婚外年下彼氏と淫らな調教レッスン

紅位碧子 kurenaiaoko

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婚外なんて……。
私がするなんて思ってもいなかった。

小さな、ささやかな復讐。

自由にならない毎日に……。
分刻みなスケジュールの毎日に。
助けて欲しくて、何度も助けを求めたのに……。

もう充分やってるだろう?
何をしたら良いか分からない。
やりたくない。

そんな言葉しか返ってこなかった。

一度嫌いになると、全てが嫌になるのは女性特有なのかな?

別れたい。
別れたい。
別れたい。

そればかりの毎日。

世の中、結婚が墓場と言うけれどある意味正解かも知れない。

私は、正しく伴侶を選べなかった。
それは私の罪。

早くやり直したいな、新しい人生を……。

そう考えるようになった。

別れたらいいじゃない?

そんな声も聞こえてくる。

そんな正論、分かってる。
それが無理な現実に。
その日を夢見ながら計画を何とか進めるしかない。

育児しない。
モラハラばかり……。

私の心はもう崩壊寸前……。

罪悪感なんて、どこかに捨てたから……。

こんな日常のぐるぐるした思いを、スグルに抱かれることで、その時間だけは全て忘れることが出来るから……。

卑怯な女で結構。
地獄だって怖くない……。

怖いのは、壊れてしまう自分だけ……。

「スグル?ありがとう。私を抱いてくれてありがとう……」

私はスグルを後ろから受け入れながら、感謝せずにはいられなかった。

「……この瞬間だけでも……大好きっ……」

「アキエ?大丈夫?」

「うっ……あぁぁぁぁぁーーーーー!す、スグル、いきそうなのっ……。最後はスグルの顔がみたいのっ……!」

バックで激しく攻められ、何度も達していた。
でも、最後はスグルを見ながらいきたかった。

「……分かった。じゃあ、抜かないよ?このまま繋がったままだ」

スグルは器用に私の身体を起こすと、正面からまた私を貫いた。

「アキエ……!大好きだ……!」

「あぁぁぁぁぁぁーーーーっ!イくぅーーーーっ!」

私はスグルと共に果てた。

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