[完結]病弱を言い訳に使う妹

みちこ

文字の大きさ
18 / 28

17

しおりを挟む
「いい加減にしてくれないか?エリーは君に対してなにもしてない、エリーと君は他人になったんだ、もうエリーに関わらないでくれ」

「リオンお兄様なんでそんな酷いこと言うの?ミアはただお姉様に今までのこと謝ってもらって、仲の良い姉妹になりたいだけなの」

「エリーを傷つけることしかしない君と、エリーが仲良い姉妹になる?何ふざけたことを言ってるんだ、それにほぼ関わり無かったのに、一応従姉妹ってだけの君に、気安くお兄様なんて呼ばれたくない、辞めてくれないか」

リオンが冷たくミアを突き放したのを見て内心ホッとした

リオンは元両親と違って私の味方でいてくれる

「おいっミアは俺のお気に入りだ、口の利き方に気を付けろ、ミアの姉も見た目は良いからな、素直に俺とミアに謝れば俺の愛人にしてやっても良いぞ」

「いい加減にしろアルバート、彼女は公爵令嬢だ、お前の愛人になるなどあり得ない、お前の隣にいる女とは違うんだよ」

「兄上こそ何言ってるんだ、姉が公爵令嬢ならその妹も公爵令嬢だろ、同じじゃないか」

「お前知らなかったのか、その女は男爵令嬢だ、そして彼女は公爵家に引き取られたから今は公爵令嬢だ」

「例え今は公爵令嬢でも元は男爵令嬢なら愛人したって問題ないだろ、その女だって喜んで俺の愛人になるさ」

「よかったわねお姉様、王族の愛人になれるのよ、お姉様はレオンと婚約破棄しちゃったから、経歴に傷が付いちゃったし、まともな縁談は来ないと思うの、アルバート様の好意に甘えた方がいいわ」


この子はなんで私をこんなに傷つけようとするのかしら?

私がこの子から酷いことをされたことはいっぱいあるけど、

私がこの子を傷つけるようなことはした覚えないわよ

「エリーを侮辱するのは辞めろ、まともの縁談がない?そんなわけ無いだろ、婚約破棄はエリーにはなんの落ち度もなかったんだからな」

リオンがこんなに怒ってるの始めてみた

誰かが私のためにこんなに怒ってくれるって、
こんなに嬉しいことだったんだ

「今、婚約者がいないのはエリーに問題があるわけじゃない、我が家に縁談申し込みはいっぱいきてるけど、父さん達がエリーには好きな人を選んで欲しいからと全部断ってるだけだ」

縁談申し込み来てたんだ?

私も知らなかった、何でリオンは知ってるんだろう?

「そんなのお姉様の名誉を守る為の嘘でしょ、婚約者に捨てられたお姉様に縁談の申し込みがそんなに来るはず無いわ」


「エリーは君と違って素敵な女性だからな、俺だってカリーナと出会ってなかったら、交際を申し込んでたろうな。それにエリーを本気で好きで口説いてる奴がここにも居るしな」





しおりを挟む
感想 166

あなたにおすすめの小説

【完結】その人が好きなんですね?なるほど。愚かな人、あなたには本当に何も見えていないんですね。

新川ねこ
恋愛
ざまぁありの令嬢もの短編集です。 1作品数話(5000文字程度)の予定です。

なぜ、私に関係あるのかしら?

シエル
ファンタジー
「初めまして、アシュフォード公爵家一女、セシリア・アシュフォードと申します」 彼女は、つい先日までこの国の王太子殿下の婚約者だった。 そして今日、このトレヴァント辺境伯家へと嫁いできた。 「…レオンハルト・トレヴァントだ」 非道にも自らの実妹を長年にわたり虐げ、婚約者以外の男との不適切な関係を理由に、王太子妃に不適格とされ、貴族学院の卒業式で婚約破棄を宣告された。 そして、新たな婚約者として、その妹が王太子本人から指名されたのだった。 「私は君と夫婦になるつもりはないし、辺境伯夫人として扱うこともない」 この判断によって、どうなるかなども考えずに… ※ 中世ヨーロッパ風の世界観です。 ※ ご都合主義ですので、ご了承下さい、 ※ 画像はAIにて作成しております

【改稿版】婚約破棄は私から

どくりんご
恋愛
 ある日、婚約者である殿下が妹へ愛を語っている所を目撃したニナ。ここが乙女ゲームの世界であり、自分が悪役令嬢、妹がヒロインだということを知っていたけれど、好きな人が妹に愛を語る所を見ていると流石にショックを受けた。  乙女ゲームである死亡エンドは絶対に嫌だし、殿下から婚約破棄を告げられるのも嫌だ。そんな辛いことは耐えられない!  婚約破棄は私から! ※大幅な修正が入っています。登場人物の立ち位置変更など。 ◆3/20 恋愛ランキング、人気ランキング7位 ◆3/20 HOT6位  短編&拙い私の作品でここまでいけるなんて…!読んでくれた皆さん、感謝感激雨あられです〜!!(´;ω;`)

婚約破棄ならもうしましたよ?

春先 あみ
恋愛
リリア・ラテフィール伯爵令嬢の元にお約束の婚約破棄を突き付けてきたビーツ侯爵家嫡男とピピ男爵令嬢 しかし、彼等の断罪イベントは国家転覆を目論む巧妙な罠!?…だったらよかったなぁ!! リリアの親友、フィーナが主観でお送りします 「なんで今日の今なのよ!!婚約破棄ならとっくにしたじゃない!!」 ……… 初投稿作品です 恋愛コメディは初めて書きます 楽しんで頂ければ幸いです 感想等いただけるととても嬉しいです! 2019年3月25日、完結致しました! ありがとうございます!

許して貰わなくても結構です

音爽(ネソウ)
恋愛
裏切った恋人、二度と会いたくないと彼女は思った。愛はいつしか憎悪になる。 そして懲りない男は今でも愛されていると思い込んでいて……

【完結】「妹が欲しがるのだから与えるべきだ」と貴方は言うけれど……

小笠原 ゆか
恋愛
私の婚約者、アシュフォード侯爵家のエヴァンジェリンは、後妻の産んだ義妹ダルシニアを虐げている――そんな噂があった。次期王子妃として、ひいては次期王妃となるに相応しい振る舞いをするよう毎日叱責するが、エヴァンジェリンは聞き入れない。最後の手段として『婚約解消』を仄めかしても動じることなく彼女は私の下を去っていった。 この作品は『小説家になろう』でも公開中です。

悪いのは全て妹なのに、婚約者は私を捨てるようです

天宮有
恋愛
伯爵令嬢シンディの妹デーリカは、様々な人に迷惑をかけていた。 デーリカはシンディが迷惑をかけていると言い出して、婚約者のオリドスはデーリカの発言を信じてしまう。 オリドスはシンディとの婚約を破棄して、デーリカと婚約したいようだ。 婚約破棄を言い渡されたシンディは、家を捨てようとしていた。

永遠の誓いをあなたに ~何でも欲しがる妹がすべてを失ってからわたしが溺愛されるまで~

畔本グラヤノン
恋愛
両親に愛される妹エイミィと愛されない姉ジェシカ。ジェシカはひょんなことで公爵令息のオーウェンと知り合い、周囲から婚約を噂されるようになる。ある日ジェシカはオーウェンに王族の出席する式典に招待されるが、ジェシカの代わりに式典に出ることを目論んだエイミィは邪魔なジェシカを消そうと考えるのだった。

処理中です...