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第1章 入学の春 編
第3話 初めての夜と初めての快感
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シャワーを終えた後、パジャマに着替えたリアラはベッドの上でまだ顔を赤らめていた。心臓の鼓動は未だに高鳴りバクバクと激しく脈打っていた。
「わ、私ってば……あんなはしたない……」
先ほどのバスルームでのことを思い返すと、顔から火が出そうであった。おそらくルームメイトで先輩のステラは、緊張を解きほぐそうと自分の身体を洗ってくれていただけ(少なくともリアラはそう思っていて)なのに、あんなはしたない結果になってしまうなんて。
それにしてもリューイの時とは比べるべくもない感覚だった。あれが性行為による快感ということなのだろうか。リューイの時も、勿論繋がれたという幸福感はとても強く感じたが、シャワールームでの行為はそれに加えて快感と、快感を感じればそれ以上に幸福感も感じてしまっていた。
「や、やだっ! 私ってば、何を…!」
と、更に顔を赤くするリアラ。
ステラの方は、まだシャワーを浴びていて、バスルームからは水音が聞こえている。
そうやって一人でベッドの上に座っているリアラは、これから夜を過ごすにあたって懸念があった。そう、この寮は全てがダブルベッドになっている。すなわち、先ほどあんなことになったステラと、これから毎日同じベッドで夜を過ごすことになるのだ。
「ね、眠れるかな……」
ぼそりと不安をつぶやくリアラ。するとバスルームのドアが開く音が……そして程なくしてシャンプーの匂いを漂わせたステラが部屋に戻ってきた。
「さ、リアラさん。明日も早いですし、今日は早めにベッドに入りましょうか」
そう話しかけてくるステラは、同じ女性のリアラから見ても妖艶に見えた。
そうして部屋の灯りを消し、二人で同じベッドに入って程なくして。リアラの予想――いや或いは期待通りのことに、ステラはリアラに身を摺り寄せてきて、優しくその身体を抱きしめてきた。
「せ、先輩……?」
ドキドキと胸を高鳴らせたリアラは、パジャマ越しにステラの体温を感じる。するとステラの心臓の音も激しく高鳴っているのを感じる。
「このままじゃ、眠れないでしょう?」
耳元で囁くようにそう言うステラは、ゆっくりとリアラの乳房と下半身に手を伸ばしていく。
「ち、ちょっと待って下さい先輩。私、女の子同士はちょっと……」
女ばかりの学園――その性質上、外部ではそういった噂をよく耳にする。リアラも多分に漏れず、その噂を耳にしたことがあるが、真実がどうであれ自分には関係ないことと思っていた。同性同士など、自分にはそんな嗜好はないのだから――
「私、先ほどのリアラさんを見て、もうたまらないんですの。わかるでしょう? わたくしの心臓もこんなにドキドキしていますの」
ステラはリアラの言葉など歯牙にもかけず、そのまま乳房をパジャマの上から撫でまわし始めてくる。
「だ、ダメです先輩。そんな……っんん!」
先ほどの一事だけでステラはすっかりリアラの感じるポイントを把握してしまったのか、先ほどより的確に緩急をつけた刺激を与えていきながら、ゆっくりと一つ一つパジャマのボタンを外していく。
「だ、ダメ……」
泣きそうな声で訴えるリアラ。何故か身体に力が入らず、先輩のなすがままになってしまう。本気で抵抗すれば振り払えるかもしれないが、どうしても身体が動かない。
弱弱しい力でステラの手をつかむが、ステラは構わず太ももを撫でまわしていた手をその中心部へと移動させていく。
「……っんん!」
ステラの指が敏感な部分を刺激すると、ビクンとリアラは反応する。それだけでついさっきのバスルームでの快感を思い出してしまい、下着の中ではトロリと愛液が溢れ出てしまっていた。
「や、止めて下さい先輩。私……っああ! あんっ!」
ベッドの中でごそごそと動く両者。
パジャマのズボンをずり下げようとするステラに抵抗するリアラだったが、ステラがリアラの白いうなじに唇を押し付けて、優しく吸い上げるようにすると、それだけで抵抗が出来なくなるリアラ。そのままズボンをずり下げられて、ステラの指がショーツの中へ。くちゅくちゅと愛液の音を立てながら、優しく愛撫を始めていく。
「んふっ……んっ……んんぅ! は、恥ずかしい……っ!」
勝手に口をついて出る甘い吐息に、泣きそうになりながらリアラは羞恥に顔をゆがめる。しかしステラは手を緩めることはしない。ボタンを外し負えたシャツを脱がすと、ブラジャーの中に手を入れて、その先端部を弄ぶ。そして首筋には、舌を押し付けるようにしながらなぞっていく。
「安心していいですわ。この寮の防音性は優れていますので、いくら声を出しても音が外に漏れることはありませんわ」
そう言いながら、ステラは愛液を塗りたくるように、リアラの肉芽を指でキュッと摘まみ上げる。
「っんああああ!」
一際高い嬌声が部屋に響き、リアラは一層顔を真っ赤に染まらせる。
「な、なに今の……っんん! ぁんっ! あ、ダメそこ……あんっ! 体が、ビクビクしちゃいますっ!」
愛液を潤滑油にして、ステラはリアラが感じるように肉芽へと刺激を加えていく。刺激を与える角度や強度など、じっくりと時間をかけて、緊張に身体を強張らせるリアラの力が抜けていくまで、執拗に刺激をくわえていく。
「ふあ~……ぁん……んあ~……あ……」
そうしてすっかり脱力したリアラは、もうステラの手を拒むことは出来なくなっていた。ただなすがままに横たわるようにしていると、ステラは布団を吐けのけてリアラを仰向けに寝転がせる。そして自分はそのリアラの上に乗るような恰好へ。
「はぁ、はぁ……せ、先輩ダメです。私、実は外に好きな人が……」
これ以上されれば抵抗など出来ないと覚悟したリアラは、目に涙を溜めながら訴える。
女性ばかりの世界に入る際に、恋人がいる身となれば、周りからどういう目で見られることになるか、予測が出来ずに不安があったリアラは、そのことは秘しておくと決めていた。しかし入学当日にまさかの予想外な状況になり、あっけなくその決意は崩されることとなってしまった。
しかし、そんなリアラの告白に、ステラは笑みを深める。
「大丈夫ですわ。女同士ですもの。浮気にはなりませんわ」
「ぅえ…?」
そう言われてリアラはドキリとした。
幼いころから規律正しく育てられて、真面目に育ってきたリアラにとって、愛する相手以外との性的な行為は厳禁という倫理観を持ち合わせていた。しかし、相手は男性ではなく女性だとしたら?
女性同士で、男性に対するような愛情を抱くことはない。それであれば確かに浮気に当たらないのでは? だとすれば、この快感を否定する理由はあるのだろうか?
「常識の中」で育ち学んできたリアラにとって、突然突き付けられた常識外の倫理観。ただでさえ、こんな異様な状況にまともな思考も追いついておらず、混乱してしまう。
「うふふ。難しく考えなくてもいんですわ。今は快感に……私に身を任せて下さいまし」
「ん、あ……先輩……んむ」
ステラが顔を近づけてくると、二人の唇が重なり合う。
「う、あ……キス。女同士で……んちゅ?」
唇を重ね合わせくると、ステラはリアラの唇を舌で割って伸ばしてくる。そしてそのままリアラの舌に触れてくる。
「し、舌? ん…ちゅ……あむ…」
柔らかい舌ステラの舌がリアラの舌を絡め取り、すり合わせてくる。リューイともまだそんな深いキスをしたことがないリアラは、ぎゅっと瞳を閉じながら、なすがままに舌を絡め取られていく。
「ん…む……くちゅ…あむ……」
「ん、れろ。ちゅば……んちゅ」
熱っぽいステラの舌遣いに、二人は甘い吐息を漏らしながら深いキスを重ねていく。ステラはそのままリアラの手をギュッと握りしめると、リアラもステラの手を握り返す。
「ぷはぁ……はぁ、はぁ……」
「可愛いですわ……リアラ……」
長いキスを終えた二人の唇は唾液の糸がつながる。ステラはリアラを呼び捨てにしながら、愛おしげに顔を撫でると、今度は乳房へと顔を近づけていき、その先端部に舌を絡みつかせていく。
「っあん! だめ、そこ……ひゃんっ!」
リアラは握られた手をギュッと握りしめながら、与えられる刺激に耐えていた。リューイとは違う、甘く蕩けそうで刺激的な舌使い。
「あんっ! あぁぁんっ! あんっ! や、やだぁ……舌が絡みついて……んひゃあっ! 声、出ちゃうっ!」
ステラの下でビクビクと震えながら、部屋に嬌声を響かせるリアラ。もはや声を耐えることなどは不可能となっていた、ステラが音を立て名ながら乳房を吸い立てると、甘く蕩けた喘ぎ声を漏らしていく。
「リアラのいやらしい声で……うふふ、私もどうにかなってしまいそうですわ。れろぉ~……」
ステラは充分に乳房を堪能すると、そのまま舌を腹部の方へ。更に下へ這わせていく。
「っひ。だめ……そこ、汚いですっ!」
「あら……彼にはしてもらっていないのかしら?」
脱力して身動きできないリアラの両脚を、ステラは持ち上げてM字に開かせる。そこはトロリと熱い愛液が垂れ落ちていて、今か今かと刺激を待ちわびているように、ヒクヒクと蠢いているのが見て分かった。
「こ、こんなの恥ずかしすぎて……無理ぃ……」
ステラの問いにそう返しながら、羞恥に身を震わすリアラ。ステラはくすくすと笑いながら
「そう。なら私が良さを教えて差し上げますわ。……んん」
ステラは舌を伸ばして、リアラの秘部に顔を近づけていく。そしてその割れ目に舌をぺろりと這わせる。
「んひゃああっ?」
驚いたような声を出すリアラ。これまではリューイの不器用な指、ステラの巧みな指で弄られたことしかないそこは、初めての舌の感触に、ますます愛液の分泌量を増やしていく。
「れろ……れろ……ちゅう……」
ステラは舌でほぐすように秘裂を愛しながら、口づけをするように吸い立てる。
「あふっ! な、なにこれっ……あんっ! 何も考えられないっ……恥ずかしいのに…私……」
「気持ちいいのかしら?」
「き、気持ちいいっ!」
未知の快感に戸惑い混乱するリアラに、誘導するように質問をするステラ。すると彼女の思惑通りに、リアラは自身が感じている感覚の本音を吐露してしまう。
「せ、先輩っ! っあああ! き、汚いところ…そんなに吸われたら。あぁぁぁぁぁっ……!」
びくびくびくと、一層大きく痙攣をするリアラ。先ほどのバスルームで感じた、絶頂に達するという感覚が間近に迫ってくる……と、そこで急にステラは顔を離して、秘部への刺激を止めてしまう。
「んあ……? ど、どうして?」
達しそうになったところで急に刺激を止められて、思わずもどかしそうな表情と声で訴えるリアラ。そんな物足りなさそうなリアラの表情に、ステラは満足そうに笑いながら、リアラの上半身を起こす。
「最後は、キスしながらしてあげますわ」
「あ、ふあ……」
あの舌を絡め合わせる高揚感を感じながら、バスルームでの絶頂を味わえる。すっかり蕩け切った理性の中、そう考えたリアラは瞳を閉じて唇を差し出す。するとステラの柔らかい唇が重なってきて、リアラは唇を開いてステラの舌を受け入れる。
「はむっ……んんんっ! れろっ…」
舌を入れられると、リアラからも舌を動かして、お互いに舌を絡め合わせていく。そしてステラはリアラの身体を抱き寄せるようにすると、乳房と股間へ手を伸ばしていく。
「はむっ……れろっ……あんんっ! ゆ、指が入って……ちゅば」
ステラの細い指が、リアラの未開発の秘穴に埋まりそのまま侵入していく。既に愛液でトロトロになっているそこは、難なくステラの指を受け入れる。滑りの良さをそのままに、ステラはゆっくりと指をピストンさせていく。
「ちゅっ…ちゅば……先輩……だ、だめ。わ、私すぐに……んむ」
舌を絡めながら、既に敏感になっていたリアラはすぐに絶頂が近いことを告げる。そんなリアラを今度こそ追い詰めるように、指の動きを早くして責め立てるステラ。
「――リアラ。達しそうなときは、「イク」と言って教えて下さいまし。そうすれば、先ほどよりも、更に高く達することが出来ましてよ?」
そんなことをステラが囁いてくる。もうステラの言うことを、リアラが疑う余地はない。自らの愛液の卑猥な音をたてられながら、リアラの思考は快感で塗りつぶされていく。
「はむ……ちゅ……ん、く……先輩……い、イクぅ!」
真面目な優等生らしく、教えられた言葉をすぐに口にしながら、リアラはステラの指で絶頂に達せられてしまった。キュッと、強くステラの指を締めあげる。
「んはぁ……はぁ、はぁ……」
同じ夜に、二度も絶頂を味あわされてしまったリアラ。荒い息を吐きながら、全身をステラの身体に預けていた。
「わ、私ってば……あんなはしたない……」
先ほどのバスルームでのことを思い返すと、顔から火が出そうであった。おそらくルームメイトで先輩のステラは、緊張を解きほぐそうと自分の身体を洗ってくれていただけ(少なくともリアラはそう思っていて)なのに、あんなはしたない結果になってしまうなんて。
それにしてもリューイの時とは比べるべくもない感覚だった。あれが性行為による快感ということなのだろうか。リューイの時も、勿論繋がれたという幸福感はとても強く感じたが、シャワールームでの行為はそれに加えて快感と、快感を感じればそれ以上に幸福感も感じてしまっていた。
「や、やだっ! 私ってば、何を…!」
と、更に顔を赤くするリアラ。
ステラの方は、まだシャワーを浴びていて、バスルームからは水音が聞こえている。
そうやって一人でベッドの上に座っているリアラは、これから夜を過ごすにあたって懸念があった。そう、この寮は全てがダブルベッドになっている。すなわち、先ほどあんなことになったステラと、これから毎日同じベッドで夜を過ごすことになるのだ。
「ね、眠れるかな……」
ぼそりと不安をつぶやくリアラ。するとバスルームのドアが開く音が……そして程なくしてシャンプーの匂いを漂わせたステラが部屋に戻ってきた。
「さ、リアラさん。明日も早いですし、今日は早めにベッドに入りましょうか」
そう話しかけてくるステラは、同じ女性のリアラから見ても妖艶に見えた。
そうして部屋の灯りを消し、二人で同じベッドに入って程なくして。リアラの予想――いや或いは期待通りのことに、ステラはリアラに身を摺り寄せてきて、優しくその身体を抱きしめてきた。
「せ、先輩……?」
ドキドキと胸を高鳴らせたリアラは、パジャマ越しにステラの体温を感じる。するとステラの心臓の音も激しく高鳴っているのを感じる。
「このままじゃ、眠れないでしょう?」
耳元で囁くようにそう言うステラは、ゆっくりとリアラの乳房と下半身に手を伸ばしていく。
「ち、ちょっと待って下さい先輩。私、女の子同士はちょっと……」
女ばかりの学園――その性質上、外部ではそういった噂をよく耳にする。リアラも多分に漏れず、その噂を耳にしたことがあるが、真実がどうであれ自分には関係ないことと思っていた。同性同士など、自分にはそんな嗜好はないのだから――
「私、先ほどのリアラさんを見て、もうたまらないんですの。わかるでしょう? わたくしの心臓もこんなにドキドキしていますの」
ステラはリアラの言葉など歯牙にもかけず、そのまま乳房をパジャマの上から撫でまわし始めてくる。
「だ、ダメです先輩。そんな……っんん!」
先ほどの一事だけでステラはすっかりリアラの感じるポイントを把握してしまったのか、先ほどより的確に緩急をつけた刺激を与えていきながら、ゆっくりと一つ一つパジャマのボタンを外していく。
「だ、ダメ……」
泣きそうな声で訴えるリアラ。何故か身体に力が入らず、先輩のなすがままになってしまう。本気で抵抗すれば振り払えるかもしれないが、どうしても身体が動かない。
弱弱しい力でステラの手をつかむが、ステラは構わず太ももを撫でまわしていた手をその中心部へと移動させていく。
「……っんん!」
ステラの指が敏感な部分を刺激すると、ビクンとリアラは反応する。それだけでついさっきのバスルームでの快感を思い出してしまい、下着の中ではトロリと愛液が溢れ出てしまっていた。
「や、止めて下さい先輩。私……っああ! あんっ!」
ベッドの中でごそごそと動く両者。
パジャマのズボンをずり下げようとするステラに抵抗するリアラだったが、ステラがリアラの白いうなじに唇を押し付けて、優しく吸い上げるようにすると、それだけで抵抗が出来なくなるリアラ。そのままズボンをずり下げられて、ステラの指がショーツの中へ。くちゅくちゅと愛液の音を立てながら、優しく愛撫を始めていく。
「んふっ……んっ……んんぅ! は、恥ずかしい……っ!」
勝手に口をついて出る甘い吐息に、泣きそうになりながらリアラは羞恥に顔をゆがめる。しかしステラは手を緩めることはしない。ボタンを外し負えたシャツを脱がすと、ブラジャーの中に手を入れて、その先端部を弄ぶ。そして首筋には、舌を押し付けるようにしながらなぞっていく。
「安心していいですわ。この寮の防音性は優れていますので、いくら声を出しても音が外に漏れることはありませんわ」
そう言いながら、ステラは愛液を塗りたくるように、リアラの肉芽を指でキュッと摘まみ上げる。
「っんああああ!」
一際高い嬌声が部屋に響き、リアラは一層顔を真っ赤に染まらせる。
「な、なに今の……っんん! ぁんっ! あ、ダメそこ……あんっ! 体が、ビクビクしちゃいますっ!」
愛液を潤滑油にして、ステラはリアラが感じるように肉芽へと刺激を加えていく。刺激を与える角度や強度など、じっくりと時間をかけて、緊張に身体を強張らせるリアラの力が抜けていくまで、執拗に刺激をくわえていく。
「ふあ~……ぁん……んあ~……あ……」
そうしてすっかり脱力したリアラは、もうステラの手を拒むことは出来なくなっていた。ただなすがままに横たわるようにしていると、ステラは布団を吐けのけてリアラを仰向けに寝転がせる。そして自分はそのリアラの上に乗るような恰好へ。
「はぁ、はぁ……せ、先輩ダメです。私、実は外に好きな人が……」
これ以上されれば抵抗など出来ないと覚悟したリアラは、目に涙を溜めながら訴える。
女性ばかりの世界に入る際に、恋人がいる身となれば、周りからどういう目で見られることになるか、予測が出来ずに不安があったリアラは、そのことは秘しておくと決めていた。しかし入学当日にまさかの予想外な状況になり、あっけなくその決意は崩されることとなってしまった。
しかし、そんなリアラの告白に、ステラは笑みを深める。
「大丈夫ですわ。女同士ですもの。浮気にはなりませんわ」
「ぅえ…?」
そう言われてリアラはドキリとした。
幼いころから規律正しく育てられて、真面目に育ってきたリアラにとって、愛する相手以外との性的な行為は厳禁という倫理観を持ち合わせていた。しかし、相手は男性ではなく女性だとしたら?
女性同士で、男性に対するような愛情を抱くことはない。それであれば確かに浮気に当たらないのでは? だとすれば、この快感を否定する理由はあるのだろうか?
「常識の中」で育ち学んできたリアラにとって、突然突き付けられた常識外の倫理観。ただでさえ、こんな異様な状況にまともな思考も追いついておらず、混乱してしまう。
「うふふ。難しく考えなくてもいんですわ。今は快感に……私に身を任せて下さいまし」
「ん、あ……先輩……んむ」
ステラが顔を近づけてくると、二人の唇が重なり合う。
「う、あ……キス。女同士で……んちゅ?」
唇を重ね合わせくると、ステラはリアラの唇を舌で割って伸ばしてくる。そしてそのままリアラの舌に触れてくる。
「し、舌? ん…ちゅ……あむ…」
柔らかい舌ステラの舌がリアラの舌を絡め取り、すり合わせてくる。リューイともまだそんな深いキスをしたことがないリアラは、ぎゅっと瞳を閉じながら、なすがままに舌を絡め取られていく。
「ん…む……くちゅ…あむ……」
「ん、れろ。ちゅば……んちゅ」
熱っぽいステラの舌遣いに、二人は甘い吐息を漏らしながら深いキスを重ねていく。ステラはそのままリアラの手をギュッと握りしめると、リアラもステラの手を握り返す。
「ぷはぁ……はぁ、はぁ……」
「可愛いですわ……リアラ……」
長いキスを終えた二人の唇は唾液の糸がつながる。ステラはリアラを呼び捨てにしながら、愛おしげに顔を撫でると、今度は乳房へと顔を近づけていき、その先端部に舌を絡みつかせていく。
「っあん! だめ、そこ……ひゃんっ!」
リアラは握られた手をギュッと握りしめながら、与えられる刺激に耐えていた。リューイとは違う、甘く蕩けそうで刺激的な舌使い。
「あんっ! あぁぁんっ! あんっ! や、やだぁ……舌が絡みついて……んひゃあっ! 声、出ちゃうっ!」
ステラの下でビクビクと震えながら、部屋に嬌声を響かせるリアラ。もはや声を耐えることなどは不可能となっていた、ステラが音を立て名ながら乳房を吸い立てると、甘く蕩けた喘ぎ声を漏らしていく。
「リアラのいやらしい声で……うふふ、私もどうにかなってしまいそうですわ。れろぉ~……」
ステラは充分に乳房を堪能すると、そのまま舌を腹部の方へ。更に下へ這わせていく。
「っひ。だめ……そこ、汚いですっ!」
「あら……彼にはしてもらっていないのかしら?」
脱力して身動きできないリアラの両脚を、ステラは持ち上げてM字に開かせる。そこはトロリと熱い愛液が垂れ落ちていて、今か今かと刺激を待ちわびているように、ヒクヒクと蠢いているのが見て分かった。
「こ、こんなの恥ずかしすぎて……無理ぃ……」
ステラの問いにそう返しながら、羞恥に身を震わすリアラ。ステラはくすくすと笑いながら
「そう。なら私が良さを教えて差し上げますわ。……んん」
ステラは舌を伸ばして、リアラの秘部に顔を近づけていく。そしてその割れ目に舌をぺろりと這わせる。
「んひゃああっ?」
驚いたような声を出すリアラ。これまではリューイの不器用な指、ステラの巧みな指で弄られたことしかないそこは、初めての舌の感触に、ますます愛液の分泌量を増やしていく。
「れろ……れろ……ちゅう……」
ステラは舌でほぐすように秘裂を愛しながら、口づけをするように吸い立てる。
「あふっ! な、なにこれっ……あんっ! 何も考えられないっ……恥ずかしいのに…私……」
「気持ちいいのかしら?」
「き、気持ちいいっ!」
未知の快感に戸惑い混乱するリアラに、誘導するように質問をするステラ。すると彼女の思惑通りに、リアラは自身が感じている感覚の本音を吐露してしまう。
「せ、先輩っ! っあああ! き、汚いところ…そんなに吸われたら。あぁぁぁぁぁっ……!」
びくびくびくと、一層大きく痙攣をするリアラ。先ほどのバスルームで感じた、絶頂に達するという感覚が間近に迫ってくる……と、そこで急にステラは顔を離して、秘部への刺激を止めてしまう。
「んあ……? ど、どうして?」
達しそうになったところで急に刺激を止められて、思わずもどかしそうな表情と声で訴えるリアラ。そんな物足りなさそうなリアラの表情に、ステラは満足そうに笑いながら、リアラの上半身を起こす。
「最後は、キスしながらしてあげますわ」
「あ、ふあ……」
あの舌を絡め合わせる高揚感を感じながら、バスルームでの絶頂を味わえる。すっかり蕩け切った理性の中、そう考えたリアラは瞳を閉じて唇を差し出す。するとステラの柔らかい唇が重なってきて、リアラは唇を開いてステラの舌を受け入れる。
「はむっ……んんんっ! れろっ…」
舌を入れられると、リアラからも舌を動かして、お互いに舌を絡め合わせていく。そしてステラはリアラの身体を抱き寄せるようにすると、乳房と股間へ手を伸ばしていく。
「はむっ……れろっ……あんんっ! ゆ、指が入って……ちゅば」
ステラの細い指が、リアラの未開発の秘穴に埋まりそのまま侵入していく。既に愛液でトロトロになっているそこは、難なくステラの指を受け入れる。滑りの良さをそのままに、ステラはゆっくりと指をピストンさせていく。
「ちゅっ…ちゅば……先輩……だ、だめ。わ、私すぐに……んむ」
舌を絡めながら、既に敏感になっていたリアラはすぐに絶頂が近いことを告げる。そんなリアラを今度こそ追い詰めるように、指の動きを早くして責め立てるステラ。
「――リアラ。達しそうなときは、「イク」と言って教えて下さいまし。そうすれば、先ほどよりも、更に高く達することが出来ましてよ?」
そんなことをステラが囁いてくる。もうステラの言うことを、リアラが疑う余地はない。自らの愛液の卑猥な音をたてられながら、リアラの思考は快感で塗りつぶされていく。
「はむ……ちゅ……ん、く……先輩……い、イクぅ!」
真面目な優等生らしく、教えられた言葉をすぐに口にしながら、リアラはステラの指で絶頂に達せられてしまった。キュッと、強くステラの指を締めあげる。
「んはぁ……はぁ、はぁ……」
同じ夜に、二度も絶頂を味あわされてしまったリアラ。荒い息を吐きながら、全身をステラの身体に預けていた。
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