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優しい牢獄(築城END)
搦め手(R18)
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自分の部屋にまでやってきた玲奈を、自分のベッドの上で抱く。制服の下を暴いて…。
何度も抱き合ったはずなのに、まるで初めて抱き合うような気持ちだった。スカーフを解く手が震えた。
「先生…制服に興奮してる?」
そう笑う玲奈は天使のような小悪魔だ。これからどんどんその魅力に磨きがかかって、俺は翻弄されるんだろう…築城はそう思ってごくんと唾をのんだ。
(でも…それでいい。もっと、困らせてくれ。わがまま言ってくれ…)
玲奈のしたいことなら、なんでもかなえてやりたかった。ついに玲奈が自分の事を好きになって、こうして飛び込んできてくれたのだ。対価には何を渡したって足りない気がした。
「んっ…せんせ…」
制服の下は築城が買い与えた、白に水色のレースがついた年相応の下着だった。築城は目がくらみそうになった。いつもの黒や紺の大人びたものも良かったが、白はまた格別だ。
「そんな…見ないでよ」
「…これ…俺が渡した、やつだよな」
「そうだよ、悪い?」
「いや、似合ってる。可愛い…」
築城は白いレースに包まれた玲奈の胸に触れた。
「でも、脱がしていい?」
玲奈はそっぽをむいて言った。
「……いいよ」
お互い好きあっているとわかっても、玲奈の恥ずかしがりや強がりは変わらない。そこが可愛くて、城築は思わず笑った。
「…何、笑って…余裕ぶってさ」
「ごめん、可愛いなって思って」
築城は玲奈の胸に手をあてて、布をずり下ろした。中から可愛らしい2つの乳房が顔を出す。
「っ…!ふ、普通に脱がしっ…ひゃっ」
築城がいきなりそこに口をつけたので、玲奈は思わず叫んだ。
「あっ…は…っ…んんっ」
築城は片方の手で左の乳房をいじり、もう一方は口で可愛がった。舌で舐め上げ、吸い付くたびに玲奈の身体は震えていた。
「やっ…んんっ…ああっ」
「玲奈…気持ちいい?」
築城が聞くと、玲奈はかすかにうなずいた。
「うん…きもち…いい…」
築城は玲奈の頭をなでた。
「素直にいえて、えらいな。言ってくれれば、もっと気持ちよくしてやれるからな」
そういって築城はまた乳房を口に含んで、舌で先端をつついたり、転がしたりして思う存分玲奈の反応を楽しんだ。
「あっ…せん、せっ…んん…」
玲奈の足が控えめにだが、もじもじ動いている。築城は太ももをそうっとなでて、パンツの上からその場所を指でさわった。
「…パンツとるよ?」
「うん…」
恥ずかしいのか、玲奈は目を閉じた。するりと脱がせたパンツから、つうっと透明な愛液が糸を引く。
「玲奈…感じやすくなったな…もしかして、この数か月辛かったんじゃないか」
「そっ…んなこと」
「素直に言ってごらん?恥ずかしくなんかないよ」
優しくそういうと、玲奈は手で顔を覆った。
「し…したかったよ、先生、と…でも先生、学校では冷たくしたじゃん…」
築城は笑った。
「ごめんな…。今日はたっぷり、気持ちよくなろうな」
少し力の入った足を開くと、そこは予想通り濡れて、愛液があふれ出ていた。築城はその液体を指ですくって、舐めた。
「玲奈…ここ、どうしてほしい?教えて」
「どうって…」
築城はその入り口をじらすようになぞりながら聞いた。
「言う通りにするから…玲奈の口から、命令してくれ…」
玲奈はしばらく顔をかくしたまま固まっていたが、ついに蚊の鳴くような声で言った。
「ぎゅって…して…」
築城は横から玲奈の身体を抱きしめた。
「こうか?」
ほとんど聞き取れないくらい小さな声が、震えていた。
「したまま…先生の…指で、して…」
築城は後ろから、玲奈の耳元で褒めた。
「わかった、ちゃんと言えて、えらいな…」
望み通り、片手で玲奈の身体を抱きしめて、もう片手を足の間へと伸ばした。
「んっ…あ…」
濡れたそこに指を滑りこませ、玲奈の蕾をさがしあてる。
「あああっ…うぅ…」
「これは…どうだ?」
蕾をゆっくり、指でなぞると、玲奈の身体が震えた。
「んっ…うん、きもち、いい…」
「じゃあ、これは」
指でそこをくすぐるような動きに切り替えると、玲奈の身体がびくっと反応した。
「あっ…うあっ…ああ…っ」
小さいけど、快楽に素直な声が出ている。
「いいぞ、玲奈…その調子…いくときは、ちゃんと言うんだぞ…」
蕾がだんだんきゅっと固くなってきた。
「やっ…やだ、よ、恥ずかしいっ…じゃん…!」
「だーめ」
築城は指の動きを止めた。玲奈が足をよじった。
「せ、先生…っ」
「ちゃんと言って?」
じらすように入り口を撫でると、すぐに玲奈は陥落した。
「わ、わかった…いう、から…して…」
「さっきの?ちゃんと言って?」
「くっ…」
玲奈は少し悔しそうな顔をしたが、また小さな声で言った。
「ゆ、指で…気持ち、よく、して…」
「ふふ、よく言えたな」
「あっ…っ…」
また動きを再開すると、玲奈の口から吐息が漏れた。
「どう…?」
「くっ…きもち…いい…っ…てば…」
「どんな風に気持ちいい?」
「ど、どんなって…」
少し沈黙した後、玲奈はとぎれとぎれに言った。
「先生、の…っ…さわったとこ…っはぁ、きゅうって、なるっ…」
その可愛い発言に、築城のものは痛いぐらいに固さを増した。
「そうか、きゅうってなるのか…」
「う…ん…あっ…せん、せっ…」
「どうした?」
「い、いき…そう…」
玲奈がかすれた声でそう言った。
「よし、えらいぞ…先生の指で、ちゃんといくんだぞ」
「んっ…ああっ…ああああっ…」
玲奈の身体がぎゅうっと痙攣して、弛緩した。はぁはぁ息をつく玲奈に耳元で、築城はささやいた。
「玲奈がいくとこ…可愛かった」
玲奈は築城の腕を軽くつねった。
「先生って…変態…」
「はは、今更?」
そういうと、玲奈も肩の力を抜いて笑った。
「そうだね…知ってた」
「それに玲奈だって十分えろいぞ、ここ、こんなにとろっとろで」
築城がそこを触ると、玲奈はびくんと体を震わせて睨んできた。
「そうだよ…先生がそうしたんだよ。だから…」
築城は笑った。
「わかった。責任取る」
どろどろに溶けて熱くなった玲奈のその場所に、築城のものがゆっくり入っていく。
「ああ、あっ…くぅ…はっ…」
抑えようとしたが、無意識に玲奈の口から声が漏れる。そのくらい、中は入れられるのを待っていた。
「痛く、ないか…?」
「気持ちい、先生…も、もっと」
中がぎゅうぎゅう動いて、築城のものを求めているのがわかる。この下半身の声に逆らうことはもう玲奈にはできなかった。理性も恥ずかしさも消えて、玲奈は求めた。
「もっと、うごい、てっ…あああっ」
玲奈の求めに従って、築城がぐっと中を突いた。頭の中に花火がはじけたように、その瞬間何も考えられなくなる。
「ひっ…あぅ…っ」
中がこすられると、そこが気持ち良くて体がおかしくなってしまいそうだ。自分の身体でなくなってしまったようで、怖くもあった。
「せんっ…せっ…あああっ…」
「だい、じょうぶ、かっ…」
築城も辛そうな顔をしていた。
「ぎゅって、し、て…」
「はは、玲奈っ…甘えん坊、だなっ…」
「はぁっ…んっ…そう、だよっ…」
築城は玲奈に体を密着させて、抱きしめながらぐうっと中を突いた。ねっとりとした腰使いだった。
「あっ…ひゃっ…ああああっ…」
「どうだ…っ、気持ち、いい?」
「いい、けどっ…もっ…やだ、っ…」
「気持ち、いいのに?」
「こっ…怖い、変に、なっちゃい…そうっ…」
すっかり子どもみたいな言葉遣いになってしまった玲奈を、城築はさらに抱きしめた。
「大丈夫、大丈夫…っ、一緒に、気持ちよくなろうなっ…」
築城がそういうと、玲奈はただうんうんとうなずいた。築城はそれをみて、突く動きを速めた。
「あと、ちょっと、だからなっ…」
「はぁッ…わかったあ…せん、せっ…」
「くっ…出る…っ」
「んっ…!」
その瞬間、玲奈の手足はぎゅっと強く築城を抱きしめた。多福感の中、築城は玲奈の中に精子を放った。
「っ…玲奈、だいじょうぶ、か…」
ずるりと引き抜くと、たっぷり出した精子が玲奈の入り口からこぼれた。それを見て築城は背筋がぞくっとした。
「うん…ありがと…先生…」
疲れ切っているが、玲奈の口元には微笑みがあった。そして玲奈は小さな声でそっと言った。
「また…しようね…」
築城はぐっとこらえてうなずいた。
「ああ、玲奈…いつでも」
玲奈はふっと目を閉じた。しかし自分のものはまだ熱く玲奈を求めている。だが築城は自分を抑えるように首を振った。
(いや…今日は、ここまでにしておこう)
焦る必要はない。これからは毎晩抱き合って、もっと玲奈の身体を深く知っていくのだ。玲奈の身体を少しづつ拓いて、彼女がもっと快感を感じるように仕向けていく。
今までのどの男よりも、玲奈の身体を知り尽くしたい。
そして築城なしでは、いられなくなるようにしたい。
(だから…今は我慢だ)
授業と同じ。毎日少しずつ、スモールステップで。玲奈の寝顔見て、築城は思わず微笑んだ。
(ああ、明日が楽しみだ。その次も、その次の日も)
玲奈が隣に居てくれる。俺の事を好きでいてくれる。
その事実を想うと、なんでもできそうな気がした。夢のようだった。
(でも…現実だ)
築城はそっと玲奈の頬にキスした。
(やっと…本当に、俺のものだ、玲奈…)
「忘れものないか?」
「うん、ない」
玲奈は鞄を背負ってパンプスを履いた。今日のために用意した、なんの変哲もない黒いスーツ。だけど玲奈が身にまとって玄関で準備をしていると、まるでドラマのワンシーンみたいに決まって見える。
そもそも彼女が自分の部屋の玄関で、当たり前のように靴をはいて、一緒に出掛けようとしている事自体が、しみじみと嬉しかった。少し前の築城に言っても、絶対に信じないだろう。
(玲奈がここに居ついて、今日で1か月だ)
奨学金で寮に入ると言った玲奈を、無理やりこのアパートに引き留めたのはほかならぬ築城だった。それなのに、彼女が一緒に暮らしていることにまだ慣れない。まるで夢の中の光景を見ているような気がするのだった。
「…似合ってるよ、スーツ」
玲奈は少し肩をすくめた。さすがの彼女も、少し緊張しているようだった。今日は入学式。
初めての場所に飛び込んでいくのは誰だって気が張る。特に玲奈は、自分がちゃんと輪に溶け込めるか、仲間として認識してもらえるか不安でピリピリしているのがわかった。築城の車の助手席に座った横顔は、固い。
「やっぱり玲奈でも、不安か」
車を発進させて、築城は何気なく聞いた。
「不安だらけだよ…私はいつも」
「そうだな、玲奈はいつも一生懸命だもんな。えらいよ」
車は4車線の道路に入り、九段下へと向かう。
「…きっと何もかもうまくいくよ。玲奈はいつも、頑張ってきたんだから」
「へへ」
玲奈は小さく笑った。今までの築城の前では決してしなかった表情だ。
(かわいい……)
玲奈はちらと運転席の築城を見た。
会場が近づいてきたので、築城は路肩に車を止めた。
「じゃ、行ってらっしゃい」
そのまま降りるかと思ったが、玲奈はさっと築城の耳元に顔を寄せた。
「迎えにきてくれる?」
少し動揺しながらも、築城はぐっとこらえた。
「もちろん」
ふっと顔を放して、玲奈はふわりと微笑んだ。
「先生…ありがとう。私頑張るね」
そして車を降りた。一瞬のような出来事だった。築城はさきほど玲奈が触れた頬を無意識に触っていた。
(参ったな…)
桜並木の下、玲奈の後姿はどんどん小さくなる。まるで花びらの妖精のようだと築城は思った。そして恋しい思いと同じくらい、不安が胸に沸き起こった。
(今日これから、どのくらいの男が、玲奈に恋するんだろう…俺みたいに)
入学式ですれちがう同級生。おなじゼミの生徒。サークルの先輩。大学には、魅力のある若い男が山ほどいるだろう。
(しかも玲奈は理系…ますます周りは男だらけだ)
頭が良くて、将来があって、若い肉体を持つ男たちの中に玲奈が飛び込んで行くと思うと、焦燥感が募った。
(でも…玲奈は俺に迎えに来てと言ったんだ、今のところは)
しかし、玲奈はこれからどんどん外へ出て成長していく。それでも自分の腕の中に帰ってきてくれるように、彼女によそ見させないようにするのが、城築のすることだ。
自分は、玲奈の周りにいる男たちより劣っているだろう。若くもないし、金持ちでもない。
けれど誰よりも、玲奈にかける思いは強い。
玲奈の願いならなんでもかなえてやりたい。それがどんなに無茶な事でも。
しかし、当人が望んでいたのは「そばで見て、頑張っているねと言ってほしい」というささやかな事だった。
だから自分は、それをする。いつも一番そばで彼女を応援し、甘やかし、愛情を注ぎ続けるのだ。
心の奥底では安心を求めている彼女だ。ならばそれを与える。他の男にはできないくらいにたくさん、ずっと、重く。
そこまで考えて、やっと少し不安が払しょくされた。
(帰ってきたら、また玲奈を喜ばせてやらないと…そうだ)
ついに消えた後姿を見送って、築城は車を発進させた。
今日は玲奈が家に来て一か月記念だ。玲奈の好きなケーキでも買いに行こう。そう思いながら。
ー築城エンド 了ー
何度も抱き合ったはずなのに、まるで初めて抱き合うような気持ちだった。スカーフを解く手が震えた。
「先生…制服に興奮してる?」
そう笑う玲奈は天使のような小悪魔だ。これからどんどんその魅力に磨きがかかって、俺は翻弄されるんだろう…築城はそう思ってごくんと唾をのんだ。
(でも…それでいい。もっと、困らせてくれ。わがまま言ってくれ…)
玲奈のしたいことなら、なんでもかなえてやりたかった。ついに玲奈が自分の事を好きになって、こうして飛び込んできてくれたのだ。対価には何を渡したって足りない気がした。
「んっ…せんせ…」
制服の下は築城が買い与えた、白に水色のレースがついた年相応の下着だった。築城は目がくらみそうになった。いつもの黒や紺の大人びたものも良かったが、白はまた格別だ。
「そんな…見ないでよ」
「…これ…俺が渡した、やつだよな」
「そうだよ、悪い?」
「いや、似合ってる。可愛い…」
築城は白いレースに包まれた玲奈の胸に触れた。
「でも、脱がしていい?」
玲奈はそっぽをむいて言った。
「……いいよ」
お互い好きあっているとわかっても、玲奈の恥ずかしがりや強がりは変わらない。そこが可愛くて、城築は思わず笑った。
「…何、笑って…余裕ぶってさ」
「ごめん、可愛いなって思って」
築城は玲奈の胸に手をあてて、布をずり下ろした。中から可愛らしい2つの乳房が顔を出す。
「っ…!ふ、普通に脱がしっ…ひゃっ」
築城がいきなりそこに口をつけたので、玲奈は思わず叫んだ。
「あっ…は…っ…んんっ」
築城は片方の手で左の乳房をいじり、もう一方は口で可愛がった。舌で舐め上げ、吸い付くたびに玲奈の身体は震えていた。
「やっ…んんっ…ああっ」
「玲奈…気持ちいい?」
築城が聞くと、玲奈はかすかにうなずいた。
「うん…きもち…いい…」
築城は玲奈の頭をなでた。
「素直にいえて、えらいな。言ってくれれば、もっと気持ちよくしてやれるからな」
そういって築城はまた乳房を口に含んで、舌で先端をつついたり、転がしたりして思う存分玲奈の反応を楽しんだ。
「あっ…せん、せっ…んん…」
玲奈の足が控えめにだが、もじもじ動いている。築城は太ももをそうっとなでて、パンツの上からその場所を指でさわった。
「…パンツとるよ?」
「うん…」
恥ずかしいのか、玲奈は目を閉じた。するりと脱がせたパンツから、つうっと透明な愛液が糸を引く。
「玲奈…感じやすくなったな…もしかして、この数か月辛かったんじゃないか」
「そっ…んなこと」
「素直に言ってごらん?恥ずかしくなんかないよ」
優しくそういうと、玲奈は手で顔を覆った。
「し…したかったよ、先生、と…でも先生、学校では冷たくしたじゃん…」
築城は笑った。
「ごめんな…。今日はたっぷり、気持ちよくなろうな」
少し力の入った足を開くと、そこは予想通り濡れて、愛液があふれ出ていた。築城はその液体を指ですくって、舐めた。
「玲奈…ここ、どうしてほしい?教えて」
「どうって…」
築城はその入り口をじらすようになぞりながら聞いた。
「言う通りにするから…玲奈の口から、命令してくれ…」
玲奈はしばらく顔をかくしたまま固まっていたが、ついに蚊の鳴くような声で言った。
「ぎゅって…して…」
築城は横から玲奈の身体を抱きしめた。
「こうか?」
ほとんど聞き取れないくらい小さな声が、震えていた。
「したまま…先生の…指で、して…」
築城は後ろから、玲奈の耳元で褒めた。
「わかった、ちゃんと言えて、えらいな…」
望み通り、片手で玲奈の身体を抱きしめて、もう片手を足の間へと伸ばした。
「んっ…あ…」
濡れたそこに指を滑りこませ、玲奈の蕾をさがしあてる。
「あああっ…うぅ…」
「これは…どうだ?」
蕾をゆっくり、指でなぞると、玲奈の身体が震えた。
「んっ…うん、きもち、いい…」
「じゃあ、これは」
指でそこをくすぐるような動きに切り替えると、玲奈の身体がびくっと反応した。
「あっ…うあっ…ああ…っ」
小さいけど、快楽に素直な声が出ている。
「いいぞ、玲奈…その調子…いくときは、ちゃんと言うんだぞ…」
蕾がだんだんきゅっと固くなってきた。
「やっ…やだ、よ、恥ずかしいっ…じゃん…!」
「だーめ」
築城は指の動きを止めた。玲奈が足をよじった。
「せ、先生…っ」
「ちゃんと言って?」
じらすように入り口を撫でると、すぐに玲奈は陥落した。
「わ、わかった…いう、から…して…」
「さっきの?ちゃんと言って?」
「くっ…」
玲奈は少し悔しそうな顔をしたが、また小さな声で言った。
「ゆ、指で…気持ち、よく、して…」
「ふふ、よく言えたな」
「あっ…っ…」
また動きを再開すると、玲奈の口から吐息が漏れた。
「どう…?」
「くっ…きもち…いい…っ…てば…」
「どんな風に気持ちいい?」
「ど、どんなって…」
少し沈黙した後、玲奈はとぎれとぎれに言った。
「先生、の…っ…さわったとこ…っはぁ、きゅうって、なるっ…」
その可愛い発言に、築城のものは痛いぐらいに固さを増した。
「そうか、きゅうってなるのか…」
「う…ん…あっ…せん、せっ…」
「どうした?」
「い、いき…そう…」
玲奈がかすれた声でそう言った。
「よし、えらいぞ…先生の指で、ちゃんといくんだぞ」
「んっ…ああっ…ああああっ…」
玲奈の身体がぎゅうっと痙攣して、弛緩した。はぁはぁ息をつく玲奈に耳元で、築城はささやいた。
「玲奈がいくとこ…可愛かった」
玲奈は築城の腕を軽くつねった。
「先生って…変態…」
「はは、今更?」
そういうと、玲奈も肩の力を抜いて笑った。
「そうだね…知ってた」
「それに玲奈だって十分えろいぞ、ここ、こんなにとろっとろで」
築城がそこを触ると、玲奈はびくんと体を震わせて睨んできた。
「そうだよ…先生がそうしたんだよ。だから…」
築城は笑った。
「わかった。責任取る」
どろどろに溶けて熱くなった玲奈のその場所に、築城のものがゆっくり入っていく。
「ああ、あっ…くぅ…はっ…」
抑えようとしたが、無意識に玲奈の口から声が漏れる。そのくらい、中は入れられるのを待っていた。
「痛く、ないか…?」
「気持ちい、先生…も、もっと」
中がぎゅうぎゅう動いて、築城のものを求めているのがわかる。この下半身の声に逆らうことはもう玲奈にはできなかった。理性も恥ずかしさも消えて、玲奈は求めた。
「もっと、うごい、てっ…あああっ」
玲奈の求めに従って、築城がぐっと中を突いた。頭の中に花火がはじけたように、その瞬間何も考えられなくなる。
「ひっ…あぅ…っ」
中がこすられると、そこが気持ち良くて体がおかしくなってしまいそうだ。自分の身体でなくなってしまったようで、怖くもあった。
「せんっ…せっ…あああっ…」
「だい、じょうぶ、かっ…」
築城も辛そうな顔をしていた。
「ぎゅって、し、て…」
「はは、玲奈っ…甘えん坊、だなっ…」
「はぁっ…んっ…そう、だよっ…」
築城は玲奈に体を密着させて、抱きしめながらぐうっと中を突いた。ねっとりとした腰使いだった。
「あっ…ひゃっ…ああああっ…」
「どうだ…っ、気持ち、いい?」
「いい、けどっ…もっ…やだ、っ…」
「気持ち、いいのに?」
「こっ…怖い、変に、なっちゃい…そうっ…」
すっかり子どもみたいな言葉遣いになってしまった玲奈を、城築はさらに抱きしめた。
「大丈夫、大丈夫…っ、一緒に、気持ちよくなろうなっ…」
築城がそういうと、玲奈はただうんうんとうなずいた。築城はそれをみて、突く動きを速めた。
「あと、ちょっと、だからなっ…」
「はぁッ…わかったあ…せん、せっ…」
「くっ…出る…っ」
「んっ…!」
その瞬間、玲奈の手足はぎゅっと強く築城を抱きしめた。多福感の中、築城は玲奈の中に精子を放った。
「っ…玲奈、だいじょうぶ、か…」
ずるりと引き抜くと、たっぷり出した精子が玲奈の入り口からこぼれた。それを見て築城は背筋がぞくっとした。
「うん…ありがと…先生…」
疲れ切っているが、玲奈の口元には微笑みがあった。そして玲奈は小さな声でそっと言った。
「また…しようね…」
築城はぐっとこらえてうなずいた。
「ああ、玲奈…いつでも」
玲奈はふっと目を閉じた。しかし自分のものはまだ熱く玲奈を求めている。だが築城は自分を抑えるように首を振った。
(いや…今日は、ここまでにしておこう)
焦る必要はない。これからは毎晩抱き合って、もっと玲奈の身体を深く知っていくのだ。玲奈の身体を少しづつ拓いて、彼女がもっと快感を感じるように仕向けていく。
今までのどの男よりも、玲奈の身体を知り尽くしたい。
そして築城なしでは、いられなくなるようにしたい。
(だから…今は我慢だ)
授業と同じ。毎日少しずつ、スモールステップで。玲奈の寝顔見て、築城は思わず微笑んだ。
(ああ、明日が楽しみだ。その次も、その次の日も)
玲奈が隣に居てくれる。俺の事を好きでいてくれる。
その事実を想うと、なんでもできそうな気がした。夢のようだった。
(でも…現実だ)
築城はそっと玲奈の頬にキスした。
(やっと…本当に、俺のものだ、玲奈…)
「忘れものないか?」
「うん、ない」
玲奈は鞄を背負ってパンプスを履いた。今日のために用意した、なんの変哲もない黒いスーツ。だけど玲奈が身にまとって玄関で準備をしていると、まるでドラマのワンシーンみたいに決まって見える。
そもそも彼女が自分の部屋の玄関で、当たり前のように靴をはいて、一緒に出掛けようとしている事自体が、しみじみと嬉しかった。少し前の築城に言っても、絶対に信じないだろう。
(玲奈がここに居ついて、今日で1か月だ)
奨学金で寮に入ると言った玲奈を、無理やりこのアパートに引き留めたのはほかならぬ築城だった。それなのに、彼女が一緒に暮らしていることにまだ慣れない。まるで夢の中の光景を見ているような気がするのだった。
「…似合ってるよ、スーツ」
玲奈は少し肩をすくめた。さすがの彼女も、少し緊張しているようだった。今日は入学式。
初めての場所に飛び込んでいくのは誰だって気が張る。特に玲奈は、自分がちゃんと輪に溶け込めるか、仲間として認識してもらえるか不安でピリピリしているのがわかった。築城の車の助手席に座った横顔は、固い。
「やっぱり玲奈でも、不安か」
車を発進させて、築城は何気なく聞いた。
「不安だらけだよ…私はいつも」
「そうだな、玲奈はいつも一生懸命だもんな。えらいよ」
車は4車線の道路に入り、九段下へと向かう。
「…きっと何もかもうまくいくよ。玲奈はいつも、頑張ってきたんだから」
「へへ」
玲奈は小さく笑った。今までの築城の前では決してしなかった表情だ。
(かわいい……)
玲奈はちらと運転席の築城を見た。
会場が近づいてきたので、築城は路肩に車を止めた。
「じゃ、行ってらっしゃい」
そのまま降りるかと思ったが、玲奈はさっと築城の耳元に顔を寄せた。
「迎えにきてくれる?」
少し動揺しながらも、築城はぐっとこらえた。
「もちろん」
ふっと顔を放して、玲奈はふわりと微笑んだ。
「先生…ありがとう。私頑張るね」
そして車を降りた。一瞬のような出来事だった。築城はさきほど玲奈が触れた頬を無意識に触っていた。
(参ったな…)
桜並木の下、玲奈の後姿はどんどん小さくなる。まるで花びらの妖精のようだと築城は思った。そして恋しい思いと同じくらい、不安が胸に沸き起こった。
(今日これから、どのくらいの男が、玲奈に恋するんだろう…俺みたいに)
入学式ですれちがう同級生。おなじゼミの生徒。サークルの先輩。大学には、魅力のある若い男が山ほどいるだろう。
(しかも玲奈は理系…ますます周りは男だらけだ)
頭が良くて、将来があって、若い肉体を持つ男たちの中に玲奈が飛び込んで行くと思うと、焦燥感が募った。
(でも…玲奈は俺に迎えに来てと言ったんだ、今のところは)
しかし、玲奈はこれからどんどん外へ出て成長していく。それでも自分の腕の中に帰ってきてくれるように、彼女によそ見させないようにするのが、城築のすることだ。
自分は、玲奈の周りにいる男たちより劣っているだろう。若くもないし、金持ちでもない。
けれど誰よりも、玲奈にかける思いは強い。
玲奈の願いならなんでもかなえてやりたい。それがどんなに無茶な事でも。
しかし、当人が望んでいたのは「そばで見て、頑張っているねと言ってほしい」というささやかな事だった。
だから自分は、それをする。いつも一番そばで彼女を応援し、甘やかし、愛情を注ぎ続けるのだ。
心の奥底では安心を求めている彼女だ。ならばそれを与える。他の男にはできないくらいにたくさん、ずっと、重く。
そこまで考えて、やっと少し不安が払しょくされた。
(帰ってきたら、また玲奈を喜ばせてやらないと…そうだ)
ついに消えた後姿を見送って、築城は車を発進させた。
今日は玲奈が家に来て一か月記念だ。玲奈の好きなケーキでも買いに行こう。そう思いながら。
ー築城エンド 了ー
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