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正樹の圧と周囲の目を気にしながら、学校を出た。歩いている間、正樹が一切話さなかったが笑顔だ。それがとても怖かった。
連れて来られたのはラブホテルのSMルームだ。見たこともない物がたくさんあった。
「あの……」
冷たい目で見られ、怖いはずなのに興奮した。けど、不特定多数の人間と関係を持ったと思われているのは嫌だった。
「私、確かに男性を誘惑したけど身体関係があったわけじゃないの」
正樹は無言で悠をベッドに押し倒した。それ抵抗することなく悠は受け入れた。
「抱いたんだから知っている。けど……」正樹はニヤリと笑った。「俺以外の男を誘惑するなんてお仕置きが必要だろ」
正樹は悠のブラウスのボタンを全て外しスカート共に脱がした。下着だけの姿にされると恥ずかしさを感じた。
「あの、でも、気持ちがあったわけじゃ……」
口に人差し指を当てられると「ゆうちゃん」とゆっくりと名前を呼ばれた。
「『待ってて』と言ったよな」
「約束を覚えているの?」
「勿論だよ。保育園の頃も祖母の服をあげたのも。ずっと俺はゆうちゃんが好きなんだよ」
ガチャリと音がして、悠の腕と足首に革製のバンドがつけられ気になった。
正樹は悠の膝をまげると開き、左の手足、右の手足でバンドを接続した。更に足の間に拘束スティックがつけられると、足を閉じることが出来なくなった。下着で隠れてはいるがそれをとられたら丸見えた。
悠が全力で抵抗すれば正樹は拘束する事はできなかった。しかし、悠に逃げる気などない。むしろ、今からされる事に期待していた。
「俺はずっとゆうちゃんの事をだけを考えて生きてきたのに」
正樹は悠のブラをずらすと、乳首に触れ舐めた。舐められている反対の乳首を強くつねられて痛みを感じたがすぐに快感に変化した。正樹にされることはなんでも気持ち良くなれた。
「ゆうちゃんは誰の?」
「ま、正樹く、ん」
「だよな」正樹は嬉しそうに笑うと下着を切った。すると、抑えられていた悠のモノが弾けでた。彼はソレにコックリングをつけた。
「うぅ……」
「いい子。そのまま大人しくしてて」
正樹は悠の後ろに触れた。くるくると入口の周りを撫ぜられると何に欲しくなり悠は腰をくねらせた。
「アハハ。おねだり?」
「……うん」
「素直でいい子だ」
正樹の指が入ってきた。
「あん、はぁん」
ゆっくりと動かされ慣らされる感覚が気持ちよくて声をあげた。
しばらくすると生ぬるい感触がし何が中に入ってきてきた。
「あ、あぅ……。なぁに?」
「エネマグラ」
そう言うと、目隠しをされた。
「今から絶対に声を上げてはいけない」
「え……」
それ以降正樹は話さなくなり周囲は静まり返り、部屋に誰もいないように感じた。
最初は何も感じなかったのに、次第に尻の穴が暑くなってきた。身体が震え、気持ちいいのが全身に来た。ペニスを縛られているために快感が逃せず怖くなった。何度も正樹を呼ぼうとしたが彼に言われた事を思い出して我慢した。気持ちいいのが来ては去り来ては去っていった。頭がおかしくなりそだった。だけど、正樹との約束を守ろうと唇を噛み、声を我慢した。口の中に血の味が広がった。
「うぅ……」
もう気持ち良くなりたくなかった。
正樹が欲しかった。
寂しくて、涙でてきた。
何度も心の中で謝罪をした。服をもらった時『待ってて』と確かに言われたのに待てなかった。そのせいで大勢の前で正樹は辱めを受けた。
悠は自分を責めた。
捨てられて当然だ。
その時、エネマグラが抜けて目隠しが外れた。目の前、正樹があった。彼の顔を見ると大量の涙が溢れた。
「ごめんなさい、ごめんなさい」
何度も謝った。すると、彼は頭をなぜ口づけをしてくれた。
気づけば全ての拘束が外れていた。
「正樹君」
正樹は裸になると抱きしめてくれた。彼の体温が気持ち良かった。
「二度と俺以外を誘惑したりするな」
「うん、うん、ごめんなさい」
正樹の唇が触れると、彼の舌が悠の口の中を嘗め回した。それに感じ、悠の尻は待ちどおしそうに収縮した。
「あぅ……。ま、まさきく、んがほし……」
「うん」
ゆっくりと、正樹自身が入ってきた。
「うぅ……」
奥まで入ると圧迫感があったが嬉しかった。
「動くよ」
「うん」
正樹が動くたびに良いところを刺激されて甘い声がでた。
「あぅ、あん、いい…」
彼の全てが欲しくて、彼にしがみついた。すると、彼は嬉しそうに笑い更には激しく腰を動かした。
「はあ。あん……、まさ……。もっと。もっとちょうだ……」
「ううぅ……」
彼の感じている顔が大好きだった。もっと自分でたくさん気持ち良くてなってほしかった。彼の腰の動きに合わせて腰をふった。
「ゆうちゃん、ゆう、ゆう」と言いなから、彼の口が首に近づいてきた。正樹の歯があたり、噛まれることを期待したが彼は止めた。
「いいよ。気持ちいいから」
悠は正樹の後頭部に触れると、首まで誘導した。
「あん」
首を舐められた。
噛まないのかと残念に思った次の瞬間、一気に貫かれそれと同時に肩を噛まれた。
「あぁぁん」
全身に電撃が走り、大きな声が出てしまった。ナカにどくどくと正樹の欲望が流れ出てくるのを感じた。悠のペニスからは透明な液体が出ていた。
「愛してるよ」と正樹に頭を撫ぜられた。
それが嬉しくて、正樹に抱きキスをした。
連れて来られたのはラブホテルのSMルームだ。見たこともない物がたくさんあった。
「あの……」
冷たい目で見られ、怖いはずなのに興奮した。けど、不特定多数の人間と関係を持ったと思われているのは嫌だった。
「私、確かに男性を誘惑したけど身体関係があったわけじゃないの」
正樹は無言で悠をベッドに押し倒した。それ抵抗することなく悠は受け入れた。
「抱いたんだから知っている。けど……」正樹はニヤリと笑った。「俺以外の男を誘惑するなんてお仕置きが必要だろ」
正樹は悠のブラウスのボタンを全て外しスカート共に脱がした。下着だけの姿にされると恥ずかしさを感じた。
「あの、でも、気持ちがあったわけじゃ……」
口に人差し指を当てられると「ゆうちゃん」とゆっくりと名前を呼ばれた。
「『待ってて』と言ったよな」
「約束を覚えているの?」
「勿論だよ。保育園の頃も祖母の服をあげたのも。ずっと俺はゆうちゃんが好きなんだよ」
ガチャリと音がして、悠の腕と足首に革製のバンドがつけられ気になった。
正樹は悠の膝をまげると開き、左の手足、右の手足でバンドを接続した。更に足の間に拘束スティックがつけられると、足を閉じることが出来なくなった。下着で隠れてはいるがそれをとられたら丸見えた。
悠が全力で抵抗すれば正樹は拘束する事はできなかった。しかし、悠に逃げる気などない。むしろ、今からされる事に期待していた。
「俺はずっとゆうちゃんの事をだけを考えて生きてきたのに」
正樹は悠のブラをずらすと、乳首に触れ舐めた。舐められている反対の乳首を強くつねられて痛みを感じたがすぐに快感に変化した。正樹にされることはなんでも気持ち良くなれた。
「ゆうちゃんは誰の?」
「ま、正樹く、ん」
「だよな」正樹は嬉しそうに笑うと下着を切った。すると、抑えられていた悠のモノが弾けでた。彼はソレにコックリングをつけた。
「うぅ……」
「いい子。そのまま大人しくしてて」
正樹は悠の後ろに触れた。くるくると入口の周りを撫ぜられると何に欲しくなり悠は腰をくねらせた。
「アハハ。おねだり?」
「……うん」
「素直でいい子だ」
正樹の指が入ってきた。
「あん、はぁん」
ゆっくりと動かされ慣らされる感覚が気持ちよくて声をあげた。
しばらくすると生ぬるい感触がし何が中に入ってきてきた。
「あ、あぅ……。なぁに?」
「エネマグラ」
そう言うと、目隠しをされた。
「今から絶対に声を上げてはいけない」
「え……」
それ以降正樹は話さなくなり周囲は静まり返り、部屋に誰もいないように感じた。
最初は何も感じなかったのに、次第に尻の穴が暑くなってきた。身体が震え、気持ちいいのが全身に来た。ペニスを縛られているために快感が逃せず怖くなった。何度も正樹を呼ぼうとしたが彼に言われた事を思い出して我慢した。気持ちいいのが来ては去り来ては去っていった。頭がおかしくなりそだった。だけど、正樹との約束を守ろうと唇を噛み、声を我慢した。口の中に血の味が広がった。
「うぅ……」
もう気持ち良くなりたくなかった。
正樹が欲しかった。
寂しくて、涙でてきた。
何度も心の中で謝罪をした。服をもらった時『待ってて』と確かに言われたのに待てなかった。そのせいで大勢の前で正樹は辱めを受けた。
悠は自分を責めた。
捨てられて当然だ。
その時、エネマグラが抜けて目隠しが外れた。目の前、正樹があった。彼の顔を見ると大量の涙が溢れた。
「ごめんなさい、ごめんなさい」
何度も謝った。すると、彼は頭をなぜ口づけをしてくれた。
気づけば全ての拘束が外れていた。
「正樹君」
正樹は裸になると抱きしめてくれた。彼の体温が気持ち良かった。
「二度と俺以外を誘惑したりするな」
「うん、うん、ごめんなさい」
正樹の唇が触れると、彼の舌が悠の口の中を嘗め回した。それに感じ、悠の尻は待ちどおしそうに収縮した。
「あぅ……。ま、まさきく、んがほし……」
「うん」
ゆっくりと、正樹自身が入ってきた。
「うぅ……」
奥まで入ると圧迫感があったが嬉しかった。
「動くよ」
「うん」
正樹が動くたびに良いところを刺激されて甘い声がでた。
「あぅ、あん、いい…」
彼の全てが欲しくて、彼にしがみついた。すると、彼は嬉しそうに笑い更には激しく腰を動かした。
「はあ。あん……、まさ……。もっと。もっとちょうだ……」
「ううぅ……」
彼の感じている顔が大好きだった。もっと自分でたくさん気持ち良くてなってほしかった。彼の腰の動きに合わせて腰をふった。
「ゆうちゃん、ゆう、ゆう」と言いなから、彼の口が首に近づいてきた。正樹の歯があたり、噛まれることを期待したが彼は止めた。
「いいよ。気持ちいいから」
悠は正樹の後頭部に触れると、首まで誘導した。
「あん」
首を舐められた。
噛まないのかと残念に思った次の瞬間、一気に貫かれそれと同時に肩を噛まれた。
「あぁぁん」
全身に電撃が走り、大きな声が出てしまった。ナカにどくどくと正樹の欲望が流れ出てくるのを感じた。悠のペニスからは透明な液体が出ていた。
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