【R18版】豪華地下室チートで異世界救済!〜僕の地下室がみんなの憩いの場になるまで〜

自来也

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第170話 ルナティア その8

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「ショウ!起きるのじゃ!今日も一日が始まるのじゃ!」

ルナとの楽しい毎日はあっという間に過ぎる。
死なないと分かってしまうと一日が過ぎるのが早く感じるのか…?それとも楽しい時間はあっという間ってやつ?

これがルナの生きている時間か、確かに人間の一生なんてあっという間かも知れない。

僕がほぼ不死身だと分かってから五年が経った。
今でも僕達の愛は変わっていないし、なんなら昔以上かも知れない。

変わった事といえば…。

「ママ!パパ!今日はみんな集まるんだよね?!」

そう!子供が出来た事だ。
丁度三歳になる僕達の子供の名前はアイ。
まさに愛、これに尽きる。

もちろん竜と人間のハーフなのだがどちらかと言えば竜が強め、人型と竜どちらにでもなれる。
忘れ去られた僕のイケメン設定もあり美形の女の子だ。

どこに行っても可愛いと評判で、みんな可愛がってくれるのだ。中でもリディの溺愛っぷりは半端ない。

子供好きだったからあんなに子作り子作り言ってたの?

ちなみに下というのは当たり前だが地上の事だ。浮島での子育ては色々大変だった…。今では全体を強固な柵で囲って万が一にでもアイが落下しないようになっている。
最近飛べるようになったから柵外しても良いかもなぁ。

「ギルドで待ち合わせじゃったか?」

「早く行こうよ!みんな待ってるよ!」

「よし、行くのじゃ!」
こうして地上に降りていく、飛べないのは僕だけなんだよね。

地上に着いてギルドに入ると走ってくる一人の受付嬢。

「アイちゃん!良く来ましたね!クッキー食べますか?それともお人形で遊びましょうか!?」
デレデレのユキさんである。

子供が産まれたと連れて来た時からこの調子で毎度お菓子やオモチャを用意して待ってくれているんだよね。

「ユキちゃん!お人形さんで遊びたいな!でもクッキーも食べたい!」

「うんうん!じゃあお人形さんとクッキー食べましょうか!ノアさん!しばらく受付お願いしますね!!」

「ちょ、なんすかそれ!!私だってアイちゃんと遊びたいっすよ、マロンさん!受付お願いするっす!!!」

「だめよ、この前貴方達は散々遊んだじゃないですか…今回は私の番です」

ねぇ僕達もいるよ?まあアイは確かに世界一可愛いけど。

しばらくアイをユキさんとノアちゃんとマロンさんに預けていると、ギルドの扉が開き、見知った顔が現れる。
シロとレイさんにエムエム、リディ、最近はたまに三人と一匹で依頼を受ける事もあるくらい仲良しらしい。

明らかに火力過多だと思う。

「アイちゃん!お土産持ってきたよ!」
「シロちゃん!あ!お菓子!今日はお菓子いっぱいだ!」

「アイさん、久しぶりですね。またバイクでドライブしますか?」
「レイちゃん!!うん!またお山に登って飛び降りるのやって!!」

「元気かも!?今日も拙狐と遊ぶかも!!」
「エムちゃん!またモフモフしていい!?」

「アイちゃん!!アイちゃん!!アイちゃああん!!!」
「リディちゃん!リディちゃん!リディちゃあん!!」

あのね、僕とルナもいるんだけど…。最近みんなアイにばっかり…。まあ良いけど…。

「なんじゃ?まさかアイに嫉妬でもしてるんじゃあるまいな?」

「流石にそれはないよ。みんな可愛がってくれてありがたいよね、ただ僕達もいるよって話」

そしてまた扉が開き…
「ショウ!今日も騒がしいね!」
「ショウ達が来るといつもこうよね」

ゼルとホノカ、そして…

「ごきげんよう!!おかわりないようでなによりです!」

礼儀正しいゼルとホノカの子供のリアちゃん。きっとシルヴィアさんの影響だろうなぁ。
丁度同じ年に産まれたのでアイとは同い年だ。

「お母様!私アイちゃんと遊んできてもよろしいですか!?」

「当たり前じゃない!いっぱい遊んできなさい!子供は元気が一番なんだから!」

平和すぎる…。ホノカも少しは大人になったな。

「それでショウよ、今日は何か発表があるとか言っておったのう」
そうなんすよ、地下室のポイントすげぇ貯まったんでアレ作ったんすよ。

たまに地下室で大宴会をしたり僕とルナがイチャイチャしたりしてたら驚くほどポイントが貯まったんだよね。

というかイチャイチャしてた時のポイントの貯まり方が異常でついこの間100万ポイントに達したのだ。
アイがリディの村に泊まりに行くと言った日に貯まった。

まさにラストスパートって感じだったね。

そう、遊園地が出来たんだ!結構前に目標にしてたヤツだね。
ぶっちゃけ忘れてた感はあるけど!

「うぃーっす!エルナちゃん参上!」
「ショウ!久しぶりやな!」
「お久しぶりで御座います」
「久しぶりでありんす!!」

他の七聖竜も来たか。ガルドーンは執筆が忙しくて今日は来られないって言ってたなぁ。
あの人今じゃ超有名作家だし…。

トコヨと一緒に旅をしていたアリアちゃんは偶然通りかかった町で一目惚れされて恋人が出来てそのまま結婚。
結婚式は地下室でやったけどあの時のポイント上昇もすごかったなぁ…。

ブレイズのみんなは依頼中、まあどこかのAランクが子育てに夢中だし勇者はいないしな…。でも最近ヴォルフさんがパーティーに入る事もあるらしくガンガン依頼を達成しているみたい。

「あの、今日は久しぶりに地下室で遊ぼうと思うんだよね!!」
アイとリアに夢中な大人達に聞こえるように僕は声をかけた。

「ちょっと着いてきてよ。きっとすごいんだから!」

「妾にも内緒とは…なんじゃろうな。子供に見せられる物じゃろうな?」
むしろ子供に見せたい物だよ。なんだと思ってるの?

そして遊園地への扉を開く…。

「そうそうこれこれ!この感じ!地下室に遊園地なんてこんなの夢じゃん!!」

「おお…なんじゃ?玩具の世界か?なにやらワクワクするのう!」

「パパ!!なにここ!!すごいね!!遊んできていい!?」
「ショウ様!!すごいです!!さすがです!!」

子供二人は案の定テンションが上がってるな。
今日は一日中遊んで良いんだぜ。

「ここは怪我したくても出来ないから好きに遊ぶと良いよ」

「ほんと!?行こう!リアちゃん!」
「はい!行きましょう!アイちゃん!」

そしてゾロゾロと子供の後ろを付いていく大人達…。
僕達の子供をめぐって喧嘩だけはしちゃダメだよ。

「アイとリアはすごい人気やなぁ。ショウ、ワイの村の子供も連れてきてええか?」

「もちろんだよ、きっと楽しめると思うよ!」

「ウチもミズチ連れてこよっかな、絶対面白いっしょここ」

「そうだね!ククリちゃんとかも連れてくるといいよ!」

「私がお連れ致します。任せて欲しいで御座います」
おお、エルえもん一緒に行ったんじゃ無かったんだ。
実はちょくちょくアイに絵本読みに来てるの知ってるよ。

エルは転移を繰り返しゼフの村の人とミズチやククリちゃんを召喚。いきなり呼ぶと驚くからしっかり迎えに行くあたり成長したなぁ。

それぞれ好きな乗り物で遊んだりご飯を食べたりと楽しんでいるようだ。
どれ、僕達も行こうか。

「ショウよ、妾はあれに行きたいのじゃ!!絶対じゃ!!」

ルナが指差したのは…お化け屋敷?あっちの鏡の迷宮にしない?ほら、ルナ丁度スカート履いてるし。

「ちょっと怖いのはダメだよ。あんなの入る人なんて気が触れてるとしか思えないよ」

すると出口から僕の愛する子供と大人たちがゾロゾロと…。
「怖かったけど面白いね!もう一回いく!?」
「また後でに致しましょう!!今度はあのお馬さんに乗りたいです!」

大人達もワイワイやってるな…。

「アイ達が出てきたが?まさか自分の子供が行けるのにパパが行けないなんて話はないじゃろうな?」

実は子供騙しとか?じゃあ僕にも余裕かな?

「いや、行けるっしょ!付いてきな!」

「おお!久しぶりじゃのう!それでは手を繋いで出発じゃ!久しぶりの二人きりのデートじゃな!」

たまにアイがお泊まりとか行く時はあるけどね。こうやってのんびりするのは本当に久しぶりかも。

時間ならいっぱいあるけど、毎日が僕にとってかけがえのない一日だよ。うん。
しかし子供騙しかと思ったら雰囲気あるね、うん。

「ぎゃーす!!!」
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