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第八部:なすべきこと
道中の変化
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「旦那様、お鎮めいたします」
ジゼルが俺を起こしながら俺のパンツを下ろした。朝日を浴びた俺のアレは朝から絶好調だ。まあこの年齢で元気じゃなければそっちの方が問題か。
「男は朝はこうなる。それよりもパンツを戻せ」
「ですが行き帰りずっと出さないのは健康に悪いのではありませんか?」
「そんな心配はしなくていい」
こういう話題ができるってことは、かなり元気が出てきたな。
「ところで旦那様は出すとすれば前と後ろと口と手と胸のどこがお好みですか?」
「前、胸、口、後ろ、手の順だ。顔に出すのはそんなに好きじゃない。拭くのが大変だそうだからな」
「しっかり覚えておきます」
適当に言ったら信じたか? でも概ねそんな順番だろう。
ここまでジゼルと同じ部屋だった。その間に少しずつ硬さが取れてきた。まだまだ若い。メイドの中で最年少だ。実家の借金のこともあって気負いすぎだったけど、ようやく年相応の表情になったようだ。
◆◆◆
王都シャンメリエを出てから六日目、ここまでの五日は問題なかった。六日目の午前中も問題なし。昼の休憩時にマルクが地図を見ながら報告してくれた。
「旦那様、間違いなく今日の夕方には到着できます」
「そうか、よく急いでくれた」
「馬たちのおかげですね。よく頑張って走ってくれました」
この馬たちは俺が王宮から屋敷に移る際に馬車を引いた馬たちで、立派な体格をしている。いわゆる軍馬という種類らしい。それでもさすがに一日走りっぱなしというのは無理なので二時間おきに休憩を取らせたけど、その際にリンゴやニンジンを食べさせたり砂糖や塩を舐めさせたりした。非常に頭がいい馬たちで、俺が近づくと頭を下げる。
今は昼食時だから馬車から外している。ハミも外して蹄鉄を打った蹄のチェックも行う。食事時は好きに歩かせてるけど、勝手にどこかに行ったりはしない頭のいい子たちだ。
「旦那様、ここにも撫でる頭があります」
俺が馬たちの頭を撫でるのを見てジゼルも近づいてきた。
「いいけど、馬と同じでいいのか?」
「かまいません」
ジゼルの頭を撫で始めると、うち馬たちもジゼルを撫でようとしたのか、彼女を取り囲んで髪をわしゃわしゃと噛み始めた。
「わわわっ⁉」
馬に囲まれて慌てるジゼル。それを見て笑う俺たち三人。頬を膨らませるジゼル。馬たちも楽しそうにブルブルと鼻を鳴らす。
「よーし、そろそろ温まったな。各自好きなだけ食べてくれ。ジゼルは馬たちにこれを持っていってくれ」
「分かりました」
髪の毛がクシャクシャになったジゼルが桶を四つ運んでいく。中にはニンジンとリンゴが切って入れてある。
馬の蹄が病気にならないためにはベータカロテンが必要だ。放牧で好き勝手食べてる馬なら問題ないそうだけど、牧場でエサの栄養が偏ったりすると蹄に悪いらしい。ミネラルも摂った方がいいと聞くから、岩塩の塊を用意している。毎回じゃないけど舐めてるみたいだな。人間も馬も健康が一番だな。
◆◆◆
ベックまではもう少し。これで狭い馬車ともお別れ……じゃないな、とりあえず一時的なお別れだ。帰りはまた乗らないとなあ。
「どう考えても贅沢な空間でした」
「俺は何も感じないけどな」
ここまで馬車ではずっとジゼルと一緒だった。ふとすると思い詰めた顔をするから、その度に頭を撫でたり抱きしめたり、わりとスキンシップが多めだった。そして今は膝枕をしている。俺がジゼルにだ。
馬車の客車はけっして広くない。箱馬車の中では大きい方だけど、それでも座席は狭い。膝枕ができるのはジゼルが小柄だからだ。
狭い座席の上で仰向けで寝転んで俺の太ももに頭を乗せる。その頭を俺は撫ででいた。それなりに揺れるけどあまり気にしていないようだ。
「旦那様が私にデレたのが一番大きな変化でした」
「落とされたいのか?」
「あわわ」
腰を浮かしかけるとジゼルは落ちそうになった。勘違いされたら困るけど、あのまま放っておいたら思い詰めて飛び出しそうだったから慰めただけだ。頭は撫でたし抱きしめたりもした。でも俺の男の部分が女としてのジゼルを求めたわけじゃない。一緒のベッドに入っても常に冷静だった、アレが。
ジゼルがいつも以上に饒舌なのは実家が気になるというのもあるんだろう。落ち着くにも落ち着けず、口を動かしてるだけのようだ。
「ここまで来て焦っても仕方がない。今日の午後には着く。昼食の準備は昼食が近づいてからでいい」
「ですが旦那様、小腹が空けばおやつは必要でしょう」
「腹が減ったのか?」
「ここに立派なソーセージが」
上を向いていたジゼルが俺の腹の方に顔を向けてそんなことを言いながらズボンのボタンに手をかける。ファスナーはないからボタンだ。
「おっと、それはお前向けじゃない」
「契約上、私にはこれを頬張る権利があると思いますが」
「最終的に許可を与えるのは俺だ」
揉め事の原因にならないように、使用人とは性行為不可の条件で契約することが多い。ジゼルの場合はそうなってもクビにならないないというだけで、彼女を抱くというのは契約にはない。
「そもそもそのソーセージが全く反応しないからな。女としての魅力を感じさせるには時間がかかるってことだ」
「ぶう」
ジゼルは頬を膨らませるけど俺のアレは膨らまない。しかし、この表情を見るとジゼルもだいぶ柔らかくなった。以前なら男を誘う笑みを作ろうとして失敗していた。それから比べると年齢相応の自然な顔だ。
俺はドラマやCMに出る子役があまりにも子供っぽくなさすぎると違和感を感じて見ていられなかった。テレビの中だから仕方ないかもしれないけど、子供は子供っぽいのが一番。背伸びしすぎるのは可哀想に思えた。それに近い。
「今の顔は可愛いぞ」
「可愛いですか?」
「ああ」
そのまま頭を撫でる。サラサラの髪が気持ちいい。美容液のおかげだな。ジゼルは猫のように目を細めた。
◆◆◆
「旦那様、向こうに村が見えてきました」
マルクから知らせがあったのは午後四時すぎ。少し肌寒く感じるようになった時間だった。
「これなら暗くなる前に到着できるな」
丘の上から目を凝らして見てみると、ここから三〇分くらいだろうか。あまり遅い時間に到着しても向こうもこっちも困るからな。
「ジゼル、漁村なら寝るのが早いかもしれないけど、夕食にはまだ早いよな?」
「時計はありませんでしたが、夕食は薄暗くなってからでした。朝も早かったですが、そこまで早くはないと思います」
「よし、マルク、このまま村に入ってくれ。入ったらとりあえずジゼルの家に直行だ」
「はい」
ジゼルが俺を起こしながら俺のパンツを下ろした。朝日を浴びた俺のアレは朝から絶好調だ。まあこの年齢で元気じゃなければそっちの方が問題か。
「男は朝はこうなる。それよりもパンツを戻せ」
「ですが行き帰りずっと出さないのは健康に悪いのではありませんか?」
「そんな心配はしなくていい」
こういう話題ができるってことは、かなり元気が出てきたな。
「ところで旦那様は出すとすれば前と後ろと口と手と胸のどこがお好みですか?」
「前、胸、口、後ろ、手の順だ。顔に出すのはそんなに好きじゃない。拭くのが大変だそうだからな」
「しっかり覚えておきます」
適当に言ったら信じたか? でも概ねそんな順番だろう。
ここまでジゼルと同じ部屋だった。その間に少しずつ硬さが取れてきた。まだまだ若い。メイドの中で最年少だ。実家の借金のこともあって気負いすぎだったけど、ようやく年相応の表情になったようだ。
◆◆◆
王都シャンメリエを出てから六日目、ここまでの五日は問題なかった。六日目の午前中も問題なし。昼の休憩時にマルクが地図を見ながら報告してくれた。
「旦那様、間違いなく今日の夕方には到着できます」
「そうか、よく急いでくれた」
「馬たちのおかげですね。よく頑張って走ってくれました」
この馬たちは俺が王宮から屋敷に移る際に馬車を引いた馬たちで、立派な体格をしている。いわゆる軍馬という種類らしい。それでもさすがに一日走りっぱなしというのは無理なので二時間おきに休憩を取らせたけど、その際にリンゴやニンジンを食べさせたり砂糖や塩を舐めさせたりした。非常に頭がいい馬たちで、俺が近づくと頭を下げる。
今は昼食時だから馬車から外している。ハミも外して蹄鉄を打った蹄のチェックも行う。食事時は好きに歩かせてるけど、勝手にどこかに行ったりはしない頭のいい子たちだ。
「旦那様、ここにも撫でる頭があります」
俺が馬たちの頭を撫でるのを見てジゼルも近づいてきた。
「いいけど、馬と同じでいいのか?」
「かまいません」
ジゼルの頭を撫で始めると、うち馬たちもジゼルを撫でようとしたのか、彼女を取り囲んで髪をわしゃわしゃと噛み始めた。
「わわわっ⁉」
馬に囲まれて慌てるジゼル。それを見て笑う俺たち三人。頬を膨らませるジゼル。馬たちも楽しそうにブルブルと鼻を鳴らす。
「よーし、そろそろ温まったな。各自好きなだけ食べてくれ。ジゼルは馬たちにこれを持っていってくれ」
「分かりました」
髪の毛がクシャクシャになったジゼルが桶を四つ運んでいく。中にはニンジンとリンゴが切って入れてある。
馬の蹄が病気にならないためにはベータカロテンが必要だ。放牧で好き勝手食べてる馬なら問題ないそうだけど、牧場でエサの栄養が偏ったりすると蹄に悪いらしい。ミネラルも摂った方がいいと聞くから、岩塩の塊を用意している。毎回じゃないけど舐めてるみたいだな。人間も馬も健康が一番だな。
◆◆◆
ベックまではもう少し。これで狭い馬車ともお別れ……じゃないな、とりあえず一時的なお別れだ。帰りはまた乗らないとなあ。
「どう考えても贅沢な空間でした」
「俺は何も感じないけどな」
ここまで馬車ではずっとジゼルと一緒だった。ふとすると思い詰めた顔をするから、その度に頭を撫でたり抱きしめたり、わりとスキンシップが多めだった。そして今は膝枕をしている。俺がジゼルにだ。
馬車の客車はけっして広くない。箱馬車の中では大きい方だけど、それでも座席は狭い。膝枕ができるのはジゼルが小柄だからだ。
狭い座席の上で仰向けで寝転んで俺の太ももに頭を乗せる。その頭を俺は撫ででいた。それなりに揺れるけどあまり気にしていないようだ。
「旦那様が私にデレたのが一番大きな変化でした」
「落とされたいのか?」
「あわわ」
腰を浮かしかけるとジゼルは落ちそうになった。勘違いされたら困るけど、あのまま放っておいたら思い詰めて飛び出しそうだったから慰めただけだ。頭は撫でたし抱きしめたりもした。でも俺の男の部分が女としてのジゼルを求めたわけじゃない。一緒のベッドに入っても常に冷静だった、アレが。
ジゼルがいつも以上に饒舌なのは実家が気になるというのもあるんだろう。落ち着くにも落ち着けず、口を動かしてるだけのようだ。
「ここまで来て焦っても仕方がない。今日の午後には着く。昼食の準備は昼食が近づいてからでいい」
「ですが旦那様、小腹が空けばおやつは必要でしょう」
「腹が減ったのか?」
「ここに立派なソーセージが」
上を向いていたジゼルが俺の腹の方に顔を向けてそんなことを言いながらズボンのボタンに手をかける。ファスナーはないからボタンだ。
「おっと、それはお前向けじゃない」
「契約上、私にはこれを頬張る権利があると思いますが」
「最終的に許可を与えるのは俺だ」
揉め事の原因にならないように、使用人とは性行為不可の条件で契約することが多い。ジゼルの場合はそうなってもクビにならないないというだけで、彼女を抱くというのは契約にはない。
「そもそもそのソーセージが全く反応しないからな。女としての魅力を感じさせるには時間がかかるってことだ」
「ぶう」
ジゼルは頬を膨らませるけど俺のアレは膨らまない。しかし、この表情を見るとジゼルもだいぶ柔らかくなった。以前なら男を誘う笑みを作ろうとして失敗していた。それから比べると年齢相応の自然な顔だ。
俺はドラマやCMに出る子役があまりにも子供っぽくなさすぎると違和感を感じて見ていられなかった。テレビの中だから仕方ないかもしれないけど、子供は子供っぽいのが一番。背伸びしすぎるのは可哀想に思えた。それに近い。
「今の顔は可愛いぞ」
「可愛いですか?」
「ああ」
そのまま頭を撫でる。サラサラの髪が気持ちいい。美容液のおかげだな。ジゼルは猫のように目を細めた。
◆◆◆
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「これなら暗くなる前に到着できるな」
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「よし、マルク、このまま村に入ってくれ。入ったらとりあえずジゼルの家に直行だ」
「はい」
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