ほたるのゆめ

ruki

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その直接的な表現に、さすがの誠也も言葉を詰まらせる。

「・・・子供って、オレの子でいいのか?」

「うん。さすがに一人じゃ作れないし、全然知らない人よりは誠也の子の方がいい。心配しないで。僕が一人で育てるから。僕だけでもいっぱい愛情注いでちゃんと育て上げるよ。誠也には迷惑かけない」

そう言ってにこっと笑った僕の背に腕を回して、誠也は僕をぎゅっと抱きしめた。

「・・・何かあったのかとは思ったけど、何があった?」

その言葉に僕も誠也の背に手を回す。

「もう諦める。見込みないのは分かってたけど、もう限界」

僕は子どもが欲しい。
だけど、出来れば好きな人の子がいいと思ったけどそれは無理だから、もう好きな人の子は諦める。

「でも子供は欲しいの。だから協力して」

なんでこんなに子供が欲しいのだろう。

本当は僕にも分からない。
これもオメガの習性か?

でも欲しいものは欲しい。
一度きりの人生、後悔はしたくない。

「オレの協力は子種だけ?種付けるだけでいいの?その後は協力させてくれないのか?」

少し寂しそうな声。
でも、誠也の人生を僕は縛りたくない。

「これから本当の番と出会うかもよ。そうしたら、その人とちゃんと愛し合って子供を作りなよ」

その時に僕達が邪魔になったら嫌だ。そう思ってると、また胸がドキドキしてきた。

また来た・・・。

僕は唇を誠也の胸に押し付ける。その意味を察し、誠也は少し身体を離すと唇を合わせてくれる。

二回目の波が僕をのみこむ。

その時、スマホが鳴ったのが聞こえた。正確にはバイブ音。

ちらっとそちらを見た誠也の頭を自分に戻して舌を絡める。

電話なんて放っておいて。

僕は熱くなった下肢を押し付けた。
そこから意識が飛び始める。

誠也は僕を知り尽くしている。何を欲し、何に感じるのかを知っている。
だから誠也は僕の口内を犯しながら膝を抱えあげ、高く上がった後孔にいきなり熱い昂りを一気に突き刺した。

「くっ・・・ん・・・ん・・・っ」

深いキスをしながらの挿入は普段から好きだけど、発情の熱に浮かされるとその挿入は痛みを伴う方が感じるのだ。

一度受け入れているとはいえ、太いものを勢いよく一気に奥まで突き挿れられたら、鈍い痛みが身体を駆け抜けていく。けれどその痛みに慣れる間もなく奥をがつんと突かれると、痛みに相まって強烈な快感も身体を突き抜けていくのだ。

その瞬間が堪らない。

僕はそれだけで白濁を放ち、落ち着くまもなく腰を使われてがんがん責め立てられる。

そして、何も考えられなくなった頭はひたすら与えられる快楽に溺れ、何度も極めていく。

一度目の時より快感が強い。
身体の感じ方が違うのだ。

飛んでる意識の片隅で、誠也が何も付けずに僕の中に挿入ってくれてるのが分かった。

だから生のアルファを感じて、身体がより敏感に快感を感じている。

すると本能が求める。

早く・・・早く僕の中に出して・・・!

その思いは無意識に中を蠢かせ、誠也を締め付ける。

「くっ・・・」

小さく誠也がうめいた瞬間、僕の中に言いようもない快感が広がっていく。それはイク時のような鋭いものではなく、じわっと温かく身体中に駆け巡っていく。

それが全身に広がった瞬間、今度はいつもより強い快感が一気に身体を支配した。

「ああっ・・・!」

そのあまりにも強い快感に全身が痙攣を起こす。そして僕の意識は完全に落ちた。
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