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初夜
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雲ひとつない晴天に、チャペルから100羽の鳩が舞う。
幸せを告げる鐘が鳴り響く。
結婚式は和やかなムードの中、無事終了した。
サザーランド公爵家からも、フォンデンベルグ侯爵家からも招待客が多数で盛大な式になった。
商会関係者、孤児院メンバーも祝福に駆けつけてくれた。
もしかしたら、平民だから、という声もあったかも知れないが、サザーランド公爵家とフォンデンベルグ侯爵家は能力主義で、身分に関わらず重用される、と評判が広まり、式では誰も異論を唱えるものはいなかった。
式終了後に催された披露宴は、お互いの商会が共同主催し、新製品やおすすめの商品や、食材がかなり使われ良い宣伝の場としても機能していた。
オスカーとローナンが会場でその反応を見て、かなり満足気にしていた。式が終わったら、たくさん注文が来ることだろう。
そして、何を隠そう今回の目玉は女性招待客向けのプレゼントにも選ばれたシルクとレースの斬新なセクシー夜着だ。
プレゼントするかしないかも商会内で議論されたが、普段あまり、手にしない方も多いだろうと予測し、サプライズでのプレゼントに踏み切った。
見た目は綺麗でセクシー。
そのレースの豪華さと緻密さは女性がうっとりすること間違いなしだ。
その夜着はもちろん、私にも用意される訳で……。
披露宴をやはり当たり前のように早くあがらされた私は、エマたちに身体を磨かれ、案の定あの夜着を着せられた。
「エマ、やっぱり恥ずかしいね……」
程よい透け感と光沢のある生地だが、面積がやはり心許無い。
少し動くと肌が見えるし……。
「リリー、どのみち脱ぐんですからっ。度胸です!」
そう言い終えると、エマは部屋を後にした。
残ったのはよくわからない静寂。
これから始まる行為への不安と期待が交互に押し寄せてくる。
透けた夜着からのぞく素肌が、何とも艶めかしくて自分でも少しだけドキドキしてみたり。
マリアが用意してくれたハーブティーも味が良く分からなかった。
しばらく待つと、夜着姿のレイが現れもうどこに視線を合わせたら良いのか一人でパニックしてしまう。
そんな様子が可笑しかっのか、レイがクスリと笑う。
「リリー、落ち着いて?まずは、話でもしようか」
レイは私の手をとりソファに腰掛ける。
「リリー」
名前を呼ばれただけなのに、ドクンと心臓が大きく高鳴る。
「ようやく二人っきりになれた……」
レイは私の腰を抱き寄せ、私の髪を指で掬う。
眼福すぎる顔は今だに慣れないし、破壊力が半端ない。
(……もうそのセリフだけでも、変になりそうだよ?)
頑張って似合わない上目遣いをしてみる。
「リリー、愛してる……」
レイが耳元で囁く。
「わ、私も……愛してるっ……!」
レイが頭をナデナデしてくれている。
「リリーも緊張してるかも知れないが、俺だって……。だから、安心して?」
そう言うと、レイが私の手をレイの心臓に押し当てた。
ドクンドクン…。
激しい鼓動が、掌から伝わる。
「……そろそろベットへ行こうか?」
こうして私たち二人は、初夜を迎えたーー。
幸せを告げる鐘が鳴り響く。
結婚式は和やかなムードの中、無事終了した。
サザーランド公爵家からも、フォンデンベルグ侯爵家からも招待客が多数で盛大な式になった。
商会関係者、孤児院メンバーも祝福に駆けつけてくれた。
もしかしたら、平民だから、という声もあったかも知れないが、サザーランド公爵家とフォンデンベルグ侯爵家は能力主義で、身分に関わらず重用される、と評判が広まり、式では誰も異論を唱えるものはいなかった。
式終了後に催された披露宴は、お互いの商会が共同主催し、新製品やおすすめの商品や、食材がかなり使われ良い宣伝の場としても機能していた。
オスカーとローナンが会場でその反応を見て、かなり満足気にしていた。式が終わったら、たくさん注文が来ることだろう。
そして、何を隠そう今回の目玉は女性招待客向けのプレゼントにも選ばれたシルクとレースの斬新なセクシー夜着だ。
プレゼントするかしないかも商会内で議論されたが、普段あまり、手にしない方も多いだろうと予測し、サプライズでのプレゼントに踏み切った。
見た目は綺麗でセクシー。
そのレースの豪華さと緻密さは女性がうっとりすること間違いなしだ。
その夜着はもちろん、私にも用意される訳で……。
披露宴をやはり当たり前のように早くあがらされた私は、エマたちに身体を磨かれ、案の定あの夜着を着せられた。
「エマ、やっぱり恥ずかしいね……」
程よい透け感と光沢のある生地だが、面積がやはり心許無い。
少し動くと肌が見えるし……。
「リリー、どのみち脱ぐんですからっ。度胸です!」
そう言い終えると、エマは部屋を後にした。
残ったのはよくわからない静寂。
これから始まる行為への不安と期待が交互に押し寄せてくる。
透けた夜着からのぞく素肌が、何とも艶めかしくて自分でも少しだけドキドキしてみたり。
マリアが用意してくれたハーブティーも味が良く分からなかった。
しばらく待つと、夜着姿のレイが現れもうどこに視線を合わせたら良いのか一人でパニックしてしまう。
そんな様子が可笑しかっのか、レイがクスリと笑う。
「リリー、落ち着いて?まずは、話でもしようか」
レイは私の手をとりソファに腰掛ける。
「リリー」
名前を呼ばれただけなのに、ドクンと心臓が大きく高鳴る。
「ようやく二人っきりになれた……」
レイは私の腰を抱き寄せ、私の髪を指で掬う。
眼福すぎる顔は今だに慣れないし、破壊力が半端ない。
(……もうそのセリフだけでも、変になりそうだよ?)
頑張って似合わない上目遣いをしてみる。
「リリー、愛してる……」
レイが耳元で囁く。
「わ、私も……愛してるっ……!」
レイが頭をナデナデしてくれている。
「リリーも緊張してるかも知れないが、俺だって……。だから、安心して?」
そう言うと、レイが私の手をレイの心臓に押し当てた。
ドクンドクン…。
激しい鼓動が、掌から伝わる。
「……そろそろベットへ行こうか?」
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