新月神話伝 第二世代

鴉月語り部

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あらすじと世界観

あらすじ(立ち絵あり)

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​執筆日 2013年~

第二世代【葦原からの侵攻】
ヒロインが後期加入​

位、名前、種族
 一柱・新月神立(しんゆえい かんだち) 雪の民         皇后・四季ノ葉霧雨(しきのは きりさめ) 蓬莱人
 鳳凰の神子・緋櫻宜桜花(ひおうぎ おうか) 炎神 
 二柱・八咫神翠珱(やたがみ すいよう) 陰陽師        補佐・雨流涙五月雨(うるるい さみだれ) 陰陽師
 三柱・海神真珠(わたつみ しんじゅ) 蓬莱人
 四柱・ 相模鵺鳳仙(さがみや ほうせん) 鵺         
 五柱・煌花鵺千代(きらはなの やちよ) 月妖         補佐・羽衣千夜(はごろもの せんや) 月烏
 六柱・黄泉比良坂鬼(よもつひらさか たまをの) 鬼  
 七柱・十六夜初月(いざよい はつづき) 月の一族    補佐・不知火八朔(しらぬい はっさく) 月の一族
    十六夜藤紫(いざよい ふじむらさき) 月狐            不知火勿忘(しらぬい わすれな) 狐
 

 神威(かむい)帝には神無衹(かんなぎ)皇子・初雪(はつゆき)皇女の一男一女がおり、この兄妹は許嫁でもあった。
皇子は御門神無衹(みかどの かんなぎ)と名乗り、葦原の国で帝に信頼される大将軍を務めていた。
誰もが神無衹(かんなぎ)を次の皇子と認めてやまなかった、しかし神威(かむい)帝と皇后の間にもう一人皇子が産まれた。
神無衹(かんなぎ)は歳の離れた弟を可愛がった、しかし内心で見下していた。「所詮、いずれ私の配下となる皇子に過ぎない」と。
負けず嫌いな神立(かんだち)皇子も兄を超えるために日々武術の稽古に励んだ。

神威(かむい)帝と鳳凰は「葦原を兄皇子に」、「シン・ユエイを弟皇子に」と提案した。
これに神無衹(かんなぎ)は絶望した…「それは兄である私に弟の下に就けと…父王はそう申されるか」
許嫁の初雪(はつゆき)皇女との縁談も破談になるのでは…とシン・ユエイの神々は噂した。
​神無衹(かんなぎ)は月の神である七柱・十六夜初月(いざよい はつづき)の「謀反を起こしてシン・ユエイも葦原の二つを手中に治めればよいのです」という甘言に乗り、初雪(はつゆき)皇女と友である四柱・ 相模鵺鳳仙(さがみや ほうせん)を連れて都を立ったのであった…

最終決戦の日は来た。
御門 神無衹率いる葦原軍は圧倒的有利、シン・ユエイの軍を次々打ち破るは 相模鵺鳳仙(さがみや ほうせん)。「我は最強の八雷(ヤクサノイカヅチ)ぞ!!」と高らかに名乗りを上げるのであった。

敗戦続きのシン・ユエイの軍に蓬莱より少数の援軍の朗報が入った。
率いるは四季ノ葉 霧雨、蓬莱の末席の皇族であった。
シン・ユエイと蓬莱の同盟軍は少数ながら蓬莱の奇妙な術師らに圧倒され、反撃を開始した。

鳳仙は宿命の敵・黄泉比良坂鬼(よもつひらさか たまをの)や十六夜(いざよい)三兄弟らに敗れ戦死したとの知らせが入り、神無衹の息子らも次々戦死した。
神無衹は御自ら忌々しい弟・神立(かんだち)と霧雨(きりさめ)に最後の決闘を挑むのであった…


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