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第20話 告白
「デクスター殿下、このような時間にどうされましたか?」
早朝に突然やって来た王弟に、別荘の管理人である老夫婦は驚いている。
「先触れもなしに、すまない。少々事情があり、この者をしばらくここへ滞在させる」
「かしこまりました。お部屋を用意いたします」
「俺はすぐにあちらへ戻るから、あとを頼む。次にここへ来るときは、先触れを出す」
老夫婦は準備をしに、すぐにいなくなる。
ここへ一人残されることに、ジョアンは漠然とした不安を抱いた。
「そんな顔をするな。俺は急ぎの用件を片付けたら、またここに来る」
「いいえ、殿下はどうかお務めを。王族としての大事な責務を果たしてください」
「俺にとって、おまえ以上に大事なものはないぞ」
「それは───」
「安心しろ。責任を放棄するわけではない。やるべきことをきちんと済ませてから、ここに来る。じゃないと、おまえに説教をされるからな」
「わかりました」
行き道でデクスターから聞いた話によると、管理人の老夫婦は夫が『人』で妻が『獣人』とのこと。
「近くに番いがおり、高齢だからまず匂いの影響は受けないだろう」
そう言って、デクスターは帰っていった。
◇
外出ができないジョアンは、部屋の中で持参した本を読んでいた。
普段であれば、王宮で働いている時間。
病気でもないのに仕事もせずにのんびりしていることが落ち着かないが、今回ばかりはどうしようもない。
(もし、『匂い』がこのままだったら……)
いつまでもここに引きこもっているわけにはいかない。
デクスターに、これ以上迷惑をかけるわけにも。
「そろそろ、潮時なのかもしれないな」
やはり、特異体質の自分は獣人王国にいては駄目なのだ。
取り返しのつかないことが起こる前に、出国したほうがよい。以前考えた方法で、速やかに。
獣人のいない国で、別人として生きていく。
これは、崖から飛び降りるときに思い描いた通りになるだけのこと。
(殿下……)
もともと一般常識を身に着け、旅費を稼ぐまでの期間限定の関係だった。
今回のことは、ちょうど良いきっかけになる。
(でも……)
これまでのデクスターとの日々が思い浮かぶ。
国を離れると考えただけで胸が痛い。
自分は相当馴染んでいたのだと、改めて気付かされた。
ジョアンは無理やり頭を振って、感傷を追い出す。
ひっそりと決意を固めたのだった。
◇
翌日の夕刻過ぎ。
夕食を終えたジョアンが部屋で読書をしていると、デクスターが別荘にやって来た。
恰好は平服で、手には荷物を持っている。
「頑張って、仕事を終わらせてきたぞ。明日から二日間休暇が取れたから、俺もここに滞在する」
「僕のせいでご迷惑をかけてしまい、申し訳ありません」
「迷惑ではなく、俺にとってはご褒美だぞ。おまえと二人きりで過ごせるのだからな」
部屋に入ってきたデクスターは、出迎えたジョアンを抱きしめる。
彼に抱擁されただけで、不安な気持ちが消えていく。
これまでデクスターにどれだけ精神面で支えられていたのか、ジョアンははっきりと自覚した。
「匂いは、まだ収まっていないようだな……」
印を付けたデクスターが、すんすんとジョアンの髪の匂いを嗅いで確認をしている。
ジョアンは顔を上げ、主を真っすぐに見据えた。
「……殿下、大事な話があります」
「…………」
「僕は、やはり───」
「ずっと室内にいるのも、気詰まりだろう。気分転換に外の空気でも吸いに行くか?」
「えっ? あの……」
「行くぞ」
廊下へ出て強引に連れて行かれたのは、奥の部屋。
ジョアンが滞在していた従者用の部屋ではなく、王族用の部屋だ。
中は広々としていて、寝台も大きい。
デクスターが湖側に面した扉を開けると、そこはバルコニーとなっていた。
「本当は外へ連れ出してやりたいが、今はここで我慢してくれ」
「二階からの景色も、素敵ですね……」
日が沈み、空が徐々に薄暗くなっていく。
部屋からランタンを持ってきたデクスターが、手摺りの上に置いた。
ランタンを挟んで、二人は湖を眺める。
「……殿下、僕は近いうちに出国しようと思います」
「…………」
「やはり、特異体質の僕はこの国に居てはいけないのです。これ以上、周りの方々に迷惑をかける前に」
「おまえのことは、俺が一生守ると誓った。だから、余計なことは考えず、俺の傍に居ればいい」
「僕は、殿下に相応しい人物ではありません」
「おまえが男だからか?」
「それもありますが、僕は───」
決意を固めたはずなのに、デクスターの顔を見てしまうと気持ちが揺らいでしまう。
ジョアンは拳をグッと握りしめた。
「───あなたにずっと嘘を吐いています。だから、愛される資格などないのです」
「おまえ……本当は、記憶が戻っているのだろう?」
「!?」
「おまえが訳アリなのは、最初からわかっていたことだ。貴族である身分を隠しているのも、何か理由があるのか?」
「…………」
「先日のパーティーで大勢の貴族たちがいる中でも、おまえは実に堂々としていた。平民であれば、もっと委縮していてもおかしくはない」
「それは……」
パーティーを成功させることに頭がいっぱいで、他に気が回っていなかった。
デクスターから指摘されるまで、自分が場慣れしていることにも気づかなかった。
「この国を出て行こうとしているのは、国へ帰るためか? やはり、婚約者がいるのか?」
「違います。母国へ帰るつもりは一切ありません。国に婚約者もいません」
「だったら、俺の傍にいろ。どこへも行くな」
「…………」
いつの間にか、夜空には満月が浮かんでいた。
月光を浴びたデクスターの銀髪が、湖からの風に煽られなびく。
その様を、ジョアンは静かに見つめる。
「……『ジョアン』というのは、僕の本当の名ではありません。記憶を失ったというのも、全部嘘です。僕はずっとあなたを騙していたのです! 大噓つきなのです!! だから───」
「だから、何だと言うんだ?」
気づくと、ジョアンはデクスターに抱きしめられていた。
逃れようと身をよじるが、力強い腕に阻まれ動くことができない。
「放してください!」
「放さない」
「放して!」
どんなにデクスターの背中を叩いても、両手で押し返そうとしても、彼はびくともしない。
「おまえは、平気で嘘を吐くような者ではない」
「僕は、清廉潔白な男ではありません! あなたが思っているよりも、ずっと醜くて汚い男なのです!!」
「嘘を吐いたのは、何か止むを得ない事情があるからだろう? 俺は、それを無理やり聞き出すつもりはない」
「殿下、どうか目を覚ましてください! あなたには、これからもっと相応しい人がきっと現れ───」
「何者だろうと、どんな事情があろうと、おまえは俺にとって唯一無二の番いだ。だから、絶対に放さない」
「殿下……」
「おまえを愛している」
問答無用とばかりに、口を塞がれた。
軽く触れるだけのものから深いものまで、何度も角度を変え口づけは続く。
(この人は、どうしてこんなにも真っすぐなのだろう……)
公爵家の子息でもない、女王の婚約者という立場もない、ただのちっぽけなジョアンという男を必要としてくれる。
見返りのない無償の愛を与えてくれる。
体の奥からこみ上げてくるものを、抑えることはできなかった。
視界が滲み、デクスターの顔がよく見えない。
「すまない。泣かすつもりは、なかったのだが……」
零れ落ちるジョアンの涙を、デクスターは指先でそっと拭ってくれる。
その手を、ジョアンは上から優しく重ねた。
あの日、森で出会わなければ、自分は今ごろ何をしていたのか。
想像もしたくないほど、デクスターの存在は大きいものになっていた。
「あなたに出会えて良かった……」
一点の曇りもない澄んだ瞳に吸い寄せられるように、ジョアンは初めて自分から顔を寄せていく。
「僕も、愛しています」
湖面には、夜空に浮かぶ月が映っている。
月の光を受けた二人の影が、一つに重なった。
早朝に突然やって来た王弟に、別荘の管理人である老夫婦は驚いている。
「先触れもなしに、すまない。少々事情があり、この者をしばらくここへ滞在させる」
「かしこまりました。お部屋を用意いたします」
「俺はすぐにあちらへ戻るから、あとを頼む。次にここへ来るときは、先触れを出す」
老夫婦は準備をしに、すぐにいなくなる。
ここへ一人残されることに、ジョアンは漠然とした不安を抱いた。
「そんな顔をするな。俺は急ぎの用件を片付けたら、またここに来る」
「いいえ、殿下はどうかお務めを。王族としての大事な責務を果たしてください」
「俺にとって、おまえ以上に大事なものはないぞ」
「それは───」
「安心しろ。責任を放棄するわけではない。やるべきことをきちんと済ませてから、ここに来る。じゃないと、おまえに説教をされるからな」
「わかりました」
行き道でデクスターから聞いた話によると、管理人の老夫婦は夫が『人』で妻が『獣人』とのこと。
「近くに番いがおり、高齢だからまず匂いの影響は受けないだろう」
そう言って、デクスターは帰っていった。
◇
外出ができないジョアンは、部屋の中で持参した本を読んでいた。
普段であれば、王宮で働いている時間。
病気でもないのに仕事もせずにのんびりしていることが落ち着かないが、今回ばかりはどうしようもない。
(もし、『匂い』がこのままだったら……)
いつまでもここに引きこもっているわけにはいかない。
デクスターに、これ以上迷惑をかけるわけにも。
「そろそろ、潮時なのかもしれないな」
やはり、特異体質の自分は獣人王国にいては駄目なのだ。
取り返しのつかないことが起こる前に、出国したほうがよい。以前考えた方法で、速やかに。
獣人のいない国で、別人として生きていく。
これは、崖から飛び降りるときに思い描いた通りになるだけのこと。
(殿下……)
もともと一般常識を身に着け、旅費を稼ぐまでの期間限定の関係だった。
今回のことは、ちょうど良いきっかけになる。
(でも……)
これまでのデクスターとの日々が思い浮かぶ。
国を離れると考えただけで胸が痛い。
自分は相当馴染んでいたのだと、改めて気付かされた。
ジョアンは無理やり頭を振って、感傷を追い出す。
ひっそりと決意を固めたのだった。
◇
翌日の夕刻過ぎ。
夕食を終えたジョアンが部屋で読書をしていると、デクスターが別荘にやって来た。
恰好は平服で、手には荷物を持っている。
「頑張って、仕事を終わらせてきたぞ。明日から二日間休暇が取れたから、俺もここに滞在する」
「僕のせいでご迷惑をかけてしまい、申し訳ありません」
「迷惑ではなく、俺にとってはご褒美だぞ。おまえと二人きりで過ごせるのだからな」
部屋に入ってきたデクスターは、出迎えたジョアンを抱きしめる。
彼に抱擁されただけで、不安な気持ちが消えていく。
これまでデクスターにどれだけ精神面で支えられていたのか、ジョアンははっきりと自覚した。
「匂いは、まだ収まっていないようだな……」
印を付けたデクスターが、すんすんとジョアンの髪の匂いを嗅いで確認をしている。
ジョアンは顔を上げ、主を真っすぐに見据えた。
「……殿下、大事な話があります」
「…………」
「僕は、やはり───」
「ずっと室内にいるのも、気詰まりだろう。気分転換に外の空気でも吸いに行くか?」
「えっ? あの……」
「行くぞ」
廊下へ出て強引に連れて行かれたのは、奥の部屋。
ジョアンが滞在していた従者用の部屋ではなく、王族用の部屋だ。
中は広々としていて、寝台も大きい。
デクスターが湖側に面した扉を開けると、そこはバルコニーとなっていた。
「本当は外へ連れ出してやりたいが、今はここで我慢してくれ」
「二階からの景色も、素敵ですね……」
日が沈み、空が徐々に薄暗くなっていく。
部屋からランタンを持ってきたデクスターが、手摺りの上に置いた。
ランタンを挟んで、二人は湖を眺める。
「……殿下、僕は近いうちに出国しようと思います」
「…………」
「やはり、特異体質の僕はこの国に居てはいけないのです。これ以上、周りの方々に迷惑をかける前に」
「おまえのことは、俺が一生守ると誓った。だから、余計なことは考えず、俺の傍に居ればいい」
「僕は、殿下に相応しい人物ではありません」
「おまえが男だからか?」
「それもありますが、僕は───」
決意を固めたはずなのに、デクスターの顔を見てしまうと気持ちが揺らいでしまう。
ジョアンは拳をグッと握りしめた。
「───あなたにずっと嘘を吐いています。だから、愛される資格などないのです」
「おまえ……本当は、記憶が戻っているのだろう?」
「!?」
「おまえが訳アリなのは、最初からわかっていたことだ。貴族である身分を隠しているのも、何か理由があるのか?」
「…………」
「先日のパーティーで大勢の貴族たちがいる中でも、おまえは実に堂々としていた。平民であれば、もっと委縮していてもおかしくはない」
「それは……」
パーティーを成功させることに頭がいっぱいで、他に気が回っていなかった。
デクスターから指摘されるまで、自分が場慣れしていることにも気づかなかった。
「この国を出て行こうとしているのは、国へ帰るためか? やはり、婚約者がいるのか?」
「違います。母国へ帰るつもりは一切ありません。国に婚約者もいません」
「だったら、俺の傍にいろ。どこへも行くな」
「…………」
いつの間にか、夜空には満月が浮かんでいた。
月光を浴びたデクスターの銀髪が、湖からの風に煽られなびく。
その様を、ジョアンは静かに見つめる。
「……『ジョアン』というのは、僕の本当の名ではありません。記憶を失ったというのも、全部嘘です。僕はずっとあなたを騙していたのです! 大噓つきなのです!! だから───」
「だから、何だと言うんだ?」
気づくと、ジョアンはデクスターに抱きしめられていた。
逃れようと身をよじるが、力強い腕に阻まれ動くことができない。
「放してください!」
「放さない」
「放して!」
どんなにデクスターの背中を叩いても、両手で押し返そうとしても、彼はびくともしない。
「おまえは、平気で嘘を吐くような者ではない」
「僕は、清廉潔白な男ではありません! あなたが思っているよりも、ずっと醜くて汚い男なのです!!」
「嘘を吐いたのは、何か止むを得ない事情があるからだろう? 俺は、それを無理やり聞き出すつもりはない」
「殿下、どうか目を覚ましてください! あなたには、これからもっと相応しい人がきっと現れ───」
「何者だろうと、どんな事情があろうと、おまえは俺にとって唯一無二の番いだ。だから、絶対に放さない」
「殿下……」
「おまえを愛している」
問答無用とばかりに、口を塞がれた。
軽く触れるだけのものから深いものまで、何度も角度を変え口づけは続く。
(この人は、どうしてこんなにも真っすぐなのだろう……)
公爵家の子息でもない、女王の婚約者という立場もない、ただのちっぽけなジョアンという男を必要としてくれる。
見返りのない無償の愛を与えてくれる。
体の奥からこみ上げてくるものを、抑えることはできなかった。
視界が滲み、デクスターの顔がよく見えない。
「すまない。泣かすつもりは、なかったのだが……」
零れ落ちるジョアンの涙を、デクスターは指先でそっと拭ってくれる。
その手を、ジョアンは上から優しく重ねた。
あの日、森で出会わなければ、自分は今ごろ何をしていたのか。
想像もしたくないほど、デクスターの存在は大きいものになっていた。
「あなたに出会えて良かった……」
一点の曇りもない澄んだ瞳に吸い寄せられるように、ジョアンは初めて自分から顔を寄せていく。
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