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第四章 第三部
船旅の続き
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すでにジェナの家族には会った。ちょっとバタバタしたけど。次は王都クルドゥスまで行く。そしてできれば豚を購入する。
豚はフェリン王国にはいないけど、別の大陸からクルディ王国にやってきているらしい。その大陸まで行けば購入できるかもしれないけど、そのためにわざわざ海を越えていくのもね。
この大陸だけで相当広いからね。その大陸がここからどれだけ離れているかも分からないし。だからクルドゥスで見つけられればぜひ購入したい。そういうわけでまた移動を始め、今はトゥークン市にいる。一緒にいるのはジェナとミシェルとカリンとリンセ。前のメンバーと同じ。
ここはリーグ市からクルドゥスまでの旅程の三分の一あたり。つまり残り三分の二も船に乗るかどうするか。ジェナがこの短期間で船酔いを克服できるとは思わないからね。
「閣下、私から一つお願いがあります」
「わざわざ何?」
「もう一度チャンスをお与えください」
「チャンスって、船の?」
「はい」
ジェナの顔を見ると、並々ならぬ決意が見て取れる。別にお金は問題じゃないから、やりたいようにやればいいと思う。でもあまり顔色が悪くなるとこっちが心配になるからね。
「実は一つ方法を思い付きまして、そのために血の滲むような特訓をしました」
「そこまで言うならもちろん断らないけど、一応子供ができてるんだから無理はしないようにね」
「体を酷使した訳ではありませんので大丈夫です」
◆ ◆ ◆
「わー、すごい」
「水の上を滑ってます」
「あ、魚」
子供たち三人は運河を見ながら大喜び。そして船酔いはなさそう。ジェナの顔を見ると……大丈夫そう。それはそうだろう。彼女は船の椅子に座っているわけじゃない。少し浮いているから。
「フロレスタさんが閣下の膝に座っていたという話を聞きましたが、それでもある程度の揺れはあると思います。それなら浮いてしまえば問題ないと」
「それでその[魔力手]を覚えたの?」
「はい。カローラさんとマリアンさんから手ほどきを受けました」
僕がジェナとミシェル、カリン、リーセの四人を連れて空を飛んだ時、魔力手を椅子のような形にして前と左右に置いた。ミシェルは肩車、ジェナは前の席、カリンとリーセはそれぞれ左右に座っていた。
ジェナは魔力手の形を変えるほどには上達していないけど、伸ばした魔力を渦巻き状の座布団のようにしてその上に座っている。魔力は実態がないから揺れや振動は伝わらないはず。
「どう? 大丈夫?」
「はい、問題ありません。これをもっと早く身に付けていれば閣下にご迷惑をかけることもなかったものを……」
「別に迷惑でもなかったからね」
前回はサニティに行くためにスラープ市とアバーヴ市のちょうど間にあるトゥークン市で船を降りた。
リーグ市からクルドゥスまで連日朝から夜まで船に乗れば、スラープ市、アバーヴ市、カヴァーダ市、レンダ市、クルドゥスと五日で到着する。
今日は子供たちもいるし、ジェナの様子を見る必要もあるから、トゥークン市からアバーヴ市までの半日の距離を移動し、午後からは少しゆっくりする予定。
「閣下、ゆっくりできますね」
「ジェナ、あのスカートは禁止ね」
「な、なぜですか⁉」
「赤ちゃんができたでしょ」
「……は、はい」
問題ないかもしれないけど、子供は万全の状態で産んでほしい。子は宝だよ。
体調的には何も変化はないと思うけど、ちゃんと【状態:[妊娠]】になったから、今後は無理はさせない。正直なところ、まだステータスを見ない限りは妊娠に気付かない程度なんだけど、妊娠が判明した時点で生まれるまではしないことになっている。それは家族の中での決まり。
「それにミシェルたちも一緒だから、みんなでゆっくり町を見て回るからね」
「もちろんご一緒いたします」
「楽しみです」
「パパ、スカートって何?」
「何だろうね」
「ぶー。またそうやって隠す」
ミシェルがむくれるけど、さすがに教えられないし見せられない。
「しかしまあ、船の上ばかりというのも変化がないけど、あまりショートカットするのもね」
「ケネス様、それなら水の中を進むのはどうですか?」
「水の中?」
カリンが水の中を進むという、僕も思いつかなかったことを言った。水の中ね。
まあ結界を張ればできなくはない。少し前に海に潜った時に結界を使っていたからやり方は問題ない。でもずっと水の中を行くのは酸素と二酸化炭素のことが気になるからやっていない。
地球の酸素の濃度はおよそ二一パーセント。空気を吸って吐いた時の酸素濃度はおよそ一六パーセント。つまりそれ以上は必要だということになる。周囲の酸素濃度が一六パーセント以下になると、吸っても吸ってもどんどん酸素が不足する方に向かってしまう。ちなみに息苦しいと感じるのが一八パーセントくらいらしい。
二酸化炭素の濃度が濃すぎるのも問題になる。地球なら大気のおよそ〇〇・四パーセント。でも三パーセントを超えたあたりで眩暈や頭痛などが始まり、八パーセントを超えると意識を失うと言われる。
さすがに自分で試そうとも思わないし、魔獣を捕まえて実験しようとも思わない。知識として知っていれば十分で、無理に体験することでもないはず。
そうすると水中で結界を張ったまま移動して、果たしてどれくらいで危険になるか。船を大きくすればそれだけ安全になるけど、運河の中を沈んだまま進む訳だから、あまり大きいと邪魔になる可能性がある。それなら転移ドアを使って換気するか。
どこか安全な場所と転移ドアで繋いでしまえば空気は入れ替わる。あれは転移ではなくて空間を繋いでいるから、石を投げれば向こうに行くし、海水だって通り抜ける。それなら空気も大丈夫だろう。
ただ、大きな転移ドアは起動させっぱなしにできないから小型転移ドアの方かな。二つ使って、一つを排気、一つを吸気にする。
「うーん、異空間の方なら大丈夫かなあ」
結界内から異空間の方に向かって小型転移ドア越しに空気を送れば、もう一つの小型転移ドアを通って新鮮な空気が結界内に入ってくる。窓を二か所開け、一つの窓から外に向かってサーキュレーターで空気を送ると、もう一つの窓から空気が入ってくるのと同じ。
異空間の家、そのどこかに小型転移ドアを置き、そこから空気を取り入れるなら大丈夫か。他の場所でも悪くはないけど、何かがうっかり入り込む可能性もある。サランが入り込むなら問題ないけど、いきなり蜂がいっぱい入ってきたらビックリすると思う。
「理屈の上ではできそうだから、今度やってみようか。その前にテストする必要があるから今日は無理だよ」
「はーい」
「水の中って楽しみです」
「うん」
問題はどうやってみんなを運ぶか。魔力手でもいいけど、何かしら他の作業が入ると大変だから、ボートか何かを用意しようかな。
他には……上から見られると変な顔をされそうだから、[隠密]とかを付与して見えなくした方がいいね。
◆ ◆ ◆
アバーヴ市で船を下りて町中を歩く。これまでに寄ったスラープ市やトゥークン市とあまり変わらない。食べ物は魚が多くなっている。でも豚肉もあるね。
「この豚肉ってパパが探してるお肉?」
ミシェルが豚肉の串焼きをもきゅもきゅと食べながら僕に聞いた。
「肉を探してるんじゃなくて、動物の方を探してるんだよ」
「猪のお肉に似ている気がします」
「もう少し柔らかいかも」
「猪が家畜になったのが豚だからね。猪の方が噛み応えがあって風味も強めかな」
この世界の豚はまだ見ていないから分からないけど、猪は地球のものと似ているけど違う。あれほど硬くはないし臭みもない。硬くて臭みがあるのは熊肉の方。
「農場があるのはもっと王都に近い方です。このあたりまでは加工された肉が運ばれているはずです」
「運河があるし、マジックバッグもあるからね」
「そうですね。フェリン王国よりは魔道具が充実しています。それでも閣下が作ったものと比べると数段落ちますが」
「そこは自信があるからね」
ジェナはフェリン王国に来る前はクルディ王国で王宮勤めをしていた。魔法や魔道具作りの指導をしていたので、そのあたりには詳しい。一〇〇年近く前のことだから多少は状況が違うかもしれないけど、町の人たちを見る限りはあまり変わっていないのかな。
早い話が、フェリン王国でもクルディ王国でもそれほど生活レベルは違っていない。服装は南国風の風通しがいいものになっているし、家の立て方もそれ相応になっているけど、車やバイクが走っているわけでもなく、産業革命前のヨーロッパに魔法と魔道具が加えられた感じ。
町を行くのは歩行者か馬か馬車。馬車も貴族や裕福な人たちが乗る箱馬車もあれば、幌をかけた荷馬車もある。この世界に味気ないものを持ち込みたくないと思うのは僕のわがままになるんだろうか。
豚はフェリン王国にはいないけど、別の大陸からクルディ王国にやってきているらしい。その大陸まで行けば購入できるかもしれないけど、そのためにわざわざ海を越えていくのもね。
この大陸だけで相当広いからね。その大陸がここからどれだけ離れているかも分からないし。だからクルドゥスで見つけられればぜひ購入したい。そういうわけでまた移動を始め、今はトゥークン市にいる。一緒にいるのはジェナとミシェルとカリンとリンセ。前のメンバーと同じ。
ここはリーグ市からクルドゥスまでの旅程の三分の一あたり。つまり残り三分の二も船に乗るかどうするか。ジェナがこの短期間で船酔いを克服できるとは思わないからね。
「閣下、私から一つお願いがあります」
「わざわざ何?」
「もう一度チャンスをお与えください」
「チャンスって、船の?」
「はい」
ジェナの顔を見ると、並々ならぬ決意が見て取れる。別にお金は問題じゃないから、やりたいようにやればいいと思う。でもあまり顔色が悪くなるとこっちが心配になるからね。
「実は一つ方法を思い付きまして、そのために血の滲むような特訓をしました」
「そこまで言うならもちろん断らないけど、一応子供ができてるんだから無理はしないようにね」
「体を酷使した訳ではありませんので大丈夫です」
◆ ◆ ◆
「わー、すごい」
「水の上を滑ってます」
「あ、魚」
子供たち三人は運河を見ながら大喜び。そして船酔いはなさそう。ジェナの顔を見ると……大丈夫そう。それはそうだろう。彼女は船の椅子に座っているわけじゃない。少し浮いているから。
「フロレスタさんが閣下の膝に座っていたという話を聞きましたが、それでもある程度の揺れはあると思います。それなら浮いてしまえば問題ないと」
「それでその[魔力手]を覚えたの?」
「はい。カローラさんとマリアンさんから手ほどきを受けました」
僕がジェナとミシェル、カリン、リーセの四人を連れて空を飛んだ時、魔力手を椅子のような形にして前と左右に置いた。ミシェルは肩車、ジェナは前の席、カリンとリーセはそれぞれ左右に座っていた。
ジェナは魔力手の形を変えるほどには上達していないけど、伸ばした魔力を渦巻き状の座布団のようにしてその上に座っている。魔力は実態がないから揺れや振動は伝わらないはず。
「どう? 大丈夫?」
「はい、問題ありません。これをもっと早く身に付けていれば閣下にご迷惑をかけることもなかったものを……」
「別に迷惑でもなかったからね」
前回はサニティに行くためにスラープ市とアバーヴ市のちょうど間にあるトゥークン市で船を降りた。
リーグ市からクルドゥスまで連日朝から夜まで船に乗れば、スラープ市、アバーヴ市、カヴァーダ市、レンダ市、クルドゥスと五日で到着する。
今日は子供たちもいるし、ジェナの様子を見る必要もあるから、トゥークン市からアバーヴ市までの半日の距離を移動し、午後からは少しゆっくりする予定。
「閣下、ゆっくりできますね」
「ジェナ、あのスカートは禁止ね」
「な、なぜですか⁉」
「赤ちゃんができたでしょ」
「……は、はい」
問題ないかもしれないけど、子供は万全の状態で産んでほしい。子は宝だよ。
体調的には何も変化はないと思うけど、ちゃんと【状態:[妊娠]】になったから、今後は無理はさせない。正直なところ、まだステータスを見ない限りは妊娠に気付かない程度なんだけど、妊娠が判明した時点で生まれるまではしないことになっている。それは家族の中での決まり。
「それにミシェルたちも一緒だから、みんなでゆっくり町を見て回るからね」
「もちろんご一緒いたします」
「楽しみです」
「パパ、スカートって何?」
「何だろうね」
「ぶー。またそうやって隠す」
ミシェルがむくれるけど、さすがに教えられないし見せられない。
「しかしまあ、船の上ばかりというのも変化がないけど、あまりショートカットするのもね」
「ケネス様、それなら水の中を進むのはどうですか?」
「水の中?」
カリンが水の中を進むという、僕も思いつかなかったことを言った。水の中ね。
まあ結界を張ればできなくはない。少し前に海に潜った時に結界を使っていたからやり方は問題ない。でもずっと水の中を行くのは酸素と二酸化炭素のことが気になるからやっていない。
地球の酸素の濃度はおよそ二一パーセント。空気を吸って吐いた時の酸素濃度はおよそ一六パーセント。つまりそれ以上は必要だということになる。周囲の酸素濃度が一六パーセント以下になると、吸っても吸ってもどんどん酸素が不足する方に向かってしまう。ちなみに息苦しいと感じるのが一八パーセントくらいらしい。
二酸化炭素の濃度が濃すぎるのも問題になる。地球なら大気のおよそ〇〇・四パーセント。でも三パーセントを超えたあたりで眩暈や頭痛などが始まり、八パーセントを超えると意識を失うと言われる。
さすがに自分で試そうとも思わないし、魔獣を捕まえて実験しようとも思わない。知識として知っていれば十分で、無理に体験することでもないはず。
そうすると水中で結界を張ったまま移動して、果たしてどれくらいで危険になるか。船を大きくすればそれだけ安全になるけど、運河の中を沈んだまま進む訳だから、あまり大きいと邪魔になる可能性がある。それなら転移ドアを使って換気するか。
どこか安全な場所と転移ドアで繋いでしまえば空気は入れ替わる。あれは転移ではなくて空間を繋いでいるから、石を投げれば向こうに行くし、海水だって通り抜ける。それなら空気も大丈夫だろう。
ただ、大きな転移ドアは起動させっぱなしにできないから小型転移ドアの方かな。二つ使って、一つを排気、一つを吸気にする。
「うーん、異空間の方なら大丈夫かなあ」
結界内から異空間の方に向かって小型転移ドア越しに空気を送れば、もう一つの小型転移ドアを通って新鮮な空気が結界内に入ってくる。窓を二か所開け、一つの窓から外に向かってサーキュレーターで空気を送ると、もう一つの窓から空気が入ってくるのと同じ。
異空間の家、そのどこかに小型転移ドアを置き、そこから空気を取り入れるなら大丈夫か。他の場所でも悪くはないけど、何かがうっかり入り込む可能性もある。サランが入り込むなら問題ないけど、いきなり蜂がいっぱい入ってきたらビックリすると思う。
「理屈の上ではできそうだから、今度やってみようか。その前にテストする必要があるから今日は無理だよ」
「はーい」
「水の中って楽しみです」
「うん」
問題はどうやってみんなを運ぶか。魔力手でもいいけど、何かしら他の作業が入ると大変だから、ボートか何かを用意しようかな。
他には……上から見られると変な顔をされそうだから、[隠密]とかを付与して見えなくした方がいいね。
◆ ◆ ◆
アバーヴ市で船を下りて町中を歩く。これまでに寄ったスラープ市やトゥークン市とあまり変わらない。食べ物は魚が多くなっている。でも豚肉もあるね。
「この豚肉ってパパが探してるお肉?」
ミシェルが豚肉の串焼きをもきゅもきゅと食べながら僕に聞いた。
「肉を探してるんじゃなくて、動物の方を探してるんだよ」
「猪のお肉に似ている気がします」
「もう少し柔らかいかも」
「猪が家畜になったのが豚だからね。猪の方が噛み応えがあって風味も強めかな」
この世界の豚はまだ見ていないから分からないけど、猪は地球のものと似ているけど違う。あれほど硬くはないし臭みもない。硬くて臭みがあるのは熊肉の方。
「農場があるのはもっと王都に近い方です。このあたりまでは加工された肉が運ばれているはずです」
「運河があるし、マジックバッグもあるからね」
「そうですね。フェリン王国よりは魔道具が充実しています。それでも閣下が作ったものと比べると数段落ちますが」
「そこは自信があるからね」
ジェナはフェリン王国に来る前はクルディ王国で王宮勤めをしていた。魔法や魔道具作りの指導をしていたので、そのあたりには詳しい。一〇〇年近く前のことだから多少は状況が違うかもしれないけど、町の人たちを見る限りはあまり変わっていないのかな。
早い話が、フェリン王国でもクルディ王国でもそれほど生活レベルは違っていない。服装は南国風の風通しがいいものになっているし、家の立て方もそれ相応になっているけど、車やバイクが走っているわけでもなく、産業革命前のヨーロッパに魔法と魔道具が加えられた感じ。
町を行くのは歩行者か馬か馬車。馬車も貴族や裕福な人たちが乗る箱馬車もあれば、幌をかけた荷馬車もある。この世界に味気ないものを持ち込みたくないと思うのは僕のわがままになるんだろうか。
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