8 / 9
8
しおりを挟む
「がばがばまんこなのに、気持ち良すぎ……!」
「おっぁ、あっ、あん……!」
治療期間を引き延ばし、ヤーコブは来る日も来る日も眠るリーシュを抱いた。
「俺に抱かれていることも知らずに、幸せそうな顔をしやがって……!」
触手を全て取り払っても、触手が出す分泌液を飲ませれば、幻覚や幻聴は続く。ヤーコブは罪悪感を感じながらも、自らの欲望のために、分泌液をリーシュに飲ませていた。
「あ~……、くそっ、手放すのが惜しいなあ……。イった時の声とか、喘ぎ声も、めちゃくちゃ可愛い……」
流石に「何時まで時間がかかるんだ」とリーシュの師匠と名乗る男から催促が来るようになった。とっくに治療は済んでいたが、ヤーコブはリーシュに魅了されてしまい、手放せなくなってしまった。
「この女を、魔物が執拗に孕ませようとするのも分かるわ。触手を切っても、すぐに生えてきたもんなあ。そりゃ男なら放っておかないよな……」
今まで積み上げたもの全てを捨ててでも、ヤーコブはリーシュが欲しくなってしまった。
「……このまま逃げるか? でも逃げきれる自信はないし、いきなり俺が居なくなってしまうと、困る人が多いよなあ。……そうだ!」
リーシュは師匠ってやつに片思いをしているようだった。
何度抱いても、ずっと「師匠好きです」だの「師匠愛しています」と耳障りだった。どうにも身勝手なことではあるが、抱いているうちに独占欲みたいなのが芽生えてしまったのだろう。
スキルでその男の記憶を丸ごと消してやろうかと思ったが、思っていた以上にリーシュの想いは深く、消すことは出来なかった。
そのためリーシュの恋心を聞く度に、嫉妬みたいな感情が心に渦巻いたが、ヤーコブはリーシュが抱く、その男への恋心を利用しようと考えた。
「……。う……。ぼ、僕は……! ……んう? ……だ、誰……!? ……な、なにを……!?」
リーシュが目覚めた時、リーシュはヤーコブに強く抱き締められ、唇を奪われた。見知らぬ男に舌を絡め取られ、リーシュは体を硬直させた。
「おっはよ。俺、ヤーコブって言うんだ。何回か、君、ここに来たことあるんだけど、覚えてる?」
「ヤ、ヤーコブ……!?」
「覚えてないんだ。結婚の約束もしたのに」
「え……!? 結婚……!?」
驚くリーシュに、ヤーコブは悲しげな表情をした。
「リーシュ。君はね、もしかしたら記憶喪失なのかもしれない。俺と君は付き合っていてね、愛し合ってたんだ……」
「そ、そうなの……!?」
もちろん嘘だった。
以前リーシュが運ばれて来た時は、妊娠していなかったため、治療後すぐに引き渡した。そのため、ろくに会話もせず、どんな患者だったのかということさえ、あまり記憶になかった。
だが、素直なリーシュは頬を赤らめ、ヤーコブの言葉を信じ、疑わなかった。
(思ってた通りだ。真面目で純情そうな子だな。あの男が心配するだけある。……だけど、これなら丸め込むのも難しくない)
ヤーコブは、リーシュに話しかけながら、ぬちゃぬちゃと音をたてて腰を打ち付けた。
「はぁん!? あ、ぁ……!?」
リーシュは逃げ惑いながらも快楽を貪り、無意識に腰を擦り付けてきた。
ヤーコブはリーシュが目覚める前からリーシュの中に何度も射精をしていたが、リーシュを目覚めさせると決めた、この日のために精力剤を飲んでいたため、射精しても、すぐに勃起した。
ヤーコブはリーシュを満足するまで抱いた後、リーシュの耳元で囁いた。
「……俺、リーシュを愛しているんだ。結婚してくれないなら、これから君の師匠が来るんだけど、このまま抱くからね」
「え……!? や、やめて……! 師匠には見せないで……!」
「結婚してくれる?」
「……っ、そんなこと出来な……」
「いいのかな? 俺に中出しされた、ありのままの君の姿を、君の師匠に見せることになるけど」
「や……! わ、わかったよ! するから、もうやめてっ……!」
「じゃぁ、俺の上に跨って、ちんぽ挿れてくれる?」
リーシュはヤーコブの言葉に、よろよろと男の腹の上に跨り、自ら挿入した。
「ひっ、んぅっ……!」
「そうそう、前後に腰を振って。……上手だね」
リーシュはヤーコブに脅されて、その言いなりとなってしまった。
「おっぁ、あっ、あん……!」
治療期間を引き延ばし、ヤーコブは来る日も来る日も眠るリーシュを抱いた。
「俺に抱かれていることも知らずに、幸せそうな顔をしやがって……!」
触手を全て取り払っても、触手が出す分泌液を飲ませれば、幻覚や幻聴は続く。ヤーコブは罪悪感を感じながらも、自らの欲望のために、分泌液をリーシュに飲ませていた。
「あ~……、くそっ、手放すのが惜しいなあ……。イった時の声とか、喘ぎ声も、めちゃくちゃ可愛い……」
流石に「何時まで時間がかかるんだ」とリーシュの師匠と名乗る男から催促が来るようになった。とっくに治療は済んでいたが、ヤーコブはリーシュに魅了されてしまい、手放せなくなってしまった。
「この女を、魔物が執拗に孕ませようとするのも分かるわ。触手を切っても、すぐに生えてきたもんなあ。そりゃ男なら放っておかないよな……」
今まで積み上げたもの全てを捨ててでも、ヤーコブはリーシュが欲しくなってしまった。
「……このまま逃げるか? でも逃げきれる自信はないし、いきなり俺が居なくなってしまうと、困る人が多いよなあ。……そうだ!」
リーシュは師匠ってやつに片思いをしているようだった。
何度抱いても、ずっと「師匠好きです」だの「師匠愛しています」と耳障りだった。どうにも身勝手なことではあるが、抱いているうちに独占欲みたいなのが芽生えてしまったのだろう。
スキルでその男の記憶を丸ごと消してやろうかと思ったが、思っていた以上にリーシュの想いは深く、消すことは出来なかった。
そのためリーシュの恋心を聞く度に、嫉妬みたいな感情が心に渦巻いたが、ヤーコブはリーシュが抱く、その男への恋心を利用しようと考えた。
「……。う……。ぼ、僕は……! ……んう? ……だ、誰……!? ……な、なにを……!?」
リーシュが目覚めた時、リーシュはヤーコブに強く抱き締められ、唇を奪われた。見知らぬ男に舌を絡め取られ、リーシュは体を硬直させた。
「おっはよ。俺、ヤーコブって言うんだ。何回か、君、ここに来たことあるんだけど、覚えてる?」
「ヤ、ヤーコブ……!?」
「覚えてないんだ。結婚の約束もしたのに」
「え……!? 結婚……!?」
驚くリーシュに、ヤーコブは悲しげな表情をした。
「リーシュ。君はね、もしかしたら記憶喪失なのかもしれない。俺と君は付き合っていてね、愛し合ってたんだ……」
「そ、そうなの……!?」
もちろん嘘だった。
以前リーシュが運ばれて来た時は、妊娠していなかったため、治療後すぐに引き渡した。そのため、ろくに会話もせず、どんな患者だったのかということさえ、あまり記憶になかった。
だが、素直なリーシュは頬を赤らめ、ヤーコブの言葉を信じ、疑わなかった。
(思ってた通りだ。真面目で純情そうな子だな。あの男が心配するだけある。……だけど、これなら丸め込むのも難しくない)
ヤーコブは、リーシュに話しかけながら、ぬちゃぬちゃと音をたてて腰を打ち付けた。
「はぁん!? あ、ぁ……!?」
リーシュは逃げ惑いながらも快楽を貪り、無意識に腰を擦り付けてきた。
ヤーコブはリーシュが目覚める前からリーシュの中に何度も射精をしていたが、リーシュを目覚めさせると決めた、この日のために精力剤を飲んでいたため、射精しても、すぐに勃起した。
ヤーコブはリーシュを満足するまで抱いた後、リーシュの耳元で囁いた。
「……俺、リーシュを愛しているんだ。結婚してくれないなら、これから君の師匠が来るんだけど、このまま抱くからね」
「え……!? や、やめて……! 師匠には見せないで……!」
「結婚してくれる?」
「……っ、そんなこと出来な……」
「いいのかな? 俺に中出しされた、ありのままの君の姿を、君の師匠に見せることになるけど」
「や……! わ、わかったよ! するから、もうやめてっ……!」
「じゃぁ、俺の上に跨って、ちんぽ挿れてくれる?」
リーシュはヤーコブの言葉に、よろよろと男の腹の上に跨り、自ら挿入した。
「ひっ、んぅっ……!」
「そうそう、前後に腰を振って。……上手だね」
リーシュはヤーコブに脅されて、その言いなりとなってしまった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
17
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる