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第4章 激動の冬編
挿話 舞台裏(中編)
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ミュリヌス領、その中央に位置するリリライト邸。
「――ん?」
その廊下を歩くシンパの横を、1人の少女が走り抜けていくように通り過ぎる。
怒りの感情に染まっていたシンパが目を止めたのは、その少女が使用人ではなかったからだ。かしこまったメイド服ではなく、動きやすさを重視したラフな衣服に、たった今寒い外から屋敷に入ってきたかのような赤い顔。急いでいるのか息を弾ませているようだった。
「女性の飛竜使いか。珍しい」
希少な存在である飛竜使い――その中でも女性といえば、大陸でも片手で数える程度しかいないのではないか。考え事をしていたシンパが、思わず気を取られるのは当たり前のことだった。
どうやら、シンパが歩いてきた方向――屋敷の奥、リリライトの執務室へ向かっていったようだが。手紙の類でも持ってきたのだろうか。
「もしかすると、コウメイ殿。或いは、カリオス殿下だろうか?」
既に姿が消えた飛竜使いの少女を、今更追うことは出来ない。追ったとしても、予想通りカリオス或いはコウメイからリリライトへの手紙だったとして、リリライトに宛てられた手紙をシンパが確認することなどできない。
確かめる術はないが、シンパは淡い期待を、彼女が姿を消した先に向けてから、再び廊下を歩き始めた。
□■□■
「はむ……んちゅるるっ! はぁ、はぁ……チョー好きぃ! 旦那様、マジで好きですぅ! 愛してます……んれろぉぉ……れろっ、れろっ! あむううう」
フェアがリリライトの執務室に入ると、リリライトの椅子であるはずのそこにはグスタフがその巨体を落ち着かせており、ドレスを着たままのリリライトがグスタフの股間に顔を割り込ませていた。
まさに主従逆転をしているようなその光景を目の当たりにして、フェアはうっとりと表情を蕩けさせる。
「あ、あぁぁ……リリライト殿下ぁ……いいなぁ、大臣様のオチンポ。オマンコ、濡れちゃう……」
物欲しそうに指をくわえるフェアも、やはり狂っていた。もじもじと太ももを擦らせるようにしながら、異常な言葉をつぶやく。
いかにもグスタフの喜びそうな反応ではあったが、当のグスタフは予想だにしなかった飛竜使いの少女に、険しい表情を向けた。
「フェアか……なんじゃ、突然。今日は何か用事があったかのぅ?」
--実は、グスタフがあの日フェアを「異能」にかけたのは偶然ではない。
大臣という要職に就いたことで、国内でもごく限られた者しか知らない飛竜使いの情報を掴んだグスタフは、ミュリヌス領への赴任にあたり、わざわざあの村を途中の宿泊場所に選んだのた。
たまたま立ち寄った村で好みの女性を見つけた、というわけではない。むしろフェアのような、少女色の強く華奢な体形はグスタフの好みとは少し違うのだが、それでも強引に手を出したのは、言うまでもなく飛竜使いという技能に目を付けたからだった。
この世界では圧倒的な輸送・通信能力を誇る飛竜を手にすることは、自分が進めている陰謀に大いに役立つ。必ず有しておくべきと、グスタフはそのためにフェアを手にかけたのだった。
特にフェアの生活する村は、王都側からミュリヌス領へ来る際には、必ず通過する位置にある。休憩地としても都合がいいため、宿泊場所とする可能性も極めて高い。そのため、フェアには王都からの動きがあれば、即座にグスタフに報告をするように言いつけていた。
だから、呼びつけてもいないのにフェアがここに来ているということは……
「昨夜、龍牙騎士ーーミリアムという女性の騎士が、私の村を通過しました。極秘任務で、ミュリヌス領に向かっているということで……それ以上のことは聞きだせませんでしたが」
「なにぃ?」
その報告に、リリライトの口奉仕の快感も忘れ、あからさまな不快な声を上げて、前に膝まづくリリライトの身体をどかす。
「っきゃ!」
小さな悲鳴を上げるリリライトになど構わず、グスタフはその屹立した肉棒をそのままに立ち上がる。
「どうして龍牙騎士が来るんじゃあ? こっちのことは、まだバレてはいないはずじゃが……まさか……!」
自分がここミュリヌス領で陰謀を企ててていること、それが王都に漏れている唯一の可能性など、グスタフの思い当たるところ1つしかない。
「あのクソガキ……やはり生きておったかっ…!」
死体が見つかっていない以上、その可能性しか考えられない。
やはりアンナの暗殺は失敗し、シンパとコウメイは共謀して虚偽の報告をしてきたのだ。とすると、アンナの身は王都へと連れられて、そのまま異常な状態であることも知られたに違いない。だからこそ、ミュリヌス領へ……グスタフへ手勢を差し向けてきたのだ。
「ええい、クソ! クソ、クソ、クソ! ムカつくわ、このワシをだますなぞ! あのクソガキにクソ婆っ! どうしてくれようっ……!」
「ああんっ、大臣様っ! オチンポ、ぶらぶらしてて……ああ、すごい。とってもエッチ」
「あ、あぁぁ……ほ、本当ですぅ。チンポぶらぶら……はぁぁ、マンコ発情するぅぅ」
地団駄を踏むようにして悔しがるグスタフを、淫靡に蕩けた顔で見つめる狂った2人ーー特に自慰をその場で始める程のリリライトを見て、逆にグスタフは冷静さを取り戻した。
「--ふん、まあ良いか。このための飛竜使いじゃ」
フェアの顔を見て、不機嫌から一転グスタフはニヤリと笑う。
まさに飛竜使いを手にした、その意義を大いに活かすことが出来たのだ。
はっきり言って不測の事態であることは否めない。いずれはカリオスにも露見されることは予定の範囲内だが、時期的にはまだ速い。
充分にこちらの準備が整っていないまま、グスタフの知らないうちにミリアムが来ていれば、正直危ないところであった。
「ふん、小生意気なガキの癖に、なかなかやりおるではないか。だが残念じゃったのう。ワシの方が何倍も上手じゃったようじゃな」
コロコロと機嫌が変わるグスタフ。
危ないところではあったが、結果的にはこうして事前に知ることが出来た。そうすれば、今のグスタフにはいくらでも対応策はある。
--と、そこですっかり放っておいたフェアが、物欲しそうな顔でグスタフを見つめているのに気づく。
「ぐひひひ、そうじゃったのう。きちんと仕事をした褒美を与えんとなぁ……どれ、ワシの部屋に行くかぁ」
「やったぁ。久々に大臣様のオチンポだぁ。いっぱいいっぱいハメまくって、赤ちゃん作りましょうね」
ようやくグスタフがズボンを上げて、そのままフェアの肩を抱くようにして執務室を出ようとする。
「あ、あぁぁ……そんなぁ。リリのマンコには、まだ全然中出ししてもらっていません」
「最近、お前は本当にただのエロ豚で、セックス以外何の役にも立っとらんだろうが。今日は仕事をしたフェアが優先じゃ。お前は一人でマンズリでもしているのがよかろう」
「そ、そんな……いやっ! 嫌ですっ! そうだ、3Pにしましょう! 私とそこの娘で、旦那様をエロエロに責めまくって、ザーメンミルク絞りつくしますからっ! だから、旦那様! お願いっ! 3P! セックス! オチンポしてぇぇ!」
「ごめんなさい、リリライト様。今日は、2人きりで大臣様とイチャラブセックスしたいの。3Pはまた今度ね」
「ぐひひ、そういうことじゃ。残念じゃったのぅ、リリ」
必死に懇願するリリライトを残して、無慈悲な言葉をかけながら2人は執務室を後にするのだった。
▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼
リリライト邸の中、グスタフの私室。
もはやそこはグスタフの肉欲を満たす狂宴の場と化しており、今もグスタフの部屋では1人の少女がグスタフと交わっていた。
「おほっ、おほおおっ! ほおおっ!」
「ふえぇっ! 大臣様、大臣様ぁっ! んほおおおっ!」
真冬のその日、グスタフの部屋ではふんだんに暖炉を燃やし、厳しい寒さの外気など全く問題にならないほどの熱気がこもっていた。そんな暖炉と性行為の熱気で汗だくになりながら、フェアはグスタフに抱えられるようにしながら、下から肉棒で貫かれていた。
「あ、あはははっ! セックス最高っ! オチンポ最高ぉぉっ! イグっ! いっきゅうううううう!」
無垢な顔の名残など微塵にも残っていないフェアは、涙と鼻水と唾液を垂れ流しながら、だらしなく舌を伸ばして白目を剥きながら、絶頂に達する。グスタフの肉棒が中で射精すると、自らぎゅっとグスタフにしがみつき、受精を求めるように身体の最も深いところで精を受け止めるのだった。
「ぐひ、ぐひひひひ……ようやったぞ、フェア」
グスタフの腕の中でぐったりと脱力する小柄なフェアの身体を、そのままベッドまで運んでいってやると、ベッドに横たわらせる。フェアは至福の表情を浮かべたまま、壮絶な絶頂で不足した酸素を大きく吸い込むように胸を上下させていた。
生まれつき高い魔法耐性を持つリアラや、強靭な精神力を持ったミリアムでさえ陥落させられたグスタフの「異能」に、飛竜使いという他はごく普通の少女であるフェアが耐えることなど出来るはずもなかった。
最初の村での行為をきっかけに、今やグスタフの愛を得るためならば、どんなに過激で変態な行為でも、悪辣で非道な行為でも、喜んで自ら平気で行うようになっていた。
「あああ……だ、大臣様ぁ……まだ足りないのぉ。もっとオチンポぉ……ドスケベマンコに、熱いザーメンミルク注いでほしいのぉ。んむちゅうう……」
ベッドの横たわったフェアは、両手を伸ばしてグスタフの首に回すと、その分厚い唇に吸い付いて舌を絡め合わせてくる。
飽くことなく性の快楽を求めてくるフェアの姿に、グスタフはすっかり気を良くする。
「ひひ、良かろう……じゃが、フェアよ。次のセックスが終わったら、すぐにヘルベルトへ飛んでくるんじゃ」
「あ、あは。お安い御用です。ミーちゃん、ここ最近酷使して疲れてるけどぉ、大臣様のオチンポのためなら、死ぬまで働かせますからぁ。だからもう1回オチンポ、して下さぁい」
かつては惜しみない愛情を注いでいた愛竜への想いすらも、グスタフの「異能」で歪まされたフェアは貪欲にグスタフを求める。
ミリアムが旅立った直後に飛竜を飛ばしたフェアは、その日のうちにグスタフの下へ着いた。
馬で5日以上かかった距離が、フェアの飛竜では半日程度。正に圧倒的な移動能力で、グスタフの目論見以上の働きだった。
今からフェアをヘルベルト連合国へ飛ばしたら、1日もかからずにフェスティアの下へ辿り着くだろう。フェアと飛竜には相当な負担がかかるだろうが、そんなことはグスタフの知ったところではない。
グスタフが画策しているのは、迫りくる王都からの軍勢に対してヘルベルト連合から龍の爪を呼び寄せること。フェアの情報によれば、先行して向かっているのはミリアムという女性騎士1人だけという。
今からフェアをヘルベルト連合国に飛ばし、既に手中に堕としているフェスティアに龍の爪を要請すれば、ミリアムの後に龍牙騎士団を率いてやってくるとしても時間的余裕は充分過ぎるほどだ。本当に飛竜様々である。
先行して向かっているミリアムに対しては、これも龍の爪あたりから護衛を寄越してもらうようにしよう。フェアが戻ってくる際に一緒に飛竜に同乗すれば、ミリアムの到着にも間に合うだろう。2人の人間が乗ることも飛竜に負担が大きいだろうが、やはりそれもグスタフの知ったところではない。
「じゃが、相手は龍牙騎士ーーしかも、1騎で先行する程に選ばれる程の手練れ。龍の爪の将軍程度では、ちと心もとない」
フェアに、ヘルベルト連合のフェスティアに伝える内容を説明しながら、ふと独り言をこぼす。
グスタフも、天下に名高い龍牙騎士と、ヘルベルト連合が要する傭兵部隊の力量の差は理解している。龍の爪の将軍だけではなく、既にグスタフの手に堕ちて強化されている白薔薇騎士の面々ーーこれだけあれば、相手は龍牙騎士1人。何とかなりそうだが……
「ぐひひひ……そうじゃのう。やはり急がんといかんようだのぅ」
そういいながら、危機感よりも愉悦の色が濃いグスタフ。
前々から付け狙っていた学生ーーリアラ=リンデブルグ。彼女を「異能」で堕とし、そのまま自らの護衛にすればいい。
今になってアンナを失ったのは大きいと痛感するグスタフだったが、同時にリアラの実力への期待がかかる。アンナは、グスタフが堕とした女性の中でも、「異能」で強化した後は随一の強さを誇っていた。反則級、という言葉がグスタフの頭にとっさに浮かんだほどだった。
それと同等以上の実力を持つというリアラ。しかも、あのステラが特別に目をかけているということは、必ず何かがある学生だ。上手く堕とすことが出来れば、最強の手駒に成り得る。
「これは、念入りにドスケベにしてやらんとのぅ」
こういう状況であれば、リアラを手にしたいがために、リアラから遠ざけるためにヘルベルト連合へ行かせたステラは、近くに置いておくべきだったとも思うグスタフ。とりあえず彼女とは協力関係にあるため、グスタフがいよいよ危ないとなれば、手を貸すだろう。
しかし、逆に良かったかもしれない。いずれにせよ近くにステラがいればリアラに手を出すことは出来なかった。この機会に首尾よくリアラを手中に収められれれば、ステラに対してすら相応の駆け引きが出来るようになるかもしれない。
「ねぇ、大臣様ぁ。そろそろ……今度は犬みたいに後ろからズボズボされたいのぉ」
「ぐひ、ぐひひひ。そうじゃな。じゃが、これが終わったらすぐにヘルベルト連合へ行くんじゃぞ」
そういって四つん這いになるフェアに、また肉棒を挿入していくグスタフ。
「お、おっほおおおおっ! こ、この格好も獣みたいで好きぃっ! パ、パコパコしてぇっ! フェアのドスケベマンコを、大臣様の精液便所にしてぇっ!」
グスタフは、淫靡で下品なフェアの言葉を聞きながら、腰を打ち付け始める。
本当に彼が本能のままに欲望を貪る獣でしかないのなら、あらかじめ飛竜使いを手中に収めることなどしているはずがなく、この窮地に気づかないまま、陰謀が潰えていたことは間違いなかった。
しかし、今こうして未だかつてない窮地を、またとない好機に転じさせたということは--
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フェアをヘルベルト連合に飛ばしたその翌日の夕方には、彼女は既に龍の爪の護衛を連れてきた。
名をオーエン=ブラッドリィと言い、『殲滅』とやらの二つ名で呼ばれている将軍らしい。グスタフはよく知らないが、あのフェスティアが選んだ人材ならばそれなりの人物なのだろう。
「よぉ、あんたが悪だくみをしている聖アルマイトの悪徳大臣だってなぁ」
初対面では、ニタニタと人を喰ったような笑みを浮かべてきたオーエン。明らかに、見た目からして愚鈍で醜悪なグスタフを下に見ているようだった。
しかし、グスタフは気分を害することはなく、むしろこの手のタイプは御しやすいと考えていた。忠義や義理よりなによりも、自らの欲望を優先させるタイプ。
金銭や闘争本能といった、人間は本能に起因する様々な欲望を持つが、生物としての根源的な欲望ーー性欲に勝るものはない、というのがグスタフの持論だった。
案の定、もはや見る影もない程のリリライトの痴態を目の前で見せてやれば、オーエンは口笛を鳴らしながら唸った。
「ひゅ~。俺もそのおこぼりに預からせてくれんのか?」
「ひひっ。ワシの手駒として使えるようであれば、好きなだけ白薔薇騎士をくれてやろう。ワシのお下がりにはなるがなぁ」
「がははは! 俺はそんなもんにこだわりはねぇからよ。こいつぁ、楽しみだ」
グスタフの「異能」は男性にすら感染するのか、これまでは戦闘で弱者を嬲り殺すことや金銭の方に欲望の重きを置いていたはずだが、グスタフとリリライトの痴態を見てから目の色が変わっていた。それを見て、実力のほどはともかく、この男を完全にコントロール下においたと確信するグスタフ。
そして、全てが自分の思惑の中で動いていると考えていたグスタフを驚かせたのは、オーエンを下がらせた後に聞いたフェアの報告だった。
「大臣様、実はクリアストロでは、フェスティア代表とはお会いできなかったのです」
「なにぃ?」
それではどうやって、あのオーエンという将軍を連れてきたのか。グスタフの気分を害してしまったと感じたフェアは、怯えた表情と口調で報告を続けた。
「そ、それが……既にフェスティア代表は龍の爪の部隊を率いてこちらに向かっていると……オーエン将軍は、大臣様からの使いが来た時に出せるように準備されていたようで……」
フェアの報告をまとめると、要はフェスティアはこの事態を予見していたらしい。
年明けのヘルベルトでの外交会談に赴いた際、グスタフはフェスティアにコウメイのことを話していた。その時はグスタフは、コウメイは死んだと確信をしていたが、どうやらフェスティアはコウメイが生き延びて王都に戻り、必ず部隊を率いてミュリヌス領に戻ってくるという、正に現状そのものを予想していたのだ。
最初は険しい表情のグスタフだったが、想定以上に優秀なフェスティアの参謀としての才覚に、にんまりと口元を緩める。
「ぐひひひ……やはり、あの女も手に入れておいて正解じゃったのう」
気を良くしたグスタフは、瞬く間に股間を膨らませ、唾液を零しながらフェアに醜悪な笑みを向ける。
「ようやった、フェア。今晩は一晩中ドスケベセックスじゃあ!」
「う、嬉しいっ! そうだ、可哀そうだから、今晩はリリライト様も加えて3Pセックスにしましょう! たまには私も大臣様と一緒に、あのエロ豚をドスケベに責めたいよぉ!」
聖アルマイト国ミュリヌス領は、悪徳大臣を中心に全てが狂乱の中にあった。
「――ん?」
その廊下を歩くシンパの横を、1人の少女が走り抜けていくように通り過ぎる。
怒りの感情に染まっていたシンパが目を止めたのは、その少女が使用人ではなかったからだ。かしこまったメイド服ではなく、動きやすさを重視したラフな衣服に、たった今寒い外から屋敷に入ってきたかのような赤い顔。急いでいるのか息を弾ませているようだった。
「女性の飛竜使いか。珍しい」
希少な存在である飛竜使い――その中でも女性といえば、大陸でも片手で数える程度しかいないのではないか。考え事をしていたシンパが、思わず気を取られるのは当たり前のことだった。
どうやら、シンパが歩いてきた方向――屋敷の奥、リリライトの執務室へ向かっていったようだが。手紙の類でも持ってきたのだろうか。
「もしかすると、コウメイ殿。或いは、カリオス殿下だろうか?」
既に姿が消えた飛竜使いの少女を、今更追うことは出来ない。追ったとしても、予想通りカリオス或いはコウメイからリリライトへの手紙だったとして、リリライトに宛てられた手紙をシンパが確認することなどできない。
確かめる術はないが、シンパは淡い期待を、彼女が姿を消した先に向けてから、再び廊下を歩き始めた。
□■□■
「はむ……んちゅるるっ! はぁ、はぁ……チョー好きぃ! 旦那様、マジで好きですぅ! 愛してます……んれろぉぉ……れろっ、れろっ! あむううう」
フェアがリリライトの執務室に入ると、リリライトの椅子であるはずのそこにはグスタフがその巨体を落ち着かせており、ドレスを着たままのリリライトがグスタフの股間に顔を割り込ませていた。
まさに主従逆転をしているようなその光景を目の当たりにして、フェアはうっとりと表情を蕩けさせる。
「あ、あぁぁ……リリライト殿下ぁ……いいなぁ、大臣様のオチンポ。オマンコ、濡れちゃう……」
物欲しそうに指をくわえるフェアも、やはり狂っていた。もじもじと太ももを擦らせるようにしながら、異常な言葉をつぶやく。
いかにもグスタフの喜びそうな反応ではあったが、当のグスタフは予想だにしなかった飛竜使いの少女に、険しい表情を向けた。
「フェアか……なんじゃ、突然。今日は何か用事があったかのぅ?」
--実は、グスタフがあの日フェアを「異能」にかけたのは偶然ではない。
大臣という要職に就いたことで、国内でもごく限られた者しか知らない飛竜使いの情報を掴んだグスタフは、ミュリヌス領への赴任にあたり、わざわざあの村を途中の宿泊場所に選んだのた。
たまたま立ち寄った村で好みの女性を見つけた、というわけではない。むしろフェアのような、少女色の強く華奢な体形はグスタフの好みとは少し違うのだが、それでも強引に手を出したのは、言うまでもなく飛竜使いという技能に目を付けたからだった。
この世界では圧倒的な輸送・通信能力を誇る飛竜を手にすることは、自分が進めている陰謀に大いに役立つ。必ず有しておくべきと、グスタフはそのためにフェアを手にかけたのだった。
特にフェアの生活する村は、王都側からミュリヌス領へ来る際には、必ず通過する位置にある。休憩地としても都合がいいため、宿泊場所とする可能性も極めて高い。そのため、フェアには王都からの動きがあれば、即座にグスタフに報告をするように言いつけていた。
だから、呼びつけてもいないのにフェアがここに来ているということは……
「昨夜、龍牙騎士ーーミリアムという女性の騎士が、私の村を通過しました。極秘任務で、ミュリヌス領に向かっているということで……それ以上のことは聞きだせませんでしたが」
「なにぃ?」
その報告に、リリライトの口奉仕の快感も忘れ、あからさまな不快な声を上げて、前に膝まづくリリライトの身体をどかす。
「っきゃ!」
小さな悲鳴を上げるリリライトになど構わず、グスタフはその屹立した肉棒をそのままに立ち上がる。
「どうして龍牙騎士が来るんじゃあ? こっちのことは、まだバレてはいないはずじゃが……まさか……!」
自分がここミュリヌス領で陰謀を企ててていること、それが王都に漏れている唯一の可能性など、グスタフの思い当たるところ1つしかない。
「あのクソガキ……やはり生きておったかっ…!」
死体が見つかっていない以上、その可能性しか考えられない。
やはりアンナの暗殺は失敗し、シンパとコウメイは共謀して虚偽の報告をしてきたのだ。とすると、アンナの身は王都へと連れられて、そのまま異常な状態であることも知られたに違いない。だからこそ、ミュリヌス領へ……グスタフへ手勢を差し向けてきたのだ。
「ええい、クソ! クソ、クソ、クソ! ムカつくわ、このワシをだますなぞ! あのクソガキにクソ婆っ! どうしてくれようっ……!」
「ああんっ、大臣様っ! オチンポ、ぶらぶらしてて……ああ、すごい。とってもエッチ」
「あ、あぁぁ……ほ、本当ですぅ。チンポぶらぶら……はぁぁ、マンコ発情するぅぅ」
地団駄を踏むようにして悔しがるグスタフを、淫靡に蕩けた顔で見つめる狂った2人ーー特に自慰をその場で始める程のリリライトを見て、逆にグスタフは冷静さを取り戻した。
「--ふん、まあ良いか。このための飛竜使いじゃ」
フェアの顔を見て、不機嫌から一転グスタフはニヤリと笑う。
まさに飛竜使いを手にした、その意義を大いに活かすことが出来たのだ。
はっきり言って不測の事態であることは否めない。いずれはカリオスにも露見されることは予定の範囲内だが、時期的にはまだ速い。
充分にこちらの準備が整っていないまま、グスタフの知らないうちにミリアムが来ていれば、正直危ないところであった。
「ふん、小生意気なガキの癖に、なかなかやりおるではないか。だが残念じゃったのう。ワシの方が何倍も上手じゃったようじゃな」
コロコロと機嫌が変わるグスタフ。
危ないところではあったが、結果的にはこうして事前に知ることが出来た。そうすれば、今のグスタフにはいくらでも対応策はある。
--と、そこですっかり放っておいたフェアが、物欲しそうな顔でグスタフを見つめているのに気づく。
「ぐひひひ、そうじゃったのう。きちんと仕事をした褒美を与えんとなぁ……どれ、ワシの部屋に行くかぁ」
「やったぁ。久々に大臣様のオチンポだぁ。いっぱいいっぱいハメまくって、赤ちゃん作りましょうね」
ようやくグスタフがズボンを上げて、そのままフェアの肩を抱くようにして執務室を出ようとする。
「あ、あぁぁ……そんなぁ。リリのマンコには、まだ全然中出ししてもらっていません」
「最近、お前は本当にただのエロ豚で、セックス以外何の役にも立っとらんだろうが。今日は仕事をしたフェアが優先じゃ。お前は一人でマンズリでもしているのがよかろう」
「そ、そんな……いやっ! 嫌ですっ! そうだ、3Pにしましょう! 私とそこの娘で、旦那様をエロエロに責めまくって、ザーメンミルク絞りつくしますからっ! だから、旦那様! お願いっ! 3P! セックス! オチンポしてぇぇ!」
「ごめんなさい、リリライト様。今日は、2人きりで大臣様とイチャラブセックスしたいの。3Pはまた今度ね」
「ぐひひ、そういうことじゃ。残念じゃったのぅ、リリ」
必死に懇願するリリライトを残して、無慈悲な言葉をかけながら2人は執務室を後にするのだった。
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リリライト邸の中、グスタフの私室。
もはやそこはグスタフの肉欲を満たす狂宴の場と化しており、今もグスタフの部屋では1人の少女がグスタフと交わっていた。
「おほっ、おほおおっ! ほおおっ!」
「ふえぇっ! 大臣様、大臣様ぁっ! んほおおおっ!」
真冬のその日、グスタフの部屋ではふんだんに暖炉を燃やし、厳しい寒さの外気など全く問題にならないほどの熱気がこもっていた。そんな暖炉と性行為の熱気で汗だくになりながら、フェアはグスタフに抱えられるようにしながら、下から肉棒で貫かれていた。
「あ、あはははっ! セックス最高っ! オチンポ最高ぉぉっ! イグっ! いっきゅうううううう!」
無垢な顔の名残など微塵にも残っていないフェアは、涙と鼻水と唾液を垂れ流しながら、だらしなく舌を伸ばして白目を剥きながら、絶頂に達する。グスタフの肉棒が中で射精すると、自らぎゅっとグスタフにしがみつき、受精を求めるように身体の最も深いところで精を受け止めるのだった。
「ぐひ、ぐひひひひ……ようやったぞ、フェア」
グスタフの腕の中でぐったりと脱力する小柄なフェアの身体を、そのままベッドまで運んでいってやると、ベッドに横たわらせる。フェアは至福の表情を浮かべたまま、壮絶な絶頂で不足した酸素を大きく吸い込むように胸を上下させていた。
生まれつき高い魔法耐性を持つリアラや、強靭な精神力を持ったミリアムでさえ陥落させられたグスタフの「異能」に、飛竜使いという他はごく普通の少女であるフェアが耐えることなど出来るはずもなかった。
最初の村での行為をきっかけに、今やグスタフの愛を得るためならば、どんなに過激で変態な行為でも、悪辣で非道な行為でも、喜んで自ら平気で行うようになっていた。
「あああ……だ、大臣様ぁ……まだ足りないのぉ。もっとオチンポぉ……ドスケベマンコに、熱いザーメンミルク注いでほしいのぉ。んむちゅうう……」
ベッドの横たわったフェアは、両手を伸ばしてグスタフの首に回すと、その分厚い唇に吸い付いて舌を絡め合わせてくる。
飽くことなく性の快楽を求めてくるフェアの姿に、グスタフはすっかり気を良くする。
「ひひ、良かろう……じゃが、フェアよ。次のセックスが終わったら、すぐにヘルベルトへ飛んでくるんじゃ」
「あ、あは。お安い御用です。ミーちゃん、ここ最近酷使して疲れてるけどぉ、大臣様のオチンポのためなら、死ぬまで働かせますからぁ。だからもう1回オチンポ、して下さぁい」
かつては惜しみない愛情を注いでいた愛竜への想いすらも、グスタフの「異能」で歪まされたフェアは貪欲にグスタフを求める。
ミリアムが旅立った直後に飛竜を飛ばしたフェアは、その日のうちにグスタフの下へ着いた。
馬で5日以上かかった距離が、フェアの飛竜では半日程度。正に圧倒的な移動能力で、グスタフの目論見以上の働きだった。
今からフェアをヘルベルト連合国へ飛ばしたら、1日もかからずにフェスティアの下へ辿り着くだろう。フェアと飛竜には相当な負担がかかるだろうが、そんなことはグスタフの知ったところではない。
グスタフが画策しているのは、迫りくる王都からの軍勢に対してヘルベルト連合から龍の爪を呼び寄せること。フェアの情報によれば、先行して向かっているのはミリアムという女性騎士1人だけという。
今からフェアをヘルベルト連合国に飛ばし、既に手中に堕としているフェスティアに龍の爪を要請すれば、ミリアムの後に龍牙騎士団を率いてやってくるとしても時間的余裕は充分過ぎるほどだ。本当に飛竜様々である。
先行して向かっているミリアムに対しては、これも龍の爪あたりから護衛を寄越してもらうようにしよう。フェアが戻ってくる際に一緒に飛竜に同乗すれば、ミリアムの到着にも間に合うだろう。2人の人間が乗ることも飛竜に負担が大きいだろうが、やはりそれもグスタフの知ったところではない。
「じゃが、相手は龍牙騎士ーーしかも、1騎で先行する程に選ばれる程の手練れ。龍の爪の将軍程度では、ちと心もとない」
フェアに、ヘルベルト連合のフェスティアに伝える内容を説明しながら、ふと独り言をこぼす。
グスタフも、天下に名高い龍牙騎士と、ヘルベルト連合が要する傭兵部隊の力量の差は理解している。龍の爪の将軍だけではなく、既にグスタフの手に堕ちて強化されている白薔薇騎士の面々ーーこれだけあれば、相手は龍牙騎士1人。何とかなりそうだが……
「ぐひひひ……そうじゃのう。やはり急がんといかんようだのぅ」
そういいながら、危機感よりも愉悦の色が濃いグスタフ。
前々から付け狙っていた学生ーーリアラ=リンデブルグ。彼女を「異能」で堕とし、そのまま自らの護衛にすればいい。
今になってアンナを失ったのは大きいと痛感するグスタフだったが、同時にリアラの実力への期待がかかる。アンナは、グスタフが堕とした女性の中でも、「異能」で強化した後は随一の強さを誇っていた。反則級、という言葉がグスタフの頭にとっさに浮かんだほどだった。
それと同等以上の実力を持つというリアラ。しかも、あのステラが特別に目をかけているということは、必ず何かがある学生だ。上手く堕とすことが出来れば、最強の手駒に成り得る。
「これは、念入りにドスケベにしてやらんとのぅ」
こういう状況であれば、リアラを手にしたいがために、リアラから遠ざけるためにヘルベルト連合へ行かせたステラは、近くに置いておくべきだったとも思うグスタフ。とりあえず彼女とは協力関係にあるため、グスタフがいよいよ危ないとなれば、手を貸すだろう。
しかし、逆に良かったかもしれない。いずれにせよ近くにステラがいればリアラに手を出すことは出来なかった。この機会に首尾よくリアラを手中に収められれれば、ステラに対してすら相応の駆け引きが出来るようになるかもしれない。
「ねぇ、大臣様ぁ。そろそろ……今度は犬みたいに後ろからズボズボされたいのぉ」
「ぐひ、ぐひひひ。そうじゃな。じゃが、これが終わったらすぐにヘルベルト連合へ行くんじゃぞ」
そういって四つん這いになるフェアに、また肉棒を挿入していくグスタフ。
「お、おっほおおおおっ! こ、この格好も獣みたいで好きぃっ! パ、パコパコしてぇっ! フェアのドスケベマンコを、大臣様の精液便所にしてぇっ!」
グスタフは、淫靡で下品なフェアの言葉を聞きながら、腰を打ち付け始める。
本当に彼が本能のままに欲望を貪る獣でしかないのなら、あらかじめ飛竜使いを手中に収めることなどしているはずがなく、この窮地に気づかないまま、陰謀が潰えていたことは間違いなかった。
しかし、今こうして未だかつてない窮地を、またとない好機に転じさせたということは--
▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼
フェアをヘルベルト連合に飛ばしたその翌日の夕方には、彼女は既に龍の爪の護衛を連れてきた。
名をオーエン=ブラッドリィと言い、『殲滅』とやらの二つ名で呼ばれている将軍らしい。グスタフはよく知らないが、あのフェスティアが選んだ人材ならばそれなりの人物なのだろう。
「よぉ、あんたが悪だくみをしている聖アルマイトの悪徳大臣だってなぁ」
初対面では、ニタニタと人を喰ったような笑みを浮かべてきたオーエン。明らかに、見た目からして愚鈍で醜悪なグスタフを下に見ているようだった。
しかし、グスタフは気分を害することはなく、むしろこの手のタイプは御しやすいと考えていた。忠義や義理よりなによりも、自らの欲望を優先させるタイプ。
金銭や闘争本能といった、人間は本能に起因する様々な欲望を持つが、生物としての根源的な欲望ーー性欲に勝るものはない、というのがグスタフの持論だった。
案の定、もはや見る影もない程のリリライトの痴態を目の前で見せてやれば、オーエンは口笛を鳴らしながら唸った。
「ひゅ~。俺もそのおこぼりに預からせてくれんのか?」
「ひひっ。ワシの手駒として使えるようであれば、好きなだけ白薔薇騎士をくれてやろう。ワシのお下がりにはなるがなぁ」
「がははは! 俺はそんなもんにこだわりはねぇからよ。こいつぁ、楽しみだ」
グスタフの「異能」は男性にすら感染するのか、これまでは戦闘で弱者を嬲り殺すことや金銭の方に欲望の重きを置いていたはずだが、グスタフとリリライトの痴態を見てから目の色が変わっていた。それを見て、実力のほどはともかく、この男を完全にコントロール下においたと確信するグスタフ。
そして、全てが自分の思惑の中で動いていると考えていたグスタフを驚かせたのは、オーエンを下がらせた後に聞いたフェアの報告だった。
「大臣様、実はクリアストロでは、フェスティア代表とはお会いできなかったのです」
「なにぃ?」
それではどうやって、あのオーエンという将軍を連れてきたのか。グスタフの気分を害してしまったと感じたフェアは、怯えた表情と口調で報告を続けた。
「そ、それが……既にフェスティア代表は龍の爪の部隊を率いてこちらに向かっていると……オーエン将軍は、大臣様からの使いが来た時に出せるように準備されていたようで……」
フェアの報告をまとめると、要はフェスティアはこの事態を予見していたらしい。
年明けのヘルベルトでの外交会談に赴いた際、グスタフはフェスティアにコウメイのことを話していた。その時はグスタフは、コウメイは死んだと確信をしていたが、どうやらフェスティアはコウメイが生き延びて王都に戻り、必ず部隊を率いてミュリヌス領に戻ってくるという、正に現状そのものを予想していたのだ。
最初は険しい表情のグスタフだったが、想定以上に優秀なフェスティアの参謀としての才覚に、にんまりと口元を緩める。
「ぐひひひ……やはり、あの女も手に入れておいて正解じゃったのう」
気を良くしたグスタフは、瞬く間に股間を膨らませ、唾液を零しながらフェアに醜悪な笑みを向ける。
「ようやった、フェア。今晩は一晩中ドスケベセックスじゃあ!」
「う、嬉しいっ! そうだ、可哀そうだから、今晩はリリライト様も加えて3Pセックスにしましょう! たまには私も大臣様と一緒に、あのエロ豚をドスケベに責めたいよぉ!」
聖アルマイト国ミュリヌス領は、悪徳大臣を中心に全てが狂乱の中にあった。
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