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しおりを挟む集合馬車での移動は思ったより大変、今まで私が乗ってきた馬車とはやはり全然違って、長時間乗っているのはきつい
「お嬢さん大丈夫かい?痛いならこのクッション敷くといいぞ」
一緒に乗っていたお爺さんがクッションを渡してくれた。
「ありがとうございます、でもそれじゃお爺さんのクッションが無いですよ」
「大丈夫だよ、予備があるから」
お礼を言い、有りがたく使わせて 貰うことにした
馬車の窓から外を見ながら、これからのことを考えた、
修道院に行って私は生活していけるかな?
料理も掃除もしたことがない
こんな私が行ったら迷惑をかけるだけな気がする
でも他に私には行く宛がない
向こうに着いたら、頑張って少しでも迷惑をかけないようにするしかない
「皆さん、もうすぐ目的地に着きますよ」
やっと着くのね
アリアタに着いたら宿を探して
朝になったらまた、集合馬車の待合所で修道院行きを探さないといけないのね
馬車を降り、馬車の御者におすすめの宿を教えて貰いそこに泊まることにした。
教えて貰った宿はご飯が美味しくて、お風呂もちゃんとついているところだった。
御者にとてもいい宿を教えて貰った
宿のとなりには騎士達の詰所があるので、何かあったら直ぐに駆けつけてくれるので、女1人で泊まるのも安心できる
今日は早く寝て、今日一日の疲れを取ることにしよう
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