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17 彼女との対面
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その日、潤は緊張していた。
梨香子がこの家に引っ越してくることになった。残りの日を大切な人と過ごしたいと言う健介の願いのために……。
土曜の昼間、健介が梨香子を連れて帰ってきた。リビングに四人が揃う。潤が梨香子と会ったのは、一度きりだった。これまでの健介は、正式に付き合っている女性がいるというのに、梨香子と会う時はこの家ではなく彼女の家や外で逢瀬を繰り返していた。
この間の健介の会話から、潤は父の独占欲がそうさせていることを知った。今思えば彼女がいない結婚適齢期の男二人の前に、大切な女性を見せることができないことは納得がいく。しかし、息子同士が付き合っているとなると、彼女をこの家に招き入れることに不安はないだろう。
梨香子には何と言っているか知らない潤だが、きっと彼女には自分たちがゲイだと思われているだろうと考えた。父がそこまでは説明せずとも、長男は女性が好きだったということをわざわざ言っているとは思えない。
それでいいと思った。
これから、この男二人の中に女性が一人加わった生活が始まるのだ。健介の死後はそういう世界が彼女の子育ての場所となる。だったら、不安に思わせる要素は伝えないほうがいい。
お茶を飲み落ち着いたところで、梨香子が口を開いた。
「やっと、この家に入れてもらえて嬉しいです。健介さん、私があなた達に惹かれちゃうんじゃないかって不安だったって言うの。失礼ですよね」
梨香子が美しい顔で健吾と潤に言うと、父は照れたように梨香子を見て微笑む、その姿を潤は尊いと思いながら見ていた。
彼女はすらっとした美人で、清潔感があり好感が持てる。父に言い寄る女性は、なんとなく女の魅力を振りまく妖艶なタイプが多かったのだが、梨香子はさっぱりとしていて、竹を割ったような性格だった。
「はは、父さんも可愛いところあるな。それで俺たちが付き合ってるって知って、梨香子さんをこの家に安心して迎え入れられたんだ?」
健吾が梨香子の言葉を、楽しそうに受けていた。
「そうなの! 酷いと思わない? 私の愛情を疑うなんて!」
「男なんてそんなものだよ。俺だって、潤が梨香子さんを女性として見ないか不安だったから」
「まぁ! 健吾さんは、健介さんの遺伝子を相当濃く受け継いでいるのね。嫉妬ってやんなっちゃうわよね? 潤君」
前に会った時に、梨香子から潤君と言われていた。彼女は潤より二つ年上なので、それがしっくりくる。潤は彼女のことを梨香子さんと言っていた。
「はは、二人ともよく似てるみたいだね。お父さんがそんな情熱的な人だって知らなかった」
「こら、潤。父親をからかうな」
健介はばつが悪そうに潤に言うと、梨香子が微笑む。
「でも。そんな健介さんが私は大好きです。愛情を感じられて、嬉しくて仕方ないの」
「君は……そんな可愛いことを」
突然梨香子が照れたように、健介に向き合っていた。ダイニングテーブルでは、潤と健吾の前に二人が座っている。彼らのテーブルの下の動きまでは見えないが、きっと手を繋いでいると潤は思った。
「もう私、彼への愛情を出し惜しみするのはやめたんです。だって、あなたと最後まで信頼し合っていたいんだもの」
「梨香子……」
二人の空気感に、潤は泣きそうになってしまった。そこで隣に座る健吾が、テーブルの下で潤の手をぎゅっと握る。
梨香子は健介に微笑むと、二人に向き合った。
「健吾さん、潤君。私は、彼の想いに応えて健吾さんと入籍するけど、心はずっと健介さんにあるから、安心してください」
梨香子は大きくなっているお腹に手を当てて言う。
「この子が小学生になったら離婚します。離婚は、私の中で譲れない願いなの。それまでは健介さんの、最後の願いを聞き入れてこの結婚を受け入れています」
「梨香子さん……」
健吾の言った通りだった。彼女は父を愛している。そして健吾には全くと言っていいほど想いがないのだろう。譲れない願いと言い切った彼女は美しかった。最愛の人の最後の願いだから聞き受けるが、ずっとは続かない――そう宣言した。
隣に座る健介もそれは了承しているようで、息子たちを真剣な顔で見てきた。梨香子は話を続ける。
「健吾さんが会社で妻同伴が必要な時には必ず付き添って、入籍している期間はあなたたちの役に立てるお手伝いをすることを誓います。そこに恋愛感情が決してないことをお約束します。だから、どうか、このお腹の子を、あなた達の兄弟として受け入れてください」
向かいの席で、梨香子は頭を下げた。
「ちょ、梨香子さん。頭上げてください!」
潤は慌てて口を開く。隣に座る健吾が、しっかりとした声で梨香子に言う。
「梨香子さん。こちらこそ、父の願いを叶えてくださりありがとうございます。俺は、ちゃんとあなたを家族だと思ってる。お義母さんとは思えないけどね」
少しふざけた健吾の言葉に、梨香子は微笑む。そして健吾は真面目な顔をした。
「形だけの妻になるけど、五井園の籍にいる間は精一杯サポートするし、離婚しても子どもの面倒は俺たち兄弟がずっとサポートするから安心して、そんなに気負わないでください」
「健吾さん、ありがとう。ちなみにね、私もあなたみたいなそんな大きな息子は要らないわよ。ふふ」
健介は隣に座る梨香子をあたたかい瞳で見つめていた。二人の愛情を、潤は感じていた。
「健吾、潤。この結婚を、彼女を――お腹の子を受け入れてくれてありがとう」
「お父さん、もう何も心配いらないから。梨香子さんのことは僕が一生守る。もう僕たち家族だから!」
そこで健吾が口を挟む。
「潤、それプロポーズみたいだからやめて。そういう台詞は俺にだけにして」
「ちょっと健吾何恥ずかしいこと言ってるの。二人でそう決めたじゃん! 梨香子さんを二人で一生守ろうって」
「言ったけど、そういうことを本人の前で言うなよ、恥ずかしいだろ」
梨香子が驚いた顔をした。すると静かに涙を流し始める。ずっと気丈に見えていた女性の涙を潤は見てしまった。
「え、え、え、梨香子さん、嫌だった? ごめん。キモいよね」
「う、ぐすっ、違うの。違うの、私……っ」
梨香子が思わず健介の胸に顔を埋める。健介は彼女を支えた。潤はオロオロする。
「梨香子……本当に、すまない。君にこんな」
健介の辛そうな声に、潤は泣きしそうになった。父はやっとできた最愛の人を残していく。笑いながら話していたが、彼女だって限界だったのだろう。まだ三十代で、愛する人をこれから失っていくのだから。
「違うの、健介さん。あなたの息子さんたちに受け入れてもらえて、嬉しくて。一人でこの子を育てるってずっとそう決めていたから、この子には誰も親族がいないってそう思ってたから、だから」
彼女はそんな決断をしていたのかと知って、潤は辛くなった。きっとこれまでに沢山の葛藤があったのだろう。父が説得してこの家に嫁として来させたのだということがわかると、彼女とお腹の子どもをなんとしてでも守ろうと潤は固く誓った。
「梨香子さん。こんな俺たちだけど、どうかよろしくお願いします。もうあなたが泣くような未来は作らないって約束する。その子がこの家で伸び伸び育ってくれればそれでいいから。いつか、俺の後継者として会社もその子に渡す。それが俺にできる精一杯のことだから」
健吾が言葉に詰まる潤に代わって、二人で決めたことを伝えた。
「健吾さん、そんな、そんな大それたこと、私は望んでません」
梨香子は健介から渡されたハンカチで涙をぬぐって、目の前に座る二人を見た。
「世間的には俺の子どもってことは、後継者になるから。その子がそれを拒んだら無理強いはしないけど、俺はこの先子どもを作るつもりはない。潤と生涯を過ごすから、そんな未来は来ない。だから、あなたは自信を持って堂々と生きてください。五井園の後継者をあなたは身ごもった。それは紛れもない事実だから。俺は全てにおいてあなたをサポートする。それは一生かけてだよ、その子は俺と潤の弟なんだから当然でしょ。そんな他人行儀な態度はもう要らないから」
「健吾さん……」
梨香子は健介に支えられ、健吾をじっと見た。また大粒の涙が流れる。それを潤は美しいと思った。父の愛した人はとても美しく、これから最愛の人を看取ると決意している強い女性だと思った。これからもしかしたら、たまに見せるかもしれない彼女の弱さを潤は守っていくと心に決めた。
梨香子がこの家に引っ越してくることになった。残りの日を大切な人と過ごしたいと言う健介の願いのために……。
土曜の昼間、健介が梨香子を連れて帰ってきた。リビングに四人が揃う。潤が梨香子と会ったのは、一度きりだった。これまでの健介は、正式に付き合っている女性がいるというのに、梨香子と会う時はこの家ではなく彼女の家や外で逢瀬を繰り返していた。
この間の健介の会話から、潤は父の独占欲がそうさせていることを知った。今思えば彼女がいない結婚適齢期の男二人の前に、大切な女性を見せることができないことは納得がいく。しかし、息子同士が付き合っているとなると、彼女をこの家に招き入れることに不安はないだろう。
梨香子には何と言っているか知らない潤だが、きっと彼女には自分たちがゲイだと思われているだろうと考えた。父がそこまでは説明せずとも、長男は女性が好きだったということをわざわざ言っているとは思えない。
それでいいと思った。
これから、この男二人の中に女性が一人加わった生活が始まるのだ。健介の死後はそういう世界が彼女の子育ての場所となる。だったら、不安に思わせる要素は伝えないほうがいい。
お茶を飲み落ち着いたところで、梨香子が口を開いた。
「やっと、この家に入れてもらえて嬉しいです。健介さん、私があなた達に惹かれちゃうんじゃないかって不安だったって言うの。失礼ですよね」
梨香子が美しい顔で健吾と潤に言うと、父は照れたように梨香子を見て微笑む、その姿を潤は尊いと思いながら見ていた。
彼女はすらっとした美人で、清潔感があり好感が持てる。父に言い寄る女性は、なんとなく女の魅力を振りまく妖艶なタイプが多かったのだが、梨香子はさっぱりとしていて、竹を割ったような性格だった。
「はは、父さんも可愛いところあるな。それで俺たちが付き合ってるって知って、梨香子さんをこの家に安心して迎え入れられたんだ?」
健吾が梨香子の言葉を、楽しそうに受けていた。
「そうなの! 酷いと思わない? 私の愛情を疑うなんて!」
「男なんてそんなものだよ。俺だって、潤が梨香子さんを女性として見ないか不安だったから」
「まぁ! 健吾さんは、健介さんの遺伝子を相当濃く受け継いでいるのね。嫉妬ってやんなっちゃうわよね? 潤君」
前に会った時に、梨香子から潤君と言われていた。彼女は潤より二つ年上なので、それがしっくりくる。潤は彼女のことを梨香子さんと言っていた。
「はは、二人ともよく似てるみたいだね。お父さんがそんな情熱的な人だって知らなかった」
「こら、潤。父親をからかうな」
健介はばつが悪そうに潤に言うと、梨香子が微笑む。
「でも。そんな健介さんが私は大好きです。愛情を感じられて、嬉しくて仕方ないの」
「君は……そんな可愛いことを」
突然梨香子が照れたように、健介に向き合っていた。ダイニングテーブルでは、潤と健吾の前に二人が座っている。彼らのテーブルの下の動きまでは見えないが、きっと手を繋いでいると潤は思った。
「もう私、彼への愛情を出し惜しみするのはやめたんです。だって、あなたと最後まで信頼し合っていたいんだもの」
「梨香子……」
二人の空気感に、潤は泣きそうになってしまった。そこで隣に座る健吾が、テーブルの下で潤の手をぎゅっと握る。
梨香子は健介に微笑むと、二人に向き合った。
「健吾さん、潤君。私は、彼の想いに応えて健吾さんと入籍するけど、心はずっと健介さんにあるから、安心してください」
梨香子は大きくなっているお腹に手を当てて言う。
「この子が小学生になったら離婚します。離婚は、私の中で譲れない願いなの。それまでは健介さんの、最後の願いを聞き入れてこの結婚を受け入れています」
「梨香子さん……」
健吾の言った通りだった。彼女は父を愛している。そして健吾には全くと言っていいほど想いがないのだろう。譲れない願いと言い切った彼女は美しかった。最愛の人の最後の願いだから聞き受けるが、ずっとは続かない――そう宣言した。
隣に座る健介もそれは了承しているようで、息子たちを真剣な顔で見てきた。梨香子は話を続ける。
「健吾さんが会社で妻同伴が必要な時には必ず付き添って、入籍している期間はあなたたちの役に立てるお手伝いをすることを誓います。そこに恋愛感情が決してないことをお約束します。だから、どうか、このお腹の子を、あなた達の兄弟として受け入れてください」
向かいの席で、梨香子は頭を下げた。
「ちょ、梨香子さん。頭上げてください!」
潤は慌てて口を開く。隣に座る健吾が、しっかりとした声で梨香子に言う。
「梨香子さん。こちらこそ、父の願いを叶えてくださりありがとうございます。俺は、ちゃんとあなたを家族だと思ってる。お義母さんとは思えないけどね」
少しふざけた健吾の言葉に、梨香子は微笑む。そして健吾は真面目な顔をした。
「形だけの妻になるけど、五井園の籍にいる間は精一杯サポートするし、離婚しても子どもの面倒は俺たち兄弟がずっとサポートするから安心して、そんなに気負わないでください」
「健吾さん、ありがとう。ちなみにね、私もあなたみたいなそんな大きな息子は要らないわよ。ふふ」
健介は隣に座る梨香子をあたたかい瞳で見つめていた。二人の愛情を、潤は感じていた。
「健吾、潤。この結婚を、彼女を――お腹の子を受け入れてくれてありがとう」
「お父さん、もう何も心配いらないから。梨香子さんのことは僕が一生守る。もう僕たち家族だから!」
そこで健吾が口を挟む。
「潤、それプロポーズみたいだからやめて。そういう台詞は俺にだけにして」
「ちょっと健吾何恥ずかしいこと言ってるの。二人でそう決めたじゃん! 梨香子さんを二人で一生守ろうって」
「言ったけど、そういうことを本人の前で言うなよ、恥ずかしいだろ」
梨香子が驚いた顔をした。すると静かに涙を流し始める。ずっと気丈に見えていた女性の涙を潤は見てしまった。
「え、え、え、梨香子さん、嫌だった? ごめん。キモいよね」
「う、ぐすっ、違うの。違うの、私……っ」
梨香子が思わず健介の胸に顔を埋める。健介は彼女を支えた。潤はオロオロする。
「梨香子……本当に、すまない。君にこんな」
健介の辛そうな声に、潤は泣きしそうになった。父はやっとできた最愛の人を残していく。笑いながら話していたが、彼女だって限界だったのだろう。まだ三十代で、愛する人をこれから失っていくのだから。
「違うの、健介さん。あなたの息子さんたちに受け入れてもらえて、嬉しくて。一人でこの子を育てるってずっとそう決めていたから、この子には誰も親族がいないってそう思ってたから、だから」
彼女はそんな決断をしていたのかと知って、潤は辛くなった。きっとこれまでに沢山の葛藤があったのだろう。父が説得してこの家に嫁として来させたのだということがわかると、彼女とお腹の子どもをなんとしてでも守ろうと潤は固く誓った。
「梨香子さん。こんな俺たちだけど、どうかよろしくお願いします。もうあなたが泣くような未来は作らないって約束する。その子がこの家で伸び伸び育ってくれればそれでいいから。いつか、俺の後継者として会社もその子に渡す。それが俺にできる精一杯のことだから」
健吾が言葉に詰まる潤に代わって、二人で決めたことを伝えた。
「健吾さん、そんな、そんな大それたこと、私は望んでません」
梨香子は健介から渡されたハンカチで涙をぬぐって、目の前に座る二人を見た。
「世間的には俺の子どもってことは、後継者になるから。その子がそれを拒んだら無理強いはしないけど、俺はこの先子どもを作るつもりはない。潤と生涯を過ごすから、そんな未来は来ない。だから、あなたは自信を持って堂々と生きてください。五井園の後継者をあなたは身ごもった。それは紛れもない事実だから。俺は全てにおいてあなたをサポートする。それは一生かけてだよ、その子は俺と潤の弟なんだから当然でしょ。そんな他人行儀な態度はもう要らないから」
「健吾さん……」
梨香子は健介に支えられ、健吾をじっと見た。また大粒の涙が流れる。それを潤は美しいと思った。父の愛した人はとても美しく、これから最愛の人を看取ると決意している強い女性だと思った。これからもしかしたら、たまに見せるかもしれない彼女の弱さを潤は守っていくと心に決めた。
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