※完結済 【R-18】白薔薇の騎士と純白の姫

白金犬

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第4章 激動の冬編

第80話 繋がる快感(後編)

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「ぐひひ、ぐひぃ……」

 これまで経験した絶頂の中でも、群を抜いた強烈な快感に、リアラの意識は真っ白に染まりそうになりな虚ろな感覚の中、それでも何とか意識を保っていた。

「はぁ……あふ……」

 まだ腰部を持ち上げられたままの息苦しい格好のままだったが、不思議とリアラは心地よい感覚に包まれていた。ただの性の快感だけではない、ステラとの行為のみでしか感じなかったはずの、多幸感が湧き上がってくる。

(どうして……)

 泣きそうになりながら、リアラは自身の感情に戸惑う。

 ステラの言いつけで男性との行為も数多く持ってきた。そこで快感は得られたものの、その相手に対しては何も想うところは無かった。元々想いを寄せていたリューイに対してすら。

 それが、グスタフの場合は、達した後でも続きをして欲しい、もっと気持ちよくなりたいと思ってしまう。胸の鼓動が激しく脈打つのが止められない。

「お姉さま……」

 リアラを絶頂においやったことで、グスタフもまた達したのだろう。満足そうな醜悪な笑みを浮かべて見下ろしてくるグスタフの顔が、ステラとだぶってくる。美しいステラと、醜い豚のようなグスタフなど、似ても似つかないはずなのに。

「ち、違う……だめっ……まさか、これは……」

 そのあまりに不自然な感覚に、ここにきてリアラはようやく魔法的な要素の可能性に気づく。普段の態度から愚鈍な人物というイメージが拭えないのだが、まさか他人の精神に作用する高等魔法が扱えると思う人間は皆無だろう。

「ふぅ、ふぅ……さ~て、本番といくかのぅ」

 しかしリアラは気づいていなかった。

 自分が発情した雌の表情をしながら、グスタフを見つめていることに。そんなリアラの表情に興奮したのか、グスタフが腰のバスタオルを取り払う。

 バスタオルは既にグスタフが発射した白濁でべとべとになっていた。取り払われて投げ捨てられたバスタオルが床に落ちる。射精した直後にも関わらず、グスタフの肉棒は固く屹立していた。

「さて、ワシとリアラの初セックスじゃ。思い出に残るよう、しっかりチンポとマンコがつながっているところを焼き付けとくんじゃぞう」

「う、嘘……やだやだっ! 止めてくださいっ! それだけは……だめっ!」

 まさかこのままの格好で犯してくるのだろうか、リアラがそう思っていると、本当にリアラをそのままにしながら、グスタフが乗っかるようにしてくる。硬く勃起した肉棒を手に持ち、それをリアラの秘穴に向けて差し出してくる。

「お、お願いです学園長。セックスだけは許して下さい! お姉さまを裏切りたくないっ! お姉さまが好きなの、愛しているんです! セックス以外なら何でもしますから、許して! 学園長とはセックス、したくないです!」

 一度絶頂に追いやって快感を刻み込んでも、心の部分までは及んでいない。とはいっても、ステラにとって既に歪まされた性癖はそのままだ。

 一見、純粋な思いを口にしているように見えるリアラだが、元々の真面目な性格からはずいぶんと歪まされていた。それを再びグスタフの好みに躾けなおす--グスタフの頬が欲望に歪む。

「さぁ~て、いくぞい。既に男は知っているようだから、手加減なしで一気に奥まで突っ込んでやるからのぅ。子宮までワシのもんじゃあ」

「いやっ、いやぁっ!」

 手に握った肉棒の先端をリアラの秘唇にそって這わせる。それだけでリアラとグスタフ双方に、驚くほどの快感が走る。

 性器を舐めるだけであれほどの興奮を快感を得られた。本番行為ならどれだけの快感が得られるのだろう。その期待にグスタフの肉棒が嬉しそうにビクビクと震えているのがわかる。

「お願い! 許して、許してくださいっ! それだけはいやぁっ…! お姉さま……助けて、リューイぃ!」

 最後に出た名前はステラではなくて、かつて純粋な愛情を寄せていた最愛の恋人の名前だった。精神を限界まで追い詰められて、ステラに歪められたものが元に戻ったのだろうか。しかし、それすらもグスタフを悦ばせる材料にしかなりえなかった。

 グスタフは宣言通り、腰を深く突き入れて、躊躇することなく最奥へ向けて肉棒で貫く。

「んあっ……っぅ! ぅああっ……!」

「んほおおおおおおおっ?」

 苦悶交じりのリアラの声と、舌を突き出しながら獣のような声を出すグスタフ。

 苦痛は無かった。

 既に1度絶頂に達して蕩けていた秘穴は、巨大なグスタフの肉棒を難なく受け入れることが出来た。むしろ待ち望んでいたその肉棒の感覚に、リアラの女の部分は嬉しそうに吸い付き、精を貪ろうと蠢く。

「ぐ、おおおお……なんじゃあ、これは。吸い付いてくるわ……お、ほぉぉ……チンポが溶けるぞぉぉ!」

「くああ……は、入った……入っちゃった……奥に当たって……ああっ……!」

 想像以上の快感に体を震わせるグスタフと、絶望感をにじませた声を漏らすリアラ。

 グスタフはあまりの快感に肉棒を挿入したまま、しばらく硬直しているようだった。その間に、中でビクビクと震える肉棒の感触を感じるリアラは、徐々に自らの感情の変化を感じる。

(あ、うそうそ……そんなこと、ない……っ!」

 これまで最高の幸福を感じられていたステラとの行為ーーそれ以上の圧倒的な多幸感へと変わっていく。自分が自分で無くなるような感覚。今までの自分が塗り替えられていく、変わっていく。

(この感覚は、どこかで……)

 それはステラに女同士の快感を刻まれた時と同じ感覚だった。今のリアラは明確に思い出すことは出来なかったが、体が覚えていた。それまでの自分が消えてしまう恐怖の先にあるのは、未知の快楽と幸福が待っていることを。

「う、く……むほおおおっ! たまらん、たまらん、たまらんっ! おほっ、ぐほおおっ!」

「っあ! ま、待って……んはあああっ!」

 自分自身の変化に戸惑うリアラだったが、それまで動きが固まっていたグスタフが不意に腰を打ち付け始める。まるで杭を打つように、激しく腰を突きおろしてくる。

「ぶひっ! ぶひひひっ! ぶほおおっ!」

 唾液を垂れ流し、肥えた腹を揺らしながら腰を振るグスタフはまさに獣そのもの。

 そんな獣の欲望のはけ口になっているリアラ。この格好では結合部が丸見えだった。巨大な雄の象徴を、リアラの女の部分はヒクヒクと蠢きながら、嬉しそうにくわえているようだった。

「あひっ……ひあああっ! らめぇぇ……あんっ! この格好、ダメですぅ! あんっ、あんっ! 激しいっ!」

 リアラの発する声にも余裕が無くなってくる。しかしその声には甘みも淫靡が混じっているのが明らかだ。嫌悪感に満ちていた表情も、緩み始めている。

「ぐほぉっ! 何がダメじゃ、このドスケベマンコがぁ! チンポが千切れる程締めてきおって。ほれ、正直に言うてみい。ふんっ! ふんっ!」

「うああああっ! あんっ、あぁぁんっ! っああああ!」

 もはやリアラは声を我慢することが出来ずに、外に声が漏れるくらいに2人の絶叫にも近い嬌声が響き渡る。

 グスタフが腰を深く突き入れる度に、プシュっと愛液が弾くように溢れて、リアラの顔にかかる。

「お、おかしいっ! こんなの……こんな風にされて嫌なはずなのにっ……気持ちいいっ! 学園長、気持ちいいですっ!」

 雄の欲望のままに凌辱されていることに、リアラの雌の本能が刺激される。雌の欲望が理性を侵食し、溶かしていく。焦点が定まらない瞳で、リアラは雌の本性を暴かれていくのだった。

 しかし、欲望のままに貪っていたグスタフは、いきなりそこで腰の動きを止める。激しすぎる、圧倒的な快感が急に途絶えて、リアラは戸惑いの表情を浮かべる。

「う、ああう……どうして?」

「ぐふふ、ここからが大事じゃからのぅ」

 口元に零れた唾液を腕で拭いながら、グスタフは醜悪な笑いを浮かべる。

「ほれほれ、正直になったご褒美に、お前の頭をドスケベにしてやるて。何が気持ちいいんじゃ? 誰と何をしているのが気持ちいいのか、自分の口で言うてみい。女同士の方が良いといっていた、その口で」

「う、くぅ……ひああっ……!」

 悔しそうに羞恥に顔をゆがめるリアラだったが、グスタフが腰を円を描くようにして動かすと、焦れったい快感が体中を走り抜けていく。一気に点火されて燃え上がったままのリアラの身体は、それだけのことで何も考えられなくなっていく。

「せ……セックスです。学園長とセックスしているのが、気持ちいい……ひゃううっ!」

 リアラが言うと、グスタフは褒美といわんばかりに腰をの打ち付けを開始する。ぐちゅぐちゅと愛液をまき散らす音を立てながら、リアラの頭も表情も快楽に染まっていく。

「ぐひひひひっ! いいぞ、いいぞぉ! こんなことを言わされて興奮しておるな? わかるぞ。ワシのチンポがビンビンじゃあっ! ほれほれ、どうじゃ。女同士より、ワシのちんぽの方が良いじゃろうて」

「っあああ! お、お姉さま……ごめんなさいっ! 気持ちいいっ! 学園長のおちんちんの方が気持ちいいっ! お姉さまより、学園長とのセックスの方が気持ちいいのっ!」

 涙を流し謝罪しながら、リアラはグスタフとの性行為による快感に打ち震える。

「ぶひっ……ぶひひひひひっ!」

 宣言通り、女同士の快感よりも、自分との性行為を選ばせた興奮に、グスタフはこれまでで最も激しく腰を打ち付ける。

「おっ……おおおっ……腰が止まらんっ! マンコが食いついてきおって……んおおおっ! だ、ダメじゃあ! このまま出すぞぉ! 受け止めろぉっ!」

「あんっ……あんっ、あんっ! あぐぅぅぅ! だ、だめぇ……中は止めて! 赤ちゃんが出来ちゃうっ! 絶対ダメですっ! うあ……あぁぁぁ……い、イキそう……っ!」

 性感を限界まで高められて肉棒で責められれば、リアラの方も耐えることが出来るわけが無かった。リアラの意志とは無関係に、雄を受け入れている雌の部分は雄の性を貪ろうと激しくうごめき続ける。

 膣内で射精される恐怖と、それを超える圧倒的な快感。いずれにせよ今のリアラに抵抗は出来ない。ただされるがままだった。

「ふんっ……ふんっ! ほれ、イク時は何と言うんじゃ? 雌らしく、あさましい声を出しながらイクんじゃあっ!」

 グスタフの唾液が、汗が、そして自分の愛液がぽたぽたと腹に落ちる。リアラはごくりと唾を飲み込みながら、言われるがままに言葉を紡ぐ。

「っんんん! だ、だめ……イクぅ! おちんちん、気持ちよくてイッちゃうっ! イク、イクぅぅ! いっくううううううう!」

「は、孕めぇぇぇ! んぐほおおおおおおおおお? おっほおおおおお!」

 リアラが先にビクビクと痙攣しながら、挿入されている肉棒をきつく締めあげる。それに合わせてグスタフは腰を深く突き入れる。リアラの最奥ーー子宮口を亀頭と突き付けながら、大量に灼熱の白濁液を発射する。

「お゛、んお゛お゛っ! お、ほ……くは……」

 リアラが達した後も、グスタフはしばらく呆けたような顔で射精を続けながら、腰をガクガクと震わせる。

 目が眩み、頭が白むほどの激しい絶頂。膣内の最も深いところで、火傷しそうなくらいの熱い白濁が放たれた感触を得るリアラ。まだ出し切らないのか、そのまま数秒間、大量に射精されているのがわかる。

 ようやく肉棒が抜かれる。抜かれた肉棒は未だ萎えることなく、ビクビクと震えながら、まだ残っていた精液をリアラの腹に噴き出す。

「はぁ、はぁ……な、中に出しちゃった……こんなにたくさん。ひどい……ひどいよぅ……あへ……あへぇ……」

 中も外も、腹部に熱い感触が残るリアラ。

 言葉とは裏腹に、先ほどと同じくだらしなく舌を伸ばした下品で幸せそうな表情で、そうつぶやいた。
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