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第十一部:家族がいるということ
司書オリエンヌ
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叫ぶのはまだいい。でも人の顔を掴んでおいてアンタって何だ?
「いきなり口調が変わったな。猫を被ってたのか? って毛皮は自前か」
「耳と尻尾だけよ。他にはないでしょ? さっき隅々まで見てたじゃない、って何言わせんの⁉ ああっ、そうじゃなくて。アンタ、ひょっとしてコワタリじゃない?」
よく俺の苗字を知ってたな。この喋り方、最近どこかで聞いたか、それとも思い出したか……。
「ひょっとして……オリエ?」
「先生を呼び捨てにすんじゃないわよ」
「その格好のどこが先生なんだ?」
「そりゃそうだけど……」
少し口を尖らせて拗ねたように言うのがオリエの癖だ。少し子供っぽいところもある。そしてちょっとツンデレだ。以前と顔は少々変わったか? ワンコもそうだったけど、犬耳や猫耳が生えるとバランスが変わるからか印象が変わる。すぐに慣れるけどな。
それにしても、こんなところにまで馴染みの顔がいたのか。偶然にしてはできすぎだな。本当に偶然なのかどうか怪しいな。まあそれは今はいい。
「それで、なんでいきなり口調を戻したんだ?」
「アタシに聞かれても分からないわよ。さっき思い出したんだから」
「さっきねえ」
猫を被ってたわけじゃなかったのか。やっぱり俺と寝たからか?
「あー、やっと理解できたわ。また犬に噛まれたようなもんだと思っとくわ」
「俺に二度も初めてを捧げておいて、今さらそんな言い方はないだろ、オリエ」
拗ね気味のオリエンヌを抱き寄せて頭を撫でる。そして唇から頬、首筋、そして胸へと順番に唇を触れさせる。年上のわりには甘えん坊で、お姉さんぶりたいのに上手くいかない、そういうちょっと残念なところのある可愛い女だった。
「あのねえ、アレはホントに大失態だったんだから」
そんなことを言いながら、甘えるように俺の胸に顔を擦り付けるとキスマークを一つ残した。マーキングか?
養護教諭、つまり保健の先生は思春期のガキの相手でストレスが溜まるらしい。男子は胸元ばっかり見ようとするし、モテたいからアドバイスしてくれとか、先生で童貞を捨てさせてくれとか言ってくる。女子は彼氏が欲しいとか、もしかしたら妊娠したかもしれないとか、そんな相談ばっかり持ってくるそうだ。
ただでさえ相談相手をするのは大変なのに、実はオリエ本人は男性経験がゼロだった。学生時代にこっぴどくフラれたんだとか。そして男女関係に臆病になったのを隠すために見た目を少々イケイケな感じにするという残念美人だった。
そんな日々溜まり続けるストレスを解消するために、オリエは職場にこっそりと酒を持ち込んで仕事の終わりかけからチビチビとやっていた。そのまま持ち込んだらマズいのはバカでも分かるから、消毒液を入れる瓶にウォッカを入れていた。あれはほとんどアルコール臭しかしないからな。ちょっとやそっとじゃ顔に出ないから好き勝手やってたんだそうだ。
ところがある日、オッサン教師からセクハラまがいのことを言われていつも以上にイライラし、度を越して飲んでしまった。ベロベロ一歩手前のまま帰るのは危険だというくらいの判断はできたそうだ。それで少しベッドで横になってから帰ろうと思ってパーティションを動かしたら、そこには夜勤に備えて仮眠中の俺がいた。
俺がそこで寝るのは初めてじゃなくていつものことだった。そのことはオリエも知っていた。ベッドを使う交換条件として愚痴聞きをしてたからな。でもその日だけは俺がいるのを忘れて飲み始めたらしい。ストレスMAXだったわけだ。
その頃の俺は、バイトが夕方ならそのまま出勤し、夜勤なら保健室で一度仮眠を取ってから帰宅し、カバンを置いてから出勤という生活をしていた。保健室の常連ってやつだ。生活の中心がバイトだった。そうしなければ食えなかったから。
それで分かると思うけど、ベロベロ一歩手前のオリエのすぐ側に、ピチピチの肉体を持って顔だけはいい俺が寝てたわけだ。それまで男性経験がないのにガキの前では大人の女性を演じていたオリエは、ついうっかりと理性を飛ばしてしまった。実は俺の顔が好みに近かったらしくて、前から俺を狙ってたみたいだった。
「寝込みを襲われたのはあれが初めてだったな」
「結局目を覚ましたアンタに好き放題されたけどね」
いきなり襲われたからビックリしたけど、状況が飲み込めると反撃した。そして結構なものを頂戴したことをシーツを見て気づいた。
「酒のせいで痛みを感じなくてよかったじゃないか」
「そりゃそうだけど……ってよくないわよ」
「ずっと俺にだいしゅきホールドしてたのにか?」
「~~~~~ッ!」
オリエの初めてを貰ったのは俺だった。あの時は抜かずの三連発だった。その間に愛を囁かれ続けた。俺の子供が欲しいとか中で出してとか。俺も年上にそんなことを言われて頑張ったな。
事が終わってオリエは酒が抜け、今のように「~~~~~ッ!」ってなってからツンデレになった。全然変わってないな。
それからお互いに共犯者扱いし、俺は飲酒を見逃す代わりにたまに相手をしてもらうという、よく分からないギブアンドテイクの関係になった。
「お前の失態は横に置いといて、今後はたまに勉強に使わせてもらう」
「……ねえ、アタシも一緒にいた方がいい?」
これは素直に「一緒にいて」と言えないオリエの遠回しなお誘いだ。つい口角が上がってしまう。
「そうだな。いてくれたら嬉しいな。毎回じゃなくてもいから顔を見せてくれ」
顎を持ち上げてキスをする。
「分かったわ」
「それと口調は気をつけた方がいいぞ。さっきまでと全然違うからな」
さっきまでのできる秘書のような話し方から、急にサバサバ系になったらみんなに聞かれるぞ。「何をキメたんだ?」って。
「そこは何とかするわよ。それよりも勇者様で公爵様で大臣様ね。大変じゃない?」
「その勉強だ。まあたまに来るから、相談したいことがあったらその時に言ってくれ」
「おかしなのに絡まれそうになったら、その時は頼むわ」
オリエはツンデレっぽいところがあるので、わりとこういう話し方になる。年下の俺がリードして恥ずかしくなるとこうなることが多かった。
シャワーを浴びると読書を再開した。想像できるだろう。隣にはずっとオリエが座ってたことを。そしてもう一度シャワーを浴びることになったことも。
「いきなり口調が変わったな。猫を被ってたのか? って毛皮は自前か」
「耳と尻尾だけよ。他にはないでしょ? さっき隅々まで見てたじゃない、って何言わせんの⁉ ああっ、そうじゃなくて。アンタ、ひょっとしてコワタリじゃない?」
よく俺の苗字を知ってたな。この喋り方、最近どこかで聞いたか、それとも思い出したか……。
「ひょっとして……オリエ?」
「先生を呼び捨てにすんじゃないわよ」
「その格好のどこが先生なんだ?」
「そりゃそうだけど……」
少し口を尖らせて拗ねたように言うのがオリエの癖だ。少し子供っぽいところもある。そしてちょっとツンデレだ。以前と顔は少々変わったか? ワンコもそうだったけど、犬耳や猫耳が生えるとバランスが変わるからか印象が変わる。すぐに慣れるけどな。
それにしても、こんなところにまで馴染みの顔がいたのか。偶然にしてはできすぎだな。本当に偶然なのかどうか怪しいな。まあそれは今はいい。
「それで、なんでいきなり口調を戻したんだ?」
「アタシに聞かれても分からないわよ。さっき思い出したんだから」
「さっきねえ」
猫を被ってたわけじゃなかったのか。やっぱり俺と寝たからか?
「あー、やっと理解できたわ。また犬に噛まれたようなもんだと思っとくわ」
「俺に二度も初めてを捧げておいて、今さらそんな言い方はないだろ、オリエ」
拗ね気味のオリエンヌを抱き寄せて頭を撫でる。そして唇から頬、首筋、そして胸へと順番に唇を触れさせる。年上のわりには甘えん坊で、お姉さんぶりたいのに上手くいかない、そういうちょっと残念なところのある可愛い女だった。
「あのねえ、アレはホントに大失態だったんだから」
そんなことを言いながら、甘えるように俺の胸に顔を擦り付けるとキスマークを一つ残した。マーキングか?
養護教諭、つまり保健の先生は思春期のガキの相手でストレスが溜まるらしい。男子は胸元ばっかり見ようとするし、モテたいからアドバイスしてくれとか、先生で童貞を捨てさせてくれとか言ってくる。女子は彼氏が欲しいとか、もしかしたら妊娠したかもしれないとか、そんな相談ばっかり持ってくるそうだ。
ただでさえ相談相手をするのは大変なのに、実はオリエ本人は男性経験がゼロだった。学生時代にこっぴどくフラれたんだとか。そして男女関係に臆病になったのを隠すために見た目を少々イケイケな感じにするという残念美人だった。
そんな日々溜まり続けるストレスを解消するために、オリエは職場にこっそりと酒を持ち込んで仕事の終わりかけからチビチビとやっていた。そのまま持ち込んだらマズいのはバカでも分かるから、消毒液を入れる瓶にウォッカを入れていた。あれはほとんどアルコール臭しかしないからな。ちょっとやそっとじゃ顔に出ないから好き勝手やってたんだそうだ。
ところがある日、オッサン教師からセクハラまがいのことを言われていつも以上にイライラし、度を越して飲んでしまった。ベロベロ一歩手前のまま帰るのは危険だというくらいの判断はできたそうだ。それで少しベッドで横になってから帰ろうと思ってパーティションを動かしたら、そこには夜勤に備えて仮眠中の俺がいた。
俺がそこで寝るのは初めてじゃなくていつものことだった。そのことはオリエも知っていた。ベッドを使う交換条件として愚痴聞きをしてたからな。でもその日だけは俺がいるのを忘れて飲み始めたらしい。ストレスMAXだったわけだ。
その頃の俺は、バイトが夕方ならそのまま出勤し、夜勤なら保健室で一度仮眠を取ってから帰宅し、カバンを置いてから出勤という生活をしていた。保健室の常連ってやつだ。生活の中心がバイトだった。そうしなければ食えなかったから。
それで分かると思うけど、ベロベロ一歩手前のオリエのすぐ側に、ピチピチの肉体を持って顔だけはいい俺が寝てたわけだ。それまで男性経験がないのにガキの前では大人の女性を演じていたオリエは、ついうっかりと理性を飛ばしてしまった。実は俺の顔が好みに近かったらしくて、前から俺を狙ってたみたいだった。
「寝込みを襲われたのはあれが初めてだったな」
「結局目を覚ましたアンタに好き放題されたけどね」
いきなり襲われたからビックリしたけど、状況が飲み込めると反撃した。そして結構なものを頂戴したことをシーツを見て気づいた。
「酒のせいで痛みを感じなくてよかったじゃないか」
「そりゃそうだけど……ってよくないわよ」
「ずっと俺にだいしゅきホールドしてたのにか?」
「~~~~~ッ!」
オリエの初めてを貰ったのは俺だった。あの時は抜かずの三連発だった。その間に愛を囁かれ続けた。俺の子供が欲しいとか中で出してとか。俺も年上にそんなことを言われて頑張ったな。
事が終わってオリエは酒が抜け、今のように「~~~~~ッ!」ってなってからツンデレになった。全然変わってないな。
それからお互いに共犯者扱いし、俺は飲酒を見逃す代わりにたまに相手をしてもらうという、よく分からないギブアンドテイクの関係になった。
「お前の失態は横に置いといて、今後はたまに勉強に使わせてもらう」
「……ねえ、アタシも一緒にいた方がいい?」
これは素直に「一緒にいて」と言えないオリエの遠回しなお誘いだ。つい口角が上がってしまう。
「そうだな。いてくれたら嬉しいな。毎回じゃなくてもいから顔を見せてくれ」
顎を持ち上げてキスをする。
「分かったわ」
「それと口調は気をつけた方がいいぞ。さっきまでと全然違うからな」
さっきまでのできる秘書のような話し方から、急にサバサバ系になったらみんなに聞かれるぞ。「何をキメたんだ?」って。
「そこは何とかするわよ。それよりも勇者様で公爵様で大臣様ね。大変じゃない?」
「その勉強だ。まあたまに来るから、相談したいことがあったらその時に言ってくれ」
「おかしなのに絡まれそうになったら、その時は頼むわ」
オリエはツンデレっぽいところがあるので、わりとこういう話し方になる。年下の俺がリードして恥ずかしくなるとこうなることが多かった。
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