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2話
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「ええー?!どういう事!なんで、私ひとりなのよー!?おかしいでしょうぉー!…ぅおっ!?」
ダァン!!
黒竜の尻尾が振り下ろされる所を咄嗟に大きく避ける。
叩きつけられた地面から爆風が巻き起こった。
ひゃあぁーーー!飛ばされる所だったー!?
もう少しでボスと戦う前にゲームオーバーになっていたと内心冷や汗をかいていたメイジーだったが、ここにプレイヤーがいたのなら、皆一様に愕然としている事だろう。
まず避けられないほどの攻撃速度にレベルが違い過ぎて蘇生ポイントに戻っているプレイヤーがほとんどだったからだ。
なぜ、メイジーが攻撃を避ける事が出来るのかと言うと、長い年月をかけてプレイし楽しくなりすぎて、いろんなスキルを取得しレベルをカンストに近いところまで上げているからと言うのもあるが…。ある程度の上位プレイヤーなら避けられるという事である。
うぅーん。これじゃ近づくのが大変だなぁ。
お?また尻尾攻撃来るか?
攻撃に備えて構えていると、スケルトンの黒竜は不意に尻尾をほんの少し浮かせたと思うと魔力を纏う黄色いオーラが発動した。その瞬間、地面の砂利が浮き始めたかと思うとすぐに地面に落ちた。メイジーは眉間に皺を寄せ訝しげる。
何だったんだ?と黒竜を観察していると、不意に目の端に何かを感じ空を見上げた。
うそーーん!?え?あれって…メテオォォォ!?この序盤にぃぃ?!
メイジーは焦ったが即座に魔法を展開させる。
「六花錐壁!もう一丁、八重結界!」
ドガドガドガーン!ドッガーン!ドッガーーン!!
先端に六角錐の形をした障壁と八枚の障壁の結界を創ったが先端の障壁が耐えきれず破壊され、八枚の結界も次々と破壊されて残り二枚の所で攻撃が止む。
ふい~、ギリギリ~!MP半分使ってこれか~。
近づく事が出来ないのであれば、魔法で…。
「テンペスト!…からのサンダーボルト!!」
ズドーーーン!!
「はぁ…はぁ…はぁ……M、P残り、僅か、か。」
アイテムボックスから最高級MPポーションを取り出し飲み干し、瓶をアイテムボックスに収納する。
その間も黒竜の尻尾が炸裂するが避けていく。
んーっもうぉーー!一人じゃあ厳しいってぇの!
「召喚:四大精霊王!」
「アースウォール!主、無事ですか!」
「主!…インフェルノ!」
「ご主人様、大丈夫かえ?…アブソリュートゼロ!」
「ご主人様、ハイヒール。大丈夫ですか?」
「召喚に応じてくれて、有難う!ちょっと厳しいね~」
順に、ノーム、サラマンダー、ウンディーネ、シルフの精霊王が召喚され、ノームが瞬時に土壁を作り、サラマンダーとウンディーネが攻撃魔法を放つ。シルフがメイジーにHPの回復を施す。
ここにいる四大精霊王達は、メイジーのテイムしている精霊である。
このゲームの最新AIとして存在している。ただ決められたセリフを話す案内役といった従来のキャラクターではなく、ゲーム内とはいえ、ちゃんと個人として成長するハイスペックの人口知能AIを搭載した存在という立ち位置。だからゲーム内の住民もハイスペックAIで現実とさほど変わらない。
…現実と変わらないゲームだと、かなり話題になっている。だが、現実と変わらないという事は言うまでもなくゲームのキャラクターであっても死が訪れれば、ゲーム内から消えると言うことになる。
サラマンダーとウンディーネがレベルの高い魔法を打ち込んだにも関わらずパラメーターの一段分しか削れず、氷づいていた黒竜はすぐに復活した。
ノームが展開していたアースウォールは黒竜から連続攻撃を受け土壁が徐々に崩れていく。
「主、壁が持たない!」
ノームは焦るように叫ぶ。メイジーは、その時、黒竜が口を開けブレスを発動させているのを目にし、この危機を脱するための糸口がないか思考加速させていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
修正
「アースウォール!主様大丈夫か!」
↓
「アースウォール!主様、無事ですか!」
↓からの
「アースウォール!主、無事ですか!」
読み方
主様
2021年5月15日 改稿
ダァン!!
黒竜の尻尾が振り下ろされる所を咄嗟に大きく避ける。
叩きつけられた地面から爆風が巻き起こった。
ひゃあぁーーー!飛ばされる所だったー!?
もう少しでボスと戦う前にゲームオーバーになっていたと内心冷や汗をかいていたメイジーだったが、ここにプレイヤーがいたのなら、皆一様に愕然としている事だろう。
まず避けられないほどの攻撃速度にレベルが違い過ぎて蘇生ポイントに戻っているプレイヤーがほとんどだったからだ。
なぜ、メイジーが攻撃を避ける事が出来るのかと言うと、長い年月をかけてプレイし楽しくなりすぎて、いろんなスキルを取得しレベルをカンストに近いところまで上げているからと言うのもあるが…。ある程度の上位プレイヤーなら避けられるという事である。
うぅーん。これじゃ近づくのが大変だなぁ。
お?また尻尾攻撃来るか?
攻撃に備えて構えていると、スケルトンの黒竜は不意に尻尾をほんの少し浮かせたと思うと魔力を纏う黄色いオーラが発動した。その瞬間、地面の砂利が浮き始めたかと思うとすぐに地面に落ちた。メイジーは眉間に皺を寄せ訝しげる。
何だったんだ?と黒竜を観察していると、不意に目の端に何かを感じ空を見上げた。
うそーーん!?え?あれって…メテオォォォ!?この序盤にぃぃ?!
メイジーは焦ったが即座に魔法を展開させる。
「六花錐壁!もう一丁、八重結界!」
ドガドガドガーン!ドッガーン!ドッガーーン!!
先端に六角錐の形をした障壁と八枚の障壁の結界を創ったが先端の障壁が耐えきれず破壊され、八枚の結界も次々と破壊されて残り二枚の所で攻撃が止む。
ふい~、ギリギリ~!MP半分使ってこれか~。
近づく事が出来ないのであれば、魔法で…。
「テンペスト!…からのサンダーボルト!!」
ズドーーーン!!
「はぁ…はぁ…はぁ……M、P残り、僅か、か。」
アイテムボックスから最高級MPポーションを取り出し飲み干し、瓶をアイテムボックスに収納する。
その間も黒竜の尻尾が炸裂するが避けていく。
んーっもうぉーー!一人じゃあ厳しいってぇの!
「召喚:四大精霊王!」
「アースウォール!主、無事ですか!」
「主!…インフェルノ!」
「ご主人様、大丈夫かえ?…アブソリュートゼロ!」
「ご主人様、ハイヒール。大丈夫ですか?」
「召喚に応じてくれて、有難う!ちょっと厳しいね~」
順に、ノーム、サラマンダー、ウンディーネ、シルフの精霊王が召喚され、ノームが瞬時に土壁を作り、サラマンダーとウンディーネが攻撃魔法を放つ。シルフがメイジーにHPの回復を施す。
ここにいる四大精霊王達は、メイジーのテイムしている精霊である。
このゲームの最新AIとして存在している。ただ決められたセリフを話す案内役といった従来のキャラクターではなく、ゲーム内とはいえ、ちゃんと個人として成長するハイスペックの人口知能AIを搭載した存在という立ち位置。だからゲーム内の住民もハイスペックAIで現実とさほど変わらない。
…現実と変わらないゲームだと、かなり話題になっている。だが、現実と変わらないという事は言うまでもなくゲームのキャラクターであっても死が訪れれば、ゲーム内から消えると言うことになる。
サラマンダーとウンディーネがレベルの高い魔法を打ち込んだにも関わらずパラメーターの一段分しか削れず、氷づいていた黒竜はすぐに復活した。
ノームが展開していたアースウォールは黒竜から連続攻撃を受け土壁が徐々に崩れていく。
「主、壁が持たない!」
ノームは焦るように叫ぶ。メイジーは、その時、黒竜が口を開けブレスを発動させているのを目にし、この危機を脱するための糸口がないか思考加速させていた。
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修正
「アースウォール!主様大丈夫か!」
↓
「アースウォール!主様、無事ですか!」
↓からの
「アースウォール!主、無事ですか!」
読み方
主様
2021年5月15日 改稿
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