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第一章
第24話 敵も味方も
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最前線に本陣の機械科歩兵が指示通りに集まってきている。
陣地攻略の指揮を私が直々に執ると言った所、随分と反抗してきた。
やはり、女に指示されると言うのは気に入らないのだろう。
基本的に徴兵される兵も騎士団もほとんどが男性だ。
男だらけの組織の中でどうも女が上に立つのは歓迎されないらしい。
そう言えば、五人兄弟の中で唯一男の弟が機織小屋に視察に行った時、男性の職人が肩身を狭そうにしていて仲良くなったと言っていたな。
らしくも無いため息が漏れる。
「是非とも性別を取り合えて欲しいものだ。おそらく、そちらの方が互いに上手くいくだろう」
「急にどうしたんだ、リーヤ様?男にモテないから、ついに女を…」
抜刀。
突然後ろに現れた無礼な副官の鼻先にオリハルコンの剣を突きつける。
「何か言ったか?」
「…な、何も言ってないぜ!」
「そんな震えるなら、そもそも私をからかうな。…準備は出来たのか?」
突きつけた剣をしまうと安心した様に胸を撫で下ろした副官が返事をする。
「出来たけどよ…。本気でこの作戦をするのか?狂っているとしか思えないぞ」
「その質問は、さっきから何回目だ?私は本気だぞ、これが一番合理的だ」
「それは認めるけどよ…。…あぁ、もう良いぜ。なる様になれだ。リーヤ様、御武運を」
そう言い残すと、リッツは自分の部隊に戻っていった。
さて、リッツも指揮する準備ができた様だし、そろそろはじめよう。
肺いっぱいに空気を送り込み、声と共に全力で吐き出す。
「機械化歩兵、戦列を組んで前へ!その後に弓兵が並べ!歩兵はリッツの指示が出るまで動くな!!」
先日愚策と言った前線指揮官の陣形よりも酷いな。
防衛をする時ならば長い槍を持った歩兵に後ろに立たせて守ることもあるが、攻撃するときに弓兵が歩兵の前に出ることは、まぁ、愚策だ。
まぁ、今回はそれで良いんだが。
…さぁ、戦争の中で最も楽しい時間だ。
表情が緩む。腹の底から声が出る。
「機械科歩兵、我に続け!!」
脚に力を込めて走り出す。
一気に加速して、周りの景色が凄まじい勢いで流れていく。
今回は何も気にする事がない。
先に何があるかも知っているし、私が先頭だ。
好きな速度で走って良いし、獲物を誰かに先に取られることもない。
最高だ。
あぁ、穴が見えてきた。
ちらりと後ろを見ると、作戦を説明されているからだろう、誰も彼もが苦い顔をしている。
それでも諸君は軍人だ、やらねばならないのだよ。
口を開くと、高速で走っているからだろう、凄まじい勢いで空気が入ってくる。
風を切る音に負けまいと声を張り上げる。
「間も無く例の場所に入る、全員戦列を乱さずに私に遅れない様に速度を上げろ!!」
速度を上げるため、さらに強く地面を蹴る。
速度が上がった機械科歩兵部隊はそのまま落とし穴地帯に突っ込む。
最前列の兵の一人が穴に落ちた。
私のすぐ後ろにいた兵士だ。
可哀想に、彼はこの後楽には死ねない、地獄をみる。
その諸悪の根元こそ私になのだが、哀れに思えてしまう。
怯える彼の背中を、次の列の兵士がその落ちた兵士を全力で踏みつける。
穴の中からは、深紅の石が埋め込まれた機械科歩兵装備からなる凄まじい轟音に男の絶叫が混じった音がこだまする。
そんな彼を無慈悲にも、次の兵士がまた踏みつける。
それに応える様にまた彼は絶叫する。
それを幾度か繰り返すうちに、穴に目掛けて矢が飛んできた。
まるで吸い込まれる様に穴へ矢が落ちて行くと、装備に埋め込まれてる深紅の石のエネルギーを使い果たしたのだろう、水風船が弾ける様な音がして、それから、その穴からは何も聞こえなくなった。
そんな惨劇の中、踏みつけた兵士達はそのまま加速し、何事もなかったかの様に、私のすぐ後ろまでやってきた。
走りながら周囲を見ると、どこもかしこも同じ光景が広がっている。
いくら戦争好きとは言え、見ていて気持ちの言いものではないな。
素早く穴を埋められて、深紅の矢に数発は耐えられる代物、それは機械科歩兵自身だ。
つまり、穴を突破するために考えた作戦と言うのは、戦列を整え、なりふり構わず突撃する。
そして、当然現れるであろう落ちる者を踏みつけて前進すると言うものだ。
一部に哀れな犠牲者を出してはいるが、機械科歩兵部隊全体は減速せずに、大きな列も乱れていない。
正直、速度さえ落ちなければ戦列を保つ必要性はそこまで無いのだが、どうしても数が必要なので仕方がない。
…兎にも角にも、哀れな犠牲者のおかげで第一の作戦は成功。
さて
「機械科歩兵隊、飛ぶぞ!!」
喉から血が出る様な勢いで叫ぶ。
それと同時が全員が強く地面を蹴る。
普段では得られない浮遊感を感じながら足元を見ると、10メートルはありそうな塹壕が見える。
その中で、明らかに虚を突かれた兵士達が驚く表情を浮かべ狼狽している。
滑稽だ、誰もここで飛ぶとは思わなかったんだろう。
奇襲が上手く行った事に少し満足していると、衝撃と共に地面に当たった。
周りを確認すると、それなりの数の兵士が無事に塹壕を越えていた。
「周りに居る者と隊を組め!!」
怒号に応え、私の周りに兵が集まった。
これならいける。
「塹壕の後ろから弓兵を指示している!高みの見物を決め込んでいる蛆虫を潰せ!!」
私の指令と共に幾つかの小さな部隊は塹壕の後ろにある司令所であろう場所に突撃する。
簡易的ながらも防衛機能がある拠点で敵兵が武器を構えている。
抜刀。
さぁ、殺し合いの時間だ。
柵を蹴り壊し、中に侵入する。
若い士官が歩兵を数人連れてこちらへ攻撃してくる。
弓でこちらの動きを制限しながら剣を持った兵を前衛に出し、槍で隙を狙い突いてくる。
それだけではない、こちらの利点である速度を活かせない様に囲む様な動きをしてくる。
素晴らしい。
さすがは指揮官の護衛と言ったところだ、よく連携が取れている。
…だが、甘い。
矢を躱し、槍を横にいなし、敵の剣を折る。
囲む敵の正面を破り、後ろに回る敵を蹴り上げる。
その瞬間、人の体が飛び散って血肉の匂いが充満する。
足に力を込めて地面を蹴り飛ばし、囲んでいた剣兵が死んで無防備になった槍兵の足元に素早く潜り込む。
悲痛な表情を浮かべた奴らを切り上げる。
人体の弾ける音がする。
あぁ、これだ。
この匂いだ、この音だ、これを私は求めていたのだ!!!
弓兵の最後の一人を切り殺し、最高の時間を名残惜しく思っていると、地響きと共に味方の歩兵が塹壕に向かって突撃して来た。
弓兵が効果的な攻撃ができない以上、幅が狭く攻撃位置が低いだけのあの塹壕はただの棺桶だ。
塹壕の中に入っている兵士が次々と殺されていっている。
敵の本軍がある正面を見つめるがこちらに増援にくる様子はない。
勝負あったな。
この方法を使えば残る四層を抜くこともそこまで厳しいことではない。
…それにしても、あの前線の兵士たちは最初から捨て石にするつもりだったのか。
こちらは兵士を踏みつけて、向こうは兵士を捨て駒にする、酷い戦争だな。
そんな事を考えていると正面から一人だけ機械科歩兵が走ってきた。
「戦闘態勢」
周りに居る兵士たちに声をかけて迎撃の準備をさせるが、間も無くそれは無意味なことであると気がつく。
相手が使者の印である黄色の旗を持っていたからだ。
男の美しい顔が見える程度の距離まできたところで、彼は声を張り上げた。
「僕はニタ王国レン・フジイ子爵からの使者です。そちらの総指揮官殿まで取り次ぎを願いたい」
「不要だ。私が神聖同盟軍総指揮官リーヤだ」
「そうですか。それなら話は早いですね」
まさか総指揮官が最前線で突撃しているとは思わなかったのだろう、少し驚いた様子を見せた後に爽やかな笑顔を作り要件を伝えた。
「僕の主人であるレン子爵がお話があるそうです。明日、この場所にいらっしゃっていただけますか?」
「『明日』か。あの見捨てられた兵たちをどうこうするためにお前が来たわけではないと?」
「そんなつもりがあれば、あんな守り方はしませんよ。…捕虜にしておけば交渉の材料にはなるかもしれませんね。では、失礼します」
そう言うと男はこの場所から素早く去って行った。
陣地攻略の指揮を私が直々に執ると言った所、随分と反抗してきた。
やはり、女に指示されると言うのは気に入らないのだろう。
基本的に徴兵される兵も騎士団もほとんどが男性だ。
男だらけの組織の中でどうも女が上に立つのは歓迎されないらしい。
そう言えば、五人兄弟の中で唯一男の弟が機織小屋に視察に行った時、男性の職人が肩身を狭そうにしていて仲良くなったと言っていたな。
らしくも無いため息が漏れる。
「是非とも性別を取り合えて欲しいものだ。おそらく、そちらの方が互いに上手くいくだろう」
「急にどうしたんだ、リーヤ様?男にモテないから、ついに女を…」
抜刀。
突然後ろに現れた無礼な副官の鼻先にオリハルコンの剣を突きつける。
「何か言ったか?」
「…な、何も言ってないぜ!」
「そんな震えるなら、そもそも私をからかうな。…準備は出来たのか?」
突きつけた剣をしまうと安心した様に胸を撫で下ろした副官が返事をする。
「出来たけどよ…。本気でこの作戦をするのか?狂っているとしか思えないぞ」
「その質問は、さっきから何回目だ?私は本気だぞ、これが一番合理的だ」
「それは認めるけどよ…。…あぁ、もう良いぜ。なる様になれだ。リーヤ様、御武運を」
そう言い残すと、リッツは自分の部隊に戻っていった。
さて、リッツも指揮する準備ができた様だし、そろそろはじめよう。
肺いっぱいに空気を送り込み、声と共に全力で吐き出す。
「機械化歩兵、戦列を組んで前へ!その後に弓兵が並べ!歩兵はリッツの指示が出るまで動くな!!」
先日愚策と言った前線指揮官の陣形よりも酷いな。
防衛をする時ならば長い槍を持った歩兵に後ろに立たせて守ることもあるが、攻撃するときに弓兵が歩兵の前に出ることは、まぁ、愚策だ。
まぁ、今回はそれで良いんだが。
…さぁ、戦争の中で最も楽しい時間だ。
表情が緩む。腹の底から声が出る。
「機械科歩兵、我に続け!!」
脚に力を込めて走り出す。
一気に加速して、周りの景色が凄まじい勢いで流れていく。
今回は何も気にする事がない。
先に何があるかも知っているし、私が先頭だ。
好きな速度で走って良いし、獲物を誰かに先に取られることもない。
最高だ。
あぁ、穴が見えてきた。
ちらりと後ろを見ると、作戦を説明されているからだろう、誰も彼もが苦い顔をしている。
それでも諸君は軍人だ、やらねばならないのだよ。
口を開くと、高速で走っているからだろう、凄まじい勢いで空気が入ってくる。
風を切る音に負けまいと声を張り上げる。
「間も無く例の場所に入る、全員戦列を乱さずに私に遅れない様に速度を上げろ!!」
速度を上げるため、さらに強く地面を蹴る。
速度が上がった機械科歩兵部隊はそのまま落とし穴地帯に突っ込む。
最前列の兵の一人が穴に落ちた。
私のすぐ後ろにいた兵士だ。
可哀想に、彼はこの後楽には死ねない、地獄をみる。
その諸悪の根元こそ私になのだが、哀れに思えてしまう。
怯える彼の背中を、次の列の兵士がその落ちた兵士を全力で踏みつける。
穴の中からは、深紅の石が埋め込まれた機械科歩兵装備からなる凄まじい轟音に男の絶叫が混じった音がこだまする。
そんな彼を無慈悲にも、次の兵士がまた踏みつける。
それに応える様にまた彼は絶叫する。
それを幾度か繰り返すうちに、穴に目掛けて矢が飛んできた。
まるで吸い込まれる様に穴へ矢が落ちて行くと、装備に埋め込まれてる深紅の石のエネルギーを使い果たしたのだろう、水風船が弾ける様な音がして、それから、その穴からは何も聞こえなくなった。
そんな惨劇の中、踏みつけた兵士達はそのまま加速し、何事もなかったかの様に、私のすぐ後ろまでやってきた。
走りながら周囲を見ると、どこもかしこも同じ光景が広がっている。
いくら戦争好きとは言え、見ていて気持ちの言いものではないな。
素早く穴を埋められて、深紅の矢に数発は耐えられる代物、それは機械科歩兵自身だ。
つまり、穴を突破するために考えた作戦と言うのは、戦列を整え、なりふり構わず突撃する。
そして、当然現れるであろう落ちる者を踏みつけて前進すると言うものだ。
一部に哀れな犠牲者を出してはいるが、機械科歩兵部隊全体は減速せずに、大きな列も乱れていない。
正直、速度さえ落ちなければ戦列を保つ必要性はそこまで無いのだが、どうしても数が必要なので仕方がない。
…兎にも角にも、哀れな犠牲者のおかげで第一の作戦は成功。
さて
「機械科歩兵隊、飛ぶぞ!!」
喉から血が出る様な勢いで叫ぶ。
それと同時が全員が強く地面を蹴る。
普段では得られない浮遊感を感じながら足元を見ると、10メートルはありそうな塹壕が見える。
その中で、明らかに虚を突かれた兵士達が驚く表情を浮かべ狼狽している。
滑稽だ、誰もここで飛ぶとは思わなかったんだろう。
奇襲が上手く行った事に少し満足していると、衝撃と共に地面に当たった。
周りを確認すると、それなりの数の兵士が無事に塹壕を越えていた。
「周りに居る者と隊を組め!!」
怒号に応え、私の周りに兵が集まった。
これならいける。
「塹壕の後ろから弓兵を指示している!高みの見物を決め込んでいる蛆虫を潰せ!!」
私の指令と共に幾つかの小さな部隊は塹壕の後ろにある司令所であろう場所に突撃する。
簡易的ながらも防衛機能がある拠点で敵兵が武器を構えている。
抜刀。
さぁ、殺し合いの時間だ。
柵を蹴り壊し、中に侵入する。
若い士官が歩兵を数人連れてこちらへ攻撃してくる。
弓でこちらの動きを制限しながら剣を持った兵を前衛に出し、槍で隙を狙い突いてくる。
それだけではない、こちらの利点である速度を活かせない様に囲む様な動きをしてくる。
素晴らしい。
さすがは指揮官の護衛と言ったところだ、よく連携が取れている。
…だが、甘い。
矢を躱し、槍を横にいなし、敵の剣を折る。
囲む敵の正面を破り、後ろに回る敵を蹴り上げる。
その瞬間、人の体が飛び散って血肉の匂いが充満する。
足に力を込めて地面を蹴り飛ばし、囲んでいた剣兵が死んで無防備になった槍兵の足元に素早く潜り込む。
悲痛な表情を浮かべた奴らを切り上げる。
人体の弾ける音がする。
あぁ、これだ。
この匂いだ、この音だ、これを私は求めていたのだ!!!
弓兵の最後の一人を切り殺し、最高の時間を名残惜しく思っていると、地響きと共に味方の歩兵が塹壕に向かって突撃して来た。
弓兵が効果的な攻撃ができない以上、幅が狭く攻撃位置が低いだけのあの塹壕はただの棺桶だ。
塹壕の中に入っている兵士が次々と殺されていっている。
敵の本軍がある正面を見つめるがこちらに増援にくる様子はない。
勝負あったな。
この方法を使えば残る四層を抜くこともそこまで厳しいことではない。
…それにしても、あの前線の兵士たちは最初から捨て石にするつもりだったのか。
こちらは兵士を踏みつけて、向こうは兵士を捨て駒にする、酷い戦争だな。
そんな事を考えていると正面から一人だけ機械科歩兵が走ってきた。
「戦闘態勢」
周りに居る兵士たちに声をかけて迎撃の準備をさせるが、間も無くそれは無意味なことであると気がつく。
相手が使者の印である黄色の旗を持っていたからだ。
男の美しい顔が見える程度の距離まできたところで、彼は声を張り上げた。
「僕はニタ王国レン・フジイ子爵からの使者です。そちらの総指揮官殿まで取り次ぎを願いたい」
「不要だ。私が神聖同盟軍総指揮官リーヤだ」
「そうですか。それなら話は早いですね」
まさか総指揮官が最前線で突撃しているとは思わなかったのだろう、少し驚いた様子を見せた後に爽やかな笑顔を作り要件を伝えた。
「僕の主人であるレン子爵がお話があるそうです。明日、この場所にいらっしゃっていただけますか?」
「『明日』か。あの見捨てられた兵たちをどうこうするためにお前が来たわけではないと?」
「そんなつもりがあれば、あんな守り方はしませんよ。…捕虜にしておけば交渉の材料にはなるかもしれませんね。では、失礼します」
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