堕ちる君に愛を注ぐ~洗脳・歪んだ愛のカタチ~

Yura

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始まり(※少しシリアス)

失敗

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『んっ…』

目覚めるといつものソファの上だった。
昨日は先生の機嫌が良くて、お風呂から上がった後…僕が寝るまで頭を撫でてくれていた。
毎日の御奉仕等に疲れてしまう僕はその気持ち良さから、昨日すぐに寝たんだと思う。

まだちょっと眠くて『ふあ…』と欠伸をする。
そうしていると、ふと…いつもと違う違和感に気付いた。

『あれ…?…足枷、付いてない…』

先生が昨日付け忘れてしまったのだろうか。
首輪は付いているものの、足枷の方は付いていないのである。
ソファからむくりと起き上がると少し跡が付いてしまっている右足を触った。

音がない部屋で考える。
他の場所でも音がするような気配はない。
そっと立ち上がり、部屋の扉の前に立った。
外からも何か物音があるようには思えない。

僕は恐る恐る、扉の取手を持ち…奥へと押し込んでみる。

(ガチャ…)

ゆっくりと開けたことにより、もの凄く静かな音を立てて扉が開いてしまう。
扉を開けると廊下が続いていて、その奥が玄関となっている。
風呂場や地下室に繋がる階段もこの先にあるので見慣れている光景ではあった。
ただひとつ違うのは、自分でこの扉を開けてその景色を見ていると言うこと。

『どうしよう…』困惑しながらも、裸足のまま音を立てないように廊下を歩く。
今が何曜日なのかも、何時なのかも分からない。
先生が起きているのかも寝ているのかさえも…だ。

そんなことを考えながらも一歩、また一歩と歩みを進めていた。
そうしていると気付けば玄関の前にいた。
適当な靴を履き、玄関の取手に手を掛ける。
鍵を開け、グッと…開くのか分からない玄関の扉に力を込めた。

この姿を見たら先生はどんな反応する?見つかったら…。
いろんな思考を巡らせてしまう。
開きそうな扉が少し…外の明るさを照らすぐらいの隙間を作った瞬間…

「何をしている」

後ろから先生の声が聞こえた…。

────────────────────────

『ああっ…っ!!!あっ!!!!ごめ、なさっ…!!!!』

あの後、僕は地下室に連れ込まれた。
パンッ…パンッ…と継続した音が部屋中に鳴り響いている。
脱走を試みた僕に容赦なく降り掛かって来たのは痛みと快楽だった。

首輪に付いた鎖がベッドの柵と繋がっていて僕はまた囚われてしまったのだと、ジャラジャラとした音を聞く度に思い知らされる。
先生は無慈悲な顔でうつ伏せになっている僕のお尻を叩き続けていた。

『っう…逃げ、よう…としてっ…ひうっ…ごめ、な…さいっ…あああっ!!!!!』

「………」

先生からの返答は返ってこない。
ただひたすら僕に痛みを与える行為を繰り返す先生…。
その中で、叩かれることによって気持ち良くなっていっている自分がいるのが嫌だった。
お仕置きされているのに感じてるなんて…。
空調も付けられていない暑い部屋の中でのスパンキング。
段々と汗もかき始め、お尻を叩く音が弾けるようなそんな音になっていく。

『あうっ…ごめん、なさ…ごめんなさ…いっ!!!!!!!』

またより一層強い力で叩かれ始める。
目の前がチカチカした。
身体を仰け反らせ痛みに耐える。
下半身だけ脱がされていたため、冷や汗や暑さで感じた熱で出た汗で上半身のシャツが張り付く。
ふと自分の身体を見てみると乳首もペニスも勃起していた。

『せんせ…も、しない…っう!!!!も、逃げ…たり…しませ…っんん!!!!!』

何度謝っても許してくれそうにない先生。
力を込めて叩く音だけが響いていて、それだけで感情が伝わってくるようだった。
相当、怒っている…。
でも考えればすぐに分かる話だった。
外に出ようなんて試みるべきじゃなかったんだ…。

反省してももう遅い。
先生から与えられる罰を受けるしかないのだとお尻を叩かれながら思う。

『はうっ…あうっ…ああっ!!!!あっ…ああっ…はあっ…んうっ!!!!』

長い時間、叩かれたお尻は感覚を失いかけていた。
そのせいか、気持ち良さだけが残って僕は虚な目をしたまま先生から与えられる痛みを受け続けていた。

パンッ…
パンッ…
感覚を開けずに一定のリズムでされるスパンキング。
叩く力は最初に比べると相当強くなっている。
一回叩く度に、僕の身体も一回跳ねる。
面白い程に僕の身体は先生の叩くリズムと同様の動きで跳ねていた。

『ふぁっ…も、いぐ…っ!!!!!!!!』

ふとした瞬間、迫り上がってきた精液が僕のペニスから溢れ出た。
お尻を叩かれる感覚だけで果ててしまう。

「なんだ、イッたのか」

『…ご…ごめ…なしゃ…い』

勢いのない精液をお漏らししてしまった僕は何も考えられない頭で謝っていた。
その後も続くスパンキングにまた僕はビクビクと跳ねながら何度もイク。

先生の叩く行為は僕が意識を失うまで何度も行われた。

「わざと…だったんだけどなあ…」

挿れられることもなく果て、意識を失っている僕を見て先生が…ニコリと笑っていることなんて知らずに…。
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