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34話 副ギルドマスターと従魔
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精算後は受付に向かい、アディスが代表して受付嬢に確認を取る。
「撃絶の黒颷だがギルマスに呼ばれているらしんだが…。」
「はい。伺っております。では、執務室にご案内致します。」
執務室前、受付嬢がノックをし"撃絶の黒颷様をお連れ致しました。"と伝え、ドアの向こうから"入れ。"とギルマスの声が聞こえ、受付嬢はドアを開ける。
執務室に入ると、ギルマスは机で書類の処理をしながら椅子に座る様促す。受付嬢は業務に戻る。
「ソファーに座ってくれ。」
ギルマスの横でかや色で短めの髪に根岸色の瞳を持つ文官風の男性が立っていた。
ギルマスは書類に目を離し席を立つ。
ギルマスとその横に立っていた男性とソファーに近寄り一緒に座る。
「アディス達は知っているな?こいつは…」
ギルマスから男性の紹介をしようと話始めたが、男性から話を遮られる。
「貴方がメイジーさんですね。副ギルドマスターのクライブです。初めましてお見知りおきを。」
「初めましてメイジーと申します。こちらこそよろしくお願い致します。」
「私にも顔を拝顔させて頂いてもよろしいですか?」
私はギルマスを見て、頷きが帰ってくる。そのあとアディスにも確認するが同じく頷く為、フードを下ろす。
「……。ありがとうございます。フードを被って頂いて大丈夫です。」
「メイジーの容姿が見たかっただけですか?」
アディスが副ギルマスに問いただす。
「いや、間違ってはいないが少し待て。」
『 結界 』
副ギルマスのクライブが魔法を行使する。
「話を外に漏らさない、外からドアが開かないようにした。」
真剣な面持ちでギルマスから話始めた。
「メイジー嬢ちゃん。お前さん従魔がいるんだったな?フェンリル以外にもいるって報告を受けている。」
ギルマスから従魔について言われた事で、"やっぱりこうなるよね~"と内心呟く。
メンバーも驚いている。
そうなるよね~。覚悟を決めるか。
「報告通りですよ。紙にも書いて、ギルドカードにも登録しましたから。」
「…そうか。すまないが我々に従魔の姿を見せてもらってもいいか?把握しておきたい。例えば、依頼で何か重要な報告などで従魔に何かさせるなどがあれば姿や性格などを知っていれば少しでもスムーズに行えるからだ。本音はただ見たいだけなのだがな。」
副ギルマスが話に加わる。
「また、知っているのと知らないのとでは、対応が違いますからね。」
「従魔の紹介をしてもいいですが…。ここの執務室に入りきらないのがいます。一応サイズを小さくする事が出来ますが、それでも宜しければ呼び出します。」
「仕方ありません。本来のサイズについては、また次回に。今回は、この執務室で確認させて頂きます。それでいいですか?ギルマス。」
「ああ。それでいい。メイジー嬢ちゃん、いいか?」
「分かりました。…じゃあ。」
《フェンダー?私より、すこーし大きいくらいになれる?》
《なれる。》
《良かった。呼び出したら、それで出てきて。クリル、コルネ、ガルも》
《わかったー。》
《分かりました。》
《分かった。》
「フェンダー。」
メイジーの横にスッと現れる。
「フェンリルのフェンダー。今は小さくなってもらってます。アディス達は見たことあるよね?」
「小さくなれるんだな。」
「本来の大きさだと。執務室が大変になっちゃうから。…じゃあ、次呼んだら入れ替わってね。」
最初はアディス達に話していたが、最後はフェンダーに話しかける。
「分かった。」
フェンダーは頷く。
「次に、クリル。」
フェンダーと入れ替わり、スッと現れる。
「はい、はーい。僕、クリル。よろしく!」
クリルは楽しそうに返事をしている。
紹介が済んだあと、待機している間にもクリルは首を傾げたり、胸を張ったりしていた。その仕草にメイジーは見ていて和む。
だが、周りは息を呑み呆然としていた。
「グリフォンのクリル。本来はもう少し大きいです。…次に、コルネ。」
クリルと入れ替わりにコルネが現れる。
「私はコルネ。よろしゅうお願い致します。」
体を少し斜めにし、顔は正面で頭を下げる。
「九尾のコルネ。本来は大きいです。…次にガル。」
コルネと入れ替わりにガルが現れる。
「俺はガル。主をよろしく。」
ガルは執務室にいる全員の顔を見て挨拶をする。
「白虎のガル。ガルも本来大きいですよ。次に、バズヴとミスト。」
ガルと入れ替わりにバズヴとミストが現れる。皆んなはそれを見てホッとする。
今までの従魔と違って普通に見えるからである。
「私はバズヴ。宜しく。」
「ズキンガラスのバズヴとこっちがスライムのミスト。両方共に希少種にあたります。」
ミストは、前のめりに頷く。
皆んなはホッとしたのも束の間、メイジーのバズヴとミストの希少種宣言にぎこちなく従魔に顔を向けるのだった。
「撃絶の黒颷だがギルマスに呼ばれているらしんだが…。」
「はい。伺っております。では、執務室にご案内致します。」
執務室前、受付嬢がノックをし"撃絶の黒颷様をお連れ致しました。"と伝え、ドアの向こうから"入れ。"とギルマスの声が聞こえ、受付嬢はドアを開ける。
執務室に入ると、ギルマスは机で書類の処理をしながら椅子に座る様促す。受付嬢は業務に戻る。
「ソファーに座ってくれ。」
ギルマスの横でかや色で短めの髪に根岸色の瞳を持つ文官風の男性が立っていた。
ギルマスは書類に目を離し席を立つ。
ギルマスとその横に立っていた男性とソファーに近寄り一緒に座る。
「アディス達は知っているな?こいつは…」
ギルマスから男性の紹介をしようと話始めたが、男性から話を遮られる。
「貴方がメイジーさんですね。副ギルドマスターのクライブです。初めましてお見知りおきを。」
「初めましてメイジーと申します。こちらこそよろしくお願い致します。」
「私にも顔を拝顔させて頂いてもよろしいですか?」
私はギルマスを見て、頷きが帰ってくる。そのあとアディスにも確認するが同じく頷く為、フードを下ろす。
「……。ありがとうございます。フードを被って頂いて大丈夫です。」
「メイジーの容姿が見たかっただけですか?」
アディスが副ギルマスに問いただす。
「いや、間違ってはいないが少し待て。」
『 結界 』
副ギルマスのクライブが魔法を行使する。
「話を外に漏らさない、外からドアが開かないようにした。」
真剣な面持ちでギルマスから話始めた。
「メイジー嬢ちゃん。お前さん従魔がいるんだったな?フェンリル以外にもいるって報告を受けている。」
ギルマスから従魔について言われた事で、"やっぱりこうなるよね~"と内心呟く。
メンバーも驚いている。
そうなるよね~。覚悟を決めるか。
「報告通りですよ。紙にも書いて、ギルドカードにも登録しましたから。」
「…そうか。すまないが我々に従魔の姿を見せてもらってもいいか?把握しておきたい。例えば、依頼で何か重要な報告などで従魔に何かさせるなどがあれば姿や性格などを知っていれば少しでもスムーズに行えるからだ。本音はただ見たいだけなのだがな。」
副ギルマスが話に加わる。
「また、知っているのと知らないのとでは、対応が違いますからね。」
「従魔の紹介をしてもいいですが…。ここの執務室に入りきらないのがいます。一応サイズを小さくする事が出来ますが、それでも宜しければ呼び出します。」
「仕方ありません。本来のサイズについては、また次回に。今回は、この執務室で確認させて頂きます。それでいいですか?ギルマス。」
「ああ。それでいい。メイジー嬢ちゃん、いいか?」
「分かりました。…じゃあ。」
《フェンダー?私より、すこーし大きいくらいになれる?》
《なれる。》
《良かった。呼び出したら、それで出てきて。クリル、コルネ、ガルも》
《わかったー。》
《分かりました。》
《分かった。》
「フェンダー。」
メイジーの横にスッと現れる。
「フェンリルのフェンダー。今は小さくなってもらってます。アディス達は見たことあるよね?」
「小さくなれるんだな。」
「本来の大きさだと。執務室が大変になっちゃうから。…じゃあ、次呼んだら入れ替わってね。」
最初はアディス達に話していたが、最後はフェンダーに話しかける。
「分かった。」
フェンダーは頷く。
「次に、クリル。」
フェンダーと入れ替わり、スッと現れる。
「はい、はーい。僕、クリル。よろしく!」
クリルは楽しそうに返事をしている。
紹介が済んだあと、待機している間にもクリルは首を傾げたり、胸を張ったりしていた。その仕草にメイジーは見ていて和む。
だが、周りは息を呑み呆然としていた。
「グリフォンのクリル。本来はもう少し大きいです。…次に、コルネ。」
クリルと入れ替わりにコルネが現れる。
「私はコルネ。よろしゅうお願い致します。」
体を少し斜めにし、顔は正面で頭を下げる。
「九尾のコルネ。本来は大きいです。…次にガル。」
コルネと入れ替わりにガルが現れる。
「俺はガル。主をよろしく。」
ガルは執務室にいる全員の顔を見て挨拶をする。
「白虎のガル。ガルも本来大きいですよ。次に、バズヴとミスト。」
ガルと入れ替わりにバズヴとミストが現れる。皆んなはそれを見てホッとする。
今までの従魔と違って普通に見えるからである。
「私はバズヴ。宜しく。」
「ズキンガラスのバズヴとこっちがスライムのミスト。両方共に希少種にあたります。」
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