333 / 345
最終章
三本目のトンネル
しおりを挟む
「問題ありやせん」
「使ってもらうのが本望ってやつでさあ」
「俺たちも参加してもいいですか?」
案の定、旧エクディン準男爵領の住民たちには反対はなかった。むしろ自分たちも参加したいと言い始めた。彼らは今でこそ少数派だが、この領地の一番最初の住民だ。人数は三三四。それで全員だった。そこから増えに増え、今では五万を超えるようになった。大領地だな。
元々一〇〇〇人少々で落ち着いていたところにゴール王国からの移民が六〇〇〇人以上いきなりやって来た。そこで町を増やして対処し、人が増えれば町を増やすという方向性に決まった。
それから一番大きかったのは、ビアンカ殿下の輿入れのころ、カレンがナターリエに頼んで先王陛下へ嘆願書を送ったことだ。人が欲しいと。そのあたりから人の流れが変わった。ゴール王国からアルマン王国へ、シエスカ王国からアルマン王国へ、人が流れてくるようになった。商人、冒険者、移住を希望する者。これも平和によってもたらされたものだ。
領地の玄関が領都というのは珍しいだろうが、これは最初にドラゴネットを作ったのがこの場所だったので仕方がない。いくら俺でも魔物が跳梁跋扈する森の中で寝泊まりしたくはない。できる限り盆地の入り口に近く、魔物が侵入しにくい川の中州のようば場所を選んだ。それがドラゴネットだ。そこに元領民たちを呼んだ。
彼らは今では新しくやって来た者たちにこの領地での麦の栽培を指導する立場になっている。本人たちは「俺たちは単なる農夫ですから」などと言っているが、おそらく並みの兵士よりも屈強だろう。
広大な農地で育てられる麦は一〇日で育つ。刈り終わった畑の土を二日の間に起こして、二日使って蒔く。また一〇日で麦が育つ。さすがに新年前後だけは休んでいるが、それですらなくてもいいと考えている節がある。それで体が鍛えられないわけがない。
それに寒いことは寒いが雪があまり積もらない地域だ。だから冬場は外よりも水の中のほうが寒くないということで、冬でも遊泳場で泳いでいるやつらがいる。俺は遠慮したいが。
「今回は土魔法を使う魔術師が多く動員されるはずだ。だがこちら側には閘門、そのためにそれなりの規模の町を作る。まずはその建設に関わってくれ。しばらくしたら計画を伝える」
「うっし。ここしばらく町の建設がなくて暇をしてたんでさあ」
「頑張りすぎて腰を痛めるなよ」
「そんなヤワな体はしてませんって」
◆ ◆ ◆
「湾の方は大丈夫だな?」
「はい、むしろ人が来ることでさらに安全になると喜ばれました」
「最近は魔物も減ったようで、子供も増えていました」
川人魚族のアレタと海人魚族のマレンにマリーナと一緒に故郷へ戻ってもらい、アルマン王国が湾を整備して港を作り、大陸外と交易に使いたいという話を伝えてもらった。
アレタたち水棲種族は故郷が嫌になって出てきたわけではない。水質に変化があってそれを調べにやって来ると、ここに俺たちが町を作っていた。故郷に帰ってそのことを話し、こちらで暮らしたいと思った者だけがやって来た。
向こうに残った者たちは新しい環境へ引っ越すことが不安だっただけで、自分たちが移動するのではなく人が来るだけなら何も問題がないということだった。
ここ数年で盆地の多くの場所が調査された。まだ手付かずなのは、盆地の東の山裾から水棲種族たちの暮らす湾に繋がる北東部、そしてカレンたちが暮らしていた北の山からそのまま西部にかけて。要するに盆地の東側から北側を通って西側の縁の部分だ。南側はすでに調査し尽くしている。
俺はカレンに頼んでアレタたちの故郷に連れていってもらったことがある。そこで湾の周辺から危険な魔物が減ったという話を聞いた。竜の鱗のせいかもしれないと、そこで暮らす者たちは考えているようだ。水竜様のおかげだと。カレンも属性は水なので、神のごとく敬われて困っていた。アレタがパウラに初めて会った時と同じような反応だったな。
そもそもアレタたちと縁ができたのは、ドラゴネットの畑にパウラの鱗を粉末にしたものを混ぜ込んだからだ。そこに水を撒くと、土に染み込んだ水は鱗の粉末に触れてその成分を吸収し、それから運河に流れ込む。運河は川へ繋がっていて、その流れは下流の湾のほうに向かっている。
アレタたちは鱗の艶が良くなったことで水質が変わったと気づいた。だが効果がそれだけだったのか。さらにその先、湾の外側に流れ込んだ水の影響で、魔物が近付かなくなった可能性が高い。知能の高い魔物ほど危険を察知して逃げるからだ。
「それなら陛下にお伝えして、領地内の川の整備をするか」
俺が初めてこの盆地に来た時にも思ったが、人の手が入っていなかったので川が氾濫しやすかった。だからドラゴネットの周辺は浚渫し、岸を固めている。
町が増えるたびに工事を行なっていたが、今度は領地の東の端近くを南から北に通すことになる。そうなると湾と閘門の間には船を休ませる場所があってもいいだろう。だが魔獣がどうなるか。
「この際、東側からごっそりと排除したら?」
「ごっそり? どうやってだ?」
たまにカレンは意味の通じない言い方をする。
「私とマリーナとマルリースが追い立てて、お父さんとお母さんとマリエッテで叩き潰したらいいんじゃないってこと」
カレンが言ったのは、湾に近い方からカレンたち三人が地面すれすれを飛んで地上にいる魔物や魔獣を南に追いやり、クラースたち三人が南側で待ち伏せして駆除すればいいと。
「一〇〇キロも二〇〇キロも魔物を追い立てるのは難しいだろう。それに西側へ大量に逃げ出したら町が危ない」
「そっか……」
追い立てられた魔物が素直に南に進むとは思えない。だが一網打尽にするというのは考え方としては悪くない。要はどのように退治するか。
「片っ端から木を引っこ抜いて、見通しをよくしたら大丈夫?」
「そうだな。焼き払うと根っ子が残って面倒だから、抜いたほうが助かるのは間違いない。建築資材としても使えるからな」
「それならその線で考えるわ」
カレンは人の姿のままでも、地面から生えている木を掴んで引っこ抜くくらいの力がある。だが体格の問題もあって、巨木の場合はうまく抜けない。そのような場合は竜の姿に戻り、それこそ人間が庭の草でも抜くかのように木を抜いては放り投げ抜いては放り投げ、そうやって薮を更地にしてくれた。そうしてできたのがドラゴネットだ。懐かしいな。
「あ、そうそう。ローサはまた双子みたいね。来月くらいだっけ?」
「また賑やかになるな」
「いくら増えても困らないでしょ?」
「それはそうだ。みんなのおかげで町も増えたからな」
アルマン王国の中で一番成長しているのがうちだろう。だが他の貴族の領地からただ人が流れてくるだけではない。戦争がなくなり、明らかに子供が増えているからだ。
戦争に駆り出されるのは男だ。そしてもし戦争で大負けでもして村の若い男が全員命を落としたとすれば、近い将来その村はなくなる可能性が高い。戦争なんて百害あって一利なしだ。そうならないように陛下にはしっかりと隣国と仲良くしてもらわないとな。
「使ってもらうのが本望ってやつでさあ」
「俺たちも参加してもいいですか?」
案の定、旧エクディン準男爵領の住民たちには反対はなかった。むしろ自分たちも参加したいと言い始めた。彼らは今でこそ少数派だが、この領地の一番最初の住民だ。人数は三三四。それで全員だった。そこから増えに増え、今では五万を超えるようになった。大領地だな。
元々一〇〇〇人少々で落ち着いていたところにゴール王国からの移民が六〇〇〇人以上いきなりやって来た。そこで町を増やして対処し、人が増えれば町を増やすという方向性に決まった。
それから一番大きかったのは、ビアンカ殿下の輿入れのころ、カレンがナターリエに頼んで先王陛下へ嘆願書を送ったことだ。人が欲しいと。そのあたりから人の流れが変わった。ゴール王国からアルマン王国へ、シエスカ王国からアルマン王国へ、人が流れてくるようになった。商人、冒険者、移住を希望する者。これも平和によってもたらされたものだ。
領地の玄関が領都というのは珍しいだろうが、これは最初にドラゴネットを作ったのがこの場所だったので仕方がない。いくら俺でも魔物が跳梁跋扈する森の中で寝泊まりしたくはない。できる限り盆地の入り口に近く、魔物が侵入しにくい川の中州のようば場所を選んだ。それがドラゴネットだ。そこに元領民たちを呼んだ。
彼らは今では新しくやって来た者たちにこの領地での麦の栽培を指導する立場になっている。本人たちは「俺たちは単なる農夫ですから」などと言っているが、おそらく並みの兵士よりも屈強だろう。
広大な農地で育てられる麦は一〇日で育つ。刈り終わった畑の土を二日の間に起こして、二日使って蒔く。また一〇日で麦が育つ。さすがに新年前後だけは休んでいるが、それですらなくてもいいと考えている節がある。それで体が鍛えられないわけがない。
それに寒いことは寒いが雪があまり積もらない地域だ。だから冬場は外よりも水の中のほうが寒くないということで、冬でも遊泳場で泳いでいるやつらがいる。俺は遠慮したいが。
「今回は土魔法を使う魔術師が多く動員されるはずだ。だがこちら側には閘門、そのためにそれなりの規模の町を作る。まずはその建設に関わってくれ。しばらくしたら計画を伝える」
「うっし。ここしばらく町の建設がなくて暇をしてたんでさあ」
「頑張りすぎて腰を痛めるなよ」
「そんなヤワな体はしてませんって」
◆ ◆ ◆
「湾の方は大丈夫だな?」
「はい、むしろ人が来ることでさらに安全になると喜ばれました」
「最近は魔物も減ったようで、子供も増えていました」
川人魚族のアレタと海人魚族のマレンにマリーナと一緒に故郷へ戻ってもらい、アルマン王国が湾を整備して港を作り、大陸外と交易に使いたいという話を伝えてもらった。
アレタたち水棲種族は故郷が嫌になって出てきたわけではない。水質に変化があってそれを調べにやって来ると、ここに俺たちが町を作っていた。故郷に帰ってそのことを話し、こちらで暮らしたいと思った者だけがやって来た。
向こうに残った者たちは新しい環境へ引っ越すことが不安だっただけで、自分たちが移動するのではなく人が来るだけなら何も問題がないということだった。
ここ数年で盆地の多くの場所が調査された。まだ手付かずなのは、盆地の東の山裾から水棲種族たちの暮らす湾に繋がる北東部、そしてカレンたちが暮らしていた北の山からそのまま西部にかけて。要するに盆地の東側から北側を通って西側の縁の部分だ。南側はすでに調査し尽くしている。
俺はカレンに頼んでアレタたちの故郷に連れていってもらったことがある。そこで湾の周辺から危険な魔物が減ったという話を聞いた。竜の鱗のせいかもしれないと、そこで暮らす者たちは考えているようだ。水竜様のおかげだと。カレンも属性は水なので、神のごとく敬われて困っていた。アレタがパウラに初めて会った時と同じような反応だったな。
そもそもアレタたちと縁ができたのは、ドラゴネットの畑にパウラの鱗を粉末にしたものを混ぜ込んだからだ。そこに水を撒くと、土に染み込んだ水は鱗の粉末に触れてその成分を吸収し、それから運河に流れ込む。運河は川へ繋がっていて、その流れは下流の湾のほうに向かっている。
アレタたちは鱗の艶が良くなったことで水質が変わったと気づいた。だが効果がそれだけだったのか。さらにその先、湾の外側に流れ込んだ水の影響で、魔物が近付かなくなった可能性が高い。知能の高い魔物ほど危険を察知して逃げるからだ。
「それなら陛下にお伝えして、領地内の川の整備をするか」
俺が初めてこの盆地に来た時にも思ったが、人の手が入っていなかったので川が氾濫しやすかった。だからドラゴネットの周辺は浚渫し、岸を固めている。
町が増えるたびに工事を行なっていたが、今度は領地の東の端近くを南から北に通すことになる。そうなると湾と閘門の間には船を休ませる場所があってもいいだろう。だが魔獣がどうなるか。
「この際、東側からごっそりと排除したら?」
「ごっそり? どうやってだ?」
たまにカレンは意味の通じない言い方をする。
「私とマリーナとマルリースが追い立てて、お父さんとお母さんとマリエッテで叩き潰したらいいんじゃないってこと」
カレンが言ったのは、湾に近い方からカレンたち三人が地面すれすれを飛んで地上にいる魔物や魔獣を南に追いやり、クラースたち三人が南側で待ち伏せして駆除すればいいと。
「一〇〇キロも二〇〇キロも魔物を追い立てるのは難しいだろう。それに西側へ大量に逃げ出したら町が危ない」
「そっか……」
追い立てられた魔物が素直に南に進むとは思えない。だが一網打尽にするというのは考え方としては悪くない。要はどのように退治するか。
「片っ端から木を引っこ抜いて、見通しをよくしたら大丈夫?」
「そうだな。焼き払うと根っ子が残って面倒だから、抜いたほうが助かるのは間違いない。建築資材としても使えるからな」
「それならその線で考えるわ」
カレンは人の姿のままでも、地面から生えている木を掴んで引っこ抜くくらいの力がある。だが体格の問題もあって、巨木の場合はうまく抜けない。そのような場合は竜の姿に戻り、それこそ人間が庭の草でも抜くかのように木を抜いては放り投げ抜いては放り投げ、そうやって薮を更地にしてくれた。そうしてできたのがドラゴネットだ。懐かしいな。
「あ、そうそう。ローサはまた双子みたいね。来月くらいだっけ?」
「また賑やかになるな」
「いくら増えても困らないでしょ?」
「それはそうだ。みんなのおかげで町も増えたからな」
アルマン王国の中で一番成長しているのがうちだろう。だが他の貴族の領地からただ人が流れてくるだけではない。戦争がなくなり、明らかに子供が増えているからだ。
戦争に駆り出されるのは男だ。そしてもし戦争で大負けでもして村の若い男が全員命を落としたとすれば、近い将来その村はなくなる可能性が高い。戦争なんて百害あって一利なしだ。そうならないように陛下にはしっかりと隣国と仲良くしてもらわないとな。
10
あなたにおすすめの小説
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
『召喚ニートの異世界草原記』
KAORUwithAI
ファンタジー
ゲーム三昧の毎日を送る元ニート、佐々木二郎。
ある夜、三度目のゲームオーバーで眠りに落ちた彼が目を覚ますと、そこは見たこともない広大な草原だった。
剣と魔法が当たり前に存在する世界。だが二郎には、そのどちらの才能もない。
――代わりに与えられていたのは、**「自分が見た・聞いた・触れたことのあるものなら“召喚”できる」**という不思議な能力だった。
面倒なことはしたくない、楽をして生きたい。
そんな彼が、偶然出会ったのは――痩せた辺境・アセトン村でひとり生きる少女、レン。
「逃げて!」と叫ぶ彼女を前に、逃げようとした二郎の足は動かなかった。
昔の記憶が疼く。いじめられていたあの日、助けを求める自分を誰も救ってくれなかったあの光景。
……だから、今度は俺が――。
現代の知恵と召喚の力を武器に、ただの元ニートが異世界を駆け抜ける。
少女との出会いが、二郎を“召喚者”へと変えていく。
引きこもりの俺が、異世界で誰かを救う物語が始まる。
※こんな物も召喚して欲しいなって
言うのがあればリクエストして下さい。
出せるか分かりませんがやってみます。
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
~クラス召喚~ 経験豊富な俺は1人で歩みます
無味無臭
ファンタジー
久しぶりに異世界転生を体験した。だけど周りはビギナーばかり。これでは俺が巻き込まれて死んでしまう。自称プロフェッショナルな俺はそれがイヤで他の奴と離れて生活を送る事にした。天使には魔王を討伐しろ言われたけど、それは面倒なので止めておきます。私はゆっくりのんびり異世界生活を送りたいのです。たまには自分の好きな人生をお願いします。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる