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撫子の花(4)
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純四朗は宴を抜け出し、屋敷内の明かりの漏れる衝立の影を覗いた。内側では女中たちがかいがいしく客用の布団をひっぱりだしていた。
…はずれか。
酔ってへべれけになりはじめた親父たちにつきあっていると、当初の目的を果たせない。そう、今日は噂の撫子姫を一目拝んでやろうと心に決めていたのだ。
欲しいと思ったものは何が何でも手に入れる純四朗は、抱く女に困っているわけではなかった。だがなぜか、宴の招待の話を聞いたとたん、これまでにない深窓の姫への興味が芽生えたのだった。一目、みてみたい。
そして今日、その姫を見て圧倒された。その、清浄な神がかった美しさに。あの姫に会って、せめて話でもつけなければ、今夜は安心して眠れない。
なぜなら彼と共に舞を見た男達皆、同じ思いを抱いているかもしれないからだ・・・・・。彼は暴れ馬らしい豪胆さで、急いで従者を呼びつけて持ってこさせた贈り物を手に庭から姫の部屋を探し回った。
あせる彼に神仏が微笑んだのか、奥まった部屋の障子の影に、彼女を見つけることができた。さきほどの煌びやかな、しかし少女らしい萌黄色の衣装とちがい、簡素な小袖で文机に向かっている。
その横顔は、舞で見せた華やかな印象とは異なり、少年のような凜とした清廉さがあった。その美しさに見とれた純四朗だったが、すぐわれにかえって小さく咳払いをした。
「だれか…?」
姫が机から顔を上げ、周りを見渡した。
「撫子姫」
「…そこにいるのはどなたですか?」
少し警戒している、彼女の声。
「姫。俺は杜若家の純四朗だ」
「…わたくしに、何か」
純四朗は小さくわらった。深層の姫とは、こんなとりつく島のないものなのか。
「…?」
姫が、障子越しに戸惑っているのがわかる。
「姫、あなたの舞はすばらしかった。俺はあんなきれいなもの、見たことがない。どうか、頼む、俺の妻
になってくれないか」
千寿は固まった。戸惑うどころの話ではない。言われたことがすぐには理解できず、とりあえず後ずさ
りした。
「姫、」
重ねて声を掛けられ、撫子は焦って周りを見回した。どうしよう。こういうときは何と返せばいいの
か?誰か…!
「どうした。驚いたか」
撫子のうろたえた気配を察したのか、純四朗は問いかけた。
「俺が礼を失したとお思いか」
障子のわずかに開いた隙間から、すっと箱が差し出された。
「どうか受け取ってくれ」
障子をこれ以上開けられたらと思うと恐ろしく、撫子は言われるまま箱を手に取り、あけた。
そこには、櫛が入っていた。美しい蝶々の繊細な絵がほどこされている。こういったものにあまり詳し
くない撫子でも、一見して高級品だとわかった。
「い、いただけません、こんなもの…」
撫子はあわてて櫛を元通り箱にしまい、おし戻した。
「なぜだ。気に入らないか?」
こんなものを受けとってしまったら、断るに断れなくなってしまうではないか。撫子はひっしに返す言葉を考えた。
「わ、私にはこのような高価なものは必要ありません、そ、それに」
「それに?」
「近江…いえ、乳母から、殿方から物をもらってはいけないと言われているので…」
今どきの娘であれば、目の色かえて飛びつくような品である。それなのにたどたどしくいい訳をひねり出す姫は可愛らしく、純四朗はいますぐ障子を跳ね除け姫を抱きしめたくなったがぐっと我慢した。
「姫、なぜそんないいようをなさる。俺は我慢が効かなくなるぞ」
その言葉に恐れをなした撫子はただ平謝りした。
「ごめんなさい…お願いです…お持ち帰りください…」
姫が震える手でさらに箱を押し戻したので、純四朗は観念した。なんといっても深窓の姫君だ、男に慣れていないのだろう。これ以上押し問答しても無駄に怖がらせるだけだ。
「わかった。今日のところは、帰ることにする」
純四朗はしぶしぶ箱を懐にしまいなおした。ほっと姫が胸をなでおろしたのがわかった。
「だがこれは受け取ってくれ。」
再び差し出されたのは、美しい和紙にくるまれた、めでたい色あわせの冬の切り花だった。
「庭のをたったいま、切ってよこさせたんだ。たのむ」
ここまで言われては受け取るしかない。撫子は花を手に取った。
「姫、また会いにきてもいいな?」
「…」
障子の影で震えている撫子の気配を悟り、純四朗は苦笑いして立ち去った。
「では、ゆっくり休むと良い」
いままで接したことのない、強引で荒々しい男。撫子はすっかり気おされていた。
(よかった、帰ってくれた…)
撫子は胸をなでおろした。だいたいおかしい。なんでこんな時にかぎって、周りに誰もいないんだろうか。近江や奥女中たちはそんなに忙しいのだろうか。 ああ、早く離れの部屋に帰りたい。だれか女中を呼んで帰ってしまおうか。そう思った時、さっと部屋のなかの衝立がゆれて、夕那があらわれた。
「撫子、すっごくきれいだったよ!!」
ちょっとはにかみながら、夕那は一輪の水仙を撫子に差し出した。。
「すごい、こんなのうちのどこに…?」
「ふふっ、秘密の場所があるんだ」
「へぇ…」
撫子が感慨深く花を眺めていると、夕那が文机の上においてあるものに気が付いた。
「撫子、あの花は先生が…?」
撫子はしどろもどろになった。
「いや、ええと、あれは…」
「…誰か男の人?」
「……うん」
夕那はうつむいた。なぜか悪いことをしたような気持ちになって、撫子は謝った。
「ご、ごめん」
「撫子が謝ることじゃないよ。そっちの花のほうが…ずっときれいだし。」
「そんなことない!」
撫子は強く言った。
「こんなのいらない。こっちのほうが、私にはずっとうれしい。夕那が探して、とってきてくれたのが嬉
しい」
夕那がちょっと顔を上げて撫子をみた。まただ。子犬みたいな顔。
「ほんとに?」
「うん、ほんとに」
撫子は真剣に言った。
「よかった…」
「そんなに気を使わなくていいのに。私たちの仲なんだから」
撫子が言うと、夕那は顔を真っ赤にした。
「う、うん…そうだね」
それを見て撫子も恥ずかしくなってしまった。そうだった。二人の「仲」は昨日ちょっと変わったのだ
った。
しばし無言になる二人。そんな中、そっと夕那が目線を合わせてきた。
「ね……」
夕那がやっとしぼりだした一言。何を求めているか、撫子にもわかった。
撫子はまたゆっくり、唇を重ねた。夕那がそれを受ける。夕那の柔らかい口を食む。そっと開いた口に舌を絡める。
私たちは姉弟なのに。本当はこんなことしちゃいけないのに…そう思っているのに撫子はとめることが出来なかった。夕那は舌もやわらかい。いつしかちゅっちゅっと音が出るくらいお互いの口を味わっていた。
すると、撫子の背後でかさっと、衣擦れの音がした。あわてて二人は唇を離した。お互いの唾液で口がぬれている。
「・・・・私、もう離れに帰るね」
「わ、わかった。近江をよんでくる」
急にお互い恥ずかしくなってしまい、夕那はささっと部屋の外に近江を探しにいってしまった。
(な、なんなんだろう、この気持ち…)
思いながら、撫子はぬれた口をぬぐった。
次の日の朝。近江は朝からてんてこまいだった。
「姫様、ご覧くださいこれ!」
バサバサと撫子の前に紙の束が落ちた。
「なにこれ?」
「付け文ですよっ」
「誰に?」
「姫様に決まってるじゃないですか!」
あきれた目で近江は撫子を見た。
「こういうのって…父上に通した方が良いのかな…」
紙の山からおそるおそる文をつまみあげ、嫌々撫子は眺めた。
とうとう自分の「嫁入り」が現実的な話になってきたのだ。だがその気はない。とすると、できるだけ両親にはこんな事知らせたくない。
「父上を通すも何も、すでに何人もの殿方が旦那さまにお目どおりをといらしてて、旦那様は卒倒寸前で
すよ。かわいそうに」
「えっ!」
焦る撫子。だが近江は泰然と構えて言った。
「なあに。旦那様がそう簡単に姫を嫁に出しはしませんよ。まぁ見てなさい」
果たしてその通りだった。今日来た訪問者はすべて、正午前には体よく追い払われた。
「はぁ…」
脇息に腕をあずけ、義成は深いため息をついた。
(撫子を・・・舞わせるべきではなかった)
尋ねてきた男たちは、実際には家柄も財力も申し分ない。むしろ正室の姫ではない撫子にはもったいないほどの男達だ。だが撫子の婿にと吟味するとこの男もだめ、あの男も気に入らない…と悪いところばかりがが目につき、まともに判断を下せない。良い思いつきだとおもったが、ふたを開けてみればこの有様だ。
(…あれを安心して任せられる男など、一向に現れん!)
歯を食いしばって、心の中で叫ぶ。だがつぎの瞬間には、どっと疲れ冷や汗が出、さらに脇息にもたれ
かからないと座っていられぬほど気が萎えてしまった。
(やれやれ、自分で宴を開いておきながら何をやっているのか…)
寒気がするので義成は侍女に命じて綿入れを取ってこさせた。冬に入ってとくに、この体はいう事を聞かなくなってきた。
(撫子の事はいったん保留だ。明日にも、どこか湯治に行こう…)
弱気な心を振り払うように手を打ち、従者に手筈を整えるよう義成は告げた。
…はずれか。
酔ってへべれけになりはじめた親父たちにつきあっていると、当初の目的を果たせない。そう、今日は噂の撫子姫を一目拝んでやろうと心に決めていたのだ。
欲しいと思ったものは何が何でも手に入れる純四朗は、抱く女に困っているわけではなかった。だがなぜか、宴の招待の話を聞いたとたん、これまでにない深窓の姫への興味が芽生えたのだった。一目、みてみたい。
そして今日、その姫を見て圧倒された。その、清浄な神がかった美しさに。あの姫に会って、せめて話でもつけなければ、今夜は安心して眠れない。
なぜなら彼と共に舞を見た男達皆、同じ思いを抱いているかもしれないからだ・・・・・。彼は暴れ馬らしい豪胆さで、急いで従者を呼びつけて持ってこさせた贈り物を手に庭から姫の部屋を探し回った。
あせる彼に神仏が微笑んだのか、奥まった部屋の障子の影に、彼女を見つけることができた。さきほどの煌びやかな、しかし少女らしい萌黄色の衣装とちがい、簡素な小袖で文机に向かっている。
その横顔は、舞で見せた華やかな印象とは異なり、少年のような凜とした清廉さがあった。その美しさに見とれた純四朗だったが、すぐわれにかえって小さく咳払いをした。
「だれか…?」
姫が机から顔を上げ、周りを見渡した。
「撫子姫」
「…そこにいるのはどなたですか?」
少し警戒している、彼女の声。
「姫。俺は杜若家の純四朗だ」
「…わたくしに、何か」
純四朗は小さくわらった。深層の姫とは、こんなとりつく島のないものなのか。
「…?」
姫が、障子越しに戸惑っているのがわかる。
「姫、あなたの舞はすばらしかった。俺はあんなきれいなもの、見たことがない。どうか、頼む、俺の妻
になってくれないか」
千寿は固まった。戸惑うどころの話ではない。言われたことがすぐには理解できず、とりあえず後ずさ
りした。
「姫、」
重ねて声を掛けられ、撫子は焦って周りを見回した。どうしよう。こういうときは何と返せばいいの
か?誰か…!
「どうした。驚いたか」
撫子のうろたえた気配を察したのか、純四朗は問いかけた。
「俺が礼を失したとお思いか」
障子のわずかに開いた隙間から、すっと箱が差し出された。
「どうか受け取ってくれ」
障子をこれ以上開けられたらと思うと恐ろしく、撫子は言われるまま箱を手に取り、あけた。
そこには、櫛が入っていた。美しい蝶々の繊細な絵がほどこされている。こういったものにあまり詳し
くない撫子でも、一見して高級品だとわかった。
「い、いただけません、こんなもの…」
撫子はあわてて櫛を元通り箱にしまい、おし戻した。
「なぜだ。気に入らないか?」
こんなものを受けとってしまったら、断るに断れなくなってしまうではないか。撫子はひっしに返す言葉を考えた。
「わ、私にはこのような高価なものは必要ありません、そ、それに」
「それに?」
「近江…いえ、乳母から、殿方から物をもらってはいけないと言われているので…」
今どきの娘であれば、目の色かえて飛びつくような品である。それなのにたどたどしくいい訳をひねり出す姫は可愛らしく、純四朗はいますぐ障子を跳ね除け姫を抱きしめたくなったがぐっと我慢した。
「姫、なぜそんないいようをなさる。俺は我慢が効かなくなるぞ」
その言葉に恐れをなした撫子はただ平謝りした。
「ごめんなさい…お願いです…お持ち帰りください…」
姫が震える手でさらに箱を押し戻したので、純四朗は観念した。なんといっても深窓の姫君だ、男に慣れていないのだろう。これ以上押し問答しても無駄に怖がらせるだけだ。
「わかった。今日のところは、帰ることにする」
純四朗はしぶしぶ箱を懐にしまいなおした。ほっと姫が胸をなでおろしたのがわかった。
「だがこれは受け取ってくれ。」
再び差し出されたのは、美しい和紙にくるまれた、めでたい色あわせの冬の切り花だった。
「庭のをたったいま、切ってよこさせたんだ。たのむ」
ここまで言われては受け取るしかない。撫子は花を手に取った。
「姫、また会いにきてもいいな?」
「…」
障子の影で震えている撫子の気配を悟り、純四朗は苦笑いして立ち去った。
「では、ゆっくり休むと良い」
いままで接したことのない、強引で荒々しい男。撫子はすっかり気おされていた。
(よかった、帰ってくれた…)
撫子は胸をなでおろした。だいたいおかしい。なんでこんな時にかぎって、周りに誰もいないんだろうか。近江や奥女中たちはそんなに忙しいのだろうか。 ああ、早く離れの部屋に帰りたい。だれか女中を呼んで帰ってしまおうか。そう思った時、さっと部屋のなかの衝立がゆれて、夕那があらわれた。
「撫子、すっごくきれいだったよ!!」
ちょっとはにかみながら、夕那は一輪の水仙を撫子に差し出した。。
「すごい、こんなのうちのどこに…?」
「ふふっ、秘密の場所があるんだ」
「へぇ…」
撫子が感慨深く花を眺めていると、夕那が文机の上においてあるものに気が付いた。
「撫子、あの花は先生が…?」
撫子はしどろもどろになった。
「いや、ええと、あれは…」
「…誰か男の人?」
「……うん」
夕那はうつむいた。なぜか悪いことをしたような気持ちになって、撫子は謝った。
「ご、ごめん」
「撫子が謝ることじゃないよ。そっちの花のほうが…ずっときれいだし。」
「そんなことない!」
撫子は強く言った。
「こんなのいらない。こっちのほうが、私にはずっとうれしい。夕那が探して、とってきてくれたのが嬉
しい」
夕那がちょっと顔を上げて撫子をみた。まただ。子犬みたいな顔。
「ほんとに?」
「うん、ほんとに」
撫子は真剣に言った。
「よかった…」
「そんなに気を使わなくていいのに。私たちの仲なんだから」
撫子が言うと、夕那は顔を真っ赤にした。
「う、うん…そうだね」
それを見て撫子も恥ずかしくなってしまった。そうだった。二人の「仲」は昨日ちょっと変わったのだ
った。
しばし無言になる二人。そんな中、そっと夕那が目線を合わせてきた。
「ね……」
夕那がやっとしぼりだした一言。何を求めているか、撫子にもわかった。
撫子はまたゆっくり、唇を重ねた。夕那がそれを受ける。夕那の柔らかい口を食む。そっと開いた口に舌を絡める。
私たちは姉弟なのに。本当はこんなことしちゃいけないのに…そう思っているのに撫子はとめることが出来なかった。夕那は舌もやわらかい。いつしかちゅっちゅっと音が出るくらいお互いの口を味わっていた。
すると、撫子の背後でかさっと、衣擦れの音がした。あわてて二人は唇を離した。お互いの唾液で口がぬれている。
「・・・・私、もう離れに帰るね」
「わ、わかった。近江をよんでくる」
急にお互い恥ずかしくなってしまい、夕那はささっと部屋の外に近江を探しにいってしまった。
(な、なんなんだろう、この気持ち…)
思いながら、撫子はぬれた口をぬぐった。
次の日の朝。近江は朝からてんてこまいだった。
「姫様、ご覧くださいこれ!」
バサバサと撫子の前に紙の束が落ちた。
「なにこれ?」
「付け文ですよっ」
「誰に?」
「姫様に決まってるじゃないですか!」
あきれた目で近江は撫子を見た。
「こういうのって…父上に通した方が良いのかな…」
紙の山からおそるおそる文をつまみあげ、嫌々撫子は眺めた。
とうとう自分の「嫁入り」が現実的な話になってきたのだ。だがその気はない。とすると、できるだけ両親にはこんな事知らせたくない。
「父上を通すも何も、すでに何人もの殿方が旦那さまにお目どおりをといらしてて、旦那様は卒倒寸前で
すよ。かわいそうに」
「えっ!」
焦る撫子。だが近江は泰然と構えて言った。
「なあに。旦那様がそう簡単に姫を嫁に出しはしませんよ。まぁ見てなさい」
果たしてその通りだった。今日来た訪問者はすべて、正午前には体よく追い払われた。
「はぁ…」
脇息に腕をあずけ、義成は深いため息をついた。
(撫子を・・・舞わせるべきではなかった)
尋ねてきた男たちは、実際には家柄も財力も申し分ない。むしろ正室の姫ではない撫子にはもったいないほどの男達だ。だが撫子の婿にと吟味するとこの男もだめ、あの男も気に入らない…と悪いところばかりがが目につき、まともに判断を下せない。良い思いつきだとおもったが、ふたを開けてみればこの有様だ。
(…あれを安心して任せられる男など、一向に現れん!)
歯を食いしばって、心の中で叫ぶ。だがつぎの瞬間には、どっと疲れ冷や汗が出、さらに脇息にもたれ
かからないと座っていられぬほど気が萎えてしまった。
(やれやれ、自分で宴を開いておきながら何をやっているのか…)
寒気がするので義成は侍女に命じて綿入れを取ってこさせた。冬に入ってとくに、この体はいう事を聞かなくなってきた。
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