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しおりを挟む「素敵な誕生日プレゼントありがとうございます」
「喜んでもらえてよかったわ。イリナが最近、多国語を勉強し始めたと手紙に書いてたから、楽しく勉強が出来たら良いと思って恋愛小説を向こうで買ってきたのよ。」
「レベッカさんセンスが良いわね。私達は勉強中でもやる気が出るように綺麗なインク瓶とガラスペンにしたの。喜んでもらえて良かったわ」
こんなに素敵な物があったら勉強が楽しみになるわ。
「お姉様ばかり狡い、私もそれ欲しい!!」
「メアリーは先月の誕生日に皆から貰ってたでしょ。これは私の誕生日プレゼントなのよ」
メアリーは何時ものように駄々をこねて、欲しい欲しいと我が儘を言う。
我が儘を言いながらいつも味方してくれるお母様の方をチラチラ見るけど、伯父さん達の前だからさすがのお母様も何時もみたいに、お姉ちゃんなんだからあげなさいとは言わないみたいだ。
「メアリーいい加減にしろ。これはイリナのプレゼントだ。お前のじゃない。それにイリナのプレゼントは全部勉強道具だぞ。これを何時もみたいに盗るなら、毎日無理やり勉強させるぞ。逃げても椅子にくくりつけるからな」
「エリックそれはやり過ぎよ。メアリーが可哀想だわ」
「母上いい加減にしてくださいね。メアリーを甘やかすのは辞めてください。イリナのプレゼントを盗ろうとしなければ良いだけの話です。それにイリナは4歳の頃から勉強から逃げたら、母上達が椅子にくくりつけてたでしょ」
誕生日プレゼントをメアリーに盗られるなんてもう嫌、メアリーはお兄様の話を聞いて迷ってるみたいだけど、勉強をするなんて絶対にあり得ないわ。
諦めさせるには今しかない
「伯父さん達には悪いけどメアリーがこれから、マナーの勉強や語学の勉強に公爵家の跡取りの勉強をするなら、このプレゼント譲っても良いわ。だけど1度受け取ったら2度と勉強から逃げることは認めないわ。例えお母様とお父様が許しても駄目よ。お2人が甘やかすなら伯父さん達に協力して貰うだけだから、お父様を頼っても無理よ」
伯父さん達の方を見ると皆が頷いていた。
「勉強なんて絶対に嫌!!お姉様のプレゼントなんてもういらないわ」
「そう、良かったわ。私もあげるの本当は嫌だったから」
はぁ~、メアリーは公爵家の跡取りに本当に成れるのかしら?
こんなに勉強を嫌がるなんて、公爵家の跡取りは別の人になりそうね
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