30 / 41
30
2日が経ち屋敷は朝から夜の歓迎パーティーの準備で騒がしい。
昨日はウォード様とピエールお父様とカーラお母様と私でディナーを一緒にした。
ウォード様は話上手な方でディナーの時間はとても楽しいものになった。
昨日はピエールお父様に王様から手紙が届いた。
ピエールお父様の話ではウォード様の為に色々してくれてありがとうって事と、歓迎パーティーには王妃様と王様とジョージ様の参加の許可を欲しいってことが書いてあった。
ウォード様にジョージ様が謝罪する機会が欲しいってことみたいだ
ピエールお父様はすごく悩んでいた。
国としてはジョージ様がウォード様に謝罪するのはとても大事なことだけど、あのジョージ様が素直に謝るとは思えない。
またウォード様に不愉快な思いをさせられては困る。
ピエールお父様は悩みに悩んで条件を出して、それが守れるなら構わないと返事をしたみたい
内容はジョージ様が誠心誠意ウォード様に謝罪する事、ジョージ様には王様と王妃様が決して離れないこと、第1にメアリーを絶対に連れてこないと言うこと
メアリーは全く反省してないことは嫌でもこちらまで聞こえてきている。
そんなメアリーがついてきたら問題にしかならないことは分かりきっている
歓迎パーティーにはお兄様も来る予定、お父様とお母様は一応招待されてるけど来るかはわからない。
普通ならメアリーの事を謝るために来るだろうけど、非常識で変にプライドが高い2人がわざわざ謝りに来るとは思えない。
現在ピエールお父様とウォード様お仕事で家には居ない。
私とカーラお母様はお昼は軽くサンドウィッチを食べてパーティーの準備に取りかかった
辺りが暗くなってからパーティーの参加者が続々と集まってきました。
私とカーラお母様は玄関でお客様の出迎えをして、ピエールお父様はパーティー会場でお客様の歓迎することになりました
パーティーが始まり少し経つとお兄様がやってきました
「イリナ久しぶりだな。今回はメアリーのせいで大変だったな。俺も手伝えたら良かったんだが」
「お兄様いらっしゃい。お兄様が気にすることではないわよ。ウォード様の宿泊先に選ばれたのはピエールお父様がウォード様の仕事相手だったからだもの」
「だけどな、ウォード様が王宮を嫌がる原因を作ったのはメアリーだから、伯父さんと伯母さんとイリナには迷惑かけることになっただろ?」
「ジョージ様とメアリーの婚約が決まってからはメアリーは王宮で過ごしてたんだからお兄様には関係ないわ。責任あるのはメアリーを甘やかしてるお母様とお父様よ。それと言いづらいけどマナーがなってないメアリーを自由にさせてた、王様達もいけないのよ。移動範囲を制限してたらウォード様に失礼なことしないですんだんだから」
誰かに聞かれてないことを確認してからお兄様に王様達の判断ミスを指摘した。
例え本当の事でも誰かに聞かれて王族の耳に入ったら、不敬罪になるから問題発言には気を付けないといけない
「イリナこんな所でそんな話をしてはいけませんよ。誰が聞いてるかわからないんですからね」
「申し訳ありません。以後気を付けますわ」
「はあ~、イリナにはハラハラさせられるよ。じゃあ俺は会場に向かうよ」
まだ出迎えがあるからお兄様をこの場で見送ろうとしてたらカーラお母様が
「ここは私一人で大丈夫だからイリナはエリックと一緒に行きなさい。色々お互い話したいこともあるでしょ」
「カーラお母様ありがとうございます」
出迎えをカーラお母様に任せてお兄様とパーティー会場に向かうことにしました
あなたにおすすめの小説
妹は謝らない
青葉めいこ
恋愛
物心つく頃から、わたくし、ウィスタリア・アーテル公爵令嬢の物を奪ってきた双子の妹エレクトラは、当然のように、わたくしの婚約者である第二王子さえも奪い取った。
手に入れた途端、興味を失くして放り出すのはいつもの事だが、妹の態度に怒った第二王子は口論の末、妹の首を絞めた。
気絶し、目覚めた妹は、今までの妹とは真逆な人間になっていた。
「彼女」曰く、自分は妹の前世の人格だというのだ。
わたくしが恋する義兄シオンにも前世の記憶があり、「彼女」とシオンは前世で因縁があるようで――。
「彼女」と会った時、シオンは、どうなるのだろう?
小説家になろうにも投稿しています。
なんで私だけ我慢しなくちゃならないわけ?
ワールド
恋愛
私、フォン・クラインハートは、由緒正しき家柄に生まれ、常に家族の期待に応えるべく振る舞ってまいりましたわ。恋愛、趣味、さらには私の将来に至るまで、すべては家名と伝統のため。しかし、これ以上、我慢するのは終わりにしようと決意いたしましたわ。
だってなんで私だけ我慢しなくちゃいけないと思ったんですもの。
これからは好き勝手やらせてもらいますわ。
(完)貴女は私の全てを奪う妹のふりをする他人ですよね?
青空一夏
恋愛
公爵令嬢の私は婚約者の王太子殿下と優しい家族に、気の合う親友に囲まれ充実した生活を送っていた。それは完璧なバランスがとれた幸せな世界。
けれど、それは一人の女のせいで歪んだ世界になっていくのだった。なぜ私がこんな思いをしなければならないの?
中世ヨーロッパ風異世界。魔道具使用により現代文明のような便利さが普通仕様になっている異世界です。
妹に全部取られたけど、幸せ確定の私は「ざまぁ」なんてしない!
石のやっさん
恋愛
マリアはドレーク伯爵家の長女で、ドリアーク伯爵家のフリードと婚約していた。
だが、パーティ会場で一方的に婚約を解消させられる。
しかも新たな婚約者は妹のロゼ。
誰が見てもそれは陥れられた物である事は明らかだった。
だが、敢えて反論もせずにそのまま受け入れた。
それはマリアにとって実にどうでも良い事だったからだ。
主人公は何も「ざまぁ」はしません(正当性の主張はしますが)ですが...二人は。
婚約破棄をすれば、本来なら、こうなるのでは、そんな感じで書いてみました。
この作品は昔の方が良いという感想があったのでそのまま残し。
これに追加して書いていきます。
新しい作品では
①主人公の感情が薄い
②視点変更で読みずらい
というご指摘がありましたので、以上2点の修正はこちらでしながら書いてみます。
見比べて見るのも面白いかも知れません。
ご迷惑をお掛けいたしました
聖女は妹ではありません。本物の聖女は、私の方です
光子
恋愛
私の双子の妹の《エミル》は、聖女として産まれた。
特別な力を持ち、心優しく、いつも愛を囁く妹は、何の力も持たない、出来損ないの双子の姉である私にも優しかった。
「《ユウナ》お姉様、大好きです。ずっと、仲良しの姉妹でいましょうね」
傍から見れば、エミルは姉想いの可愛い妹で、『あんな素敵な妹がいて良かったわね』なんて、皆から声を掛けられた。
でも違う、私と同じ顔をした双子の妹は、私を好きと言いながら、執着に近い感情を向けて、私を独り占めしようと、全てを私に似せ、奪い、閉じ込めた。
冷たく突き放せば、妹はシクシクと泣き、聖女である妹を溺愛する両親、婚約者、町の人達に、酷い姉だと責められる。
私は妹が大嫌いだった。
でも、それでも家族だから、たった一人の、双子の片割れだからと、ずっと我慢してきた。
「ユウナお姉様、私、ユウナお姉様の婚約者を好きになってしまいました。《ルキ》様は、私の想いに応えて、ユウナお姉様よりも私を好きだと言ってくれました。だから、ユウナお姉様の婚約者を、私に下さいね。ユウナお姉様、大好きです」
――――ずっと我慢してたけど、もう限界。
好きって言えば何でも許される免罪符じゃないのよ?
今まで家族だからって、双子の片割れだからって我慢してたけど、もう無理。
丁度良いことに、両親から家を出て行けと追い出されたので、このまま家を出ることにします。
さようなら、もう二度と貴女達を家族だなんて思わない。
泣いて助けを求めて来ても、絶対に助けてあげない。
本物の聖女は私の方なのに、馬鹿な人達。
不定期更新。
この作品は私の考えた世界の話です。設定ゆるゆるです。よろしくお願いします。
両親から謝ることもできない娘と思われ、妹の邪魔する存在と決めつけられて養子となりましたが、必要のないもの全てを捨てて幸せになれました
珠宮さくら
恋愛
伯爵家に生まれたユルシュル・バシュラールは、妹の言うことばかりを信じる両親と妹のしていることで、最低最悪な婚約者と解消や破棄ができたと言われる日々を送っていた。
一見良いことのように思えることだが、実際は妹がしていることは褒められることではなかった。
更には自己中な幼なじみやその異母妹や王妃や側妃たちによって、ユルシュルは心労の尽きない日々を送っているというのにそれに気づいてくれる人は周りにいなかったことで、ユルシュルはいつ倒れてもおかしくない状態が続いていたのだが……。
堅実に働いてきた私を無能と切り捨てたのはあなた達ではありませんか。
木山楽斗
恋愛
聖女であるクレメリアは、謙虚な性格をしていた。
彼女は、自らの成果を誇示することもなく、淡々と仕事をこなしていたのだ。
そんな彼女を新たに国王となったアズガルトは軽んじていた。
彼女の能力は大したことはなく、何も成し遂げられない。そう判断して、彼はクレメリアをクビにした。
しかし、彼はすぐに実感することになる。クレメリアがどれ程重要だったのかを。彼女がいたからこそ、王国は成り立っていたのだ。
だが、気付いた時には既に遅かった。クレメリアは既に隣国に移っており、アズガルトからの要請など届かなかったのだ。