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しおりを挟むまたいつもの癇癪が始まった
「お姉様ばかりずるい!!私もそのお人形欲しい」
「メアリーは他の人形をお父様から買って貰ったでしょ」
「でもそのお人形の方が可愛い、お姉様メアリーに頂戴」
何言ってるのこの子は貴女が持ってる方が今1番人気のお人形で可愛いものなのよ。
私もそれが欲しかったけど高いからダメだとお父様に言われたのに、今日の買い物は私の誕生日プレゼント選びなのに優先されるのはこの子
2つ違いで生まれただけなのに可愛がられるのも、優先されるのもメアリー、狡いのは貴女よ。
親の愛情独り占めしてるくせにまだ足りないの?
「ならメアリーが買って貰ったお人形と私のお人形交換しましょう」
その方が私も嬉しいし元々欲しかった物だもの
「これはメアリーのだからダメ」
「なら私のお人形もあげられないわ」
そう言うとメアリーはギャン泣きし始める
遠くに居たお父様とお母様とお兄様がメアリーの泣き声に気が付き近付いてきた
「メアリーどうしたんだい?そんなに泣いて?そんなに泣いたら目がウサギさんみたいになるぞ」
「メアリー何か悲しいことがあったの?お母様に教えて頂戴」
「グズッ、お姉様が意地悪するの~うわぁぁぁぁん」
「イリナ!!お姉ちゃんなのに何で妹を苛めるの!!」
「苛めてなんかいません。メアリーが私が買って貰ったお人形を欲しがったので、それならメアリーが買って貰ったお人形と交換しようと言ったけど、嫌だと言うのでなら渡せないと言っただけです」
「イリナの方が年上なんだからお人形ぐらいあげなさい」
「じゃあお父様は私に新しいものを買ってくれるのですか?このお人形は私のお誕生日プレゼントですよね?」
「我が家がお金持ちでもポンポンと物を買ってやることはできない。メアリーが泣いてるんだから、例えそれが誕生日プレゼントでもあげるのがお姉ちゃんの優しさだろ」
「そうよ。貴女はお姉ちゃん何だから意地汚いこと言わないで頂戴。高がお人形でしょ」
何よそれメアリーが相手なら好きなだけ買ってあげるくせに、お母様もお父様も私なんて嫌いなんだ
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