ。
今、魔術を紡ぐ彼女の横顔は興奮に輝き、どこまでも美しい。
(俺は、この子の笑顔を、ずっと守っていこう)
テトはそう、父性の目覚めのような心地よさを感じながら、改めて自分の胸に誓ったのだった。
(しかし、ぜんぜん魔力、切れないな)
こんなことができるアゼリアの凄さは言うまでもないが、底が感じられない自分の魔力にも少し恐ろしさを覚える。
(星獣ってもしかして、魔力量ヤバい?)
そんなことを思いながら、しばらく愛娘の暴走を見守るという楽しい時間を堪能していたものの――
「一体何事ですか!?」
突如響き渡るミント先生の声に、アセリアとテトは、はっと我に返った。
(あっ、しまった……!)
魔力使い放題に狂喜乱舞したアセリアのせいで、美しく整えられていた庭木は根こそぎ倒れ、地面は穴だらけ。周囲の建物はまるで砂塵あらしにでも襲われたように、砂埃を被っている。
「こっ、こ、これは……」
とんでもない惨状を目にした、ミント先生は言葉を失っていた。
「……先生のこと、忘れてた」
アセリアが小さく呟く。
『だ、大丈夫だ。なんとか誤魔化そう』
「……どうやって?」
『ンンンンッ』
無理だ。いくら考えたところで、さっぱりなにも案が浮かばない。
「アセリア様、まさかこの魔術は、あなたが……?」
「……魔物が襲ってきました」
「ええっ!? 王宮内に魔物が!? そいつは今どこに? いますぐ近衛騎士団に伝えて処理を」
「も、もう大丈夫です。森に帰っていきました」
「ええええっ!?」
動揺しながら言い訳を探すアセリアに、ミント先生は信じられないという目で荒れ果てた庭を見回している。
『いや、アセリア。それはちょっと厳しいんじゃないか?』
「……ん、そうかも」
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ばきばきばきっ!
すさまじい轟音と共に、竜巻となった風が目の前にあった木々を襲った。
あっという間に、木々は根元から折れ、地面に散らばる。
風はそれでも尚物足りないというように、巨大な竜巻となって空へと昇っていく。
『こ……これは……』
テトは目の前の光景に、信じられない思いで飛び上がった。
『す、すごいぞアセリア! 見たか! 今のが君の魔術だ!』
全身の毛を膨らませて興奮するテトに対し、アセリアはといえば今だ呆然と、へし折れた木々を眺めている。
「……っ」
『おい、アセリア。大丈夫か? おーい。どこか痛むのか?』
呆然とするアセリアの前で、しっぽをふりふりする。
アセリアはそれでもしばらく反応がなかったが、やがてガシッと勢いよく、テトの尻尾を握りしめた。
「ぎゃにゃあっ」
「……今のって……、風魔術? 本当に……私の……」
『お、おう! そうだ。やったな、成功だよアセリア! だからちょっと尻尾は離し……」
「……私の、魔術……」
アセリアは、ふさふさの尻尾に顔を埋めた。
かすかに小さく鼻をすする音が聞こえたので、尻尾を取り戻すのは諦めることにする。
まあ、毛並みが濡れるくらい、後で風呂にでも入ればいい。
「テトが……私に魔力を貸してくれたんだよね」
アセリアの復活は、思うよりも早かった。
どうやら、思わず感極まってしまっただけだったらしい。
『そうそう。だからこれからも遠慮なく使ってくれていいぞ。俺と君は契約してるんだし』
「……でも」
『もし気になるなら、俺が魔術を発動できる方法を考えてくれないか? それでイーブンってことで』
「え……テト、魔術使えないの?」
『うん、だってほら――にゃーお』
猫の声で鳴いたテトに、アセリアは一瞬目をぱちくりとしたあと、花が咲くように笑った。
「ふ、ふふっ、ふふふっ」
『あっ、笑うなよ。これでも結構ショックなんだぞ』
「ふ、ふふっ、ふふ……ごめん。だって、こんなにすごい魔力を持ってるのに、猫だから」
アセリアは、我慢出来なくなったのか、とうとうテトを抱えたまましゃがんでしまう。
ひとしきり笑うとようやく落ち着いたのか、涙のにじんだ目尻を拭って、テトを見つめた。
「ありがとうテト。テトのおかげで、ちょっと楽しくなってきた」
『それは良かった。これからは、忙しくなるな。俺の魔力と、君の魔術の知識があれば、何だってできる』
「そっか、何だってできる……」
そう呟くアセリアの口元に、かわいらしい微笑みが浮かぶ。
その笑顔に、テトは思わず見惚れてしまう。アセリアが心から嬉しそうにしている姿を見るのは、初めてのことだった。
「テト、ありがとう。私、もっといろんな魔術を試してみたくなってきた。今まで発動できなかった魔法も、もしかしたらテトの力を借りれば使えるようになるかもしれない」
そう言ってアセリアは立ち上がると、テトを頭に乗せて、魔術を次々と放ち始める。
「テト、次」
『はいはい。えー、風よ』
「ストップ、そのまま。詳細指定しないまま繋がりを開いて」
『ん? えーっと?』
「大丈夫、そのまま。何もしないでいてくれたらいい。私が繋げる」
(うおおおお!? す、すすす吸い取られるるううう)
さすが天才少女。
アセリアは早速コツを掴んだらしく、テトといちいち魔法の発動を合わせずとも、魔力を引き出し放題にしてしまった。
「ふふ、ふふふふっ、あはははははっ、んふふふふふふっ、行け! 風よ! 」
(おーおー、こりゃすごい)
風が渦を巻き、土煙が舞い上がる。その狂乱の風の只中で、アセリアは生き生きと笑っていた。
(そうか。アセリアは魔術が好きなんだな)
端から見れば、笑いながら魔術を乱発するという、狂気を宿して見えるアセリアに、当事者のテトはといえばしみじみと微笑ましさを覚えていた。
風属性という不遇の才能に嘆き、自分の力のなさに絶望しながらも、アセリアは王宮にある魔術書を全て読破してしまうほど、魔術を愛していたのだ。
今、魔術を紡ぐ彼女の横顔は興奮に輝き、どこまでも美しい。
(俺は、この子の笑顔を、ずっと守っていこう)
テトはそう、父性の目覚めのような心地よさを感じながら、改めて自分の胸に誓ったのだった。
(しかし、ぜんぜん魔力、切れないな)
こんなことができるアゼリアの凄さは言うまでもないが、底が感じられない自分の魔力にも少し恐ろしさを覚える。
(星獣ってもしかして、魔力量ヤバい?)
そんなことを思いながら、しばらく愛娘の暴走を見守るという楽しい時間を堪能していたものの――
「一体何事ですか!?」
突如響き渡るミント先生の声に、アセリアとテトは、はっと我に返った。
(あっ、しまった……!)
魔力使い放題に狂喜乱舞したアセリアのせいで、美しく整えられていた庭木は根こそぎ倒れ、地面は穴だらけ。周囲の建物はまるで砂塵あらしにでも襲われたように、砂埃を被っている。
「こっ、こ、これは……」
とんでもない惨状を目にした、ミント先生は言葉を失っていた。
「……先生のこと、忘れてた」
アセリアが小さく呟く。
『だ、大丈夫だ。なんとか誤魔化そう』
「……どうやって?」
『ンンンンッ』
無理だ。いくら考えたところで、さっぱりなにも案が浮かばない。
「アセリア様、まさかこの魔術は、あなたが……?」
「……魔物が襲ってきました」
「ええっ!? 王宮内に魔物が!? そいつは今どこに? いますぐ近衛騎士団に伝えて処理を」
「も、もう大丈夫です。森に帰っていきました」
「ええええっ!?」
動揺しながら言い訳を探すアセリアに、ミント先生は信じられないという目で荒れ果てた庭を見回している。
『いや、アセリア。それはちょっと厳しいんじゃないか?』
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