【R18】新入社員ヤンデレエルフの、教育係になりました!

はこスミレ

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第25話

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 突かれる度に膣がきゅうきゅうと収縮する。
 もう少し、もう少しで、一番気持ちがいい瞬間がやってくる。
 沙彩は従順に腰を振った。
「いくっ…いくいく…んんっ」
「いってください…サーヤのいく顔が見たい…」
 ティルが沙彩の肩を掴み、思い切り奥を突き上げた。
「ああっ…あっ…!」
 泣きそうになりながら、体中で悦楽を受け止める。肌が泡立ち、足は震え、背中から頭の先まで反り返った。
「サーヤ、可愛い…サーヤ…私もいきます…出しますよ…」
 ぎゅうっと膣が締まった瞬間、中の方で温かいものが放たれた。
 沙彩はガクリと力が抜け、ティルにもたれ掛かるように前へ倒れる。
「サーヤ…あなたの中で私の一部を放つことができるなんて…ずっと夢に見ていました。夢は叶うものなのですね…サーヤ、サーヤ?大丈夫ですか、サーヤ?!」
 ティルの声が遠くに聞こえる。
 頭がぐるぐるとして、体に力が入らない。
 沙彩の意識は、そこでプツリと途切れた。



 友達と一緒に遊んでいた時、その日は近所の裏山へ行くことになり、誰かがたまたま落ちていた缶を見つけたから、缶蹴りをすることになった。
 沙彩は缶蹴りが得意で、かなり遠くの場所から少しずつ近づき、忍びのように一瞬の隙を突いて缶を飛ばす。一度も鬼に見つかったことはなかった。
 今回も自分に挑むように、より遠くへ隠れることにした。
「ここまでくれば大丈夫でしょ」
 一人で得意げに茂みの中へ入り、周りの様子を伺う。一緒についてくる友達はおらず、沙彩一人の挑戦だ。
 火の起こし方や水の集め方、山で過ごす方法などが載った、子ども向けの本を図書館で借りるくらいには、サバイバルに興味があった。
 だからテンションは最高潮で、こうして山の中にいるだけでワクワクしている。
 やはり、もう少し奥に行ってもいいのではないか。
 沙彩はくるりと後ろを向き、茂みの奥へと進んだ。
 しばらくすると茂みが終わり、見たことのない小さな湖が目の前に広がった。
「奥まで来すぎた」
 それにしても、真っ青でキラキラと輝いている。こんなきれいな湖が近所にあっただろうか。
 沙彩はなんとなく、湖のほとりを歩き始めた。見えている範囲では、沙彩の足でも数分で一周しそうだ。
 半分くらい歩いたところで、湖の中を覗き込むが、なにも見えない。
 透き通って真っ青なのかと思っていたが、そうでもなさそうだ。まるで鏡のようにきらめいているばかりで、生き物がいるのかどうかも分からない。
 沙彩はしゃがんで落ちていた石を投げ込むと、ぽちゃんと小さく音を立て、すぐに見えなくなった。
「中に入ると見えなくなるのか」
 一体、どれくらいのサイズまで見えなくなるのだろうか。
 試してみたいと辺りを見回していると、後ろから肩を叩かれた。

 
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