[完結]婚約破棄してください。そして私にもう関わらないで

みちこ

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2日が経ち屋敷は朝から夜の歓迎パーティーの準備で騒がしい。

昨日はウォード様とピエールお父様とカーラお母様と私でディナーを一緒にした。

ウォード様は話上手な方でディナーの時間はとても楽しいものになった。

昨日はピエールお父様に王様から手紙が届いた。

ピエールお父様の話ではウォード様の為に色々してくれてありがとうって事と、歓迎パーティーには王妃様と王様とジョージ様の参加の許可を欲しいってことが書いてあった。

ウォード様にジョージ様が謝罪する機会が欲しいってことみたいだ

ピエールお父様はすごく悩んでいた。

国としてはジョージ様がウォード様に謝罪するのはとても大事なことだけど、あのジョージ様が素直に謝るとは思えない。

またウォード様に不愉快な思いをさせられては困る。

ピエールお父様は悩みに悩んで条件を出して、それが守れるなら構わないと返事をしたみたい

内容はジョージ様が誠心誠意ウォード様に謝罪する事、ジョージ様には王様と王妃様が決して離れないこと、第1にメアリーを絶対に連れてこないと言うこと

メアリーは全く反省してないことは嫌でもこちらまで聞こえてきている。

そんなメアリーがついてきたら問題にしかならないことは分かりきっている

歓迎パーティーにはお兄様も来る予定、お父様とお母様は一応招待されてるけど来るかはわからない。

普通ならメアリーの事を謝るために来るだろうけど、非常識で変にプライドが高い2人がわざわざ謝りに来るとは思えない。

現在ピエールお父様とウォード様お仕事で家には居ない。

私とカーラお母様はお昼は軽くサンドウィッチを食べてパーティーの準備に取りかかった


辺りが暗くなってからパーティーの参加者が続々と集まってきました。

私とカーラお母様は玄関でお客様の出迎えをして、ピエールお父様はパーティー会場でお客様の歓迎することになりました

パーティーが始まり少し経つとお兄様がやってきました

「イリナ久しぶりだな。今回はメアリーのせいで大変だったな。俺も手伝えたら良かったんだが」

「お兄様いらっしゃい。お兄様が気にすることではないわよ。ウォード様の宿泊先に選ばれたのはピエールお父様がウォード様の仕事相手だったからだもの」

「だけどな、ウォード様が王宮を嫌がる原因を作ったのはメアリーだから、伯父さんと伯母さんとイリナには迷惑かけることになっただろ?」

「ジョージ様とメアリーの婚約が決まってからはメアリーは王宮で過ごしてたんだからお兄様には関係ないわ。責任あるのはメアリーを甘やかしてるお母様とお父様よ。それと言いづらいけどマナーがなってないメアリーを自由にさせてた、王様達もいけないのよ。移動範囲を制限してたらウォード様に失礼なことしないですんだんだから」

誰かに聞かれてないことを確認してからお兄様に王様達の判断ミスを指摘した。

例え本当の事でも誰かに聞かれて王族の耳に入ったら、不敬罪になるから問題発言には気を付けないといけない

「イリナこんな所でそんな話をしてはいけませんよ。誰が聞いてるかわからないんですからね」

「申し訳ありません。以後気を付けますわ」

「はあ~、イリナにはハラハラさせられるよ。じゃあ俺は会場に向かうよ」

まだ出迎えがあるからお兄様をこの場で見送ろうとしてたらカーラお母様が

「ここは私一人で大丈夫だからイリナはエリックと一緒に行きなさい。色々お互い話したいこともあるでしょ」

「カーラお母様ありがとうございます」

出迎えをカーラお母様に任せてお兄様とパーティー会場に向かうことにしました

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