100 / 154
終章・二人のこれから
92☆見つからないから大丈夫
しおりを挟む「ソーヴィ、あの3人と知り合いなんでしょ?貴族の繋がり的に、問題ないの?」
「全然。そもそも城を出て森に住み、権力も持ってない俺に、取り入ろうって奴は存在しなかったからね。」
「あー…そういうね。」
「妬いた?」
私の腰を撫でて、嬉しそうに笑っている。
「…いい気分はしないよね。」
目の前で旦那が他の女に言い寄られて、ムカムカしない訳ないじゃん。
「あの3人とは今までもこれからも、何にもないから忘れていいよ。」
「へえ…ソーヴィが珍しいね。」
城中、竿姉妹なんじゃないかと思ってたけど、そうじゃなかったのか。
「奥さんにどう思われてるんだ、俺は。」
「元貴族一のプレイボーイ。」
「…それは、どっちかというとシャロンだよ。俺の愛はアユリだけだし。」
「あら、どうも。」
ぎゅーっと抱きしめられて、悪い気はしない。
「ねえ、もう帰るだけだから、崩しちゃってもいい?」
首筋にキスをされて、しばし前の熱が蘇る。
「…えっ、ここで?」
「うん!」
「誰か来たらどうするの?!」
「大丈夫だよ、誰か来たとしても、みんな自分達の世界に夢中だからさ。ここは、そういう場所。」
ニヤッと笑うソーヴィを見て、分かってて連れてきたな、と察した。
大きな木や、整えられた草木のオブジェが周りを囲み、確かに隠れていちゃいちゃしやすそうではある。
きっと、パーティーで盛り上がったカップル達が、いちゃつくためにある空間なのだろう。
しかし、それにしても青姦が許される城とは…
「…見えないようにしてね。」
私も慣らされたものだ。
「勿論、誰かに見せる気なんてないよ。」
いい笑顔でドレスのスカートに手を突っ込み、私の腰を掴んで相向かいにすると、既に大きくなっているソーヴィのそれが足の間に挟まった。
わお、元気だね。
「…セクシーランジェリーをつけてるのって、みんな好きな時にすぐできるからなの?」
「それもあるけど、単にみんな頭の中がピンクなだけだと思うよ。俺みたいに。」
相変わらずスカートの中で手をゴソゴソ動かし、ズボンのチャックを下ろしたようで、挟まっていたそれが勢いよく私の場所にぶつかった。
「アユリへの愛が大き過ぎちゃった。ごめんね!」
全く悪びれておらず、嬉しそうに笑っている。
「仕方ないなあ…特別ね。」
ソーヴィの肩を支えに腰を浮かせて、ピトリと入り口に当たったのを確認したら、そのままゆっくりと落としていく。熱くて硬いそれが、少しずつ中に入り、根元まで飲み込んだ。
「はあ…すごいご褒美もらった…この状況やばすぎる…動いてないのに出そう。」
「…そんなに?」
「いや、エロすぎでしょ。可愛い奥さんが誰かに見つかるかもしれない中庭で、俺の膝に乗って対面座位。しかも中は既にぬるぬるで、最高。」
言葉にしないでもらいたい。
「アユリ可愛い…はあ…やば…」
むぎゅっと抱きしめられて、中がきゅっと締まった。
「ソーヴィだって、可愛いじゃん。」
下ろした腰を前後に揺らして刺激すると、美麗なお顔がほんのり染まる。
膝に乗っかると少しだけ上目遣いになるソーヴィが、潤んだ瞳で私を見つめた。
「じゃあ、もっと可愛がって。」
あーほんと、もう!
断れる訳ないでしょ!そんな可愛い顔しちゃってさ!
2
あなたにおすすめの小説
借金まみれで高級娼館で働くことになった子爵令嬢、密かに好きだった幼馴染に買われる
しおの
恋愛
乙女ゲームの世界に転生した主人公。しかしゲームにはほぼ登場しないモブだった。
いつの間にか父がこさえた借金を返すため、高級娼館で働くことに……
しかしそこに現れたのは幼馴染で……?
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
私は5歳で4人の許嫁になりました【完結】
Lynx🐈⬛
恋愛
ナターシャは公爵家の令嬢として産まれ、5歳の誕生日に、顔も名前も知らない、爵位も不明な男の許嫁にさせられた。
それからというものの、公爵令嬢として恥ずかしくないように育てられる。
14歳になった頃、お行儀見習いと称し、王宮に上がる事になったナターシャは、そこで4人の皇子と出会う。
皇太子リュカリオン【リュカ】、第二皇子トーマス、第三皇子タイタス、第四皇子コリン。
この4人の誰かと結婚をする事になったナターシャは誰と結婚するのか………。
※Hシーンは終盤しかありません。
※この話は4部作で予定しています。
【私が欲しいのはこの皇子】
【誰が叔父様の側室になんてなるもんか!】
【放浪の花嫁】
本編は99話迄です。
番外編1話アリ。
※全ての話を公開後、【私を奪いに来るんじゃない!】を一気公開する予定です。
義兄に甘えまくっていたらいつの間にか執着されまくっていた話
よしゆき
恋愛
乙女ゲームのヒロインに意地悪をする攻略対象者のユリウスの義妹、マリナに転生した。大好きな推しであるユリウスと自分が結ばれることはない。ならば義妹として目一杯甘えまくって楽しもうと考えたのだが、気づけばユリウスにめちゃくちゃ執着されていた話。
「義兄に嫌われようとした行動が裏目に出て逆に執着されることになった話」のifストーリーですが繋がりはなにもありません。
婚約解消されたら隣にいた男に攫われて、強請るまで抱かれたんですけど?〜暴君の暴君が暴君過ぎた話〜
紬あおい
恋愛
婚約解消された瞬間「俺が貰う」と連れ去られ、もっとしてと強請るまで抱き潰されたお話。
連れ去った強引な男は、実は一途で高貴な人だった。
黒の神官と夜のお世話役
苺野 あん
恋愛
辺境の神殿で雑用係として慎ましく暮らしていたアンジェリアは、王都からやって来る上級神官の夜のお世話役に任命されてしまう。それも黒の神官という異名を持ち、様々な悪い噂に包まれた恐ろしい相手だ。ところが実際に現れたのは、アンジェリアの想像とは違っていて……。※完結しました
婚活に失敗したら第四王子の家庭教師になりました
春浦ディスコ
恋愛
王立学院に勤めていた二十五歳の子爵令嬢のマーサは婚活のために辞職するが、中々相手が見つからない。そんなときに王城から家庭教師の依頼が来て……。見目麗しの第四王子シルヴァンに家庭教師のマーサが陥落されるお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる