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第二部 新婚生活の騒動
その淑女ふしだらにつき(5)
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「リリー、やっぱりリリーだった!!」
「ル、ルセル様!?」
突然現れたルセルに、私は飛び上がった。
「何をしているんだ、こんな所で!」
「あ…あ、ルセル様こそ、なんで」
ルセルはリリーの肩をつかんだ。
「突然そなたが現れたからに決まってるだろう!余にも言わずいきなり!しかも…」
ルセルはきっとアンバーを見た。彼女は余裕の体だった。
「驚かせてしまったようで申し訳ありません、殿下。ですが今回のことには事情がありまして」
「どんな事情だ!?」
「それは妃殿下から直接お聞きになった方が」
アンバーは私に話を振った。私はごまかした。
「その…ル、ルセル様が心配で。いけないとはわかっててもいてもたってもいられなくて。見に来たんですわ。アン…フェルロイ夫人は顔が広いから…」
ルセルはむくれながらも、まんざらでもなさそうだった。
「あんなに約束したではないか。そんなに余が信用できないか」
「そういうわけではありませんわ…ただ会いたくて」
ここまで言うと、さすがのルセルもうれしさを隠しきれない顔になった。
「そ…そうか。リリーにそんな一面があったとはな。ふふ。よし、予定変更だ。余も今から帰ることにしよう。ほら、リリー」
ルセルに引きずられていく私を、アンバーはにこやかに見送った。
(とっさの嘘にしては上出来、さすが私の生徒)
とその表情は言っていた。
「まったく、余に会いに来てくれたのはうれしいが、あの女も一緒に来る必要が」
一緒の馬車に乗って2人きりになったとたん、ルセルはすね始めた。
「仕方ありませんわ。だって私一人の力では、とてもオルラント家のお屋敷に乗り込むなんてできませんもの…」
「そんなに余に会いたかったか」
すねながらもうれしさを隠しきれない様子を、リリーは微笑ましく思った。
「ええ。いてもたってもいられなかったんですわ。だからお許しください」
「…どうしようかな」
悪戯っ子そのものの表情でルセルはにやりと笑った。
「まぁ、こんなに謝っても許してくださらないの?どうしようかしら…」
リリーは微笑みながらルセルのそばに移動した。
「でもルセル様こそ、オルラント伯の館で悪い事なさってません…?」
リリーは意地悪くルセルの耳元でささやいた。
「し、してない!約束しただろう、そなたと」
「でも、あちらは何か仕掛けてきたでしょう…?」
舌先でルセルの耳朶をかるくくすぐると、彼は赤子がむずかるように身をよじった。
「んんっ…そ、それは…」
「正直におっしゃってくださいな。ちゃんと言えたらご褒美を差し上げますよ」
手をゆっくりとうなじにかけると、ルセルは観念したように言った。
「な…何か罠があるとはわかっていた…から」
「から?」
「そうそうに酔いつぶれて、寝てた…」
リリーはぷっと吹き出した。それはたしかにいい方法だろう。せっかくカリーナが色仕掛けできても、酔って具合が悪ければそれどころではない。
「まぁ、よく考えましたわね、殿下。上出来ですわ」
リリーはそのままルセルの唇に唇を重ねた。優しいキスではなく、ねっとりと相手の舌に舌をからませる、淫靡なやり方で。
くちゅくちゅといやらしい水音がし、2つの口と口が重なり合う。唇をはなすと、ルセルは放心したように息をついた。
「そなたの匂い、いつもと…何かちがう…」
リリーはドキッとした。ずっとアンバーと共にいたからか、いつもの自分の匂いを、自分でも忘れていた。
「その匂いは…あの女のものか?」
「一緒に行動していたから…匂いが移ったのかもしれませんわ」
ルセルはリリーから目をそらした。少し不満げだ。
「前々から気になっていたのだが…リリーとあの女は、どこまでの仲なのだ」
「ど、どこまでって」
ルセルは真正面からキッとリリーを見つめた。その手がリリーのドレスの胸元を乱暴に下ろした。アンバーの館で用意されていた豪奢な下着に覆われた胸があらわになった。黒に近い、薄い紺の生地に、繊細な白のレースが左右非対称にあしらわれている。その少ない布地は胸の半分も隠していない。上品だがいやらしい、アンバー好みの下着だった。リリーの好みではなかったが、用意されたものを無碍にもできず身につけていた。
(そうだ、今日これ着てたの忘れてた…まさか今日殿下の前で脱ぐとは思わなかったから)
「な、なんだこの下着は…」
ルセルは驚いてまじまじとそれを見た。
「そ、そなたこれを…これをあの女の前で」
「誤解ですわルセル様。そんな事はありえません」
ルセルは繊細なその下着を乱暴にひっぱった。あらわになった両胸を、ルセルはぎゅっとつかんだ。
「この感触も、あの女は知っているのか」
「そ、それは聞かないでくださいませ…ルセル様だって昔は」
「なっ…!そ、そなた」
とっさにそう言ってしまってリリーは後悔した。これでは肯定しているのと同じではないか。
「でも…でもわたくしは、男の人はルセル様しか知りませんわ」
リリーはドレスのすそをたくし上げた。胸と同布の、つややかなシルクの小さい下着があらわになった。
「ここは、ルセル様専用です。今までも、これからも」
「なら…それなら…それを証明してみせろっ」
涙目になりながらルセルは言った。
「では…失礼しますね」
リリーはルセルの上にまたがった。怒りながらも、そこはしっかり固くなっていた。それを取り出して、リリーは薄くて軽い下着を少しずらして、自分とルセルをくっつけた。ルセルの先端が、ぷちゅんとリリーの入り口にあたった。
「はぁぁ…」
リリーは思わず息をもらした。相手にとことんやられるのも悪くないが、自分のタイミングでこうして入れていくのは、やっぱり気持ちいい。結婚してから、何度もしてきて、リリーは最中にスイッチが入るとあっさりと理性を手放せるようになってきた。
アンバーとの時は、その境地にいたるまでかなり厳しい道のりがあった。が、ルセルとなら、安心して、気持ちよくなれる。
「ルセル様…私、今日は我慢できなそうです」
ルセルはくっと下から腰を突き上げた。入り口にとどまっていたそれが、中までぎゅっと進んだ。
「んんっ…!」
そのまま貪欲に、リリーは腰をしずめた。奥の奥にルセルのものがごつんっと届いたのがわかった。
「ひゃっ…ああ…っ」
リリーは思わずしがみついた。この体制で下から突き上げられると、深々と刺されているようでおかしくなってしまいそうだ。それはつまり。
おかしくなってしまいそうに、気持ちいい。やめられない。
「んっ…リリー…激しいっ…」
ルセルが苦しそうにつぶやいた。
「い…きそう…?」
ルセルは悔しそうにこくんとうなづいた。
「なら…いってください…私の中に…ぜんぶだして」
ルセルは悔しそうに私を見上げて、ぎゅっと私の腰をつかんだ。
「もう無理…くぅっ…」
中に精液が放たれた。リリーの熱はまだ収まっていなかったが、ルセルが腰に手をまわして放さなかったので、リリーもそのままぎゅっと彼を抱いた。王太子妃にあるまじきポーズだが、お互いの体温が感じられて心地よい。
「はぁ…気持ちよかったですか?私のこと、許してくれます?」
リリーの胸に顔をうずめたまま、ルセルは答えた。
「し…仕方ないな。許す」
「ああよかった」
だがルセルはまだふくれっつらだった。
「今夜はベッドでちゃんとそなたを抱くからな。嫌と言ってもやめないぞ、覚悟してろよっ」
「まぁ怖い…。震ながら待ってますわ」
「この小悪魔め」
ルセルはリリーの白い頬を軽くつねった。甘やかな痛みに、リリーは思わず笑みを浮かべた。
「ル、ルセル様!?」
突然現れたルセルに、私は飛び上がった。
「何をしているんだ、こんな所で!」
「あ…あ、ルセル様こそ、なんで」
ルセルはリリーの肩をつかんだ。
「突然そなたが現れたからに決まってるだろう!余にも言わずいきなり!しかも…」
ルセルはきっとアンバーを見た。彼女は余裕の体だった。
「驚かせてしまったようで申し訳ありません、殿下。ですが今回のことには事情がありまして」
「どんな事情だ!?」
「それは妃殿下から直接お聞きになった方が」
アンバーは私に話を振った。私はごまかした。
「その…ル、ルセル様が心配で。いけないとはわかっててもいてもたってもいられなくて。見に来たんですわ。アン…フェルロイ夫人は顔が広いから…」
ルセルはむくれながらも、まんざらでもなさそうだった。
「あんなに約束したではないか。そんなに余が信用できないか」
「そういうわけではありませんわ…ただ会いたくて」
ここまで言うと、さすがのルセルもうれしさを隠しきれない顔になった。
「そ…そうか。リリーにそんな一面があったとはな。ふふ。よし、予定変更だ。余も今から帰ることにしよう。ほら、リリー」
ルセルに引きずられていく私を、アンバーはにこやかに見送った。
(とっさの嘘にしては上出来、さすが私の生徒)
とその表情は言っていた。
「まったく、余に会いに来てくれたのはうれしいが、あの女も一緒に来る必要が」
一緒の馬車に乗って2人きりになったとたん、ルセルはすね始めた。
「仕方ありませんわ。だって私一人の力では、とてもオルラント家のお屋敷に乗り込むなんてできませんもの…」
「そんなに余に会いたかったか」
すねながらもうれしさを隠しきれない様子を、リリーは微笑ましく思った。
「ええ。いてもたってもいられなかったんですわ。だからお許しください」
「…どうしようかな」
悪戯っ子そのものの表情でルセルはにやりと笑った。
「まぁ、こんなに謝っても許してくださらないの?どうしようかしら…」
リリーは微笑みながらルセルのそばに移動した。
「でもルセル様こそ、オルラント伯の館で悪い事なさってません…?」
リリーは意地悪くルセルの耳元でささやいた。
「し、してない!約束しただろう、そなたと」
「でも、あちらは何か仕掛けてきたでしょう…?」
舌先でルセルの耳朶をかるくくすぐると、彼は赤子がむずかるように身をよじった。
「んんっ…そ、それは…」
「正直におっしゃってくださいな。ちゃんと言えたらご褒美を差し上げますよ」
手をゆっくりとうなじにかけると、ルセルは観念したように言った。
「な…何か罠があるとはわかっていた…から」
「から?」
「そうそうに酔いつぶれて、寝てた…」
リリーはぷっと吹き出した。それはたしかにいい方法だろう。せっかくカリーナが色仕掛けできても、酔って具合が悪ければそれどころではない。
「まぁ、よく考えましたわね、殿下。上出来ですわ」
リリーはそのままルセルの唇に唇を重ねた。優しいキスではなく、ねっとりと相手の舌に舌をからませる、淫靡なやり方で。
くちゅくちゅといやらしい水音がし、2つの口と口が重なり合う。唇をはなすと、ルセルは放心したように息をついた。
「そなたの匂い、いつもと…何かちがう…」
リリーはドキッとした。ずっとアンバーと共にいたからか、いつもの自分の匂いを、自分でも忘れていた。
「その匂いは…あの女のものか?」
「一緒に行動していたから…匂いが移ったのかもしれませんわ」
ルセルはリリーから目をそらした。少し不満げだ。
「前々から気になっていたのだが…リリーとあの女は、どこまでの仲なのだ」
「ど、どこまでって」
ルセルは真正面からキッとリリーを見つめた。その手がリリーのドレスの胸元を乱暴に下ろした。アンバーの館で用意されていた豪奢な下着に覆われた胸があらわになった。黒に近い、薄い紺の生地に、繊細な白のレースが左右非対称にあしらわれている。その少ない布地は胸の半分も隠していない。上品だがいやらしい、アンバー好みの下着だった。リリーの好みではなかったが、用意されたものを無碍にもできず身につけていた。
(そうだ、今日これ着てたの忘れてた…まさか今日殿下の前で脱ぐとは思わなかったから)
「な、なんだこの下着は…」
ルセルは驚いてまじまじとそれを見た。
「そ、そなたこれを…これをあの女の前で」
「誤解ですわルセル様。そんな事はありえません」
ルセルは繊細なその下着を乱暴にひっぱった。あらわになった両胸を、ルセルはぎゅっとつかんだ。
「この感触も、あの女は知っているのか」
「そ、それは聞かないでくださいませ…ルセル様だって昔は」
「なっ…!そ、そなた」
とっさにそう言ってしまってリリーは後悔した。これでは肯定しているのと同じではないか。
「でも…でもわたくしは、男の人はルセル様しか知りませんわ」
リリーはドレスのすそをたくし上げた。胸と同布の、つややかなシルクの小さい下着があらわになった。
「ここは、ルセル様専用です。今までも、これからも」
「なら…それなら…それを証明してみせろっ」
涙目になりながらルセルは言った。
「では…失礼しますね」
リリーはルセルの上にまたがった。怒りながらも、そこはしっかり固くなっていた。それを取り出して、リリーは薄くて軽い下着を少しずらして、自分とルセルをくっつけた。ルセルの先端が、ぷちゅんとリリーの入り口にあたった。
「はぁぁ…」
リリーは思わず息をもらした。相手にとことんやられるのも悪くないが、自分のタイミングでこうして入れていくのは、やっぱり気持ちいい。結婚してから、何度もしてきて、リリーは最中にスイッチが入るとあっさりと理性を手放せるようになってきた。
アンバーとの時は、その境地にいたるまでかなり厳しい道のりがあった。が、ルセルとなら、安心して、気持ちよくなれる。
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ルセルはくっと下から腰を突き上げた。入り口にとどまっていたそれが、中までぎゅっと進んだ。
「んんっ…!」
そのまま貪欲に、リリーは腰をしずめた。奥の奥にルセルのものがごつんっと届いたのがわかった。
「ひゃっ…ああ…っ」
リリーは思わずしがみついた。この体制で下から突き上げられると、深々と刺されているようでおかしくなってしまいそうだ。それはつまり。
おかしくなってしまいそうに、気持ちいい。やめられない。
「んっ…リリー…激しいっ…」
ルセルが苦しそうにつぶやいた。
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ルセルは悔しそうにこくんとうなづいた。
「なら…いってください…私の中に…ぜんぶだして」
ルセルは悔しそうに私を見上げて、ぎゅっと私の腰をつかんだ。
「もう無理…くぅっ…」
中に精液が放たれた。リリーの熱はまだ収まっていなかったが、ルセルが腰に手をまわして放さなかったので、リリーもそのままぎゅっと彼を抱いた。王太子妃にあるまじきポーズだが、お互いの体温が感じられて心地よい。
「はぁ…気持ちよかったですか?私のこと、許してくれます?」
リリーの胸に顔をうずめたまま、ルセルは答えた。
「し…仕方ないな。許す」
「ああよかった」
だがルセルはまだふくれっつらだった。
「今夜はベッドでちゃんとそなたを抱くからな。嫌と言ってもやめないぞ、覚悟してろよっ」
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