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お兄ちゃんは、彼氏様!!……だよね?
中間テスト
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ついにやってきた、中間テスト。二年生になって初めてのテストだからか、みんなピリピリしている。私たちの学校は、テストは二日に分けて行われるので、昨日と今日は最後の追い込みをかける生徒で自習室も溢れていた。
放課後。私の手応えはというと、それなりに、できた、と思う。もちろん、去年のような、解答欄をミスするという失敗もおかしてない。あとは、結果を待つだけだ。と、そのまえに。
「ハッピーバースデー彩月ちゃん」
今日は中間テスト最終日であると同時に彩月ちゃんのお誕生日だ。昨日の夜、焼いたクッキーと共に、名前を刻印したボールペンを渡す。ボールペンは、クールな彩月ちゃんにぴったりな青のスタイリッシュなものにした。お店で試しがきもしたけれど、とてもかきごこちはなめらかで、これなら彩月ちゃんも気に入ってくれると思う。
「ありがとう、朱里」
彩月ちゃんが嬉しそうに包みを受け取ってくれた。
「そういえば、小塚くんからは何をもらったの?」
小塚くんも、文系だから、クラスが離れちゃったんだよね。私が尋ねると、彩月ちゃんは照れたように顔を伏せた。えっ、そんなに照れるようなものをもらったの?
「瞬はバイト代で指輪をくれたの。ペアリングだって」
「えぇっ!? それは、よかったね、おめでとう!」
指輪、指輪かぁ。しかも、ペアリングだなんて。女子の憧れだよね。まあ、学校には、そういうアクセサリー類をつけてはいけないのが残念だけど、羨ましいなぁ。
「それにしても、ラブラブだねぇ」
私が肘で彩月ちゃんをつんつんすると、彩月ちゃんは更に顔を赤くした。
「……まぁね」
照れてる彩月ちゃん、可愛い。私が男の子だったら、惚れていた。思わず、彩月ちゃんに抱きついていると、お兄ちゃんが来た。今日は、生徒会のお仕事はないので、そのまま家に帰る日なのだ。名残惜しいけれど、彩月ちゃんと別れ、お兄ちゃんと帰り道を歩く。
「今日のテストどうだった?」
「まあまあ、かな。すっごくできなかった、っていうことはないと思う」
平均点はぎりぎりある、はず。私がそういうと、お兄ちゃんは笑った。
「じゃあ、頑張ったご褒美に、週末どこか出掛けようか」
「いいの? お兄ちゃんは勉強があるんじゃ……」
私はまだ二年生なので、受験生であるお兄ちゃんに比べればお気楽だ。
「ずっと、勉強ばかりだと、息がつまるしね。僕にとっても朱里と出かけることは、ご褒美だから」
そういって、お兄ちゃんが微笑んだ。やったー! デートだ。
「どこがいい?」
遊園地……は、この前行ったし、特にみたいコンサートや映画もないし。そうだ。
「それなら、水族館がいい」
「いいよ、じゃあ水族館にいこうか」
「うん!」
水族館は一年ぶりだ。何を着ていこうかな。カバの赤ちゃんが生まれたらしいし、水族館にいくのが楽しみだ。
放課後。私の手応えはというと、それなりに、できた、と思う。もちろん、去年のような、解答欄をミスするという失敗もおかしてない。あとは、結果を待つだけだ。と、そのまえに。
「ハッピーバースデー彩月ちゃん」
今日は中間テスト最終日であると同時に彩月ちゃんのお誕生日だ。昨日の夜、焼いたクッキーと共に、名前を刻印したボールペンを渡す。ボールペンは、クールな彩月ちゃんにぴったりな青のスタイリッシュなものにした。お店で試しがきもしたけれど、とてもかきごこちはなめらかで、これなら彩月ちゃんも気に入ってくれると思う。
「ありがとう、朱里」
彩月ちゃんが嬉しそうに包みを受け取ってくれた。
「そういえば、小塚くんからは何をもらったの?」
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「えぇっ!? それは、よかったね、おめでとう!」
指輪、指輪かぁ。しかも、ペアリングだなんて。女子の憧れだよね。まあ、学校には、そういうアクセサリー類をつけてはいけないのが残念だけど、羨ましいなぁ。
「それにしても、ラブラブだねぇ」
私が肘で彩月ちゃんをつんつんすると、彩月ちゃんは更に顔を赤くした。
「……まぁね」
照れてる彩月ちゃん、可愛い。私が男の子だったら、惚れていた。思わず、彩月ちゃんに抱きついていると、お兄ちゃんが来た。今日は、生徒会のお仕事はないので、そのまま家に帰る日なのだ。名残惜しいけれど、彩月ちゃんと別れ、お兄ちゃんと帰り道を歩く。
「今日のテストどうだった?」
「まあまあ、かな。すっごくできなかった、っていうことはないと思う」
平均点はぎりぎりある、はず。私がそういうと、お兄ちゃんは笑った。
「じゃあ、頑張ったご褒美に、週末どこか出掛けようか」
「いいの? お兄ちゃんは勉強があるんじゃ……」
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