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第2章 義妹は同級生?
第2話 マドモアゼル・ショコラ
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そのとき、携帯の着信音が、その落ち着かない室内に鳴り渡った。
誰からかを知って、仏頂面で、京旗は出た。
「…………」
『京旗~ぃ?』
脳天気な、鼻にかかった、舌っ足らずの声がした。ふくよか女とは違う。高く澄んだ、可愛い声質だった。
「なんすか、兆胡(ちょうこ)サン」
ぶっきらぼうに、京旗は答えた。別に恋人とかじゃない。母親だ。
確か今日もパリにいない。フランスの南の方、大西洋に面したボルドーに出張で、何日か泊まる、とか言ってたな。
一色兆胡は見てくれは童顔でぽやんとした女だが、頭はよく回り、キャリアウーマンだ。
『あーあ、ツレないんだ。ねぇ、あんた、サロン・ド・ショコラのコンテストで、負けたんだってぇ?』
「すいませんねっ」
電話してきて三秒で、不機嫌にしてくれるんじゃねぇっ。頼むから。
『あははははは~、ホントだったんだ~。あんたのお菓子、おいしくないもんねぇ?』
「い……っ?!」
さすがに京旗は、絶句した。
三週間前、京旗の働く店に来て、嬉しそうに全種類お買いあげしていった女の口から出た言葉か、本当に?!
<あれも、これも、あっちも。京旗クンが作ったんなら、ぜーんぶ、ちょおだい>
山盛りにケーキの箱を抱えて、腕にはクッキーや焼き菓子の袋をどっさり下げて、車との間を何度も踊るように往復した、ピンク色のワンピースの母親。
<じゃあね~ん>
と、運転席から手を振って、店の前から走り去っていった車。
親バカまるだしだったじゃねぇかッ!
「た、食べたんすよね?」
『ちゃあんとね。うん、おいしくなかった~』
「あんたの味覚、狂ってんじゃないんすか?」
『ひっどぉお~い。あたしの舌が肥えてるの、京旗クンがいちばんよく知ってるじゃなぁい。ホントのことしか言わないよ、あたし』
「ホントにまずかったってですか!」
『ホントにホントに』
こくこく、と電話の向こうで、一色兆胡はうなずいていた。
「か~っ……。母親のくせに、冷たいヒトだ……」
京旗はがく~っと、手のひらに額をつっぷしていた。
『母親だからじゃないの~。正直に言ってくれるのは、家族だけよ~』
あんたの他に、そういうことを言ってくれる人がいたんすけどね。
――たく、あのジジイ、家族以上に……
思い出してしまって、舌打ちをする。くっそう、ありがた迷惑なジジイめ!
さすがは、あの日京旗を拾ってくれたジジイだ。基本的に、お人よしで、優しくて、どこまでもオレに親身なんだよな。
分かっている。京旗だって分かっているのだ。こんな事態になったのは、親方のでいではなく、互いにとって不運だっただけだということは。
頑固オヤジが、京旗の作る菓子に警鐘を鳴らしはじめた、その頃にちょうど、たまたま、コンクールで何故か失格判定を受けるという事件がかぶってしまった。京旗も不正をしていないことを立証できないし、最中は焦るばかりで、運営に申し立てをすることなど思いつきもしなかった。ほんの微塵も。だから親方としては、ああ言うしかなかった。ほんとうに、互いにとって不運だったとしか言いようがない。
「ねえ、誰とお話なさってるの?」
いきなりダミ声が顔面三センチの至近距離にのぞきこんで、
「わッ!」
京旗は飛び上がってのけぞった。
ニコニコと機嫌のいいふくよか女にドシッと隣に座られて、ソファの反対側に待避。
メモに走り書きして返事をする。<母さんからだよッ>と。
「まあっ、お母様っ?! ご挨拶しなくっちゃ!!」
「なんでだー!!」
電話を取り上げようとする彼女を、じたばたしてかわす。
電話の向こうでは、京旗のコンクール敗北を笑って、兆胡が、
『マドモアゼル・ショコラの息子が、台無しねっ』
――楽しそうに言うんじゃねぇっ!
ムカッとくる。
『ねぇ、知ってるでしょ、あたし、マドモアゼル・ショコラって呼ばれてるのよ』
「はいはい。前に聞きましたよそれは。チョウコ→チョコ→フランス語よみでショコだからショコラなんでしたっけね」
『呆れたみたいにいわないでよぉ。うふふ~、マドモアゼル・ショコラよ、マドモアゼル・ショコラ』
「……もしかして、マドモアゼル、の方を強調したいんすか?」
ふくよか女の魔の手を避けて、すいっすいっと身を捻り、ジャンプまでしながら京旗は言う。
『あぁったりぃ~~~』
頭痛がしてきた。
シングルの女性だから、確かにマドモアゼルだが、もうそういう年齢じゃないだろ。
口の中で、毒突く。この際ショコラは許してやってもいいから、マダムと呼ばせんかっ。
『でもね、もう少ししたら、マダム・ショコラになるかもしれないの』
「いッ?!」
さすがに、頭に土星あたりがガンッと直撃してきた気がした。
ふくよか女が腕をひろげて抱きついてきそうになって、慌ててエビぞり、ついでにバク天をきる。天井が高くてよかった――つーか、一流ホテルのスイートでやるこっちゃねぇ!!
「てか、ちょっと待ってください、まさか、けけけ結婚?! つか再婚?!」
『そぉ!! あぁったりぃぃいいいい~!! 兆胡サン、プロポーズされちゃったぁ~~~』
……おいおいおい……
『でもね』
蒼白になって汗をだらだらとかいている京旗に、しおらしい声が聞こえてきた。
『京旗クンがイヤだって言うなら、マドモアゼルでいてもいい……と思ってるの』
「…………」
徹底して強引にゴリ押ししてこられると、反発心も燃え上がる。でも、こうやって引かれてしまうと、ちょっと弱い。
ふくよか女のタックルを、身をよじってかわして次の間へ逃げつつ、母親に対して絶句している自分に気付く。
『ねえ、京旗クン。反対してもいいからさぁ。相手にいちど会ってきてくれないかなあ? ううん、カレよりね、ほんとは兆胡サン、気になってることがあって……カレの娘と上手くやれそうか、確かめてきてよ』
「えっ……?! てことは、コブつきぃ?!」
京旗の声は、これで何度めか、裏返っていた。
『なぁにいってんのよ、あんただってアタシのコブでしょぉがあ』
「はっ……そーいえばそーでした。けど、けどですよ?!」
油断した瞬間、どーんと背中から衝撃をくらって、肉弾に、強烈につんのめさせられた。
さっき逃げこんだのが運悪く寝室で、キングサイズのベッドに鼻先から突っ込むことになる。
――うげっ!
「うっふふふふ~ん、つっかま~えた~♪」
ふくよか女のダミ声がささやき、ニタリと笑う。京旗はゾーッと青ざめた。ホールドされ、多大な体重が、京旗を脱出不能にしている。
『ねぇ、あたし、ちょっと仕事が詰まってて休みとれないの。代わりに事前見聞してきて。旅費はもちろん出してあげるわ。旅行のチャンスよ♪ 向こうで滞在するマンションも、用意したげるっ』
「行く! 行きマス!! 行かせてクダサイ!!」
とにかくこの女とこの状況から抜け出したい!
京旗は切実に絶叫していた。
『決まりねっ』
弾んだ声の兆胡。
『言い忘れてたけど、彼女は中学三年生だって。あんたと同じねぇ』
――同い年の義妹~ッ?!! ちょっと待てッ!!
「てゆーか、しーッ! しーッ! かーさん、僕いま十七歳ですよ!!」
誰かに聞かれたら、どーすんだ!!
手で必死に押しやった、ふくよか女の顔。その顔が目を点にしている。
「えええっ? 中三ですってぇ?!」
兆胡の声は括舌がよくて華があるから、携帯を飛び出して聞こえやすい。ホラ見ろ厄介なことになった!と京旗は、
「ちち、ちがうちがう、聞き間違いっすよ!! やだなぁ!!」
『向こうの日本人学校に、中学三年クラスへの転入の書類、送っといたからね~』
「だーッ! しーっしーっしー!!」
誰からかを知って、仏頂面で、京旗は出た。
「…………」
『京旗~ぃ?』
脳天気な、鼻にかかった、舌っ足らずの声がした。ふくよか女とは違う。高く澄んだ、可愛い声質だった。
「なんすか、兆胡(ちょうこ)サン」
ぶっきらぼうに、京旗は答えた。別に恋人とかじゃない。母親だ。
確か今日もパリにいない。フランスの南の方、大西洋に面したボルドーに出張で、何日か泊まる、とか言ってたな。
一色兆胡は見てくれは童顔でぽやんとした女だが、頭はよく回り、キャリアウーマンだ。
『あーあ、ツレないんだ。ねぇ、あんた、サロン・ド・ショコラのコンテストで、負けたんだってぇ?』
「すいませんねっ」
電話してきて三秒で、不機嫌にしてくれるんじゃねぇっ。頼むから。
『あははははは~、ホントだったんだ~。あんたのお菓子、おいしくないもんねぇ?』
「い……っ?!」
さすがに京旗は、絶句した。
三週間前、京旗の働く店に来て、嬉しそうに全種類お買いあげしていった女の口から出た言葉か、本当に?!
<あれも、これも、あっちも。京旗クンが作ったんなら、ぜーんぶ、ちょおだい>
山盛りにケーキの箱を抱えて、腕にはクッキーや焼き菓子の袋をどっさり下げて、車との間を何度も踊るように往復した、ピンク色のワンピースの母親。
<じゃあね~ん>
と、運転席から手を振って、店の前から走り去っていった車。
親バカまるだしだったじゃねぇかッ!
「た、食べたんすよね?」
『ちゃあんとね。うん、おいしくなかった~』
「あんたの味覚、狂ってんじゃないんすか?」
『ひっどぉお~い。あたしの舌が肥えてるの、京旗クンがいちばんよく知ってるじゃなぁい。ホントのことしか言わないよ、あたし』
「ホントにまずかったってですか!」
『ホントにホントに』
こくこく、と電話の向こうで、一色兆胡はうなずいていた。
「か~っ……。母親のくせに、冷たいヒトだ……」
京旗はがく~っと、手のひらに額をつっぷしていた。
『母親だからじゃないの~。正直に言ってくれるのは、家族だけよ~』
あんたの他に、そういうことを言ってくれる人がいたんすけどね。
――たく、あのジジイ、家族以上に……
思い出してしまって、舌打ちをする。くっそう、ありがた迷惑なジジイめ!
さすがは、あの日京旗を拾ってくれたジジイだ。基本的に、お人よしで、優しくて、どこまでもオレに親身なんだよな。
分かっている。京旗だって分かっているのだ。こんな事態になったのは、親方のでいではなく、互いにとって不運だっただけだということは。
頑固オヤジが、京旗の作る菓子に警鐘を鳴らしはじめた、その頃にちょうど、たまたま、コンクールで何故か失格判定を受けるという事件がかぶってしまった。京旗も不正をしていないことを立証できないし、最中は焦るばかりで、運営に申し立てをすることなど思いつきもしなかった。ほんの微塵も。だから親方としては、ああ言うしかなかった。ほんとうに、互いにとって不運だったとしか言いようがない。
「ねえ、誰とお話なさってるの?」
いきなりダミ声が顔面三センチの至近距離にのぞきこんで、
「わッ!」
京旗は飛び上がってのけぞった。
ニコニコと機嫌のいいふくよか女にドシッと隣に座られて、ソファの反対側に待避。
メモに走り書きして返事をする。<母さんからだよッ>と。
「まあっ、お母様っ?! ご挨拶しなくっちゃ!!」
「なんでだー!!」
電話を取り上げようとする彼女を、じたばたしてかわす。
電話の向こうでは、京旗のコンクール敗北を笑って、兆胡が、
『マドモアゼル・ショコラの息子が、台無しねっ』
――楽しそうに言うんじゃねぇっ!
ムカッとくる。
『ねぇ、知ってるでしょ、あたし、マドモアゼル・ショコラって呼ばれてるのよ』
「はいはい。前に聞きましたよそれは。チョウコ→チョコ→フランス語よみでショコだからショコラなんでしたっけね」
『呆れたみたいにいわないでよぉ。うふふ~、マドモアゼル・ショコラよ、マドモアゼル・ショコラ』
「……もしかして、マドモアゼル、の方を強調したいんすか?」
ふくよか女の魔の手を避けて、すいっすいっと身を捻り、ジャンプまでしながら京旗は言う。
『あぁったりぃ~~~』
頭痛がしてきた。
シングルの女性だから、確かにマドモアゼルだが、もうそういう年齢じゃないだろ。
口の中で、毒突く。この際ショコラは許してやってもいいから、マダムと呼ばせんかっ。
『でもね、もう少ししたら、マダム・ショコラになるかもしれないの』
「いッ?!」
さすがに、頭に土星あたりがガンッと直撃してきた気がした。
ふくよか女が腕をひろげて抱きついてきそうになって、慌ててエビぞり、ついでにバク天をきる。天井が高くてよかった――つーか、一流ホテルのスイートでやるこっちゃねぇ!!
「てか、ちょっと待ってください、まさか、けけけ結婚?! つか再婚?!」
『そぉ!! あぁったりぃぃいいいい~!! 兆胡サン、プロポーズされちゃったぁ~~~』
……おいおいおい……
『でもね』
蒼白になって汗をだらだらとかいている京旗に、しおらしい声が聞こえてきた。
『京旗クンがイヤだって言うなら、マドモアゼルでいてもいい……と思ってるの』
「…………」
徹底して強引にゴリ押ししてこられると、反発心も燃え上がる。でも、こうやって引かれてしまうと、ちょっと弱い。
ふくよか女のタックルを、身をよじってかわして次の間へ逃げつつ、母親に対して絶句している自分に気付く。
『ねえ、京旗クン。反対してもいいからさぁ。相手にいちど会ってきてくれないかなあ? ううん、カレよりね、ほんとは兆胡サン、気になってることがあって……カレの娘と上手くやれそうか、確かめてきてよ』
「えっ……?! てことは、コブつきぃ?!」
京旗の声は、これで何度めか、裏返っていた。
『なぁにいってんのよ、あんただってアタシのコブでしょぉがあ』
「はっ……そーいえばそーでした。けど、けどですよ?!」
油断した瞬間、どーんと背中から衝撃をくらって、肉弾に、強烈につんのめさせられた。
さっき逃げこんだのが運悪く寝室で、キングサイズのベッドに鼻先から突っ込むことになる。
――うげっ!
「うっふふふふ~ん、つっかま~えた~♪」
ふくよか女のダミ声がささやき、ニタリと笑う。京旗はゾーッと青ざめた。ホールドされ、多大な体重が、京旗を脱出不能にしている。
『ねぇ、あたし、ちょっと仕事が詰まってて休みとれないの。代わりに事前見聞してきて。旅費はもちろん出してあげるわ。旅行のチャンスよ♪ 向こうで滞在するマンションも、用意したげるっ』
「行く! 行きマス!! 行かせてクダサイ!!」
とにかくこの女とこの状況から抜け出したい!
京旗は切実に絶叫していた。
『決まりねっ』
弾んだ声の兆胡。
『言い忘れてたけど、彼女は中学三年生だって。あんたと同じねぇ』
――同い年の義妹~ッ?!! ちょっと待てッ!!
「てゆーか、しーッ! しーッ! かーさん、僕いま十七歳ですよ!!」
誰かに聞かれたら、どーすんだ!!
手で必死に押しやった、ふくよか女の顔。その顔が目を点にしている。
「えええっ? 中三ですってぇ?!」
兆胡の声は括舌がよくて華があるから、携帯を飛び出して聞こえやすい。ホラ見ろ厄介なことになった!と京旗は、
「ちち、ちがうちがう、聞き間違いっすよ!! やだなぁ!!」
『向こうの日本人学校に、中学三年クラスへの転入の書類、送っといたからね~』
「だーッ! しーっしーっしー!!」
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