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第一章:領主一年目
さらなる発覚
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「ありません」
「私もですっ」
「何がだ?」
「アレです」
「毎月のアレですっ」
「毎月のアレ……アレ? そうなのか⁉」
開口一番何がないのかと思ったが、エルザとアルマから、月のものが来ないと報告があった。予定日からしばらく経ってもないと。
「やりました! これでお母さんです!」
「頑張って育てますっ!」
「二人とも、よかったわね」
「本当によかった。俺もほっとした」
やはりあの薬が効いたんだろう。子供を作ることについてはあまり考えていなかったが、まさか俺に病気なり何なりがあるとは思ってもみなかった。もしカレンと出会っていなくて、そのせいでクラースとも知り合っていなかったら、例えエルザを妻として迎えていても子供ができなかったわけだ。カサンドラのところに絶対妊娠できる薬があるが、それを使っても無理だった可能性はある。
カレンが竜の姿に戻れなくなってから一か月ほどになるが、まだ姿は変えられない。やはり子供ができていると考えていいだろう。ちなみにカレンにはそもそも月のものはないそうだ。
「こういう言い方もどうかと思うが、カレンはちょっとやそっとでは怪我もしないだろう。だが二人はそうではないだろう。とりあえずしばらくは無茶はしないように」
「分かりました。安全第一で生活します」
「カサンドラさんに相談しますねっ」
「ああ、頼ってやってくれ」
この町は王都と違って健康なやつが多いから、あまり健康相談などはないそうだ。それでやや暇を持て余し気味らしい。せいぜい張り切って麦を刈ったり家を建てたりして筋肉痛になるくらいだそうだ。
「そうなると、アンゲリカ一人じゃきつくなるんじゃない?」
「ん? 別にそうでもないだろ?」
「三人分なら大変なんじゃない?」
「え? なんで三人分なんだ?」
「あれ? えーっと……?」
ん? もしかして普段自分が頑張っているのをそのまま全部アンゲリカに向けるとか思ってないか?
「あの、カレンさん、アンゲリカさんが全員分を一手に引き受けると思っていませんか?」
「えっ? ち、違ったの?」
「さすがに壊れますよっ」
俺が思い浮かべた疑問をエルザが口にしてくれた。やはりそうだったか。カレンはどうも自分が思っていたのと違ったらしい。それはそうだろう。俺がカレンの相手をするときはほぼ全力だったからな。アルマが言うように、さすがにアンゲリカが壊れる。
「俺としてはカレンと激しくするのは嫌いじゃないぞ。ただ人それぞれだと思う。誰もが常に全力というわけにはいかないだろう。だからアンゲリカに三人分させることはない」
わざわざこんなことを言うのも気恥ずかしいが、言うべきことは言わなければならないだろう。
カレンは最初から常に全力だった。俺はあの精力剤のような水薬を飲まなければ耐えられなかったほどだ。そのうち少しずつ慣れたらしく、服用する回数が減った。
エルザとアルマがこちらに来て最初のころは四人ですることも何度かあった。そのときはなぜかエルザもアルマもあの水薬を飲んでいた。そのときは俺も飲んだ。そうでなければ体が保たなかったからだ。
そのうちエルザもアルマもあの水薬の服用をやめたので、てっきり手持ちがなくなったと思っていたら、どうやら自分の考えてやめたようだ。そのうち四人みんなでというのはなくなったな。二人とも体力に限界があるということを知ったんだろう。俺もカレンの激しさに完全に慣れたのか、あの水薬を飲むことはない。
カレンは常に全力だった。夜の生活もそれ以外も。それを放っておけばどんどん俺に愛人を押しつけそうだから、それはそれで後々に問題になる。その都度不要だと言っているが、このあたりでキッチリと説明しなければならない。
ちなみにカレンの頭の中では、おそらくカレン自身とエルザとアルマが妻で、他は愛人ということになっている可能性が高い。妻と愛人の境目はよく分からない。先着順か?
「なあカレン、当然俺は妻を大切にする。もちろん愛人だってそうだ。妻も愛人も何も違わない。扱うならできる限り平等に接したい。だから俺自身の目の行き届く範囲にしたい。俺に妻や愛人が増えすぎて、俺が他のみんなを構って、もし自分だけ構われなければ嫌だろう」
「もちろん」
自分ができないなら他の者たちに任せたらいい。そのために俺に愛人を持たせる。カレンはそう考えていた。だが増やせばいいというわけじゃない。
「愛人にだって人生がある。子供が欲しいかもしれない、いらないと言うかもしれない。俺と一緒にいたいかもしれないし、俺から離れたいと思うかもしれない。だがそれは彼女たちの人生だ。俺が勝手に決めることはできない」
カレンが子供を産んだ後の話にも繋がる。その愛人が子供を産みたいのか、そうでないのか。俺だけではなく彼女たちの問題でもある。子供のことを気にしないのなら、それこそ王都にでも行って娼婦を抱けばいいわけだ。愛人にするなら生活を保障しなければならない。そういうことも説明する。
「俺のことを考えてくれるのは嬉しいが、俺は今のままでも十分幸せだ。だから妻も愛人も、俺が必要だと思えば増やす、そうでなければ増やさない。それは俺に決めさせてくれ、頼む」
「……ごめんなさい」
「カレン、お前が悪いことをしたんじゃない。もっと早めにきちんと説明するべきだった。俺のことを思ってくれたことは嬉しい。だからこれからは何かを決める前にきちんと話し合おう」
「……うん、分かった」
落ち込んだカレンを抱きしめる。相変わらず小柄だ。こうなる前にきちんと言っておくべきだったな。だがこういう機会でもなければわざわざ愛人についての話し合いの機会を作ろうなんて思わなかったからな。父親になるという覚悟を持って、もっとしっかりと家族のために先のことを考えないといけない。
「私ももっと早めに言うべきでしたね」
「ごめんなさいっ」
「いや、俺が変化に気付くべきだった。俺とできないことに責任を感じていたんじゃないのか?」
「……うん」
「俺はカレンが好きだし、カレンは俺が好きだろう。それは何も変わらない。だが俺のことが好きだからといって常に俺のことを一番に考える必要はない。まずは自分のことだ」
「難しいわね」
「ああ、難しい。俺だって自分のことを考えて、それからカレンとエルザとアルマのことを考える。その上でアンゲリカのことも考えることになる」
「じゃあ、もう無理は言わない。ちゃんと行動する前に考えるから、もしダメなら止めてね」
「それは任せておけ」
クラースから頼まれたのも理由の一つだが、カレンと一緒にいたいと思ってその道を選んだのは俺だ。生きている限りは一緒にいる、その考えはあのときと変わらない。
◆ ◆ ◆
「分かりました。では定期的にお城の方へ確認に向かうことにします」
「よろしく頼む」
エルザとアルマの妊娠の件でカサンドラのところに相談に来た。そうしたら定期的に城の方へ様子見に来てくれることになった。農婦たちにも妊婦はいるので、そちらの方に行くこともあるそうだ。その帰りに寄ってくれると。
「それとは別に、一つ個人的に相談があるんだが」
「それでしたら寝室の方でお待ちください。身を清めてまいります」
「そっちの話じゃない」
本題に入るまでに時間がかかるのが問題だな。
「カサンドラはアメリアとは以前からの知り合いだそうだが、彼女のことは知っているのか? 何とは言わないが個人的なことについてだ」
「個人的なことはあまり聞いたことはありませんが、そうですね……何か隠している事があるようですね。ひょっとして、そのあたりのことについてですか?」
この話しぶりだとカサンドラは気付いてそうだが、俺の口から詳しく言うのはダメだろうな。なんとかこう、はっきり言わずに上手く言えればいいが。
「ああ、何があったとか何を言ったとか詳しくは言えないが、彼女と話をしたときに、彼女の過去のことに少し踏み込んでしまってな。そうしたら先日道で目が合った瞬間に逃げられてしまった」
「あらら」
「それで、カサンドラが避けられていないなら間に立ってもらえないかと思ってな。実はカサンドラもそのことに気付いているかもしれないと言ってしまったんだが」
「私は今日も話をしましたので大丈夫だと思います。では、それとなく彼女と話をしてみますね」
「すまないが頼む」
「いえ、頼られて悪い気はしませんが……私も頼りにできる殿方がそろそろ欲しいのですが」
「こんな未熟な領主をあまり頼りにしないでくれ」
「私もですっ」
「何がだ?」
「アレです」
「毎月のアレですっ」
「毎月のアレ……アレ? そうなのか⁉」
開口一番何がないのかと思ったが、エルザとアルマから、月のものが来ないと報告があった。予定日からしばらく経ってもないと。
「やりました! これでお母さんです!」
「頑張って育てますっ!」
「二人とも、よかったわね」
「本当によかった。俺もほっとした」
やはりあの薬が効いたんだろう。子供を作ることについてはあまり考えていなかったが、まさか俺に病気なり何なりがあるとは思ってもみなかった。もしカレンと出会っていなくて、そのせいでクラースとも知り合っていなかったら、例えエルザを妻として迎えていても子供ができなかったわけだ。カサンドラのところに絶対妊娠できる薬があるが、それを使っても無理だった可能性はある。
カレンが竜の姿に戻れなくなってから一か月ほどになるが、まだ姿は変えられない。やはり子供ができていると考えていいだろう。ちなみにカレンにはそもそも月のものはないそうだ。
「こういう言い方もどうかと思うが、カレンはちょっとやそっとでは怪我もしないだろう。だが二人はそうではないだろう。とりあえずしばらくは無茶はしないように」
「分かりました。安全第一で生活します」
「カサンドラさんに相談しますねっ」
「ああ、頼ってやってくれ」
この町は王都と違って健康なやつが多いから、あまり健康相談などはないそうだ。それでやや暇を持て余し気味らしい。せいぜい張り切って麦を刈ったり家を建てたりして筋肉痛になるくらいだそうだ。
「そうなると、アンゲリカ一人じゃきつくなるんじゃない?」
「ん? 別にそうでもないだろ?」
「三人分なら大変なんじゃない?」
「え? なんで三人分なんだ?」
「あれ? えーっと……?」
ん? もしかして普段自分が頑張っているのをそのまま全部アンゲリカに向けるとか思ってないか?
「あの、カレンさん、アンゲリカさんが全員分を一手に引き受けると思っていませんか?」
「えっ? ち、違ったの?」
「さすがに壊れますよっ」
俺が思い浮かべた疑問をエルザが口にしてくれた。やはりそうだったか。カレンはどうも自分が思っていたのと違ったらしい。それはそうだろう。俺がカレンの相手をするときはほぼ全力だったからな。アルマが言うように、さすがにアンゲリカが壊れる。
「俺としてはカレンと激しくするのは嫌いじゃないぞ。ただ人それぞれだと思う。誰もが常に全力というわけにはいかないだろう。だからアンゲリカに三人分させることはない」
わざわざこんなことを言うのも気恥ずかしいが、言うべきことは言わなければならないだろう。
カレンは最初から常に全力だった。俺はあの精力剤のような水薬を飲まなければ耐えられなかったほどだ。そのうち少しずつ慣れたらしく、服用する回数が減った。
エルザとアルマがこちらに来て最初のころは四人ですることも何度かあった。そのときはなぜかエルザもアルマもあの水薬を飲んでいた。そのときは俺も飲んだ。そうでなければ体が保たなかったからだ。
そのうちエルザもアルマもあの水薬の服用をやめたので、てっきり手持ちがなくなったと思っていたら、どうやら自分の考えてやめたようだ。そのうち四人みんなでというのはなくなったな。二人とも体力に限界があるということを知ったんだろう。俺もカレンの激しさに完全に慣れたのか、あの水薬を飲むことはない。
カレンは常に全力だった。夜の生活もそれ以外も。それを放っておけばどんどん俺に愛人を押しつけそうだから、それはそれで後々に問題になる。その都度不要だと言っているが、このあたりでキッチリと説明しなければならない。
ちなみにカレンの頭の中では、おそらくカレン自身とエルザとアルマが妻で、他は愛人ということになっている可能性が高い。妻と愛人の境目はよく分からない。先着順か?
「なあカレン、当然俺は妻を大切にする。もちろん愛人だってそうだ。妻も愛人も何も違わない。扱うならできる限り平等に接したい。だから俺自身の目の行き届く範囲にしたい。俺に妻や愛人が増えすぎて、俺が他のみんなを構って、もし自分だけ構われなければ嫌だろう」
「もちろん」
自分ができないなら他の者たちに任せたらいい。そのために俺に愛人を持たせる。カレンはそう考えていた。だが増やせばいいというわけじゃない。
「愛人にだって人生がある。子供が欲しいかもしれない、いらないと言うかもしれない。俺と一緒にいたいかもしれないし、俺から離れたいと思うかもしれない。だがそれは彼女たちの人生だ。俺が勝手に決めることはできない」
カレンが子供を産んだ後の話にも繋がる。その愛人が子供を産みたいのか、そうでないのか。俺だけではなく彼女たちの問題でもある。子供のことを気にしないのなら、それこそ王都にでも行って娼婦を抱けばいいわけだ。愛人にするなら生活を保障しなければならない。そういうことも説明する。
「俺のことを考えてくれるのは嬉しいが、俺は今のままでも十分幸せだ。だから妻も愛人も、俺が必要だと思えば増やす、そうでなければ増やさない。それは俺に決めさせてくれ、頼む」
「……ごめんなさい」
「カレン、お前が悪いことをしたんじゃない。もっと早めにきちんと説明するべきだった。俺のことを思ってくれたことは嬉しい。だからこれからは何かを決める前にきちんと話し合おう」
「……うん、分かった」
落ち込んだカレンを抱きしめる。相変わらず小柄だ。こうなる前にきちんと言っておくべきだったな。だがこういう機会でもなければわざわざ愛人についての話し合いの機会を作ろうなんて思わなかったからな。父親になるという覚悟を持って、もっとしっかりと家族のために先のことを考えないといけない。
「私ももっと早めに言うべきでしたね」
「ごめんなさいっ」
「いや、俺が変化に気付くべきだった。俺とできないことに責任を感じていたんじゃないのか?」
「……うん」
「俺はカレンが好きだし、カレンは俺が好きだろう。それは何も変わらない。だが俺のことが好きだからといって常に俺のことを一番に考える必要はない。まずは自分のことだ」
「難しいわね」
「ああ、難しい。俺だって自分のことを考えて、それからカレンとエルザとアルマのことを考える。その上でアンゲリカのことも考えることになる」
「じゃあ、もう無理は言わない。ちゃんと行動する前に考えるから、もしダメなら止めてね」
「それは任せておけ」
クラースから頼まれたのも理由の一つだが、カレンと一緒にいたいと思ってその道を選んだのは俺だ。生きている限りは一緒にいる、その考えはあのときと変わらない。
◆ ◆ ◆
「分かりました。では定期的にお城の方へ確認に向かうことにします」
「よろしく頼む」
エルザとアルマの妊娠の件でカサンドラのところに相談に来た。そうしたら定期的に城の方へ様子見に来てくれることになった。農婦たちにも妊婦はいるので、そちらの方に行くこともあるそうだ。その帰りに寄ってくれると。
「それとは別に、一つ個人的に相談があるんだが」
「それでしたら寝室の方でお待ちください。身を清めてまいります」
「そっちの話じゃない」
本題に入るまでに時間がかかるのが問題だな。
「カサンドラはアメリアとは以前からの知り合いだそうだが、彼女のことは知っているのか? 何とは言わないが個人的なことについてだ」
「個人的なことはあまり聞いたことはありませんが、そうですね……何か隠している事があるようですね。ひょっとして、そのあたりのことについてですか?」
この話しぶりだとカサンドラは気付いてそうだが、俺の口から詳しく言うのはダメだろうな。なんとかこう、はっきり言わずに上手く言えればいいが。
「ああ、何があったとか何を言ったとか詳しくは言えないが、彼女と話をしたときに、彼女の過去のことに少し踏み込んでしまってな。そうしたら先日道で目が合った瞬間に逃げられてしまった」
「あらら」
「それで、カサンドラが避けられていないなら間に立ってもらえないかと思ってな。実はカサンドラもそのことに気付いているかもしれないと言ってしまったんだが」
「私は今日も話をしましたので大丈夫だと思います。では、それとなく彼女と話をしてみますね」
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