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プロローグは3ヶ月!

五話……そろそろ俺たちの話もして良いと思うんだけど!!!by転生勇者

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[きゃあああああ!]

声がした方へ駆けつけるとそこには今にも切られそうな状態の女の子がいた。

[マズ!?]

有り余る性能をフルに発揮し、ホバー走行で全速力で間に入り。

ガキン!

剣を盾でブロック。

[おりゃ!]

そのまま跳ね飛ばす。

[なんだてめぇ!?]

盗賊? と思わしき男が叫ぶの無視し人数を確認、人数は三人。
奥に2人、手前からターゲットα、β、γと設定……完了。

【敵性生物と確認、バトルモードへと移行】

脳内ナビが終わると急に先の猛獣と戦った時のように力が湧いてくるのが感じられた。

[どこのどいつかーー]

捨てゼリフが言い終わる前にシールドセイバーを大剣モードへと変形させ首を落とす。

するとターゲットγが弓を引きこちらを狙って来たので矢を交わしながら呆然とするβを切り捨てる。

γは剣に持ち帰ると太刀打ちしてきたので自分の大剣ごと空高く弾く。
すぐさまγは張り倒そうとしてきたので同じくこちらも張っ倒そうとすると取っ組み合いとなった。

[くっ!、お前なにーー]

γが言い終わる前に落ちて来た大剣を折りたたんであったもう一本の右腕で取りγの首と胴体を離れ離れにして状況が終了。
この間5秒。
まさに一瞬の攻防戦、そんな光景に助けた女の子は顔面蒼白だった。
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