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夢の国の奇妙な冒険
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「残り時間は?」
「二十時間! すごいよハル! こんなに早くお城まで来て、わからず屋の女王まで倒しちゃうなんて!」
「本職の冒険者だからね。冒険をするのはお手の物さ」
一応言っておくと、ここに来るまでの道のりは決して楽じゃなかった――五つの鍵の扉の先が三分の二の街だった事を考慮しても。
夢の国の奇妙な冒険は不思議の国のアリスの他にも色々な童話が混ざっていて、ある時は女王の放った刺客――女王は預言を信じておらず、僕の事を世界を終わらせる破壊者だと思っている――として、またある時は心強い味方として、またある時はそれぞれの事情から僕の足止めを行う障害として僕の前に現れた。
赤ずきんや三匹の子豚から着想を得たのだろう、狼と呼ばれ殺し屋が僕の事をつけ狙い、事あるごとに襲ってきた――本当は狩人と協力して倒す予定だったんだろうけど、普通に一人で倒した。
迷いの森にはお菓子の家があって、人の好さそうなお婆さんに扮した魔女が僕を食べようとした――普通に倒した。
お城は大きな湖の中にあって、長い跳ね橋は上げられていた。湖には真っ白いオバケ鯨が棲んでいて、お城まで行くにはイジメられていた亀を助けて竜宮城的な所に行くか、湖畔の町の酒場で飲んだくれていた船長にどうにかやる気を出して貰う必要があった――僕は魔術で水面を凍らせて進み、白鯨は頑張って倒した。
他にも物語を有利に進める為のアイテムが手に入りそうなサブイベントが色々あったけど――誰にも抜けない聖剣や、盗賊に盗まれた魔法のランプ、巨人の国へと続いているという巨大な豆の木とか――全部無視してここまで来た。遊びに来たわけじゃないからね。
ここまで来るのにピーターは何の役にも立たなかったけど――詰まったらヒントをくれたのかもしれない。彼には悪いけど、そんな瞬間は一度もなかった――プレイヤーを煽てる事に関してだけは一流の相棒だった。
流石救世主! 天才だね! すごいよ! 君ならきっとこの世界を救ってくれる! そんな言葉を雨あられと浴びせられたら、誰だって悪い気はしない。ヒーローごっこという意味ではよく出来たゲームだ。もし僕が特別な力を持たない普通の子供だったら、すっかりその気になってこの世界にのめり込んでいたと思う。
ともあれ、僕は怒りっぽい女王とのチェス勝負――巨大なチェス盤の上で十六対一で殺し合うのをチェスと呼べればだけど。多分、僕が普通にこのゲームに取り組んでいれば、こちらにももう少し仲間がいたんだと思う――に勝利し、黒幕の登場を待っている所だ。
「女王様! これで信じてくれた? ハルは本当に世界を終りから救ってくれる救世主なんだよ!」
目の前に倒れた女王――三メートルはあるカエルみたいな体形で化粧が濃い――に向かってピーターが言う。
「馬鹿な子だよ……王子……救世主だなんてとんでもナイ……ソイツコソガ……コノモノガタリニENDヲモタラスオワリノアクマダトイウノニ」
女王のダミ声がいかにも黒幕っぽい合成音声に変化する。彼女の背中から黒いオーラが滲みだし、巨大な竜の影となって天井に広がった。
「オワラセナイ……オワラセテタマルモノカ……コノセカイヲ……ワタシタチノモノガタリヲ……」
「そうはいかない。もうすぐ夕飯の時間だからね。子供達は家に帰らないと」
「ヤッテミロ……デキルモノナラナ……」
「あああああああああああ!」
悲鳴に振り返る。ピーターの小さな体に黒い霧が吸い込まれ、白い毛皮を黒く塗り替える。
ピーター! と、僕が普通のプレイヤーなら叫んでいる場面だ。普通でないプレイヤーである僕だけど、危うく叫びそうになる。その程度には、愛嬌のあるガイド役だ。
「……ソウカ……ボクガマチガッテイタンダネ……」
黒兎の身体が糸で吊られたみたいに宙を浮く。背後には黒い邪竜の影を背負って。
「……ハル……ドウシテオシエテクレナカッタノ? キミハ、コノセカイヲオワラセルタメニキタンダッテ……」
哀しそうなピーターの言葉が罪悪感を掻き立てる。
「僕はなにも言ってない。君が勝手に勘違いしたんだ」
「……ネェ、ハル……カンガエナオシテ……ボクハキミトタタカイタクナイ……ダッテボクタチ、トモダチジャナイカ!」
僕は黙って無形剣を構える。
「……ソレガコタエ? ……ヒドイヨ……ボクタチダッテイキテイルノニ……ボクタチガキミニイッタイナニヲシタッテイウンダヨ!」
ピーターの身体が黒い体液を撒き散らしながら膨れ上がる。ぎちぎち、みちみち、めきめきと、耳障りな音を発しながら、頼りない僕の相棒は見上げる程の黒い竜へと変化する。
「サセナイ……ソンナコトハ……マモルンダ……ボクガ……コノセカイヲ……ハル! キミヲタオシテ、ボクガホンモノノキュウセイシュニナッテミセル!」
僕はなにも言いたくなくて黙って無形剣の刃を伸ばす。
少しだけ長い闘い。
少しだけ手ごわい敵。
少しだけ躊躇して、僕は彼の首を跳ね飛ばした。
「イヤダ……イヤダヨハル……シニタクナイ……キエタクナイ……ボクタチハタダ……モットキミトアソビタカッタダケナノニ……」
涙を流す白うさぎの頭を僕は茫然と見つめる。
これはゲームだ。
ただのゲーム。
そう唱えなければやりきれない。
ピーターの瞳から光が消える。
それがこの世界を照らす太陽だったとでも言うように、世界から光が消える。
暗闇の中に取り残されて、僕は空虚なスタッフロールを目にする。
これがこのゲームがエンディングなのだろうか。
これがこの世界の結末なのだろうか。
僕は四時間ちょっとの冒険を思い出し、ピーターにまた会いたいなと思った。
チクタクと、時計の針の回りだす音がどこかから聞こえた。
「二十時間! すごいよハル! こんなに早くお城まで来て、わからず屋の女王まで倒しちゃうなんて!」
「本職の冒険者だからね。冒険をするのはお手の物さ」
一応言っておくと、ここに来るまでの道のりは決して楽じゃなかった――五つの鍵の扉の先が三分の二の街だった事を考慮しても。
夢の国の奇妙な冒険は不思議の国のアリスの他にも色々な童話が混ざっていて、ある時は女王の放った刺客――女王は預言を信じておらず、僕の事を世界を終わらせる破壊者だと思っている――として、またある時は心強い味方として、またある時はそれぞれの事情から僕の足止めを行う障害として僕の前に現れた。
赤ずきんや三匹の子豚から着想を得たのだろう、狼と呼ばれ殺し屋が僕の事をつけ狙い、事あるごとに襲ってきた――本当は狩人と協力して倒す予定だったんだろうけど、普通に一人で倒した。
迷いの森にはお菓子の家があって、人の好さそうなお婆さんに扮した魔女が僕を食べようとした――普通に倒した。
お城は大きな湖の中にあって、長い跳ね橋は上げられていた。湖には真っ白いオバケ鯨が棲んでいて、お城まで行くにはイジメられていた亀を助けて竜宮城的な所に行くか、湖畔の町の酒場で飲んだくれていた船長にどうにかやる気を出して貰う必要があった――僕は魔術で水面を凍らせて進み、白鯨は頑張って倒した。
他にも物語を有利に進める為のアイテムが手に入りそうなサブイベントが色々あったけど――誰にも抜けない聖剣や、盗賊に盗まれた魔法のランプ、巨人の国へと続いているという巨大な豆の木とか――全部無視してここまで来た。遊びに来たわけじゃないからね。
ここまで来るのにピーターは何の役にも立たなかったけど――詰まったらヒントをくれたのかもしれない。彼には悪いけど、そんな瞬間は一度もなかった――プレイヤーを煽てる事に関してだけは一流の相棒だった。
流石救世主! 天才だね! すごいよ! 君ならきっとこの世界を救ってくれる! そんな言葉を雨あられと浴びせられたら、誰だって悪い気はしない。ヒーローごっこという意味ではよく出来たゲームだ。もし僕が特別な力を持たない普通の子供だったら、すっかりその気になってこの世界にのめり込んでいたと思う。
ともあれ、僕は怒りっぽい女王とのチェス勝負――巨大なチェス盤の上で十六対一で殺し合うのをチェスと呼べればだけど。多分、僕が普通にこのゲームに取り組んでいれば、こちらにももう少し仲間がいたんだと思う――に勝利し、黒幕の登場を待っている所だ。
「女王様! これで信じてくれた? ハルは本当に世界を終りから救ってくれる救世主なんだよ!」
目の前に倒れた女王――三メートルはあるカエルみたいな体形で化粧が濃い――に向かってピーターが言う。
「馬鹿な子だよ……王子……救世主だなんてとんでもナイ……ソイツコソガ……コノモノガタリニENDヲモタラスオワリノアクマダトイウノニ」
女王のダミ声がいかにも黒幕っぽい合成音声に変化する。彼女の背中から黒いオーラが滲みだし、巨大な竜の影となって天井に広がった。
「オワラセナイ……オワラセテタマルモノカ……コノセカイヲ……ワタシタチノモノガタリヲ……」
「そうはいかない。もうすぐ夕飯の時間だからね。子供達は家に帰らないと」
「ヤッテミロ……デキルモノナラナ……」
「あああああああああああ!」
悲鳴に振り返る。ピーターの小さな体に黒い霧が吸い込まれ、白い毛皮を黒く塗り替える。
ピーター! と、僕が普通のプレイヤーなら叫んでいる場面だ。普通でないプレイヤーである僕だけど、危うく叫びそうになる。その程度には、愛嬌のあるガイド役だ。
「……ソウカ……ボクガマチガッテイタンダネ……」
黒兎の身体が糸で吊られたみたいに宙を浮く。背後には黒い邪竜の影を背負って。
「……ハル……ドウシテオシエテクレナカッタノ? キミハ、コノセカイヲオワラセルタメニキタンダッテ……」
哀しそうなピーターの言葉が罪悪感を掻き立てる。
「僕はなにも言ってない。君が勝手に勘違いしたんだ」
「……ネェ、ハル……カンガエナオシテ……ボクハキミトタタカイタクナイ……ダッテボクタチ、トモダチジャナイカ!」
僕は黙って無形剣を構える。
「……ソレガコタエ? ……ヒドイヨ……ボクタチダッテイキテイルノニ……ボクタチガキミニイッタイナニヲシタッテイウンダヨ!」
ピーターの身体が黒い体液を撒き散らしながら膨れ上がる。ぎちぎち、みちみち、めきめきと、耳障りな音を発しながら、頼りない僕の相棒は見上げる程の黒い竜へと変化する。
「サセナイ……ソンナコトハ……マモルンダ……ボクガ……コノセカイヲ……ハル! キミヲタオシテ、ボクガホンモノノキュウセイシュニナッテミセル!」
僕はなにも言いたくなくて黙って無形剣の刃を伸ばす。
少しだけ長い闘い。
少しだけ手ごわい敵。
少しだけ躊躇して、僕は彼の首を跳ね飛ばした。
「イヤダ……イヤダヨハル……シニタクナイ……キエタクナイ……ボクタチハタダ……モットキミトアソビタカッタダケナノニ……」
涙を流す白うさぎの頭を僕は茫然と見つめる。
これはゲームだ。
ただのゲーム。
そう唱えなければやりきれない。
ピーターの瞳から光が消える。
それがこの世界を照らす太陽だったとでも言うように、世界から光が消える。
暗闇の中に取り残されて、僕は空虚なスタッフロールを目にする。
これがこのゲームがエンディングなのだろうか。
これがこの世界の結末なのだろうか。
僕は四時間ちょっとの冒険を思い出し、ピーターにまた会いたいなと思った。
チクタクと、時計の針の回りだす音がどこかから聞こえた。
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