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キドナ編 〜謀略の考察〜
210.おっさん、初体験再び
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背後から抱きしめられ、背中をディーに預ける形で振り返るようにのけぞり、唇を重ね合った。
ディーの舌が唇を舐め、甘噛みされる。手は胸元に周り、優しく揉みしだきながら乳首を指先でクリクリと撫でられ、時折指先で弾かれる。
「あ、ん」
ピンッと弾かれる度にゾクッと腰の辺りに鈍い痺れるような疼きが起こり、小さく震えながら喘ぎ声を漏らした。
ロイは翔平の膝裏に手を掛け、片足を大きく開きながら、腹部にキスを落とし、臍に舌先を差し入れてぐりぐりと押した。その途端、翔平の体がビクンビクンと跳ね、ディーと重ねた唇の隙間から喘ぎが漏れる。
舌を臍からゆっくりと腹部をなぞりつつ、トロトロと蜜を溢すペニスにチュルッと吸い付いた。
「ひぁ…や…」
亀頭の先端部分だけを唇で覆い、チロチロと舌で鈴口をなぞるように舐めあげると、可愛い喘ぎ声を上げる翔平にほくそ笑んだ。
チュルルルとわざと音を立てながら蜜を吸い取ると、無意識に両足に力が込められ、ビクビクと痙攣した。
「可愛い」
ペニスから口を離し、上唇をペロリと舐めると、足を大きく開かせる。
すでにそれぞれ一回づつ受け入れた後のアナルは、2人分の精液に濡れ、さらなる刺激を求めてひくついていた。
「ショーヘー…」
見事に反り返った己のペニスに右手を添えると、その先端をアナルに擦り付けるように動かす。
ヌルン、ヌチュ、と音を立てて滑らしつつ、入口に先走りを塗りつける。
「ん!あ、ロイ」
思わずその動きを止めるように手を伸ばしたが、ディーが優しくその手を掴む。
「ロイ、あんまり焦らさないであげて」
「悪ぃ、可愛くてよ」
ロイが謝り、ゆっくりと挿入を始めた。
「んう!ん!あぁ!!」
クププとゆっくりとアナルが自分のペニス受け入れて行くのを、上からうっとりした目で眺める。
「あー…」
1回目の挿入で濡れた中がうねり、ロイを包み込む。ゆっくり挿入されることで、翔平にもロイのペニスの形が内側からダイレクトに伝わってきた。目を見開いて、ゾクゾクとした快感がアナルから全身に広がっていく。
「あぁ…すげ…」
ロイもその締め付けに感嘆のため息を漏らし、さらに奥を目指して埋めていく。
「あ…」
奥をトンと突かれ、ビクッと翔平の体が跳ねた。
翔平を背後から抱きしめていたディーが体をずらし、そっと翔平を横たえると、ロイが翔平の腰を持ち上げながら体を前に倒す。
浮き上がった翔平の腰に負担をかけないようにクッションを滑り込ませると、ロイが奥を突くように腰を揺らし始めた。
それと同時に喘ぎながら掴む所を探して彷徨っていた翔平の手を指を絡ませて握り、唇に頬にキスを落とし、首筋から胸へ舌を這わせた。
固く尖った乳首を口に含むと、飴を転がすように舌で優しく愛撫する。
「ひゃ、あ、やぁ!」
トントンと結腸の入口をノックされ、ロイの動きに合わせて声が上がった。
「あ!ん、そ、そこ!や!やめ」
翔平の中でコツコツとノックし、開き掛けている扉のさらに奥を目指す。
そしてついにそのドアが開かれた。
「!!~!!」
グポッとその場所にはまった瞬間、翔平が大きくのけぞり、繋いでいたディーの手をしっかりと握りしめ、声にならない悲鳴を上げた。
その見開いた目から生理的な涙が溢れ、こめかみを伝っていく。
ロイの亀頭が結腸の壁を突き上げ擦り上げると、翔平がさらにビクビクと体を痙攣させて襲ってくる快感に閉じられない口から掠れた声を上げた。
「ぁ…あ“!あ”ぁ!」
ゴツゴツと突き上げられ、襲ってくる快感にガクガクと無意識に体が震え、絶頂が迫ってくる。
「あぁ…あ“!」
グンと突き上げられた瞬間、チカチカと目の前が点滅し、絶頂を味わう。だが、その絶頂がロイの動きに合わせて長く続き、快感の波に飲み込まれた。
射精していないのに、絶頂を味わい、頭が混乱する。
「あー!あ!や!」
その快感に耐えきれず、懇願するように空いている手をロイに向かって伸ばした。
「ショーヘー」
その手をロイが指を絡ませて握ると、さらに体を倒し、ベッドに縫い付ける。
「かは!あ“!!」
ロイの腰の動きが早くなり、ガツガツと奥を何度も突き上げられた次の瞬間、ビューッと最奥にロイの熱が注ぎ込まれる。
その感覚がさらに快感を呼び、腹の中の熱と質量に、ブルブルと歓喜の痙攣を起こした。
「は…ぁ…」
ズルッとロイが抜かれていく時ですら気持ちが良くて、ビクビクと震える。
クポンとペニスを抜くと、翔平の痙攣に合わせてアナルからトロリと精液が少しづつ漏れ出してきた。
体を投げ出した状態で快感の余韻に脱力する翔平を見て、ディーの喉がゴクリと動いた。
「ショーヘイ…」
ぐったりしている翔平に覆い被さると、唇を重ね、舌を絡ませる。
強い快感の余韻に朦朧としていた翔平も、次第に意識がはっきりしてくると、ディーの舌を奪うように自ら絡ませた。
舌を唇を舐め合い、口内を弄り合う。飲みきれなかった唾液が口の端を伝っていくのも気にする事なく、キスを貪りあった。
「ショーヘイ、いいですか…?」
キスを繰り返しながら、耳元で囁きつつ、大きく反り返ったペニスを翔平の腰に押し付けた。
押し付けられたペニスが熱く、ガチガチに固くなっており、それだけでアナルが疼いてしまった。
「いいよ…。ディー…挿入れて…」
チュウと吸い付くように、ディーの唇を奪うと、うっとりと濡れた声で返事をした。
ディーが体を起こし、翔平の体をひっくり返すとうつ伏せにさせる。
そのまま足元に跨ると、両手で翔平の臀部を揉みしだいた。
「ショーヘイのお尻、もちもちしてる」
クスクス笑いながら揉むと、隣で座っているロイが声に出して笑った。
「ずっと触ってたいよな」
言いながらロイも手を伸ばして翔平の尻を撫で、その感触を楽しむ。
ディーの手が尻の下側を掴むと、アナルが見えるように親指で開いた。
「ヒクヒクしてますよ」
アナルを広げるようにくぱぁと両手の親指で開くと、トロリと白濁とした精液が溢れた。そのまま親指を2本とも中に挿入すると、ビクンと体が跳ね、背中が反り返った。
「あ”!あ、んぅ!」
グプ、グチュと親指でアナルを広げられ、中を擦られるとゾクゾクと背筋を快感が走った。
「ん、ディ、やめ…」
指で弄られ、腹の奥がキュンキュンと収縮を繰り返して切なくなる。
「ディー、おねがぃ…もう、挿入れて」
うつ伏せで肘をついて上半身を支えると、背後のディーを振り返って懇願した。
その懇願にディーが微笑むと、指を抜き入口に熱いペニスを添え、クプリと先端を埋めて行く。
「ん~!」
押し広げられる感覚と熱い肉棒に快感に濡れた声と共に熱い息を吐き、枕をギュウッと思い切り抱きしめた。
「はぁ…」
うつ伏せの翔平に重なるように挿入し、ディーも己を包み込む翔平の中にため息をつき、一度挿入するのを止めた。
「ショーヘイ…すみません…」
熱い吐息を吐きながら謝罪した。
「え…?」
まだ挿入途中だったのに動きが止めて謝られたことに、枕に埋めていた顔をあげると後ろを振り返った。
その瞬間、バチュン!といきなり最奥まで挿入された。
「あ“!!」
ゴリッと奥を抉られる衝撃と快感に、うつ伏せになった体勢でシーツにペニスを擦り付けられてブシャッと射精してしまった。
「あ”あ!あ“」
イッている最中に激しく突き上げられ、悲鳴のような喘ぎを漏らし、快感に堪えようと枕に再び顔を埋めて、強く握り込んだ。
「ん~!!んぅ!ん!!」
その快感に耐えきれず、涙が枕を濡らす。
バチュン!ドチュ!と肉が打ち付けられる音が響き、そのディーの激しい動きにロイは苦笑いを浮かべた。
「あ”!!!」
ディーの息遣いが激しくなり、何度か強めに腰を打ちつけた後、中に熱い迸りを勢い良く放った。
「あ…熱…」
中に注がれる熱にビクビクと体が痙攣し、絶頂の余韻が力を奪っていった。
全てを注ぎ終わったディーが、額の汗を拭うように髪をかき上げた後、ゆっくりペニスを引き抜く。
トプンと抜けた瞬間、アナルからプピュッと音を立てて精液が飛び出し、コポリとアナルから会陰につたい落ちるのを見ると、再びディーもロイもペニスが疼く。
「エロ…」
ロイが小さく呟き、力を取り戻して固く反り返った己のペニスを掴むとゆっくりと扱く。
「ショーヘー…」
シュッシュッと自慰をしながら翔平に近付くと、うつ伏せになったまま荒い息を繰り返しているうなじに顔を寄せ、その匂いを嗅ぐ。
「いい匂い…」
「ん…」
うなじにロイの息がかかり、ピクンと翔平が反応した。そして枕から顔を離して腕に力を込めると、仰向けにゴロンと転がって体勢を変えた。
「まだ…足りないんだろ?」
涙のせいで目を赤くした翔平に聞かれ、言葉に詰まる。
本当はまだしたい。もっと味わいたい。そう思うがこれ以上は負担になると思い、口には出せなかった。
だが、翔平の手が動きロイのペニスに触れると、再び固く怒張しているペニスに微笑む。
「まだ…大丈夫だから…」
キュッと熱く脈打つペニスを手で包み、その亀頭部分を愛おしむように撫でた。
「あんまり激しいのは無理だけど、優しくしてくれるなら…」
体をずらして自らロイに擦り寄り、その胸に顔を寄せると、鍛えられた逞しい胸筋に唇をつけ、チュゥッと吸うと、赤いマークが花開く。
胸に翔平からキスマークをつけられ、ロイの顔がボッと一瞬で耳まで真っ赤になった。
「で…出来るだけ…やさ、優しく、します…」
あまりにも嬉しくて敬語で吃らせながら呟き、翔平に覆い被さった。
そんなロイに微笑みかけ、招き入れるように手を伸ばして引き寄せた。
翔平に促されるまま、顔を胸元に近づけ、乳首に吸い付いて転がす。
「あ、そこ…」
すっかり乳首でも感じるように開発され、舌で指で弄られる度に、ペニスも腹の奥もキュンキュンと疼いた。
「私も…」
ロイが赤子のように乳首に吸い付く姿を見て、ディーもうずうずし、同じようにもう片方の乳首にむしゃぶりついた。
「あ、あ、ん」
喘ぎながら、一心不乱に乳首をしゃぶる2人の頭を両手で撫でる。
可愛い、とそう思った。
男なのに、以前よりも少しだけ膨らみしっかりとした形になった乳首が固くなりぷっくりと存在感を示していた。
乳首に吸いつかれながら、2人の手がトロトロになって柔らかくなったアナルへ伸びる。指で広げ、ほぼ同時に指を挿入する。
「はぅん…」
息ぴったりの2人の動きに、堪らない声を上げた。
2人の長い指が同時に中を弄り、同時に乳首を責められると、それだけで射精感が襲ってきた。
「んう、ん、あぁ…イ、イッちゃう、あ」
クプクプと指で犯されるアナルが2人の指を締め付けつつ、大きく収縮を繰り返した。
「イッていいよ」
「イクとこ、見せて」
胸元で同時に言われ、さらに同時にジュルルゥと乳首を吸われつつ舌先で強めに捏ねられた。
「~!!あ!」
翔平の足に力が入り、アナルも同時にギュッと締められ、ピュッとペニスから精液が飛んだ。
1回目に比べたら量はだいぶ減っているが、それでも自分の腹の上に飛び、さらにトロトロと鈴口から零れ落ちた。
「可愛い」
ロイがチュパッと乳首から唇を離し、ニコォと上気した頬で満面の笑みを浮かべた。
「ショーヘー、上乗って」
射精して賢者モードに入っている翔平の体を起こすと、自分が仰向けに寝転んで抱きしめるように上にあがらせた。
クタッとしたままの翔平の尻に両手を回すと、そのもちもちとした感触を楽しみながら揉みしだき、アナルを指で撫でる。
「ゆっくりするから…」
ディーが手伝って翔平の体を起こすと、挿入しやすいように上半身を横から支え、ロイの両手が尻を左右に開いて、アナルにペニスを添えた。
「は…ぁ…」
柔らかくなったアナルがクプププとロイを受け入れていく。
奥まで挿入しないが、翔平のいい所にあたる深さに到達すると、その場所でゆっくりと浅い律動を繰り返した。
「あ、ぁ、ん」
タプ、トチュ。揺さぶられる度に濡れた音が響く。その快感に体を震わせながら喘ぎ声を上げ続ける。
ディーが、目を閉じて紅潮した頬で涙を浮かべながら快感に悶える翔平をうっとりとした表情で見ながら、横から背後へ回った。
ディーもロイの両足を跨ぐと、背後から翔平を抱きしめて、乳首をいじり、うなじにキスマークを残していく。
「はぁ……あ!」
うなじにかかるディーの熱い吐息にうっとりしたが、唐突に走った電流のような快感に大きな声を上げた。
「あ、ディー、な、何」
背後からガッチリと押さえ込まれながら、ロイを受け入れているアナルの周りに指を這わされた。
ヌプヌプと出入りを繰り返す入口をなぞり、時折指の腹で押してくる。
「ディー、お前…ん」
ロイがディーの行動に顔を顰めた。
「ショーヘイ…力抜いて…」
背後から抱きしめられながら、耳元で囁かれた。
「くぅ…」
ロイが呻き、アナルの入口に別の熱が触れた。
ディーの指がさらにアナルを広げる。
だが、いくら柔らかくなったとはいえ、今受け入れているロイのペニスでいっぱいになっている。
「あ!あぁ!」
それでも僅かに出来た隙間に、さらにディーのペニスが入り込もうとしていた。
「いや!あ!無理!無理ぃ!!」
思わず悲鳴を上げた。
だが、グプとさらに広げられたアナルに、今まで出された精液の滑りでディーのペニスの亀頭部分が飲み込まれた。
「!!!」
翔平が大きくのけぞり、天井を見上げるように目を見開いた。
嘘!
入って…入ってる!?
強烈なアナルの違和感と、ギチギチに広げられピリッと痛みが襲った。
「い…、痛」
「ディー…」
翔平は痛みを訴え、ロイも中のキツさに顔を歪ませた。
「すみません…我慢出来ない…んぁ、あ…」
ディーが翔平を強く抱きしめ、はぁはぁと洗い息を吐く。その息が耳とうなじにかかり、さらにディーの喘いだ声が聴覚を刺激して、翔平の背筋を痛みではない快感が走った。
「は…はぁ…あ」
ズ、ズズ、とゆっくりと中に入ってくるのが伝わってくる。一番太い部分が入ってしまえば、後は中を押し広げるだけ。
腹の中がいっぱいに広げられ、その熱にジクジクと疼いた。
「あぁ…、こ、こわれ、るぅ…」
最初に感じた痛みは消え、腹の中に感じる2人分の熱に、翔平の体から力が抜け、代わりに絶頂が襲ってくる。
ゾクゾクと腰が抜けてしまうかと思うくらい力が抜け、ズルンと2人とも飲み込んでしまった。
「ぁ…あ…」
わけがわからない。ただただ熱い。
ゆっくりと背後からディーが腰を揺する。その度にグプ、ヌチュ、と濡れた厭らしい音が響いた。
「っく…」
ロイが目をギュッと瞑り、ディーのペニスに擦り上げられ、さらに翔平に締め付けられて、限界点に一気にのぼり詰めてしまった。
グッと歯を食いしばり耐えようとしたが、ディーが数回腰を揺すると、ぐぅと喉から絞り出すような唸り声を上げて、翔平の中で果てる。
「うぁ…」
「あ”ぁ~…」
ロイが射精したのがわかった。
腹の中に熱が注がれて、背筋を這い上がる快感と疼きにガクガクと震える。
その数秒後ディーの動きが止まり、さらに腹に熱を感じる。
「あ“、あ…ぁ…」
その直後、プシャァと潮を噴き、痙攣に合わせて何度もプシャ、パシャと精液ではない透明な液体で体を濡らした。
2人同時に受け入れて僅かに出来た隙間からゴプッと収まりきらない精液が溢れ落ちていく。
「はぁ…あぁ…」
ロイもディーもブルブルと射精の余韻に浸り、喘ぎ、無意識に腰が跳ねた。
2人同時に挿入され中出しされるという、その衝撃的な行為に、とっくに思考は停止していた。ただただ襲ってくる快感と熱に支配され、涙が流れ、口から飲み込めなかった唾液が顎を伝った。
だらりと両腕を下げ、ゆらゆらと揺れる。ディーが後ろから抱きしめているから膝立ちの状態でいられるが、もうとっくに限界を超えていた。
ゆっくり慎重にディーがまず抜き去り、ロイも翔平の腰を掴み持ち上げると、ぬぽんと音を立てて抜けていった。
翔平の体を2人で支えて、静かにベッドに横にすると、虚な表情のまま時折ビクビクと大きく痙攣をする。
「お前な…」
ロイがそんな様子の翔平を心配そうな目で見つめ、荒い息をついているディーをジト目で見る。
「我慢出来なくて…。すみません…」
ディーが自制心が吹っ飛んでしまった自分に苦笑いを浮かべる。
「無理させちまった…」
激しいのは無理と言われたにも関わらず、激しいどころか二輪挿しなんてとんでもないことをしてしまったと、朦朧としている翔平を労わるように、流れる涙を拭い、頭をそっと撫でた。
もう無理。
限界だ。
優しくって言ったのに。
休んだおかげで思考が少しだけ戻ってくる。だが、動くのは脳内だけで指先すら動かせず、声も出せない。
あんなすごいことをされたのに、意識を手放さなかった事が奇跡のようだと思った。それと同時に、回復したら絶対に文句を言ってやると心に決める。
行き過ぎた快感に体が悲鳴を上げ、呼吸が落ち着いてくるのと同時に、極限まで追い詰められた体が休息を求めていた。
そのまま静かに目を閉じると、深い眠りに落ちて行った。
目を閉じて、すぅすぅと眠りに落ちた翔平を2人で覗き込む。
「起きたら、怒られますかね」
困ったようにディーが言い、当たり前だわ、とロイが呆れたように言った。
「おら、綺麗にすんぞ」
ゲシッとディーを足蹴にし、動けと促す。
「俺はショーヘーを風呂に入れるから、お前はベッドメイクな」
「はぁ!?」
なんで私が、とディーがむくれるが、無理強いをしたのは自分なので強くは言えない。
「じゃ、よろしくなー」
ヒヒヒと笑いながら、翔平を軽々と抱き上げるとバスルームへ消えた。
残されたディーは自分にクリーンをかけ綺麗になった後、ブツブツ言いながらも、後片付けに入った。
お風呂とクリーン魔法ですっかり綺麗になり、温まって肌がほんのりピンク色に染まっている翔平を姫抱きにロイが戻る頃には、すっかりベッドは綺麗に整えられていた。
「どうぞ」
「苦しゅうないぞ」
ロイが軽口を叩きながらそっと寝夜着を着せた翔平を中央に寝かせると、自分もその隣に滑り込み、ディーも反対側に潜り込む。
「ロイ…」
互いに翔平の方を向いて、肘をついて頭を支えながらスヤスヤと眠る顔を見つめる。
「なんだ」
ロイの手が翔平の顔にかかる前髪を優しく払いながら返事をする。
「なるべく早く戻ってください」
翔平の頬を撫でながら、ロイと離れるのが辛いと泣いた翔平を思い出して呟く。
「ああ、わかってる」
「きっと、ショーヘイは寂しがる。
私がそばに居ても、私1人じゃ駄目なんです」
ジョンには、ロイにも渡したくない、独り占めしたいと言ったのに、それでも1人では無理だと寂しげに微笑んだ。
「私達は、2人で1人。
ショーヘイにとっては、どちらが欠けても駄目なんです」
「そうだな…。
俺達2人で愛して、守ってやらなきゃ…」
ロイが顔を寄せ、チュッと頬にキスをする。
「ディー、俺の分もしっかり守ってくれ。泣かせないでくれ。
すぐに片付けて戻ってくる。待っててくれ」
顔を上げて親友を見ると、ディーもロイの目を見て微笑んだ。
「必ず守ってみせます。
待ってますよ。ショーヘイと2人で、待ってます」
目を合わせ互いに微笑むと、ぽふっと枕に頭を預け、体の一部を翔平に触れさせながら目を閉じた。
ディーの舌が唇を舐め、甘噛みされる。手は胸元に周り、優しく揉みしだきながら乳首を指先でクリクリと撫でられ、時折指先で弾かれる。
「あ、ん」
ピンッと弾かれる度にゾクッと腰の辺りに鈍い痺れるような疼きが起こり、小さく震えながら喘ぎ声を漏らした。
ロイは翔平の膝裏に手を掛け、片足を大きく開きながら、腹部にキスを落とし、臍に舌先を差し入れてぐりぐりと押した。その途端、翔平の体がビクンビクンと跳ね、ディーと重ねた唇の隙間から喘ぎが漏れる。
舌を臍からゆっくりと腹部をなぞりつつ、トロトロと蜜を溢すペニスにチュルッと吸い付いた。
「ひぁ…や…」
亀頭の先端部分だけを唇で覆い、チロチロと舌で鈴口をなぞるように舐めあげると、可愛い喘ぎ声を上げる翔平にほくそ笑んだ。
チュルルルとわざと音を立てながら蜜を吸い取ると、無意識に両足に力が込められ、ビクビクと痙攣した。
「可愛い」
ペニスから口を離し、上唇をペロリと舐めると、足を大きく開かせる。
すでにそれぞれ一回づつ受け入れた後のアナルは、2人分の精液に濡れ、さらなる刺激を求めてひくついていた。
「ショーヘー…」
見事に反り返った己のペニスに右手を添えると、その先端をアナルに擦り付けるように動かす。
ヌルン、ヌチュ、と音を立てて滑らしつつ、入口に先走りを塗りつける。
「ん!あ、ロイ」
思わずその動きを止めるように手を伸ばしたが、ディーが優しくその手を掴む。
「ロイ、あんまり焦らさないであげて」
「悪ぃ、可愛くてよ」
ロイが謝り、ゆっくりと挿入を始めた。
「んう!ん!あぁ!!」
クププとゆっくりとアナルが自分のペニス受け入れて行くのを、上からうっとりした目で眺める。
「あー…」
1回目の挿入で濡れた中がうねり、ロイを包み込む。ゆっくり挿入されることで、翔平にもロイのペニスの形が内側からダイレクトに伝わってきた。目を見開いて、ゾクゾクとした快感がアナルから全身に広がっていく。
「あぁ…すげ…」
ロイもその締め付けに感嘆のため息を漏らし、さらに奥を目指して埋めていく。
「あ…」
奥をトンと突かれ、ビクッと翔平の体が跳ねた。
翔平を背後から抱きしめていたディーが体をずらし、そっと翔平を横たえると、ロイが翔平の腰を持ち上げながら体を前に倒す。
浮き上がった翔平の腰に負担をかけないようにクッションを滑り込ませると、ロイが奥を突くように腰を揺らし始めた。
それと同時に喘ぎながら掴む所を探して彷徨っていた翔平の手を指を絡ませて握り、唇に頬にキスを落とし、首筋から胸へ舌を這わせた。
固く尖った乳首を口に含むと、飴を転がすように舌で優しく愛撫する。
「ひゃ、あ、やぁ!」
トントンと結腸の入口をノックされ、ロイの動きに合わせて声が上がった。
「あ!ん、そ、そこ!や!やめ」
翔平の中でコツコツとノックし、開き掛けている扉のさらに奥を目指す。
そしてついにそのドアが開かれた。
「!!~!!」
グポッとその場所にはまった瞬間、翔平が大きくのけぞり、繋いでいたディーの手をしっかりと握りしめ、声にならない悲鳴を上げた。
その見開いた目から生理的な涙が溢れ、こめかみを伝っていく。
ロイの亀頭が結腸の壁を突き上げ擦り上げると、翔平がさらにビクビクと体を痙攣させて襲ってくる快感に閉じられない口から掠れた声を上げた。
「ぁ…あ“!あ”ぁ!」
ゴツゴツと突き上げられ、襲ってくる快感にガクガクと無意識に体が震え、絶頂が迫ってくる。
「あぁ…あ“!」
グンと突き上げられた瞬間、チカチカと目の前が点滅し、絶頂を味わう。だが、その絶頂がロイの動きに合わせて長く続き、快感の波に飲み込まれた。
射精していないのに、絶頂を味わい、頭が混乱する。
「あー!あ!や!」
その快感に耐えきれず、懇願するように空いている手をロイに向かって伸ばした。
「ショーヘー」
その手をロイが指を絡ませて握ると、さらに体を倒し、ベッドに縫い付ける。
「かは!あ“!!」
ロイの腰の動きが早くなり、ガツガツと奥を何度も突き上げられた次の瞬間、ビューッと最奥にロイの熱が注ぎ込まれる。
その感覚がさらに快感を呼び、腹の中の熱と質量に、ブルブルと歓喜の痙攣を起こした。
「は…ぁ…」
ズルッとロイが抜かれていく時ですら気持ちが良くて、ビクビクと震える。
クポンとペニスを抜くと、翔平の痙攣に合わせてアナルからトロリと精液が少しづつ漏れ出してきた。
体を投げ出した状態で快感の余韻に脱力する翔平を見て、ディーの喉がゴクリと動いた。
「ショーヘイ…」
ぐったりしている翔平に覆い被さると、唇を重ね、舌を絡ませる。
強い快感の余韻に朦朧としていた翔平も、次第に意識がはっきりしてくると、ディーの舌を奪うように自ら絡ませた。
舌を唇を舐め合い、口内を弄り合う。飲みきれなかった唾液が口の端を伝っていくのも気にする事なく、キスを貪りあった。
「ショーヘイ、いいですか…?」
キスを繰り返しながら、耳元で囁きつつ、大きく反り返ったペニスを翔平の腰に押し付けた。
押し付けられたペニスが熱く、ガチガチに固くなっており、それだけでアナルが疼いてしまった。
「いいよ…。ディー…挿入れて…」
チュウと吸い付くように、ディーの唇を奪うと、うっとりと濡れた声で返事をした。
ディーが体を起こし、翔平の体をひっくり返すとうつ伏せにさせる。
そのまま足元に跨ると、両手で翔平の臀部を揉みしだいた。
「ショーヘイのお尻、もちもちしてる」
クスクス笑いながら揉むと、隣で座っているロイが声に出して笑った。
「ずっと触ってたいよな」
言いながらロイも手を伸ばして翔平の尻を撫で、その感触を楽しむ。
ディーの手が尻の下側を掴むと、アナルが見えるように親指で開いた。
「ヒクヒクしてますよ」
アナルを広げるようにくぱぁと両手の親指で開くと、トロリと白濁とした精液が溢れた。そのまま親指を2本とも中に挿入すると、ビクンと体が跳ね、背中が反り返った。
「あ”!あ、んぅ!」
グプ、グチュと親指でアナルを広げられ、中を擦られるとゾクゾクと背筋を快感が走った。
「ん、ディ、やめ…」
指で弄られ、腹の奥がキュンキュンと収縮を繰り返して切なくなる。
「ディー、おねがぃ…もう、挿入れて」
うつ伏せで肘をついて上半身を支えると、背後のディーを振り返って懇願した。
その懇願にディーが微笑むと、指を抜き入口に熱いペニスを添え、クプリと先端を埋めて行く。
「ん~!」
押し広げられる感覚と熱い肉棒に快感に濡れた声と共に熱い息を吐き、枕をギュウッと思い切り抱きしめた。
「はぁ…」
うつ伏せの翔平に重なるように挿入し、ディーも己を包み込む翔平の中にため息をつき、一度挿入するのを止めた。
「ショーヘイ…すみません…」
熱い吐息を吐きながら謝罪した。
「え…?」
まだ挿入途中だったのに動きが止めて謝られたことに、枕に埋めていた顔をあげると後ろを振り返った。
その瞬間、バチュン!といきなり最奥まで挿入された。
「あ“!!」
ゴリッと奥を抉られる衝撃と快感に、うつ伏せになった体勢でシーツにペニスを擦り付けられてブシャッと射精してしまった。
「あ”あ!あ“」
イッている最中に激しく突き上げられ、悲鳴のような喘ぎを漏らし、快感に堪えようと枕に再び顔を埋めて、強く握り込んだ。
「ん~!!んぅ!ん!!」
その快感に耐えきれず、涙が枕を濡らす。
バチュン!ドチュ!と肉が打ち付けられる音が響き、そのディーの激しい動きにロイは苦笑いを浮かべた。
「あ”!!!」
ディーの息遣いが激しくなり、何度か強めに腰を打ちつけた後、中に熱い迸りを勢い良く放った。
「あ…熱…」
中に注がれる熱にビクビクと体が痙攣し、絶頂の余韻が力を奪っていった。
全てを注ぎ終わったディーが、額の汗を拭うように髪をかき上げた後、ゆっくりペニスを引き抜く。
トプンと抜けた瞬間、アナルからプピュッと音を立てて精液が飛び出し、コポリとアナルから会陰につたい落ちるのを見ると、再びディーもロイもペニスが疼く。
「エロ…」
ロイが小さく呟き、力を取り戻して固く反り返った己のペニスを掴むとゆっくりと扱く。
「ショーヘー…」
シュッシュッと自慰をしながら翔平に近付くと、うつ伏せになったまま荒い息を繰り返しているうなじに顔を寄せ、その匂いを嗅ぐ。
「いい匂い…」
「ん…」
うなじにロイの息がかかり、ピクンと翔平が反応した。そして枕から顔を離して腕に力を込めると、仰向けにゴロンと転がって体勢を変えた。
「まだ…足りないんだろ?」
涙のせいで目を赤くした翔平に聞かれ、言葉に詰まる。
本当はまだしたい。もっと味わいたい。そう思うがこれ以上は負担になると思い、口には出せなかった。
だが、翔平の手が動きロイのペニスに触れると、再び固く怒張しているペニスに微笑む。
「まだ…大丈夫だから…」
キュッと熱く脈打つペニスを手で包み、その亀頭部分を愛おしむように撫でた。
「あんまり激しいのは無理だけど、優しくしてくれるなら…」
体をずらして自らロイに擦り寄り、その胸に顔を寄せると、鍛えられた逞しい胸筋に唇をつけ、チュゥッと吸うと、赤いマークが花開く。
胸に翔平からキスマークをつけられ、ロイの顔がボッと一瞬で耳まで真っ赤になった。
「で…出来るだけ…やさ、優しく、します…」
あまりにも嬉しくて敬語で吃らせながら呟き、翔平に覆い被さった。
そんなロイに微笑みかけ、招き入れるように手を伸ばして引き寄せた。
翔平に促されるまま、顔を胸元に近づけ、乳首に吸い付いて転がす。
「あ、そこ…」
すっかり乳首でも感じるように開発され、舌で指で弄られる度に、ペニスも腹の奥もキュンキュンと疼いた。
「私も…」
ロイが赤子のように乳首に吸い付く姿を見て、ディーもうずうずし、同じようにもう片方の乳首にむしゃぶりついた。
「あ、あ、ん」
喘ぎながら、一心不乱に乳首をしゃぶる2人の頭を両手で撫でる。
可愛い、とそう思った。
男なのに、以前よりも少しだけ膨らみしっかりとした形になった乳首が固くなりぷっくりと存在感を示していた。
乳首に吸いつかれながら、2人の手がトロトロになって柔らかくなったアナルへ伸びる。指で広げ、ほぼ同時に指を挿入する。
「はぅん…」
息ぴったりの2人の動きに、堪らない声を上げた。
2人の長い指が同時に中を弄り、同時に乳首を責められると、それだけで射精感が襲ってきた。
「んう、ん、あぁ…イ、イッちゃう、あ」
クプクプと指で犯されるアナルが2人の指を締め付けつつ、大きく収縮を繰り返した。
「イッていいよ」
「イクとこ、見せて」
胸元で同時に言われ、さらに同時にジュルルゥと乳首を吸われつつ舌先で強めに捏ねられた。
「~!!あ!」
翔平の足に力が入り、アナルも同時にギュッと締められ、ピュッとペニスから精液が飛んだ。
1回目に比べたら量はだいぶ減っているが、それでも自分の腹の上に飛び、さらにトロトロと鈴口から零れ落ちた。
「可愛い」
ロイがチュパッと乳首から唇を離し、ニコォと上気した頬で満面の笑みを浮かべた。
「ショーヘー、上乗って」
射精して賢者モードに入っている翔平の体を起こすと、自分が仰向けに寝転んで抱きしめるように上にあがらせた。
クタッとしたままの翔平の尻に両手を回すと、そのもちもちとした感触を楽しみながら揉みしだき、アナルを指で撫でる。
「ゆっくりするから…」
ディーが手伝って翔平の体を起こすと、挿入しやすいように上半身を横から支え、ロイの両手が尻を左右に開いて、アナルにペニスを添えた。
「は…ぁ…」
柔らかくなったアナルがクプププとロイを受け入れていく。
奥まで挿入しないが、翔平のいい所にあたる深さに到達すると、その場所でゆっくりと浅い律動を繰り返した。
「あ、ぁ、ん」
タプ、トチュ。揺さぶられる度に濡れた音が響く。その快感に体を震わせながら喘ぎ声を上げ続ける。
ディーが、目を閉じて紅潮した頬で涙を浮かべながら快感に悶える翔平をうっとりとした表情で見ながら、横から背後へ回った。
ディーもロイの両足を跨ぐと、背後から翔平を抱きしめて、乳首をいじり、うなじにキスマークを残していく。
「はぁ……あ!」
うなじにかかるディーの熱い吐息にうっとりしたが、唐突に走った電流のような快感に大きな声を上げた。
「あ、ディー、な、何」
背後からガッチリと押さえ込まれながら、ロイを受け入れているアナルの周りに指を這わされた。
ヌプヌプと出入りを繰り返す入口をなぞり、時折指の腹で押してくる。
「ディー、お前…ん」
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「ショーヘイ…力抜いて…」
背後から抱きしめられながら、耳元で囁かれた。
「くぅ…」
ロイが呻き、アナルの入口に別の熱が触れた。
ディーの指がさらにアナルを広げる。
だが、いくら柔らかくなったとはいえ、今受け入れているロイのペニスでいっぱいになっている。
「あ!あぁ!」
それでも僅かに出来た隙間に、さらにディーのペニスが入り込もうとしていた。
「いや!あ!無理!無理ぃ!!」
思わず悲鳴を上げた。
だが、グプとさらに広げられたアナルに、今まで出された精液の滑りでディーのペニスの亀頭部分が飲み込まれた。
「!!!」
翔平が大きくのけぞり、天井を見上げるように目を見開いた。
嘘!
入って…入ってる!?
強烈なアナルの違和感と、ギチギチに広げられピリッと痛みが襲った。
「い…、痛」
「ディー…」
翔平は痛みを訴え、ロイも中のキツさに顔を歪ませた。
「すみません…我慢出来ない…んぁ、あ…」
ディーが翔平を強く抱きしめ、はぁはぁと洗い息を吐く。その息が耳とうなじにかかり、さらにディーの喘いだ声が聴覚を刺激して、翔平の背筋を痛みではない快感が走った。
「は…はぁ…あ」
ズ、ズズ、とゆっくりと中に入ってくるのが伝わってくる。一番太い部分が入ってしまえば、後は中を押し広げるだけ。
腹の中がいっぱいに広げられ、その熱にジクジクと疼いた。
「あぁ…、こ、こわれ、るぅ…」
最初に感じた痛みは消え、腹の中に感じる2人分の熱に、翔平の体から力が抜け、代わりに絶頂が襲ってくる。
ゾクゾクと腰が抜けてしまうかと思うくらい力が抜け、ズルンと2人とも飲み込んでしまった。
「ぁ…あ…」
わけがわからない。ただただ熱い。
ゆっくりと背後からディーが腰を揺する。その度にグプ、ヌチュ、と濡れた厭らしい音が響いた。
「っく…」
ロイが目をギュッと瞑り、ディーのペニスに擦り上げられ、さらに翔平に締め付けられて、限界点に一気にのぼり詰めてしまった。
グッと歯を食いしばり耐えようとしたが、ディーが数回腰を揺すると、ぐぅと喉から絞り出すような唸り声を上げて、翔平の中で果てる。
「うぁ…」
「あ”ぁ~…」
ロイが射精したのがわかった。
腹の中に熱が注がれて、背筋を這い上がる快感と疼きにガクガクと震える。
その数秒後ディーの動きが止まり、さらに腹に熱を感じる。
「あ“、あ…ぁ…」
その直後、プシャァと潮を噴き、痙攣に合わせて何度もプシャ、パシャと精液ではない透明な液体で体を濡らした。
2人同時に受け入れて僅かに出来た隙間からゴプッと収まりきらない精液が溢れ落ちていく。
「はぁ…あぁ…」
ロイもディーもブルブルと射精の余韻に浸り、喘ぎ、無意識に腰が跳ねた。
2人同時に挿入され中出しされるという、その衝撃的な行為に、とっくに思考は停止していた。ただただ襲ってくる快感と熱に支配され、涙が流れ、口から飲み込めなかった唾液が顎を伝った。
だらりと両腕を下げ、ゆらゆらと揺れる。ディーが後ろから抱きしめているから膝立ちの状態でいられるが、もうとっくに限界を超えていた。
ゆっくり慎重にディーがまず抜き去り、ロイも翔平の腰を掴み持ち上げると、ぬぽんと音を立てて抜けていった。
翔平の体を2人で支えて、静かにベッドに横にすると、虚な表情のまま時折ビクビクと大きく痙攣をする。
「お前な…」
ロイがそんな様子の翔平を心配そうな目で見つめ、荒い息をついているディーをジト目で見る。
「我慢出来なくて…。すみません…」
ディーが自制心が吹っ飛んでしまった自分に苦笑いを浮かべる。
「無理させちまった…」
激しいのは無理と言われたにも関わらず、激しいどころか二輪挿しなんてとんでもないことをしてしまったと、朦朧としている翔平を労わるように、流れる涙を拭い、頭をそっと撫でた。
もう無理。
限界だ。
優しくって言ったのに。
休んだおかげで思考が少しだけ戻ってくる。だが、動くのは脳内だけで指先すら動かせず、声も出せない。
あんなすごいことをされたのに、意識を手放さなかった事が奇跡のようだと思った。それと同時に、回復したら絶対に文句を言ってやると心に決める。
行き過ぎた快感に体が悲鳴を上げ、呼吸が落ち着いてくるのと同時に、極限まで追い詰められた体が休息を求めていた。
そのまま静かに目を閉じると、深い眠りに落ちて行った。
目を閉じて、すぅすぅと眠りに落ちた翔平を2人で覗き込む。
「起きたら、怒られますかね」
困ったようにディーが言い、当たり前だわ、とロイが呆れたように言った。
「おら、綺麗にすんぞ」
ゲシッとディーを足蹴にし、動けと促す。
「俺はショーヘーを風呂に入れるから、お前はベッドメイクな」
「はぁ!?」
なんで私が、とディーがむくれるが、無理強いをしたのは自分なので強くは言えない。
「じゃ、よろしくなー」
ヒヒヒと笑いながら、翔平を軽々と抱き上げるとバスルームへ消えた。
残されたディーは自分にクリーンをかけ綺麗になった後、ブツブツ言いながらも、後片付けに入った。
お風呂とクリーン魔法ですっかり綺麗になり、温まって肌がほんのりピンク色に染まっている翔平を姫抱きにロイが戻る頃には、すっかりベッドは綺麗に整えられていた。
「どうぞ」
「苦しゅうないぞ」
ロイが軽口を叩きながらそっと寝夜着を着せた翔平を中央に寝かせると、自分もその隣に滑り込み、ディーも反対側に潜り込む。
「ロイ…」
互いに翔平の方を向いて、肘をついて頭を支えながらスヤスヤと眠る顔を見つめる。
「なんだ」
ロイの手が翔平の顔にかかる前髪を優しく払いながら返事をする。
「なるべく早く戻ってください」
翔平の頬を撫でながら、ロイと離れるのが辛いと泣いた翔平を思い出して呟く。
「ああ、わかってる」
「きっと、ショーヘイは寂しがる。
私がそばに居ても、私1人じゃ駄目なんです」
ジョンには、ロイにも渡したくない、独り占めしたいと言ったのに、それでも1人では無理だと寂しげに微笑んだ。
「私達は、2人で1人。
ショーヘイにとっては、どちらが欠けても駄目なんです」
「そうだな…。
俺達2人で愛して、守ってやらなきゃ…」
ロイが顔を寄せ、チュッと頬にキスをする。
「ディー、俺の分もしっかり守ってくれ。泣かせないでくれ。
すぐに片付けて戻ってくる。待っててくれ」
顔を上げて親友を見ると、ディーもロイの目を見て微笑んだ。
「必ず守ってみせます。
待ってますよ。ショーヘイと2人で、待ってます」
目を合わせ互いに微笑むと、ぽふっと枕に頭を預け、体の一部を翔平に触れさせながら目を閉じた。
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