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7章.神々の思惑編
112話.この世界の秘密
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「ナビ、カオスに話がある」
クロムは端的にそれだけをナビに伝えると、そのまま街の外に向けて歩き出す。
クロムの様子があきらかにいつもとは違うことを感じ取ったナビは、いつものような軽口を叩くこともなく、1分後にカオスがクロムを自分の元に転送させるということを伝えるのだった。
「わかった」
心のまったく籠っていない言葉でナビに返事した直後、クロムは白い光に包まれそのまま消え去った。
『君から会いたいだなんて嬉しいじゃないか♪
…… ってフザケてる場合ではなさそうだね』
「あぁ……
聞きたいこと、言いたいことがありすぎて何から話すべきかわからんがな」
『だろうね』
「サタン・剣聖・魔導王……
最近のこいつらの行動はこいつらの背後にいる神の意向によるもの…… でいいよな?」
『僕も具体的には知らない。
でも神の意向を受けた結果の行動なのは間違いないだろうね』
クロムはほぼ確信していたことを確認したにすぎない内容であったはずなのに、少なくない程度に動揺している自分がいることに驚いた。
『色々聞きにくそうだね。
というよりは何からどう聞けばいいのか…… ってところだろうか』
「……」
『そろそろ君もこの世界の秘密を知ってもいい頃なのかもしれないね。
でも最初に言っておくよ? この世界に干渉可能な神のほとんどは創造神が作り出した神なんだ、ちなみに僕もその1柱だよ。
そして、そんな僕たちは1つの大きな制約を背負わされている。
<創造神の不利益になることはできない>だよ』
「……従属契約みたいだな」
『ある意味ではそうだね、ただ<不利益>の意味が不透明でね。
迷惑行為でも創造神が<創造神の暇つぶしのネタになるような迷惑>と感じる内容であれば<不利益>にあたらないみたいでさ、正直なにが<不利益>判定になるかはやってみないとわからないんだ』
「基本は適当だよな、この世界の創造神のルールってさ」
『今から色々話すけど、声にならない言葉があった場合それが<不利益>ということだから、許してね。
さてと……』
自分に課せられている制約についての説明を終えたカオスは、ゆっくりとクロムに話を始めた。
『まず最初に創造神が作り出した神以外の4柱の神がこの世界に関与している。
悪魔族の神:悪魔神バルカディアス、魔族の神:魔神エメロード、天使族の神:フォーチュン、精霊族の神:オリジン』
「悪魔族と魔族って別物なのかよ……
それにその4種族って…… まさか!?」
『相変わらず勘がいいね。
君たちがいるロンダルディア大陸。
その東西南北に存在するという噂が存在している4つの大陸、そしてそのうちのいくつかは君も実態を知っているよね?』
「サタンたち悪魔族は西の大陸を治めている……
カイリの話では魔王が統治する国が東の大陸に……
精霊王の使役に成功した魔導王の国、そして精霊神……」
『まぁ正解だね。
西に悪魔族、東に魔族、南に精霊族、北に天使族。
それぞれが統治する大陸が存在する、そしてそれを守護する神も存在している』
「中央に創造神が作った大陸があり、その4方向には創造神と主従関係にない神が守護する4種族の大陸がある。
それがこの世界、アスティルの秘密……」
『半分正解だね、ここまでの内容は所詮は<不利益>に当たらない秘密の入り口といったところかな』
悲しみと困惑、そんな感情が入り交ざった表情を浮かべるカオスは言葉を続けるのであった。
クロムは端的にそれだけをナビに伝えると、そのまま街の外に向けて歩き出す。
クロムの様子があきらかにいつもとは違うことを感じ取ったナビは、いつものような軽口を叩くこともなく、1分後にカオスがクロムを自分の元に転送させるということを伝えるのだった。
「わかった」
心のまったく籠っていない言葉でナビに返事した直後、クロムは白い光に包まれそのまま消え去った。
『君から会いたいだなんて嬉しいじゃないか♪
…… ってフザケてる場合ではなさそうだね』
「あぁ……
聞きたいこと、言いたいことがありすぎて何から話すべきかわからんがな」
『だろうね』
「サタン・剣聖・魔導王……
最近のこいつらの行動はこいつらの背後にいる神の意向によるもの…… でいいよな?」
『僕も具体的には知らない。
でも神の意向を受けた結果の行動なのは間違いないだろうね』
クロムはほぼ確信していたことを確認したにすぎない内容であったはずなのに、少なくない程度に動揺している自分がいることに驚いた。
『色々聞きにくそうだね。
というよりは何からどう聞けばいいのか…… ってところだろうか』
「……」
『そろそろ君もこの世界の秘密を知ってもいい頃なのかもしれないね。
でも最初に言っておくよ? この世界に干渉可能な神のほとんどは創造神が作り出した神なんだ、ちなみに僕もその1柱だよ。
そして、そんな僕たちは1つの大きな制約を背負わされている。
<創造神の不利益になることはできない>だよ』
「……従属契約みたいだな」
『ある意味ではそうだね、ただ<不利益>の意味が不透明でね。
迷惑行為でも創造神が<創造神の暇つぶしのネタになるような迷惑>と感じる内容であれば<不利益>にあたらないみたいでさ、正直なにが<不利益>判定になるかはやってみないとわからないんだ』
「基本は適当だよな、この世界の創造神のルールってさ」
『今から色々話すけど、声にならない言葉があった場合それが<不利益>ということだから、許してね。
さてと……』
自分に課せられている制約についての説明を終えたカオスは、ゆっくりとクロムに話を始めた。
『まず最初に創造神が作り出した神以外の4柱の神がこの世界に関与している。
悪魔族の神:悪魔神バルカディアス、魔族の神:魔神エメロード、天使族の神:フォーチュン、精霊族の神:オリジン』
「悪魔族と魔族って別物なのかよ……
それにその4種族って…… まさか!?」
『相変わらず勘がいいね。
君たちがいるロンダルディア大陸。
その東西南北に存在するという噂が存在している4つの大陸、そしてそのうちのいくつかは君も実態を知っているよね?』
「サタンたち悪魔族は西の大陸を治めている……
カイリの話では魔王が統治する国が東の大陸に……
精霊王の使役に成功した魔導王の国、そして精霊神……」
『まぁ正解だね。
西に悪魔族、東に魔族、南に精霊族、北に天使族。
それぞれが統治する大陸が存在する、そしてそれを守護する神も存在している』
「中央に創造神が作った大陸があり、その4方向には創造神と主従関係にない神が守護する4種族の大陸がある。
それがこの世界、アスティルの秘密……」
『半分正解だね、ここまでの内容は所詮は<不利益>に当たらない秘密の入り口といったところかな』
悲しみと困惑、そんな感情が入り交ざった表情を浮かべるカオスは言葉を続けるのであった。
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