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23.つれ(香奈)
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突然現れて佑樹と親しげに会話をしていた謎の美少女が、佑樹と一つの机で向かい合っているあたしの存在に気づく。
「あっごめんよ! 邪魔しちゃって。……えっと、祐樹、そっちのカノジョは?」
「ああ。彼女は俺の友だちの大倉香奈ちゃん。……香奈ちゃん、この人は食調の二年生の轟響子さん。今朝、つれが転んで怪我したから保健室まで付き添ったって言ったやん? それが彼女」
「……どうも。大倉です。はじめまして」
人見知りモードで推定佑樹の彼女に挨拶する。なにか意外だったのかちょっと驚いた顔をする彼女。
「……え? あ、こちらこそ。……そっか、佑樹の彼女かぁ。……いきなりの登場で驚かせて悪かったね。祐樹はあたしの恩人なんだ! 保健室まで付き添ってくれたのもそうだけど、他にもいろいろ、ね?」
そう言いながら意味ありげに佑樹に目配せを送る彼女に内心穏やかではいられない。
いろいろって! いろいろってなんなん!?
「まあそれはもうええやん。んで、響子さんはお礼言うためだけにわざわざ校舎も違うのに来てくれたん?」
佑樹の問いに、響子先輩が両手の指を胸の前で組んでモジモジしながら上目遣いで……。
「んもうっ! 貴方に会いたくなったからって理由じゃ駄目なの?」
な、なんやと!? 目を剥くあたしと慣れた様子で軽くスルーする佑樹。
「……キャラ違てんやん。あんたそういうキャラっちゃうやろ」
「……むぅ。まったく張り合いのない奴だね。今日、製菓の実習でさ、焼き菓子作ったから、今朝の礼に持ってきたんだ。祐樹はクッキーとか食べるかい?」
「おお。ええなぁ! サンキュー」
「よかった。じゃあ、これ食べて。……その、かなっちも、よかったら食べておくれ?」
か、かなっち?
「……あ、はい。いただきます」
困惑しながらもうなずくと、響子先輩はジャージのポケットからクッキーがいっぱい入った透明なビニール袋を出してあたしの机の上に置いた。
ふわっと香ばしいバターの香りが立ち昇る。佑樹がさっそく一枚つまむ。
「うおうっ。何のデザインかと思たらBMWのエンブレムやん。趣味丸出しやなぁ!」
「ふっふっふ。やっぱり気付いたね。苦労して作った甲斐があったってもんさ。こっちはフェラーリ、こっちがポルシェ、こっちはジャガー、そしてこれは自信作のアルファロメオ。どうだい?」
「うっわぁ……なんやこの無駄に高いクオリティ。タグを付けるなら『愛すべき馬鹿』『才能の無駄遣い』『なぜ全力を尽くしたのか』ってとこやな」
「あ、それ絶対に褒めてないな! 乙女心が傷つくぞ。それに、このエンブレムクッキー、去年の文化祭で大好評だったんだから! おっちゃん達がそれはもう嬉しそうに買っていったんだよ」
「あー、女子高生の手作りクッキーでしかも高級外車のエンブレムとか確かにオッサン受けするやろなぁ。でもこんなんどうやって作ったん?」
「ビーエムはプレーンとココアの生地を組み合わせて金太郎飴みたいな棒状にして、それを輪切りにして焼くんだ。フェラーリ、ポルシェ、ジャガーは型抜きしてからアイシング。で、ロメオは複雑だから生地の組み合わせとアイシングのハイブリッド」
「ああ、なるほど」
二人の会話に口を挟む余裕がなくて、あたしはとりあえず跳ね馬のエンブレムのクッキーを口に運んだ。
──サクッ
軽い食感のそれは、口の中でさらっと解けて焦がしバターとアーモンドの香ばしい香りと控えめな甘さが咥内を満たす。
ほわぁ! なにこれ? すっごい美味しい!
なんでやろ。急に悲しくなって泣きたくなった。あまりにも息の合った二人のやり取りを見てると、胸がきゅうっと締め付けられるような気がする。
涙を誤魔化すために慌ててクッキーの残りをほおばって、クッキーの粉で咽せた振りをして咳き込んだ。
「わぁ! かなっち、大丈夫か!?」
響子先輩が慌てながらもすぐにあたしの背中をさすってくれる。
やだな。なんかちょっと変わっとるけど、普通にええ人やん。その上美人でお菓子作りも上手なんて反則やろ。
目尻の涙を拭う。
「……はは。クッキーの粉を吸い込んで咽せてもぉた。見苦しいとこ見せてごめんなぁ。あ、あたし、何か飲み物買ってくるね。二人は何かいる?」
「飲み物やったら俺が買ってくるよ。なにがいいん?」
「あかんて。響子先輩は佑樹君に会いに来たのに、ここで佑樹君がおらんくなったらあたしが困るやん。なににするん?」
「じゃあ、カフェオレ」
「あたしはいいよ」
「わかった。ほんなら、行ってくんね」
あたしはそそくさと逃げるようにその場を離れた。ほんとは、出来ることなら走っていきたいぐらいだった。このままここにいたら感情の奔流を止められずに泣き崩れてしまいそうだったから。
教室の出入り口のところで振り返って見た二人は、これ以上ないくらいお似合いで、あたしはそんな二人の姿を見るのが辛くて、目をそむけてそこから足早に離れた。
佑樹君、彼女おったんや。しかも、あんな素敵な先輩の。
まるで新雪みたいに白くてきめ細やかな肌。さらりとした前下がりボブの黒髪。ピンク色の形のいい唇。悪戯っぽい輝きを湛えた大きめの瞳。大きめのジャージ姿でも隠しきれない抜群のプロポーション。
それに比べてあたしなんて、紫外線の下で走り回っていたから色黒で肌質だってよくないし、くせっ毛やし、美人やないし、胸だってBカップやし。
……あたしなんかじゃ敵うわけないやん!
今になってやっと、あたしは佑樹に対する自分の気持ちに気付いた。
あたし、佑樹君が好きなんや。いつの間にか佑樹君のこと好きになっとったんや。だから、こんなに胸がモヤモヤしとるんや。……響子先輩に嫉妬しとるから。
ずっと陸上一筋だったあたしは今まで、誰かを好きになるってことが無かったから、恋するって気持ちがどんなものなのか解らなかった。
でも今解った。このどうしようもなくもどかしい想いが恋なんやって。
「……はは。恋に気づいた時にはもう失恋しとるってどんなんよ」
だからこんなに切ないんやね。
泣きそうになるのを必死で堪えて、一階の渡り廊下の途中にある自動販売機のところまでたどり着いた。佑樹のカフェオレを買ってから、自分の分を何にするか考える。
結局、あたしもカフェオレにした。片手に一本ずつ持った同じ缶コーヒーをくっつけたり離したりしてみる。
……あたし、なにやっとん。アホやん。
自嘲的に笑って、教室に向かって歩き出し、自分自身に心の中で言い聞かせた。
佑樹君にとってあたしはあくまでも友だち。それ以上でもそれ以下でもない。でも、それでも構へん。友だちとしてやったらあたしはこれからも彼のそばに居れるんやから。
だから、あたしのこの想いを佑樹君に悟られるわけにはいかん。悟られたら、彼とは今までどおりの友だちではいられんようになるから。
休み時間に他愛ない話に興じたり、一緒にお弁当を食べたり、家に遊びに行ったり、そういうこともできやんようになるから。
佑樹君の彼女にはなれやんでも、ずっと彼の友だちではいたいから。
あたしはそれだけでいい。
教室の出入り口のところで立ち止まって、一度深呼吸をした。うん。大丈夫。教室に入って、あたしの姿を認めた二人に笑ってみせる。ほら、できた。
「お待たせぇ。やっぱりクッキーにはコーヒーがいるやんね?」
【作者コメント】
伊勢弁の『つれ』は意味の広い言葉です。言葉の由来としては『連れ』から来ているとは思いますが、友だちとか親友とか恋人などいつも一緒につるんで行動している親しい人を指す言葉です。
他の人に「俺のつれの誰々」と紹介する時はほぼ親友と同義ですが、親友という言葉を使うのが照れくさいのでつれという言葉に置き換えている場合が多いです。あるいは友だちの中でもよくつるむ相手、でも親友というほどではない微妙なラインの曖昧な関係の友人をつれと表現する場合もあり祐樹の場合はこれです。恋人、あるいはそうなりたいと思っている異性を他の人に紹介する時の牽制として「こいつは俺のつれ(だから手を出すなよ)」と主に男性が使う場合もありますね。
「あっごめんよ! 邪魔しちゃって。……えっと、祐樹、そっちのカノジョは?」
「ああ。彼女は俺の友だちの大倉香奈ちゃん。……香奈ちゃん、この人は食調の二年生の轟響子さん。今朝、つれが転んで怪我したから保健室まで付き添ったって言ったやん? それが彼女」
「……どうも。大倉です。はじめまして」
人見知りモードで推定佑樹の彼女に挨拶する。なにか意外だったのかちょっと驚いた顔をする彼女。
「……え? あ、こちらこそ。……そっか、佑樹の彼女かぁ。……いきなりの登場で驚かせて悪かったね。祐樹はあたしの恩人なんだ! 保健室まで付き添ってくれたのもそうだけど、他にもいろいろ、ね?」
そう言いながら意味ありげに佑樹に目配せを送る彼女に内心穏やかではいられない。
いろいろって! いろいろってなんなん!?
「まあそれはもうええやん。んで、響子さんはお礼言うためだけにわざわざ校舎も違うのに来てくれたん?」
佑樹の問いに、響子先輩が両手の指を胸の前で組んでモジモジしながら上目遣いで……。
「んもうっ! 貴方に会いたくなったからって理由じゃ駄目なの?」
な、なんやと!? 目を剥くあたしと慣れた様子で軽くスルーする佑樹。
「……キャラ違てんやん。あんたそういうキャラっちゃうやろ」
「……むぅ。まったく張り合いのない奴だね。今日、製菓の実習でさ、焼き菓子作ったから、今朝の礼に持ってきたんだ。祐樹はクッキーとか食べるかい?」
「おお。ええなぁ! サンキュー」
「よかった。じゃあ、これ食べて。……その、かなっちも、よかったら食べておくれ?」
か、かなっち?
「……あ、はい。いただきます」
困惑しながらもうなずくと、響子先輩はジャージのポケットからクッキーがいっぱい入った透明なビニール袋を出してあたしの机の上に置いた。
ふわっと香ばしいバターの香りが立ち昇る。佑樹がさっそく一枚つまむ。
「うおうっ。何のデザインかと思たらBMWのエンブレムやん。趣味丸出しやなぁ!」
「ふっふっふ。やっぱり気付いたね。苦労して作った甲斐があったってもんさ。こっちはフェラーリ、こっちがポルシェ、こっちはジャガー、そしてこれは自信作のアルファロメオ。どうだい?」
「うっわぁ……なんやこの無駄に高いクオリティ。タグを付けるなら『愛すべき馬鹿』『才能の無駄遣い』『なぜ全力を尽くしたのか』ってとこやな」
「あ、それ絶対に褒めてないな! 乙女心が傷つくぞ。それに、このエンブレムクッキー、去年の文化祭で大好評だったんだから! おっちゃん達がそれはもう嬉しそうに買っていったんだよ」
「あー、女子高生の手作りクッキーでしかも高級外車のエンブレムとか確かにオッサン受けするやろなぁ。でもこんなんどうやって作ったん?」
「ビーエムはプレーンとココアの生地を組み合わせて金太郎飴みたいな棒状にして、それを輪切りにして焼くんだ。フェラーリ、ポルシェ、ジャガーは型抜きしてからアイシング。で、ロメオは複雑だから生地の組み合わせとアイシングのハイブリッド」
「ああ、なるほど」
二人の会話に口を挟む余裕がなくて、あたしはとりあえず跳ね馬のエンブレムのクッキーを口に運んだ。
──サクッ
軽い食感のそれは、口の中でさらっと解けて焦がしバターとアーモンドの香ばしい香りと控えめな甘さが咥内を満たす。
ほわぁ! なにこれ? すっごい美味しい!
なんでやろ。急に悲しくなって泣きたくなった。あまりにも息の合った二人のやり取りを見てると、胸がきゅうっと締め付けられるような気がする。
涙を誤魔化すために慌ててクッキーの残りをほおばって、クッキーの粉で咽せた振りをして咳き込んだ。
「わぁ! かなっち、大丈夫か!?」
響子先輩が慌てながらもすぐにあたしの背中をさすってくれる。
やだな。なんかちょっと変わっとるけど、普通にええ人やん。その上美人でお菓子作りも上手なんて反則やろ。
目尻の涙を拭う。
「……はは。クッキーの粉を吸い込んで咽せてもぉた。見苦しいとこ見せてごめんなぁ。あ、あたし、何か飲み物買ってくるね。二人は何かいる?」
「飲み物やったら俺が買ってくるよ。なにがいいん?」
「あかんて。響子先輩は佑樹君に会いに来たのに、ここで佑樹君がおらんくなったらあたしが困るやん。なににするん?」
「じゃあ、カフェオレ」
「あたしはいいよ」
「わかった。ほんなら、行ってくんね」
あたしはそそくさと逃げるようにその場を離れた。ほんとは、出来ることなら走っていきたいぐらいだった。このままここにいたら感情の奔流を止められずに泣き崩れてしまいそうだったから。
教室の出入り口のところで振り返って見た二人は、これ以上ないくらいお似合いで、あたしはそんな二人の姿を見るのが辛くて、目をそむけてそこから足早に離れた。
佑樹君、彼女おったんや。しかも、あんな素敵な先輩の。
まるで新雪みたいに白くてきめ細やかな肌。さらりとした前下がりボブの黒髪。ピンク色の形のいい唇。悪戯っぽい輝きを湛えた大きめの瞳。大きめのジャージ姿でも隠しきれない抜群のプロポーション。
それに比べてあたしなんて、紫外線の下で走り回っていたから色黒で肌質だってよくないし、くせっ毛やし、美人やないし、胸だってBカップやし。
……あたしなんかじゃ敵うわけないやん!
今になってやっと、あたしは佑樹に対する自分の気持ちに気付いた。
あたし、佑樹君が好きなんや。いつの間にか佑樹君のこと好きになっとったんや。だから、こんなに胸がモヤモヤしとるんや。……響子先輩に嫉妬しとるから。
ずっと陸上一筋だったあたしは今まで、誰かを好きになるってことが無かったから、恋するって気持ちがどんなものなのか解らなかった。
でも今解った。このどうしようもなくもどかしい想いが恋なんやって。
「……はは。恋に気づいた時にはもう失恋しとるってどんなんよ」
だからこんなに切ないんやね。
泣きそうになるのを必死で堪えて、一階の渡り廊下の途中にある自動販売機のところまでたどり着いた。佑樹のカフェオレを買ってから、自分の分を何にするか考える。
結局、あたしもカフェオレにした。片手に一本ずつ持った同じ缶コーヒーをくっつけたり離したりしてみる。
……あたし、なにやっとん。アホやん。
自嘲的に笑って、教室に向かって歩き出し、自分自身に心の中で言い聞かせた。
佑樹君にとってあたしはあくまでも友だち。それ以上でもそれ以下でもない。でも、それでも構へん。友だちとしてやったらあたしはこれからも彼のそばに居れるんやから。
だから、あたしのこの想いを佑樹君に悟られるわけにはいかん。悟られたら、彼とは今までどおりの友だちではいられんようになるから。
休み時間に他愛ない話に興じたり、一緒にお弁当を食べたり、家に遊びに行ったり、そういうこともできやんようになるから。
佑樹君の彼女にはなれやんでも、ずっと彼の友だちではいたいから。
あたしはそれだけでいい。
教室の出入り口のところで立ち止まって、一度深呼吸をした。うん。大丈夫。教室に入って、あたしの姿を認めた二人に笑ってみせる。ほら、できた。
「お待たせぇ。やっぱりクッキーにはコーヒーがいるやんね?」
【作者コメント】
伊勢弁の『つれ』は意味の広い言葉です。言葉の由来としては『連れ』から来ているとは思いますが、友だちとか親友とか恋人などいつも一緒につるんで行動している親しい人を指す言葉です。
他の人に「俺のつれの誰々」と紹介する時はほぼ親友と同義ですが、親友という言葉を使うのが照れくさいのでつれという言葉に置き換えている場合が多いです。あるいは友だちの中でもよくつるむ相手、でも親友というほどではない微妙なラインの曖昧な関係の友人をつれと表現する場合もあり祐樹の場合はこれです。恋人、あるいはそうなりたいと思っている異性を他の人に紹介する時の牽制として「こいつは俺のつれ(だから手を出すなよ)」と主に男性が使う場合もありますね。
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