婚外年下彼氏と淫らな調教レッスン

紅位碧子 kurenaiaoko

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明日はいよいよスグルと会う日ーー。

不安と期待が入り交じる不思議な気持ちでいた。

「……いよいよ明日だね、早く会いたいよ、アキエ」

「そうだね!もう電話でエッチもしたし、一人エッチも見せたし……。見せてないとこないのに、恥ずかしい……」

「楽しみだなー」

「ねぇ、スグル?あのさー、もし急に会いたくなくなったらごめんね」

「えっ?アキエ、気分屋?」

「違うよ……。会いたいけど、その……ほら、バレないかなとか、いろいろ不安もあるから。その……」

私は思いきって今の本当の気持ちを伝えた。

「そっか……。じゃあ、会うのやめようよ」

え?いきなり?
会うのも、やめるのも軽すぎない?!

「……そうだよね……」

「楽しくないなら、やめよう。うん!やめよう……」

何だか期待していた言葉と違うセリフが次々とスグルから飛び出してきて私はとても悲しかった。

不安なのはいけないこと?
楽しくないとダメなの?

次にどんなメッセージを打つべきか、打つ手が震える。

「分かった。そうだよね。じゃあ、お別れでいいのかな?短い間だったけどありがとう……」

私は悲しくて……でも、自分が出した答えをメッセージした。

するとすぐにスグルからメッセージがきた。

「ありがとう!俺も楽しかったよ!幸せにね!」

何だかしんみりお別れするかと思いきや、スグル、軽いよ……。

(まあ、所詮そういう関係だから、仕方ないよね……)

返事をしようかしばらく悩んだ。

する?
しない?

そして、私はメッセージを送った。

『……会いたいよ』

『……悲しいよ』


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