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第三章 第一部
ミシェル六歳
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「「「「お誕生日おめでとう!」」」」
「「「「おめでとうございます!」」」」
「ありがとう」
ミシェルは特等席、つまり僕の膝の上でご満悦だ。
今日はミシェルの誕生日。家族の誕生日を祝うのは実は初めてだったりする。この世界には数え年を使う国もあるそうだけど、この国では普通に誕生日を祝う。領主になってから最初に誕生日を迎えたのがミシェルだった。ただし誕生日を祝うのは、普通は成人するまで。それ以降は特にお祝いはしないそうだ。だからお祝いをするのはミシェルだけになる。
そもそもうちには誕生日が不明な人もいるので、一応聞かれた時のために調整というか、誤魔化すというか、少し細工をした。
カロリッタは僕がこちらに来る時に作られたから、本来の誕生日は僕よりも少し後になる。ミシェルよりも少し前くらいだと思うんだけど、日本なら五月で、こちらなら二月で、暦がずれているからね。とりあえずカローラと同じということになっている。マリアンはさすがに誕生日を覚えていないので、友人だったマリーの誕生日と同じ七月の頭になった。僕は日本人時代と同じく五月にしておいた。
使用人の誕生日には主人から贈り物をするそうだ。このあたりはマイカから聞いている。贈り物と言っても、通常はこれまで着ていた服やコートを新しくするついでに与えるとか、そのような形が多いらしいけど、うちではきちんとサイズを測って服を仕立てることにしている。
誕生日の話に戻すと、実は誕生日まではステータスにも載っていない。データはあると思うんだけどね。そもそも国によって、世界によって、一年の日数も一日の時間も違う。年齢は今いる場所で生まれたとして何年経ったかという数字が出ているらしい。だから数え年の国の場合はステータスの表記とはズレが生じる。数え年なら生まれた時が一歳で、新年を迎えると一つ年を取るからね。
ちなみにステータス上で僕がいる場所は【所属:世界・一八#五九$・₩£六五・#四四〇・四四一%・$■■■】という、よく分からない数字や文字が並んでいるけど、文字化けしているような$■■■がこの惑星とフェリン王国のことらしい。
もし年齢の数え方が違う国に行ったとすると、【所属】が変わり、年齢が再計算されるらしい。一年が一〇〇日の国に入れば、僕のステータス上の年齢は八〇歳を軽く超える。ちなみにフェリン王国では一年は一か月が二八日の一二か月で三三六日になっている。
ミシェルの前にはバースデーケーキ。この世界にはないものだけど、誕生日ならこれだろうと思って作った。この屋敷のキッチンは最新式にしてあるので、作れない料理はあまりない。エリーの指導で女性使用人四人の腕もかなり上がった。フェナの料理は、味付けはいいんだけどパターンが少なかった。肉は焼く、野菜は茹でる、そんな感じ。そのあたりをエリーに指導してもらった。他の三人も、フェナに釣られるように料理を習い始め、エルケは若いからか飲み込みが早い。
「旦那様~、私がどうかしましたか~?」
「いや、みんな料理が上達したなって」
「旦那様に~色々な意味で美味しく召し上がっていただけるように頑張ってま~す」
「料理をね」
「いけず~」
「誰からその言い方を聞いたの?」
「カロリッタ様からで~す」
「そう言えば、少し喋り方が似てるね」
「はい。それでよくしていただいて~、旦那様を喜ばせるコツなども教えていただきました~」
そう言って、指三本の下品なジェスチャーをニコニコしながら見せてくる。
「それは下品だからやめなさい」
◆ ◆ ◆
「あれからもう一年かあ」
「旦那様に拾われてから本当にあっという間でした」
少し場所を変えて飲んでいると、エリーが寄りかかってきた。これは軽く酔っておねだりモードだね。少しお酒も出しているから。
「僕の方もね。ぶらぶら歩いて旅をしていたら二人を見つけて、家族がどんどん増えて、なんだかんだで領主になって。次の一年はどうなるのかな」
「旦那間のことですから、国王なんて通り越して、もっと大きなことをしているのではないかと」
「また無茶を言う。ミシェルのことで嬉しいのは分かるけど、そのミシェルが見てるよ?」
ミシェルとエルケが目を皿のようにしてガン見している。
「娘にもそろそろ大人の恋愛というものをきっちりと教えておかなければなりません。こ、の、よ、う、に」
そう言いながら僕の胸元に顔を押しつけてくる。
「六歳の娘に見せつけてどうするの。普通に考えて一〇年ほどはあるよ」
「弟や妹が増えてくれば、そのうち自分も、と考えるようになります。女の成長は早いですから」
「そんなものかな。リゼッタとの子供が生まれてくるのは秋頃か」
「その頃ですね。それより前になりますが、次に旦那様の子供を身籠るのは、私とマノンさんに決まりました。よろしくお願いします」
「え? そんな順番が決まってたの?」
「はい、リゼッタさんが最初で、次から二人ずつ、私とマノンさん、カローラさんとセラさん、マイカさんとカロリッタさん、マリアンさんとキラさんの順で、飛んでミシェルです」
周りを見ると、みんながうんうんと頷いている。
「どういう順番? 知り合った順番でもないようだけど」
「基本的には年齢を元にしていますが、旦那様と知り合った順番も考慮しています。マリアンさんはもう少し旦那様との二人の時間を大切にしたいということで、少し後ろになりました。ミシェルは前が何周かしてからということになります。他に誰かを挟むこともあるかもしれませんが」
そう言ってエリーは室内を見渡す。うんうん、ってアレイダとエルケが頷いているけど、いや、手は出さない——ん? 何周か?
「聞き逃しそうになったけど、何周かって?」
「はい、そのためのお酒もあるわけですから順番は指定できます。店のことなども考え、私とマイカさんとカローラさんとマリアンさんはずらすことになりました」
「念のために聞くけど、どれくらいまで予定を考えてるの?」
「全員の希望としては、今年一年で一周していただければと。さすがに毎年産むのは大変ですから、そこからは希望者優先で。最終的には何人かずつ作っていただければ」
「……何人かずつって、ものすごく子沢山な家になるね、リゼッタ」
「はい。優秀な魔法使いが領主になって妻がたくさんで子供もたくさんとなればこの町の未来は明るい、と誰もが思うようになるでしょう。すでにそのようになりかけていますが」
リゼッタは悪阻もないようなので、普通に暮らしている。魔獣を狩りに行くことがなくなったので、異空間の方で体を動かしつつ、家の様子をチェックしてもらっている感じだ。僕はなかなか家でゆっくりできないからね。
「頑張っているという自覚はあるよ。もう少しゆっくりしたいかなと思うけどね。子供ができたら子育てしながらゆっくりするつもりだけど」
「でも先輩は仕事中毒の気がありますから、なかなか休まないですよね」
「やれることは先に済ませてからゆっくりしたいタイプだからどうしてもね。この町ではやるべきこととやりたいことが多過ぎて、休むタイミングがないね」
「ケネス、街道作りも終わって町も落ち着いてきたようなので、そろそろマノンさんとエリーさんの実家に行ってみてはどうですか? それとマイカさんのところもですね」
「たしかにそろそろか。やりかけた仕事だけ片付けたら少し休みを取って回ってこよう」
「そうしてください。屋敷の方は問題ありません」
「二人とも~しっかり仕込んでもらってからの里帰りですね~」
「そうですね。旦那様、さあ参りましょう」
「あなた、行きましょう」
「え? 今から?」
あ、ちょっと。グラスがグラスが。
「いいな~」
「エルケ、前にも言いましたが、ケネスは無理に押しても絶対に逃げます。嫌なものは嫌といいますから。逃げる隙を与えず、逃げ道を塞いだ上で、強引な押し売りを避ければ、必ずチャンスはあります」
「はい!」
「ですがケネスとの約束で、私から強引に押し込むことはありません。じっくりチャンスを狙ってください。あなたにかなり気を許しているのは間違いありません」
「分かりました」
「リゼッタ様、私にもチャンスはありますか?」
「もちろんアレイダにもないわけではありませんが、あなたはエルケのようにケネスが好きと言えますか? ケネスは結婚相手としては理想かもしれませんが、何かためらいがあるのでは?」
「……はい」
「それなら、ケネスに相談してみなさい。あの人は顔が広いですからね。理想の相手が見つかるかもしれません」
「ありがとうございます」
「「「「おめでとうございます!」」」」
「ありがとう」
ミシェルは特等席、つまり僕の膝の上でご満悦だ。
今日はミシェルの誕生日。家族の誕生日を祝うのは実は初めてだったりする。この世界には数え年を使う国もあるそうだけど、この国では普通に誕生日を祝う。領主になってから最初に誕生日を迎えたのがミシェルだった。ただし誕生日を祝うのは、普通は成人するまで。それ以降は特にお祝いはしないそうだ。だからお祝いをするのはミシェルだけになる。
そもそもうちには誕生日が不明な人もいるので、一応聞かれた時のために調整というか、誤魔化すというか、少し細工をした。
カロリッタは僕がこちらに来る時に作られたから、本来の誕生日は僕よりも少し後になる。ミシェルよりも少し前くらいだと思うんだけど、日本なら五月で、こちらなら二月で、暦がずれているからね。とりあえずカローラと同じということになっている。マリアンはさすがに誕生日を覚えていないので、友人だったマリーの誕生日と同じ七月の頭になった。僕は日本人時代と同じく五月にしておいた。
使用人の誕生日には主人から贈り物をするそうだ。このあたりはマイカから聞いている。贈り物と言っても、通常はこれまで着ていた服やコートを新しくするついでに与えるとか、そのような形が多いらしいけど、うちではきちんとサイズを測って服を仕立てることにしている。
誕生日の話に戻すと、実は誕生日まではステータスにも載っていない。データはあると思うんだけどね。そもそも国によって、世界によって、一年の日数も一日の時間も違う。年齢は今いる場所で生まれたとして何年経ったかという数字が出ているらしい。だから数え年の国の場合はステータスの表記とはズレが生じる。数え年なら生まれた時が一歳で、新年を迎えると一つ年を取るからね。
ちなみにステータス上で僕がいる場所は【所属:世界・一八#五九$・₩£六五・#四四〇・四四一%・$■■■】という、よく分からない数字や文字が並んでいるけど、文字化けしているような$■■■がこの惑星とフェリン王国のことらしい。
もし年齢の数え方が違う国に行ったとすると、【所属】が変わり、年齢が再計算されるらしい。一年が一〇〇日の国に入れば、僕のステータス上の年齢は八〇歳を軽く超える。ちなみにフェリン王国では一年は一か月が二八日の一二か月で三三六日になっている。
ミシェルの前にはバースデーケーキ。この世界にはないものだけど、誕生日ならこれだろうと思って作った。この屋敷のキッチンは最新式にしてあるので、作れない料理はあまりない。エリーの指導で女性使用人四人の腕もかなり上がった。フェナの料理は、味付けはいいんだけどパターンが少なかった。肉は焼く、野菜は茹でる、そんな感じ。そのあたりをエリーに指導してもらった。他の三人も、フェナに釣られるように料理を習い始め、エルケは若いからか飲み込みが早い。
「旦那様~、私がどうかしましたか~?」
「いや、みんな料理が上達したなって」
「旦那様に~色々な意味で美味しく召し上がっていただけるように頑張ってま~す」
「料理をね」
「いけず~」
「誰からその言い方を聞いたの?」
「カロリッタ様からで~す」
「そう言えば、少し喋り方が似てるね」
「はい。それでよくしていただいて~、旦那様を喜ばせるコツなども教えていただきました~」
そう言って、指三本の下品なジェスチャーをニコニコしながら見せてくる。
「それは下品だからやめなさい」
◆ ◆ ◆
「あれからもう一年かあ」
「旦那様に拾われてから本当にあっという間でした」
少し場所を変えて飲んでいると、エリーが寄りかかってきた。これは軽く酔っておねだりモードだね。少しお酒も出しているから。
「僕の方もね。ぶらぶら歩いて旅をしていたら二人を見つけて、家族がどんどん増えて、なんだかんだで領主になって。次の一年はどうなるのかな」
「旦那間のことですから、国王なんて通り越して、もっと大きなことをしているのではないかと」
「また無茶を言う。ミシェルのことで嬉しいのは分かるけど、そのミシェルが見てるよ?」
ミシェルとエルケが目を皿のようにしてガン見している。
「娘にもそろそろ大人の恋愛というものをきっちりと教えておかなければなりません。こ、の、よ、う、に」
そう言いながら僕の胸元に顔を押しつけてくる。
「六歳の娘に見せつけてどうするの。普通に考えて一〇年ほどはあるよ」
「弟や妹が増えてくれば、そのうち自分も、と考えるようになります。女の成長は早いですから」
「そんなものかな。リゼッタとの子供が生まれてくるのは秋頃か」
「その頃ですね。それより前になりますが、次に旦那様の子供を身籠るのは、私とマノンさんに決まりました。よろしくお願いします」
「え? そんな順番が決まってたの?」
「はい、リゼッタさんが最初で、次から二人ずつ、私とマノンさん、カローラさんとセラさん、マイカさんとカロリッタさん、マリアンさんとキラさんの順で、飛んでミシェルです」
周りを見ると、みんながうんうんと頷いている。
「どういう順番? 知り合った順番でもないようだけど」
「基本的には年齢を元にしていますが、旦那様と知り合った順番も考慮しています。マリアンさんはもう少し旦那様との二人の時間を大切にしたいということで、少し後ろになりました。ミシェルは前が何周かしてからということになります。他に誰かを挟むこともあるかもしれませんが」
そう言ってエリーは室内を見渡す。うんうん、ってアレイダとエルケが頷いているけど、いや、手は出さない——ん? 何周か?
「聞き逃しそうになったけど、何周かって?」
「はい、そのためのお酒もあるわけですから順番は指定できます。店のことなども考え、私とマイカさんとカローラさんとマリアンさんはずらすことになりました」
「念のために聞くけど、どれくらいまで予定を考えてるの?」
「全員の希望としては、今年一年で一周していただければと。さすがに毎年産むのは大変ですから、そこからは希望者優先で。最終的には何人かずつ作っていただければ」
「……何人かずつって、ものすごく子沢山な家になるね、リゼッタ」
「はい。優秀な魔法使いが領主になって妻がたくさんで子供もたくさんとなればこの町の未来は明るい、と誰もが思うようになるでしょう。すでにそのようになりかけていますが」
リゼッタは悪阻もないようなので、普通に暮らしている。魔獣を狩りに行くことがなくなったので、異空間の方で体を動かしつつ、家の様子をチェックしてもらっている感じだ。僕はなかなか家でゆっくりできないからね。
「頑張っているという自覚はあるよ。もう少しゆっくりしたいかなと思うけどね。子供ができたら子育てしながらゆっくりするつもりだけど」
「でも先輩は仕事中毒の気がありますから、なかなか休まないですよね」
「やれることは先に済ませてからゆっくりしたいタイプだからどうしてもね。この町ではやるべきこととやりたいことが多過ぎて、休むタイミングがないね」
「ケネス、街道作りも終わって町も落ち着いてきたようなので、そろそろマノンさんとエリーさんの実家に行ってみてはどうですか? それとマイカさんのところもですね」
「たしかにそろそろか。やりかけた仕事だけ片付けたら少し休みを取って回ってこよう」
「そうしてください。屋敷の方は問題ありません」
「二人とも~しっかり仕込んでもらってからの里帰りですね~」
「そうですね。旦那様、さあ参りましょう」
「あなた、行きましょう」
「え? 今から?」
あ、ちょっと。グラスがグラスが。
「いいな~」
「エルケ、前にも言いましたが、ケネスは無理に押しても絶対に逃げます。嫌なものは嫌といいますから。逃げる隙を与えず、逃げ道を塞いだ上で、強引な押し売りを避ければ、必ずチャンスはあります」
「はい!」
「ですがケネスとの約束で、私から強引に押し込むことはありません。じっくりチャンスを狙ってください。あなたにかなり気を許しているのは間違いありません」
「分かりました」
「リゼッタ様、私にもチャンスはありますか?」
「もちろんアレイダにもないわけではありませんが、あなたはエルケのようにケネスが好きと言えますか? ケネスは結婚相手としては理想かもしれませんが、何かためらいがあるのでは?」
「……はい」
「それなら、ケネスに相談してみなさい。あの人は顔が広いですからね。理想の相手が見つかるかもしれません」
「ありがとうございます」
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