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39話 初依頼を受ける
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メイジーは急いで部屋に戻り、混乱が冷めやらぬ羞恥心にベッドで悶絶していた。
ベッドで枕を抱きながら心臓が落ち着くのを待つ。
はぁ。ホントなんだったの?
男性にあんな目の前で見つめあう事なんて…付き合っていた彼とだって、あんな事、しなかった…のに。
あれ?
あれは付き合っていたと言えるのか?
一人暮らししていた私の所に来てはゲームばかり…
えーと、あれ?
だんだんと変な方向に考え始め頭が冷えていき、無理矢理思考をとめ左右に首を振る。
アディス達を待たせている事に気付き、急いでクリーンを掛け服を着替える。
その後は部屋を出て食堂に向かった。
「アレ?まだ朝食食べていなかったんですか?」
「さっき頼んだとこだよ。もう少しで来ると思う。」
「そうなんですね。」
ちょうど女将さんが料理を持ってやって来た。
「メイジーちゃんも席に着いたんだね。今日から依頼を受けるんだって?」
「あ、はい。」
「じゃあ、朝食をしっかり食べて。頑張ってきな!」
うっ、痛い。
また、背中を叩かれた。
これは気合い入れろって言っているスキンシップみたいなものなのかな…。
朝食を食べ終えて、宿を出る。
今はギルド内の掲示板前、朝の混雑で依頼表が見えない。
仕方がない、ここは…。
『 鷹の目 』
なになに?目当てのものは…、あった!
"Fランク 薬草採取 グリナ草 五束 1000ギル"
「アディス、依頼書を見つけた。行って来る。」
エヴァドネが引き止める間も無くごった返している人混みの中に入って行った。
掲示板にたどり着き、即座に依頼書を剥ぎ取って、アディス達の所へ戻る。
「お待たせ!これでどうかな?」
「何処から突っ込めばいいのか…。」
掲示板から少し離れた場所から、鷹の目スキルを使って依頼書を探し出し、あの人混みをラクラク潜り抜け依頼書を持って戻って来た事に、エヴァドネは呆れていた。
「薬草採取は常時依頼だから、わざわざ取りに行かなくても大丈夫だったんだが…」
ライアスもここでスキルを使用してまで依頼書を取りに行ったメイジーを戸惑いながら告げる。
「え?そっだったの?」
「ああ。ある程度、人が捌けたら掲示板の内容を見るだけにしようと思っていたんだ。森の討伐依頼も今は非常時だから、Cランク以上はすぐに受けられる。」
アディスが補足するように話に加わった。
え、それを先に言ってよー。
「でも、今回は依頼書が必要だったみたいだ。注意事項が書かれている。」
"パマディマの森は閉鎖中。Cランク以上のパーティと依頼を受ける事が必須。
その為、危険手当が付き報酬金額が倍額となります。"
「私達なら問題ないね。」
「そうだな。」
メイジーが依頼書に書かれている注意事項を読んで問題無いとアディス達に伝え、アディスがそれに頷く。
その後は、軽くメイジーに掲示板の説明をする。
「説明するほど無いんだが、掲示板の左から常時依頼が張り出され、次に通常依頼が張り出される。その通常依頼も左からF、E、D、C、B、A、S、SSと張り出される。後は指名依頼と緊急依頼、指名依頼は受付嬢かギルマスから依頼を言われる。緊急依頼はギルマスから発令され、ある程度のランクの者は強制的に参加させられる。…まあ、こんな感じだ。」
アディスの掲示板と依頼についての説明を聞き頷いた。
早速依頼を受けに受付前に並び順番を待つ。程なくして、私達の番になった。
「ご用件をお伺い致します。」
「パーティーでパマディマの森の討伐を受けたい。それと、メイジーの薬草採取も追加で依頼を受ける。」
代表でアディスが話し、依頼書をカウンターに出す。
「では、ギルドカードを出して下さい。」
受付嬢は四枚のカードを預かりデータを確認する。
問題無いと判断して依頼を受け付ける。
「メイジー様は個人ランクがFではありますが、正規のパーティーメンバーがBランクと一緒ですので、パマディマの森の討伐と薬草採取の依頼二件分を受け付けさせて頂きます。」
アディス達は頷きカードを返却してもらう。
その後はギルドを出て門に向かうのだった。
森に近い門に向かって歩いていると、徐々に門を出る冒険者や商人達が目に付き始める。
先に進むと門には警備兵達が立っており治安維持の為、検問を行なっていた。
街の外に出る時にも、検問を行う。
メイジーのギルドカードには身分を証明できる効力がある為、スムーズに街から出る事が出来た。
身分証があるのと無いのとでは違うんだな~。
取り敢えず、マップ展開っと。んー、森の方に赤い点って事は魔物?緑は冒険者ってところかな?
森と街から遠ざかっているのは商人…かな?
その前にマップ展開中から気になってるんだけど、棒が点滅している、このカーソルっぽいものって何なのかな?
アディス達と森に向かって歩きながら、気になっているカーソルに思考を集中させる。
"文字を入力して下さい。"と出た。
え?何を?どうやって?
「メイジーどうした?」
戸惑った雰囲気に気付いたアディスは声を掛ける。
「え?なんでも無い。」
アディスからの視線をメイジーは目の端で感じながら平静を装う。
視線が外れた所で、またマップに思考する。
文字を入力…どうやって?
カーソルを見つめ内心唸っていると"んんんんんんんんん"と入力され疑問符をついた時も同じく"?"が付いた。
視線を外し、思考を逸らす。もうすぐ森に入る事を確認して、また視線をマップに戻す。
そこには、入力されていないカーソルが点滅していた。
集中して思念を送るのかな?
でも何を入力したらいいのか…。
思いついたもので…"ゴブリン"っと
マップに複数の赤い点がある中で、赤い点の上に白の逆三角形が付いている物が複数ある。
もしかして、検索機能が付いているの?
グレーウルフ、コボルトなどを入力してみると逆三角形のマークが移動する。
確実に検索機能だね~。
…ということは"グリナ草"を入れると?
何も無い所にマークが複数移動する。
ここに薬草があるのかな?
フムフム。
でも、この赤い点もう少し分かりやすい様にならないかな~。
マップに夢中になっていて、いつの間にか森に入っていた。
ベッドで枕を抱きながら心臓が落ち着くのを待つ。
はぁ。ホントなんだったの?
男性にあんな目の前で見つめあう事なんて…付き合っていた彼とだって、あんな事、しなかった…のに。
あれ?
あれは付き合っていたと言えるのか?
一人暮らししていた私の所に来てはゲームばかり…
えーと、あれ?
だんだんと変な方向に考え始め頭が冷えていき、無理矢理思考をとめ左右に首を振る。
アディス達を待たせている事に気付き、急いでクリーンを掛け服を着替える。
その後は部屋を出て食堂に向かった。
「アレ?まだ朝食食べていなかったんですか?」
「さっき頼んだとこだよ。もう少しで来ると思う。」
「そうなんですね。」
ちょうど女将さんが料理を持ってやって来た。
「メイジーちゃんも席に着いたんだね。今日から依頼を受けるんだって?」
「あ、はい。」
「じゃあ、朝食をしっかり食べて。頑張ってきな!」
うっ、痛い。
また、背中を叩かれた。
これは気合い入れろって言っているスキンシップみたいなものなのかな…。
朝食を食べ終えて、宿を出る。
今はギルド内の掲示板前、朝の混雑で依頼表が見えない。
仕方がない、ここは…。
『 鷹の目 』
なになに?目当てのものは…、あった!
"Fランク 薬草採取 グリナ草 五束 1000ギル"
「アディス、依頼書を見つけた。行って来る。」
エヴァドネが引き止める間も無くごった返している人混みの中に入って行った。
掲示板にたどり着き、即座に依頼書を剥ぎ取って、アディス達の所へ戻る。
「お待たせ!これでどうかな?」
「何処から突っ込めばいいのか…。」
掲示板から少し離れた場所から、鷹の目スキルを使って依頼書を探し出し、あの人混みをラクラク潜り抜け依頼書を持って戻って来た事に、エヴァドネは呆れていた。
「薬草採取は常時依頼だから、わざわざ取りに行かなくても大丈夫だったんだが…」
ライアスもここでスキルを使用してまで依頼書を取りに行ったメイジーを戸惑いながら告げる。
「え?そっだったの?」
「ああ。ある程度、人が捌けたら掲示板の内容を見るだけにしようと思っていたんだ。森の討伐依頼も今は非常時だから、Cランク以上はすぐに受けられる。」
アディスが補足するように話に加わった。
え、それを先に言ってよー。
「でも、今回は依頼書が必要だったみたいだ。注意事項が書かれている。」
"パマディマの森は閉鎖中。Cランク以上のパーティと依頼を受ける事が必須。
その為、危険手当が付き報酬金額が倍額となります。"
「私達なら問題ないね。」
「そうだな。」
メイジーが依頼書に書かれている注意事項を読んで問題無いとアディス達に伝え、アディスがそれに頷く。
その後は、軽くメイジーに掲示板の説明をする。
「説明するほど無いんだが、掲示板の左から常時依頼が張り出され、次に通常依頼が張り出される。その通常依頼も左からF、E、D、C、B、A、S、SSと張り出される。後は指名依頼と緊急依頼、指名依頼は受付嬢かギルマスから依頼を言われる。緊急依頼はギルマスから発令され、ある程度のランクの者は強制的に参加させられる。…まあ、こんな感じだ。」
アディスの掲示板と依頼についての説明を聞き頷いた。
早速依頼を受けに受付前に並び順番を待つ。程なくして、私達の番になった。
「ご用件をお伺い致します。」
「パーティーでパマディマの森の討伐を受けたい。それと、メイジーの薬草採取も追加で依頼を受ける。」
代表でアディスが話し、依頼書をカウンターに出す。
「では、ギルドカードを出して下さい。」
受付嬢は四枚のカードを預かりデータを確認する。
問題無いと判断して依頼を受け付ける。
「メイジー様は個人ランクがFではありますが、正規のパーティーメンバーがBランクと一緒ですので、パマディマの森の討伐と薬草採取の依頼二件分を受け付けさせて頂きます。」
アディス達は頷きカードを返却してもらう。
その後はギルドを出て門に向かうのだった。
森に近い門に向かって歩いていると、徐々に門を出る冒険者や商人達が目に付き始める。
先に進むと門には警備兵達が立っており治安維持の為、検問を行なっていた。
街の外に出る時にも、検問を行う。
メイジーのギルドカードには身分を証明できる効力がある為、スムーズに街から出る事が出来た。
身分証があるのと無いのとでは違うんだな~。
取り敢えず、マップ展開っと。んー、森の方に赤い点って事は魔物?緑は冒険者ってところかな?
森と街から遠ざかっているのは商人…かな?
その前にマップ展開中から気になってるんだけど、棒が点滅している、このカーソルっぽいものって何なのかな?
アディス達と森に向かって歩きながら、気になっているカーソルに思考を集中させる。
"文字を入力して下さい。"と出た。
え?何を?どうやって?
「メイジーどうした?」
戸惑った雰囲気に気付いたアディスは声を掛ける。
「え?なんでも無い。」
アディスからの視線をメイジーは目の端で感じながら平静を装う。
視線が外れた所で、またマップに思考する。
文字を入力…どうやって?
カーソルを見つめ内心唸っていると"んんんんんんんんん"と入力され疑問符をついた時も同じく"?"が付いた。
視線を外し、思考を逸らす。もうすぐ森に入る事を確認して、また視線をマップに戻す。
そこには、入力されていないカーソルが点滅していた。
集中して思念を送るのかな?
でも何を入力したらいいのか…。
思いついたもので…"ゴブリン"っと
マップに複数の赤い点がある中で、赤い点の上に白の逆三角形が付いている物が複数ある。
もしかして、検索機能が付いているの?
グレーウルフ、コボルトなどを入力してみると逆三角形のマークが移動する。
確実に検索機能だね~。
…ということは"グリナ草"を入れると?
何も無い所にマークが複数移動する。
ここに薬草があるのかな?
フムフム。
でも、この赤い点もう少し分かりやすい様にならないかな~。
マップに夢中になっていて、いつの間にか森に入っていた。
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