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1章
17.日常の終わり 「つまり、風魔法って、最強……?」
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「つまり、風魔法って、最強……?」
気圧の話をしてから数日。
新たな発見があるたび、そんなことを呟くのがすっかりアセリアの口癖になっていた。
アセリアは風魔術の――と、いうより『空気』の、その性質について、調べることに夢中になった。
やはりというべきか、アセリアは魔術オタクの素質があったらしい。
文字通り、昼も夜も忘れて、食事も睡眠もおろそかにしながら研究にのめり込んでいる。
テトはといえば、そんなアセリアの口にパンを突っ込んだり、寝不足で気絶した身体をベッドに運んだり、身体を拭いたり(見てないよ)と、彼女のサポートにいそしんだ。
(サンドイッチ伯爵婦人ってこんな気分だったのかな)
そんなくだらないことを考えながら、今日も今日とて、アセリアにの口に、栄養バランスを考えたサンドイッチをねじ込んでいく。
幸いだったのは、この数日ですっかりテトは風の宮に住まう者たちと仲良くなった上、読み書きが出来るようになったことだ。
最も、読み書きの語彙はほとんど食事に関するものだが。
(明日の朝ご飯は、パン、卵、フィッシュフライ、生の野菜も忘れずに届けてねっと)
ペン先に爪をねじ込んで、つたない字を書いていく。
侍女たちはアセリアが夢中になると寝食を忘れることに慣れているのか、アセリアが引きこもっても、特別驚く様子はなかった。
むしろ、食べさせたい食事を指定した手紙を、アセリアが書いたものだと偽って持っていくと、泣いてよろこばれた。
「ありがとう。賢い猫ちゃん。明日もアセリア様にちゃんと食べさせてね」
母の侍女のマーサなどはそう言って、ご機嫌でテトの喉元を撫で撫でしてくれる。
アセリア様の賢い飼い猫。
最近では、風の宮の侍女たちにそう認識されたらしく、何かとアセリアへの伝言やら、お世話を半ば冗談だろうが、頼まれてしまっている。
そして、人はどうやら、猫を見ると話しかけたくなってしまうらしい。
「ううっ、アセリア様が、授業に出てきてくれません! 私、とうとうクビになるんでしょうか?」
そんな風に、アセリアの魔術教師であるミント先生に捕まって、人気のないところで人生相談されたりもした。
「にゃーん(いや、ほんとごめん。あの子ちょっと実験に夢中になってるだけなんだよ。先生に非はないから)」
「うううっ、ううー猫さんんんん」
言葉こそ伝わらないものの、尻尾で慰めるようにふさふさとしてやる。
すると先生はテトを抱き締めて、わんわんと泣き始めてしまった。
「私、実力のある冒険者だって言われて王宮に召喚されましたけど、本当はそんなことないんです……ぐすっ、だって、所詮風魔法使いですから、ずぴっ、パーティではいつも、荷物持ち扱いで……」
「にゃ、にゃあーん(そうだったのか……、貴族以外でも、風魔術使いはそういう扱いなんだな。可哀想に)」
肉球でよしよししてやると、ミント先生はさらに泣いてテトのお腹の毛並みに顔を擦り付けてくる。
(うーん、先生。出来る女ってカンジだったけど、俺の前じゃ、見る影もないな)
見てはいけない秘密を知った気がして、テトは少しばかり猫のこの身に、人間の意識があることを申し訳なく思った。
+++++
そんなこんなで、のんびりとした日々を過ごしていたところに、事件は起きた。
アセリアが父であるファルト国王に呼び出されたのだ。
アセリアとテトは、重厚な扉の前で足を止めた。
そこは王の謁見室――城の中でも最も格式高く、荘厳な空間だ。
(たかが娘と会うのに謁見だなんて、よっぽどアセリアのことが可愛くないのか、この父親は)
アセリアの境遇に不満がある為か、ついそんなことを思ってしまう。
扉の前に立つ衛兵たちが、アセリアの姿を認めると、恭しく頭を下げる。
そして、大きな扉をゆっくりと開いた。
室内に一歩足を踏み入れた瞬間、アセリアの身体が緊張に硬直する。
広大な謁見室の奥、高くなった玉座に腰掛ける王の姿が目に入った。玉座の脇には、数名の家臣と、そして王子らしき子供の姿もある。
一人は、アセリアを心配してくれていた、アーサー王子だ。
王子はやはりいい子なのか、今日も少し心配そううにアセリアを見守ってくれている。
対して、もう一人の、燃えるような赤い髪をした王子は目つきが悪い。
アセリアを見下すような、冷たい視線を向けている。
アセリアは平気な顔をしていたが、威圧的な空気にテトは思わず息を飲んだ。
たっぷりとした裾の長いスカートの中で、緊張感いっぱいに身を縮こまらせる。
『……あのー。アセリアさん? やっぱりこのまま隠れていくっていうのはまずいんじゃ……』
思わず、テトは呟く。
いくらスカートの下にペチコートがふんだんに入っているとはいえ、ちょっと気まずい。
しかし無言でスカートがぱしっと叩かれ、黙れ、という感情がパスを通して伝わってくる。
(くうっ、このわがまま傍若無人王女め)
良くない状況だとは、分かっている。
しかし、テトを連れていけないと分かったときのアセリアの絶望顔を思い出すと、否とは言えなかったのだ。
「……第四王女アセリア、参上いたしました」
アセリアは平静を装いながら、恭しく王に頭を下げる。
そんなアセリアを睥睨して、王は呟いた。
「アセリア、この度、多量のラディカを持ち帰ったそうだな」
王の低い声が、謁見の間に響く。
その声には、怒気というよりは疑惑の色が滲んでいた。
(なるほど、薬草の――ラディカの件か……!)
アセリアの実力伝わっただけにしては、遅すぎるタイミングの呼び出しだと思っていた。
どうやら王が興味を持ったのは、アセリアの実力ではなく、大金の価値があるラディカのほうらしい。
「……はい。王宮の外の森で見つけました」
アセリアも一瞬焦ったようだが、表面は淡々として答える。
正直に答えたのは、誤魔化すのが難しいと判断したからか、それとも――
「ほう、森で。それは都合が良いな」
そう嘲笑うように言ったのは、アーサー王子の対面に立つ、赤髪の王子だった。
彼はアセリアを見下すような目で、続ける。
「風の魔術師如きに、魔の森の奥まで探索できるとは思えんが」
(……こいつ!)
気圧の話をしてから数日。
新たな発見があるたび、そんなことを呟くのがすっかりアセリアの口癖になっていた。
アセリアは風魔術の――と、いうより『空気』の、その性質について、調べることに夢中になった。
やはりというべきか、アセリアは魔術オタクの素質があったらしい。
文字通り、昼も夜も忘れて、食事も睡眠もおろそかにしながら研究にのめり込んでいる。
テトはといえば、そんなアセリアの口にパンを突っ込んだり、寝不足で気絶した身体をベッドに運んだり、身体を拭いたり(見てないよ)と、彼女のサポートにいそしんだ。
(サンドイッチ伯爵婦人ってこんな気分だったのかな)
そんなくだらないことを考えながら、今日も今日とて、アセリアにの口に、栄養バランスを考えたサンドイッチをねじ込んでいく。
幸いだったのは、この数日ですっかりテトは風の宮に住まう者たちと仲良くなった上、読み書きが出来るようになったことだ。
最も、読み書きの語彙はほとんど食事に関するものだが。
(明日の朝ご飯は、パン、卵、フィッシュフライ、生の野菜も忘れずに届けてねっと)
ペン先に爪をねじ込んで、つたない字を書いていく。
侍女たちはアセリアが夢中になると寝食を忘れることに慣れているのか、アセリアが引きこもっても、特別驚く様子はなかった。
むしろ、食べさせたい食事を指定した手紙を、アセリアが書いたものだと偽って持っていくと、泣いてよろこばれた。
「ありがとう。賢い猫ちゃん。明日もアセリア様にちゃんと食べさせてね」
母の侍女のマーサなどはそう言って、ご機嫌でテトの喉元を撫で撫でしてくれる。
アセリア様の賢い飼い猫。
最近では、風の宮の侍女たちにそう認識されたらしく、何かとアセリアへの伝言やら、お世話を半ば冗談だろうが、頼まれてしまっている。
そして、人はどうやら、猫を見ると話しかけたくなってしまうらしい。
「ううっ、アセリア様が、授業に出てきてくれません! 私、とうとうクビになるんでしょうか?」
そんな風に、アセリアの魔術教師であるミント先生に捕まって、人気のないところで人生相談されたりもした。
「にゃーん(いや、ほんとごめん。あの子ちょっと実験に夢中になってるだけなんだよ。先生に非はないから)」
「うううっ、ううー猫さんんんん」
言葉こそ伝わらないものの、尻尾で慰めるようにふさふさとしてやる。
すると先生はテトを抱き締めて、わんわんと泣き始めてしまった。
「私、実力のある冒険者だって言われて王宮に召喚されましたけど、本当はそんなことないんです……ぐすっ、だって、所詮風魔法使いですから、ずぴっ、パーティではいつも、荷物持ち扱いで……」
「にゃ、にゃあーん(そうだったのか……、貴族以外でも、風魔術使いはそういう扱いなんだな。可哀想に)」
肉球でよしよししてやると、ミント先生はさらに泣いてテトのお腹の毛並みに顔を擦り付けてくる。
(うーん、先生。出来る女ってカンジだったけど、俺の前じゃ、見る影もないな)
見てはいけない秘密を知った気がして、テトは少しばかり猫のこの身に、人間の意識があることを申し訳なく思った。
+++++
そんなこんなで、のんびりとした日々を過ごしていたところに、事件は起きた。
アセリアが父であるファルト国王に呼び出されたのだ。
アセリアとテトは、重厚な扉の前で足を止めた。
そこは王の謁見室――城の中でも最も格式高く、荘厳な空間だ。
(たかが娘と会うのに謁見だなんて、よっぽどアセリアのことが可愛くないのか、この父親は)
アセリアの境遇に不満がある為か、ついそんなことを思ってしまう。
扉の前に立つ衛兵たちが、アセリアの姿を認めると、恭しく頭を下げる。
そして、大きな扉をゆっくりと開いた。
室内に一歩足を踏み入れた瞬間、アセリアの身体が緊張に硬直する。
広大な謁見室の奥、高くなった玉座に腰掛ける王の姿が目に入った。玉座の脇には、数名の家臣と、そして王子らしき子供の姿もある。
一人は、アセリアを心配してくれていた、アーサー王子だ。
王子はやはりいい子なのか、今日も少し心配そううにアセリアを見守ってくれている。
対して、もう一人の、燃えるような赤い髪をした王子は目つきが悪い。
アセリアを見下すような、冷たい視線を向けている。
アセリアは平気な顔をしていたが、威圧的な空気にテトは思わず息を飲んだ。
たっぷりとした裾の長いスカートの中で、緊張感いっぱいに身を縮こまらせる。
『……あのー。アセリアさん? やっぱりこのまま隠れていくっていうのはまずいんじゃ……』
思わず、テトは呟く。
いくらスカートの下にペチコートがふんだんに入っているとはいえ、ちょっと気まずい。
しかし無言でスカートがぱしっと叩かれ、黙れ、という感情がパスを通して伝わってくる。
(くうっ、このわがまま傍若無人王女め)
良くない状況だとは、分かっている。
しかし、テトを連れていけないと分かったときのアセリアの絶望顔を思い出すと、否とは言えなかったのだ。
「……第四王女アセリア、参上いたしました」
アセリアは平静を装いながら、恭しく王に頭を下げる。
そんなアセリアを睥睨して、王は呟いた。
「アセリア、この度、多量のラディカを持ち帰ったそうだな」
王の低い声が、謁見の間に響く。
その声には、怒気というよりは疑惑の色が滲んでいた。
(なるほど、薬草の――ラディカの件か……!)
アセリアの実力伝わっただけにしては、遅すぎるタイミングの呼び出しだと思っていた。
どうやら王が興味を持ったのは、アセリアの実力ではなく、大金の価値があるラディカのほうらしい。
「……はい。王宮の外の森で見つけました」
アセリアも一瞬焦ったようだが、表面は淡々として答える。
正直に答えたのは、誤魔化すのが難しいと判断したからか、それとも――
「ほう、森で。それは都合が良いな」
そう嘲笑うように言ったのは、アーサー王子の対面に立つ、赤髪の王子だった。
彼はアセリアを見下すような目で、続ける。
「風の魔術師如きに、魔の森の奥まで探索できるとは思えんが」
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