僕の白い蝶【完結】

ちゃむにい

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本性

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(ここも、誰かに触れられたのかな……)

流石に男は初めてだと思いたいけど、そう思ってしまうほど、セリーヌの穴は柔らかく解されていた。

けれども、半ば諦めていた想い人と一体になれて、マリオンは感激の余り、満足するまで何度も何度もセリーヌの後穴の奥を突いて中出しをした。セリーヌの瞳からは悲しみからなのか、快楽からなのか分からないが、涙が零れ落ちた。

(僕って最低だなぁ……)

自分の中に、こんな加虐心があるなんて知らなかった。泣かせたくないはずなのに、セリーヌの泣き顔に欲情してしまってゾクゾクが止まらなかった。
それどころか、もっとひどく傷つかせて泣かせてたくてたまらなかった。そんなことをしても後で後悔するだけだと分かっているのに、跪かせて、心を折って、その全てを手に入れたかった。

そんな醜い本性をセリーヌに初めて曝け出したのに、セリーヌは未だに「マリオン、好きよ」と言って、受け止めてくれた。

心地よい気怠さと共に、マリオンはセリーヌを優しく抱きしめた。

「信じられない……。セリーヌと、こんなことが出来るだなんて。早く結婚して、貴方の全てを手に入れたいよ」

マリオンの表情は甘えたような、穏やかなものとなり、嵐が過ぎ去ったことを知って、セリーヌは安堵した。

「私は、貴方を失いたくないの。我慢させ過ぎた私も悪かったわ。……貴方だって男の子だものね」

セリーヌは乱れた髪を直しながら、笑顔を浮かべて、マリオンの手を握った。

「……ところで、ニーナという名前の女の子に、本気なのね。貴方を垂らし込むだなんて、どんな子なのか知りたいわ。学生じゃないわよね? そんな名前の子、居ないもの。私にも、見せてもらえるかしら?」

マリオンはギクリとした。マリオンは依然としてニーナを愛していたし、ニーナは、何よりも代えがたい宝石のような、守りたい存在だった。
正直なところ、セリーヌにはニーナを見せたくなかったし、躊躇いがあった。

「それは……」

口籠るマリオンに、セリーヌの握る手が、ほんの僅か強くなる。緊張からか、じっとりと手汗が出てきたような気がした。

(……僕はセリーヌとニーナの、どちらに嫉妬しているんだろう?)

セリーヌがニーナを愛するようになって、それが体の関係にまで発展したらと思うと、マリオンはそわそわとして落ち着かなくなった。

「……ニーナに手を出さないなら、いいよ」
「まぁ、失礼ね! 私がそんなことをするように思える?」
「だって、セリーヌは可愛い女の子が好きだろう?」

マリオンの言葉に、あぁ、やっぱり私って信用がなくなってしまっているのね、と胸を痛めながら「分かったわ。確かに可愛い女の子は好きよ。でも、貴方のニーナに手は出さないと誓うわ」とため息交じりに、セリーヌは頷いた。

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