ウチのメイドがお嫁に出るので、没落貴族の俺が死にかけ奴隷を購入したら記憶喪失でなんだか様子がおかしくて…?

蔓巍ゆんた

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本編

38 永遠の契り

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「はぁっはぁっ!…レドっ」
「んっ…あは…ご主人様…気持ちいいですか…?」

 レドはアルヴィンの首筋を舐めしゃぶりながら肛門に指を差し込みグチュグチュと掻き回していた。
 たっぷりの香油でほぐされたそこは普段よりもヌメリ、スムーズな動きに気持ち良さそうにレドの指を歓迎した。
 壁が指でなぞられ前立腺を掠めるたびに蠢き、くちゅりと濡れた音が響いた。

「ふっ…レドっ!…な、中ばかり…」
「申し訳ありませんご主人様…。ちょっとだけ我慢して下さいね…」

 肉穴ばかりいじり、ほとんど触れられることのないペニスをアルヴィンは切なげに振った。
 しかしレドはそこには触れず、深く繋がる為に主人の体内を丁寧にほぐしていく。
 一度指を引き抜くと2本に増やし慣らしていく。にゅぐにゅぐとほぐすとすぐに指は3本になった。

「ふっ…んっ…んっ…」
「あはは…ご主人様のここ…凄く柔らかくなって…俺の事が欲しい欲しいって言ってますよ…」
「くっ…ふぁっ…れど…」

 ひくつく窄まりをレドは嬉しそうに探る。充分に柔らかくなった事を確認するとレドは指を引き抜いた。

「あっ…はぁはぁ…」
「ご主人様ぁ…俺を……受け入れて下さい…受け入れて…」

 尻の谷間を進むようにレドの熱く勃起した欲望が押し当てられた。
 脈打つそれと、切なそうな、不安そうなレドの様子を見て、アルヴィンは覚悟を決めた。
 ガシッと強くレドに脚を絡めて顔を掴み、その金眼を強く見つめた。
 
 可愛い、哀れな、怪しい、アルヴィンの奴隷。

 なんだか色々な事を有耶無耶にされてしまったが、それでも、レドのすべてを…

「…こい。受け入れてやる」
「あぁ!ご主人様ぁ…!」
 
 レドは喜びに金眼を蕩けさせ、興奮のまま主人の体内に侵入した。
 太くエラばったレドのペニスは解されたとはいえ、慣れていないアルヴィンに苦痛をもたらした。
 苦しそうに眉を寄せるアルヴィンにレドも悲しそうに顔を歪める。

「ぐぅっ…っゔ……」

「あぁ…!申し訳ありません…申し訳ありません…っ!…………もうちょっと小さくやすべきでしたね…」

「いいからっ!…っ…こい!」
「はんっ…ご主人様ぁ…」

 痛みから来る興奮で強く命じるアルヴィンの声に陶酔しながらレドは強引に押し入っていく。無理矢理広げられる感触に歯を食い縛りアルヴィンは耐えた。
 軽く抜かれ、また貫かれる。
 それを繰り返すたびにどんどんと深くレドのペニスが食い込んでいった。
 みっちり詰め込まれたレドのモノを押し出そうと肉が勝手に蠢く。
 キツく、ウネウネ動く尻穴にレドは快感に呻いた。

「くっ…は、あ…。気持ちいいです…ご主人様…っ!」
「ぐっ…ふ…そう、か…もっと、深くまでっ…こい」
「あ…嬉しいです。ご主人様…ご主人様…」

 主人の許しを得て、レドは根元まで深く主人を犯した。
 アルヴィンの尻にレドの柔らかい陰毛と精液をたっぷりと溜め込んだ陰嚢が触れた。
 自身をすべて埋め込んだ喜びからレドはキツくアルヴィンを抱きしめる。
 中からの圧迫と外からの圧迫でアルヴィンは全身でレドを感じた。
 汗で濡れた互いの肌が擦れ、体内の肉棒が穴の中を出入りする。自然と2人は舌を伸ばして、絡め合った。
 荒い息と水音が部屋に響く。
 何度も出入りするペニスにやがて肉穴は慣れ、亀頭部分が前立腺を擦るたびに堪らない感覚をアルヴィンに与えた。そうして段々と無理矢理中を広げられる事に快感を得ていった。

「くっ…はぁはぁ…あっ…レド、レド…前もっ…触ってくれ…」
「ご主人様…っご主人様っ…」

 どくどくと脈打つ互いの心音を感じながら、レドはアルヴィンのペニスを握った。
 もう限界が近いのか熱く脈打つそれを絶頂に導く為に擦り、自身も主人の体内を穢すために必死で腰を振った。

「あっはっはっはっ!レド!レド!」
「んっはぁはぁっ!…っ…ご主人様!」

 2人は限界まで昇りつめ、より深く穴の中を穿つとレドは動きを止めた。熱くキツい主人の体内に気持ち良く射精する。
 アルヴィンも熱い飛沫で身体の中を満たされていくのを感じながらレドの掌に射精した。
 ビクビクと小刻みに動き最後の一滴まで精液を出すと、レドはゆっくりと身体を起こした。

「は…あ…はぁはぁ…?」

 快感の余韻に呆けながらもアルヴィンはレドの動きを目で追う。
 
 レドはすでに柔らかくなった陰茎をアルヴィンの中から抜く事をせず、掌の精液を美味しそうに舐めとった。
 それがすべて無くなると名残惜しそうな顔をしながら、何を思ったか自らの指を強く噛み切った。

「な…あ!?」

 驚いたアルヴィンは慌ててその行為を止めようと動こうとした。
 しかし、指一本動かす事が出来なかった。

 それはまるで、毒を注がれたように。

「!?」
「大丈夫ですよ…ちょっと身体が驚いて動かせないだけですから…。すぐに慣れますよ…」

 傷口から溢れる血液をレドはアルヴィンの心臓の上に垂らし、何か紋様を描き込んだ。
 

「སྐྲτສμονཨོειενཉιτσຂυνབསγκཨρຂυταμཀσιιχανສρεουཀτοχανཉι……」


 低く、長く、何かを唱える。そのレドの声はこの世の物とは思えなかった。
 詠唱を終えた瞬間、アルヴィンの身体に衝撃が走った。
 驚きもがくアルヴィンをレドは嬉しそうに見つめた。

「っ!?…!」
「あはは…ご主人様…可愛い…。後は俺の血液を飲み込むだけですよ…」

 レドの指がそっとアルヴィンの口腔内に入り込んだ。そこから溢れる血潮が自然と喉奥に滑り込む。

「んっ!んぐっ…ふっ…」
「ご主人様…嬉しい、嬉しい…」

 血潮のような赤髪が揺れて、金眼が喜びにギラギラと輝いた。

 鉄臭い少し塩気のあるそれを舌の上に感じながらアルヴィンは意識を失った。

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