恋した王子さまの受難

カピララ

文字の大きさ
13 / 28

お説教は甘い物

しおりを挟む
ヒトミ「………………あれ?私なんで?」


リク「…………ようやく意識がはっきりしたな………」

ヒトミ「………うーん?さっきまでリアムさんと居たような?」

リク「…………ほぉー……それで?どうなった?」


ヒトミ「…………ケーキとお茶飲みながら楽しく会話してたら悪魔みたいな顔のリクが居たような………居ないような?………」

リク「…悪魔みたいな顔の俺か?……こんな顔か?」

リクの顔が恐ろしく目が据わっていた



ヒトミ「あぁーそうそう!」




ヒトミ「・・・・・」
(あっ…ヤバイ………思い出した………)



リク「……俺の質問に答えろ…」

ヒトミ「………はぃ………」

リク「俺は部屋に居ろと言ったが?」

ヒトミ「いやー………あの………部屋に居ましたよ!!ただね!ちょっと町に行きたいなぁーって思いまして……行って帰って来ればいいじゃんと思って移動魔法が真っ直ぐじゃなく横に移動しちゃったみたいで、気がついたら木に激突して落ちたら下にたまたまリアムさんがいて優しくしてもらっちゃいまして、いやーあの人、顔が綺麗だし話したらおもしろくってビックリしちゃいましたよー」


リク「………ほぉー……木に激突して介抱してもらって……ウィシャード様はそんなに優しかったのか?」

ヒトミ「やさ…
リク「優しかったって言ったらどうなるでしょう」い…そう!野菜が食べたいなぁー」(………うー…怖いよぉー(泣))

リク「……それで、どこまで話した」



ヒトミ「??」


リク「ケーキとお茶しながら何を話した?」


ヒトミ「あぁー…今、お世話になってるとこと、私の主がリクだってことと、あとは魔国から来た話ぐらい?」


リク「………お前の口を塞ぐものはないのか……」

ヒトミ「なにが?」

リク「しゃべり過ぎだぁー」

ヒトミ「えっ?嘘?どこらが?」

リク「全てだ!!………まったく……契約の仕方も言ったのか?」


ヒトミ「それは、前にリクにバカにされてから言わないって思ってたから言ってないよ」


リク「………そうか」
(多分言えば奴もしていたはずだ………多分奴もヒトミのことを………考えただけで腹が立つ………)



ヒトミ「魔国がダメだった?」

リク「そうだな………魔国は皆知っているがそこから来た物はあまり見たことはない……来ているとは聞くが、実際にみたのは初めてだからな」

ヒトミ「うーん…多分、みんな一人立ちでこちらにくるけど多分帰っちゃうんだろなぁー」

リク「なぜ?帰る?」

ヒトミ「それはね。こちらで魔法使うのは難しいからだと思う」

リク「??…ヒトミは楽々使ってるじゃないか?」

ヒトミ「私は体の中で魔法に必要な核があるから魔法が自由に使えるの」

リク「核?」

ヒトミ「核はなんて言うか魔法使いの大事な心臓かな?魔国にいれば核がなくても魔法が使えるの。国の中心に魔法の鉄塔が立っていて、それがあるからバンバン使えるの」

リク「じゃーこちらに来る魔法使いは?」

ヒトミ「そうだね……呪いとかは出来るが私みたいにはいかないかな?トップクラス連中はもしかしたらこちらに来ても平気かも……でも、兄が多分…魔法レベル高い奴は出さないと思う……」

リク「………そうか、じゃぁーやはりヒトミも魔国から来たとかは言わないほうが得策だな」

ヒトミ「………わかった…じゃー私今度から
ファーブル国から来たって言うね」


リク「………あっ………あぁー…いいぞ!それで」(どうしよ………凄く可愛いんですけど……これじゃもう怒れないし……)

ヒトミ「????」


リク「…そうだ」

リク「アル、あれを持ってこい」

アル「かしこまりました」

アルがなにか黒いものを持ってき
机に置いた


リク「ヒトミにこれをやる」

ヒトミ「これは………ケーキだ♪」

リク「俺の国のビターチョコケーキだ」

ヒトミ「わぁー♪美味しそう!食べていい?」

リク「あぁ」
(ケーキ1つでこれかどんだけ甘い物好きなんだ)

ヒトミ「美味しいー♪甘過ぎない感じがいい♪」

幸せそうに食べてるヒトミ



リク「……サァーフィス国のケーキより美味しいか?」


ヒトミ「美味しいよ♪」


リク「………そぅか♪良かった」

アル「………」
(リク様、単純ですね。)


ヒトミは夢中でケーキをほうばり、リクは食べてるヒトミを楽しそうに見、従者は呆れるのだった
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

エリート警察官の溺愛は甘く切ない

日下奈緒
恋愛
親が警察官の紗良は、30歳にもなって独身なんてと親に責められる。 両親の勧めで、警察官とお見合いする事になったのだが、それは跡継ぎを産んで欲しいという、政略結婚で⁉

いちばん好きな人…

麻実
恋愛
夫の裏切りを知った妻は 自分もまた・・・。

旦那様の愛が重い

おきょう
恋愛
マリーナの旦那様は愛情表現がはげしい。 毎朝毎晩「愛してる」と耳元でささやき、隣にいれば腰を抱き寄せてくる。 他人は大切にされていて羨ましいと言うけれど、マリーナには怖いばかり。 甘いばかりの言葉も、優しい視線も、どうにも嘘くさいと思ってしまう。 本心の分からない人の心を、一体どうやって信じればいいのだろう。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

貴方の側にずっと

麻実
恋愛
夫の不倫をきっかけに、妻は自分の気持ちと向き合うことになる。 本当に好きな人に逢えた時・・・

敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される

clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。 状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。

処理中です...