言祝ぎの巫

東雲 靑

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-----言祝ぎ

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こと-ほぎ【寿ぎ/言祝ぎ】

①言霊を使い、発した言葉通りの結果を表すこと。
②言霊を遣う巫のこと。
伎倆ぎりょうのひとつ

神が世界を作り、人が統治しはじめたころ神祠しんしに仕えたみこ技倆ぎりょうと考えられている。

三百年ほど前の延福時代に一人の女性が言祝ぎであったこと、またそのために国はひどく混乱したという記録が残されているが詳細は不明である。

それ以降現在までに確認されている言祝ぎの技倆を有しているものは確認されていない。

すめらぎ国史大辞典>
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